1年のセミナー16人を4班に分けて文学作品を3冊ずつブックオフで買ってきてもらって(一人324円の出費)来週から3週に渡って一冊ずつ読んできた上で班ごとに読書会を開き最終的にそれぞれの班の一位の本を決めてプレゼンテーションをしてもらうという「読書コンテスト方式」の授業の本12冊のラインナップが決まった!が私はこのうち1冊しか読んでないという意味でもまた作者やタイトルからも愉しめそうだという意味でもなかなか期待ができそうだ。本を読まなければ始まらないよということを身を持って学生たちに体験してもらう一方で教員が基本的には毎週4冊ずつ読んでこなければならないというある意味苦行を伴う授業を自分で作っておきながら言うのもなんなんだけど、私はけっこう好きである。
1班
吉本ばなな『哀しい予感』
小川洋子『薬指の標本』
湯本香樹実『夏の庭』
2班
村上春樹『回転木馬のデッドヒート』
吉本ばなな『とかげ』
桐野夏生『冒険の国』
3班
片山恭一『世界の中心で、愛をさけぶ』
中村航『100回泣くこと』
森絵都『カラフル』
4班
江國香織『号泣する準備はできていた』
夏目漱石『坊っちゃん』
太宰治『人間失格』
2013年度の1年ゼミ読書コンテスト