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落葉松亭日記

ニュース・評論スクラップ、凡夫の日々雑感、山歩記など

終戦記念日

2007年08月15日 | 政治・外交
 先日まではわりにカラッとしていたが、今日は蒸し暑く33度まで上がり、風が弱く日が暮れても部屋の温度は下がらない。
 各地で追悼行事が行われた。先日は安倍内閣全閣僚が靖国神社へ参拝しないと表明し「参院選ショック」が此処まで来たと驚いたが、高市少子化担当相や小泉前首相、超党派の「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」の議員などが参拝したとの報道があった。
小泉前首相が靖国参拝 報道陣の問いかけには応じず 産経(2007/08/15 09:39)
 小泉純一郎前首相は15日午前、東京・九段北の靖国神社を参拝した。小泉氏は首相在任中、計6回靖国神社を参拝しており、昨年も終戦記念日に参拝した。
 モーニング姿の小泉氏は午前8時20分ごろ、靖国神社に車で到着。警護官に囲まれながら、到着殿から入り、昇殿参拝した。参拝後、「どんな気持ちで参拝したのか」との報道陣の問いかけには応じず、無言で車に乗り込んだ。
 一方、超党派の「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」(会長・島村宜伸元農水相)に所属する国会議員も15日午前、集団で参拝した。

超党派・国会議員46人も集団参拝 靖国神社 産経(2007/08/15 12:12)
 超党派の「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」(会長・島村宜伸元農水相)に所属する国会議員46人(ほか代理が100人)も15日午前、集団で参拝した。参拝した議員の内訳は自民党41人、民主党4人、無所属1人で、平沢勝栄内閣府副大臣、山谷えり子首相補佐官も含まれている。
 参拝後、会見した島村氏は、安倍晋三首相が15日の参拝を見送る考えであることについて「安倍首相らしくない。参るべきだ」と批判。他の閣僚も参拝を見送ることについては「何か頼りない。堂々と参拝されたらいい」と述べた。

 戦後世代の自分は高度成長期に就職しそれなりに一生懸命働いたつもりだ。やがてバブルになり会社も衰退した。定年を迎え早期退職を選択しいろいろとやってみた7,8年だったが、なんとか年金生活にこぎつけた。中の下といったレベルだが食べていける生活はありがたいことだ。
 日本は世界第二の経済大国だが、昨今は陰惨な事件、詐欺、公務員や政治家の不祥事が目立つようになった。豊かさの代わりに心が貧しくなった。先日あるブロガーが紹介されていた新渡戸稲造著「武士道」と李登輝(前台湾総統)著「武士道解題ノーブレス・オブリージュとは」を読ませていただいた。古くからあった日本の道徳規範が戦後教育で軽んじられているというのがテーマであった。
 世に賢人偉人が沢山おられるのに、なぜ政治や教育に反映されないのだろうか残念に思う。