たんなるエスノグラファーの日記
エスノグラフィーをつうじて、ふたたび、人間探究の森へと分け入るために
 



ふたたび、文化人類学の授業のWEB構築について。
1~7回,17~22回、24回,26回,29回の計16回分のアップ作業完了。
1回分におおよそ3時間かかり、1日3回分が限界、3日オフィスに閉じこもって9回分か。
作業そのものは、教え方をいろいろと考えながら、映像の選択を楽しむことができる。
こうしてみると、文化人類学ってのは、やわらかい頭の学問って感じがして、愉しいと思う。
YouTubeには著作権の問題で消去される映像もあり、映像の管理が課題かもしれない。
著作権の問題を考えて、これから、鍵をかけることなどの方策を考えねばならない。
これで履修学生の関心を高め、
学習効果が上がるという保証はまったくない。
壮絶な失敗、徒労だけに終わるかもしれないなあとも思ったりする。
ま、いっか、そんな命ををか
けるようなもんでもないし、ある種の実験として。
文化人類学そのものというよりも、私の経験や発想に大きく色塗られている。
地獄の黙示録やカルチャークラブなどはいらないかもしれない。

授業のことを考えると、計画停電のことなど視野に入れていないが、大丈夫だろうか。
全体としては、文化人類学として貫くべき軸が、いまひとつユルイような感じがする。
私たち現代日本人の感覚の延長線上で物事を考えないという点なのであるが。
以前作ったページを見ると、内容が練られてない感じもする。
画面とその作成を、有志の文化人類学者で共有してもいいのかもしれない。
より適切な授業づくりに向けて、相互に意見・情報を交換しながら作っても。
同じようなことを考えている文化人類学教員は、どうか研究会などで声をかけてください。
以上、作業日誌。
写真は、ボルネオ先住民の仮面。

 

 

 

 



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