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たんなるエスノグラファーの日記
エスノグラフィーをつうじて、ふたたび、人間探究の森へと分け入るために
 



1年のセミナー16人を4班に分けて文学作品を3冊ずつブックオフで買ってきてもらって(一人324円の出費)来週から3週に渡って一冊ずつ読んできた上で班ごとに読書会を開き最終的にそれぞれの班の一位の本を決めてプレゼンテーションをしてもらうという「読書コンテスト方式」の授業の本12冊のラインナップが決まった!が私はこのうち1冊しか読んでないという意味でもまた作者やタイトルからも愉しめそうだという意味でもなかなか期待ができそうだ。本を読まなければ始まらないよということを身を持って学生たちに体験してもらう一方で教員が基本的には毎週4冊ずつ読んでこなければならないというある意味苦行を伴う授業を自分で作っておきながら言うのもなんなんだけど、私はけっこう好きである。

1班
吉本ばなな『哀しい予感』
小川洋子『薬指の標本』
湯本香樹実『夏の庭』
2班
村上春樹『回転木馬のデッドヒート』
吉本ばなな『とかげ』
桐野夏生『冒険の国』
3班
片山恭一『世界の中心で、愛をさけぶ』
中村航『100回泣くこと』
森絵都『カラフル』
4班
江國香織『号泣する準備はできていた』
夏目漱石『坊っちゃん』
太宰治『人間失格』

2013年度の1年ゼミ読書コンテスト



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 日本文化人類学会第48 回研究大会

2014517-18@幕張メッセ)

分科会

「動物殺しの担い手ができるまで―比較民族誌研究」

15:00-17:25

代表者

西本太(総合地球環境学研究所)
動物殺しの担い手ができるまで―比較民族誌研究

趣旨説明

吉田匡興
動物殺しの担い手が「立ち現れるまで」、「立ち現れてから」
―パプアニューギニア、アンガティーヤ社会における狩猟が成功するための条件

中野麻衣子(東洋英和女学院大学)
消えゆく悲鳴、「殺さない主体」と「見えない殺し手」の出現
―バリにおける家内的屠畜の衰退と専業的人の成立

奥野克巳(桜美林大学)
殺される動物、殺す人の出現
―サラワク・プナンにおける狩猟の組織化

田川玄(広島市立大学)
狩猟・供犠・殺人
―南部エチオピアの牧畜民ボラナ・オロモにおいて殺しの担い手
となること

コメンテータ
竹川大介(北九州市立大学)

http://www.jasca.org/meeting/48th/index.html




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