藤前干潟
今日の満潮時間 6時27分 潮位257cm
今日の干潮時間12時38分 潮位 17cm
月末の日曜日の今日は月に一回の鳥類調査の日。朝は風も弱く、引き始めた干潟では冬場見なかったコサギの群れが浅瀬で小魚を追っていました。
ユリカモメも飛来数が増え、夏羽に換羽が進み頭が黒くなった個体が増えました。
代わりにズグロカモメの飛来数は数を減らし、残っているのは若い個体が目立ちます。
岸沿いでは、春を告げるコチドリの鳴き声がよく聞こえてくるようになりました。冬鳥のカモ類も少なくなった寂しい干潟ですがあと2~3週間もすれば干潟には夏羽のダイゼンやハマシギが飛来して来る筈です。
風が強く寒い藤前干潟ですが、サシバが渡っているようです。8羽が飛んで行きました。 #藤前干潟 #ラムサール条約登録湿地 #名古屋市港区 #Fujimae #NAGOYA #GreyFacedBuzzardEagle #RamsarSite #Ramsar #shorebirds pic.twitter.com/Uw0tkFqEYi
— 名古屋市野鳥観察館 (@nagoya_yatyou) March 30, 2025
8時過ぎ、強い風が吹き始めた頃、2羽の猛禽が西から東に向かって飛んでいきます。その後6羽の姿も。夏鳥として本州の里山に繁殖のため飛来してきたサシバの春の渡りです。
今日のサシバの渡りは11時過ぎまでに13羽の渡りが確認できました。
春の藤前干潟周辺で、これだけの数が確認できるのは稀で、今日はたまたま北西の強風に流されて藤前干潟の上空まで流されて来たのかも知れませんね。
さて、今日は令和6年度の最後の開館日でした。
明後日からは4月。新しい年度が始まります。
進学や就職、転勤などで新たな生活を始める方も多い時期ですね。
来年度も野鳥観察館は、イベントなどを行っていきます。
特に4月後半から5月前半は藤前干潟のベストシーズンです。
ぜひ藤前干潟にも足を運んでみてください。
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もれなく藤前干潟の生きものステッカーがもらえます。
3月29日(土)に観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ7、カワウ18、ダイサギ6、コサギ12、アオサギ1、ヘラサギ1、マガモ3、カルガモ4、コガモ18、オカヨシガモ2、ヒドリガモ17、キンクロハジロ58、スズガモ390、ウミアイサ2、ミサゴ1、ダイゼン39、ハマシギ1,316、ミヤコドリ1、ユリカモメ490、セグロカモメ9、カモメ13、ズグロカモメ5
ムクドリ、ハシボソガラス
今日の藤前干潟周辺鳥類調査で確認できた主な野鳥 ハジロカイツブリ5、カンムリカイツブリ26、カワウ261、ダイサギ31、コサギ76、アオサギ26、マガモ88、カルガモ83、コガモ237、オカヨシガモ78、ヒドリガモ112、オナガガモ18、ハシビロガモ4、ホシハジロ28、キンクロハジロ452、スズガモ1277、ミサゴ5、トビ2、オオタカ1、サシバ13、チュウヒ1、オオバン18、ミヤコドリ1、コチドリ5、ダイゼン45、ケリ3、トウネン2、ハマシギ1238、コアオアシシギ3、アオアシシギ15、イソシギ8、オオハシシギ4、タシギ6、ユリカモメ916、セグロカモメ26、オオセグロカモメ1、カモメ62、ズグロカモメ15 他、58種、5,399羽
明日(月曜日)は野鳥観察館の休館日です。
火曜日の満潮時間 7時22分 潮位249cm
火曜日の干潮時間13時52分 潮位 10cm