勝手に映画評

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ザ・センチネル 陰謀の星条旗(2006年)

2006年10月08日 | 洋画(アメリカ系)
タイトル ザ・センチネル 陰謀の星条旗

---感想---
アメリカ合衆国大統領の警護を行っているシークレットサービス。元々は財務省の偽札摘発のための法執行機関であったのですが、マッキンリー大統領の暗殺を契機に、大統領の警護もその任務に加えて現在に至っています。現在は、国土安全保障省の機関。そんな栄光ある組織に、大統領暗殺に加わっている裏切り者が・・・、と言うのが、この映画のベースストーリーです。

劇中、大統領専用ヘリコプターのマリーン・ワンが撃墜されるシーンが出てくるんですが、結構衝撃的。ミサイル回避装置などを積んでいるはずなんですが、切られていたと言う設定です。でも、大統領専用ヘリなので、プリ・フライト・チェックとかきちんとすると思うんで、その時点で発覚するんじゃないかと思うんですけどねぇ・・・。

その他、ストーリーの根幹にかかわるので詳しくは記しませんが、マイケル・ダグラス演じるピート・ギャリソンが、結構、凄いことをやっています。まぁ、彼のそう言うところが、キーファー・サザーランド演じるデヴィッド・ブレキンリッジとの関係に微妙に、というより、かなり強く影響を与えているんですが。

中々興味深いストーリーなのですが、裏切り者のシークレットサービスのエージェントが、なぜ裏切ってしまうことになってしまったのかが、全く描かれていません。そこが、不満と言えば、不満なポイントです。

この他にシークレットサービスを描いた映画は、クリント・イーストウッド主演の『ザ・シークレット・サービス』が有名ですが、この作品も、それに並ぶ作品になるのではないかと思います。

英語版HP:The Sentinel from Yahoo!

日本公開年 2006年
製作年/製作国 2006年/アメリカ
監督 クラーク・ジョンソン
出演 マイケル・ダグラス、キーファー・サザーランド、エヴァ・ロンゴリア、キム・ベイジンガー

[2006/10/08]鑑賞・投稿


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
TBありがとうございます。 (KGR)
2006-10-08 15:49:09
>なぜ裏切ってしまうことになってしまったのかが、

>全く描かれていません。

これは私も思いましたね。

時間の都合で切られたのか、

もともと設定になかったのか判りませんが、

彼が犯人でなければならない必然性が薄かった。



おぎやはぎのおぎに似てませんでした?
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なるほど (たましょく)
2006-10-09 16:04:30
 TBありがとうございますm(_ _)m



 そー言えば、手引きした人物については

あまり多く語られてませんでしたね。最初

から家族を弱みに握られていたよーでもな

いし。



 タレコミ屋の母親の行動が何気に良かっ

たし、その行動を推測していたギャリソン

もお見事w
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