観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

ミサゴが30羽を超えました。

2019-11-21 18:18:00 | 冬の藤前干潟

藤前干潟

今日の干潮時間 6時48分 潮位 74cm

今日の満潮時間13時40分 潮位204cm

 

今朝は冷えましたが、日中は穏やかで陽向にいるとポカポカしてくるほどでした。

一昨日の嵐のような天気が嘘のようで、庄内川に浮かぶカモやカンムリカイツブリはゆったりとしているように見えました。

 

今日は野鳥観察館から観察できたミサゴの数が30羽を超え、34羽を記録しました。

今の時期は、一年の間で最もミサゴの飛来数が増えるミサゴの季節です。

残念ながら写真はうまく撮れませんでしたが、今日は野鳥観察館前の庄内川にダイブするミサゴを何回も観察することができました(このうち2回は狩りに成功しました)。

また、この他に特記すべきことは、ズグロカモメの飛来数がぐっと増えて、今日は20羽を数えたこと!

ズグロカモメは姿や大きさはユリカモメに似ていますが、ユリカモメと違って干潟にいるカニを頻繁に捕まえます。

干潟の上をフワフワ飛んでいるかと思ったら、急にヒラリと翼をひるがえし、干潟に降り立つカモメがいたらズグロカモメかもしれません。

ズグロカモメは、近年、徐々に飛来数が増えています。

今冬はどうなるでしょうか・・・。

 

稲永公園では、紅葉したプラタナスの大きな葉が散り始め、舞うようになりました。 

今日は風がなく静かだったので、コゲラ↓が松の木を突く音がよく聴こえました。 

ジョウビタキ(オス)も餌を探していました。写真の他にメスのジョウビタキも観察できました。 

メジロの群れも発見。アキグミの実を次々丸飲みにしていました。 

 

最後は今日の夕日です。凪いでいた上に雲がほとんどなかったので、夕日の色が水面にきれいに映りました。

そして、11月も後半になって、観察館から見える鈴鹿山脈の端の方(南の方)に日が落ちるようになりました。

早いもので冬至まであと約1か月ですね。

 

今日観察できた主な野鳥 ハジロカイツブリ1、カンムリカイツブリ111、カワウ1,530、ダイサギ5、コサギ14、アオサギ24、マガモ13、カルガモ2、コガモ12、オカヨシガモ3、ヒドリガモ8、オナガガモ283、キンクロハジロ16、スズガモ164、ミサゴ34、ハヤブサ1、シロチドリ23、ダイゼン4、ハマシギ257、イソシギ1、ユリカモメ6、セグロカモメ8、カモメ1、ウミネコ2、ズグロカモメ20

メジロ、カワラヒワ、スズメ、キジバト、ハクセキレイ、コゲラ、ハシボソガラス、ジョウビタキ、ヒヨドリ、ツグミなど

 

明日の干潮時間 8時05分 潮位 74cm

明日の満潮時間14時40分 潮位215cm

コメント
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