勝手に映画評

私の見た映画を、勝手に評論します。
基本的に、すべて自腹です。

オーシャンズ(日本語吹き替え) / Oceans

2010年01月23日 | 洋画(フランス系)
「海って、何?」と言う少年の一言から始まったドキュメンタリーと言う形態を取っています。海をテーマにしたドキュメンタリーといえば、『ディープ・ブルー』や『アース』がありますが、それら二作はBBCの作品であるに対し、イギリスへの対抗意識ではないでしょうが、こちらの『オーシャンズ』はフランスの作品です。そう言えば、フランスには、有名な海洋学者ジャック=イヴ・クストーがいたのを思い出しました。

さて、海の生態を表した単純なドキュメンタリーと思うと外されます。って言うか、戸惑います。作品の後半に、「人類による生態系の破壊」を示したようなパートがあって、それが、イルカ漁やクジラ漁など、明らかに日本を指しているような映像なんですよね。フランスは反捕鯨国なのでね、そう言う描き方になるんでしょうか? しかしながら、その映像の中に有ったサメ漁は、ちょっと酷いなぁとおもいましたね。サメのすべてのヒレを(生きたまま)切り落としたら、ヒレの無いサメはそのまま海中へ・・・。ヒレが無いから、当然泳げないんですよね。で、サメは、常に泳いでいないとエラに海水が通らないので、窒息してしまうんですよね。ちょっと、あれは酷いなぁと思いました。恐らく、この映画で描きたかったのは、生物多様性の重要さと、そしてその生物多様性がいま脅かされていると言う事では無いでしょうか。

とか何とか言っていますが、単純に映像はスゴイです。水中の映像は、水中であるはずなのに、全く水中であるようには見えないですし、水面すれすれの映像も、全然画面がぶれません。もっとスゴイのは、様々な魚たちがカメラを全く意識せずに自然に振舞っている映像が撮られていると言うこと。一体どうやって、そんな自然な映像を撮ったんでしょうか?

3/5まで子供500円キャンペーンをやっていますが、果たして子供向けなのかなぁ・・・。むしろ、大人が見るべきではないかと思います。ただし、全般的には、ストーリーが単調なので途中少し飽きてしまうかも(苦笑)。

タイトル オーシャンズ / 原題 Oceans
日本公開年 2010年
製作年/製作国 2009年/フランス
監督 ジャック・ペラン 、 ジャック・クルーゾー
ナビゲーター 宮沢りえ

[2010/01/23]鑑賞・投稿

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