タイトル ワールド・トレード・センター
---感想---
先日の『ユナイテッド93』に引き続いての9.11をテーマにした映画。こちらは、ワールド・トレード・センターに救助に趣いたニューヨーク港湾局警察の警官を描いた物語。『ユナイテッド93』がドキュメンタリー的であったのに対し、こちらは物語性を前面に押し出しています。
事故が発生し、救出に向かった者が逆に救出される羽目になってしまうという、似たようなシチュエーションの映画としては、消防士の活躍を描いた『炎のメモリアル』があります。この『炎のメモリアル』の場合は、主人公のこれまでの生き様等の背景が良く描かれており、感動の映画に仕上がっていますが、こちらの『ワールド・トレード・センター』の場合は、そのあたりの描き方が不十分。安否がわからず、心配になる家族を描いてはいますが、ちょっと弱く感じました。また、救出を待つ間に、キリストが出てくる件の辺りは極めてアメリカ的。映画で描くことに賛否はあるかもしれませんが、そう言う心境であったのは、間違いないと思います。
同じアメリカ同時多発テロを描いた『ユナイテッド93』は、ドキュメンタリーチックに描かれていたので、映画自体も非常に緊迫し、心理的な疲労感が高かったですが、こちらは物語の要素が強く出ているので、心理的疲労感はそれほどでもありません。
主人公の一人が”ジョン・マクローリン”という名前なのですが、『ダイ・ハード』のニューヨーク市警に所属する主人公の名前が”ジョン・マクレーン”と言うのは、単によく似た名前の偶然? いずれにしても、ニューヨークの警官にアイルランド系が多いというのは、本当みたいですね。
英語版HP:World Trade Center from Yahoo!
日本公開年 2006年
製作年/製作国 2006年/アメリカ
監督 オリバー・ストーン
出演 ニコラス・ケイジ、マイケル・ペーニャ、マギー・ギレンホール、マリア・べロ、スティーブン・ドーフ
[2006/10/07]鑑賞・投稿
---感想---
先日の『ユナイテッド93』に引き続いての9.11をテーマにした映画。こちらは、ワールド・トレード・センターに救助に趣いたニューヨーク港湾局警察の警官を描いた物語。『ユナイテッド93』がドキュメンタリー的であったのに対し、こちらは物語性を前面に押し出しています。
事故が発生し、救出に向かった者が逆に救出される羽目になってしまうという、似たようなシチュエーションの映画としては、消防士の活躍を描いた『炎のメモリアル』があります。この『炎のメモリアル』の場合は、主人公のこれまでの生き様等の背景が良く描かれており、感動の映画に仕上がっていますが、こちらの『ワールド・トレード・センター』の場合は、そのあたりの描き方が不十分。安否がわからず、心配になる家族を描いてはいますが、ちょっと弱く感じました。また、救出を待つ間に、キリストが出てくる件の辺りは極めてアメリカ的。映画で描くことに賛否はあるかもしれませんが、そう言う心境であったのは、間違いないと思います。
同じアメリカ同時多発テロを描いた『ユナイテッド93』は、ドキュメンタリーチックに描かれていたので、映画自体も非常に緊迫し、心理的な疲労感が高かったですが、こちらは物語の要素が強く出ているので、心理的疲労感はそれほどでもありません。
主人公の一人が”ジョン・マクローリン”という名前なのですが、『ダイ・ハード』のニューヨーク市警に所属する主人公の名前が”ジョン・マクレーン”と言うのは、単によく似た名前の偶然? いずれにしても、ニューヨークの警官にアイルランド系が多いというのは、本当みたいですね。
英語版HP:World Trade Center from Yahoo!
日本公開年 2006年
製作年/製作国 2006年/アメリカ
監督 オリバー・ストーン
出演 ニコラス・ケイジ、マイケル・ペーニャ、マギー・ギレンホール、マリア・べロ、スティーブン・ドーフ
[2006/10/07]鑑賞・投稿
「ワールド・トレード・センター」のTB、どうもありがとうございました。こちらからもTBさせて頂きましたので、よろしくお願いします。
「WTC」の感想ですが、私もストーリーが若干弱いな、と感じました。
「ユナイテッド93」がインパクト強すぎたので、控えめな印象を受けたのかもしれませんね。
ただ、タワーが崩れ落ちるときの轟音や、倒壊後の廃墟のシーンなどは、さすがに映画館ならではの迫力だったと思います。
このような悲劇が、二度と起こりませんように・・・。
一瞬え?と感じましたが、冬山で遭難して死に直面したときも、なにか人が目の前に現れるとか聞いたことあるので、実際には臨死体験とかなんでしょうかね・・・
TBありがとうございました。