【来館時のお願い】
名古屋市野鳥観察館は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をして開館しています。
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藤前干潟
今日の干潮時間 8時05分 潮位 94cm
今日の満潮時間15時02分 潮位193cm
今日は7月の渡り鳥調査隊を実施しました。
夏鳥などが少しでも見られると良いなと思っていたのですが、観察や調査にはつらい強風が吹いていましたし、コアジサシやササゴイと言った夏鳥は残念ながらイベント中は見られませんでした。
しかし、観察中にハヤブサが飛来。干潟の上でしばらくキョロキョロしたり、お腹を干潟につけて休んでいたりしたので、みなさん、しっかり観察できました。
そして、陽炎が激しい500m先にいるこのハヤブサのファインダー像をスマートフォンでキャプチャーして、設置したばかりの65inモニターに写して、参加者のみなさんで一緒に観察もしました。
ハヤブサの後ろで光っているのはヤマトオサガ二です。
(実写ではファインダーの一番小さなフォーカスポイントより小さな画像です。)
800mm(FX)×1.4(テレコン)=1,120mm×ファインダー像拡大32倍=35,840mm?
35,840mm÷50mm=約716倍相当?
スマスコでも、スマートフォンから65inの大型モニターにリアルタイムで写せるようにしましたので、今後、多人数でも野鳥観察を楽しめるようになります。
観察と調査の後は、参加者のみなさんに見られた鳥と数を発表してもらいました。今回は見られた種数が少なかったのですが、その分、しっかりカウントしてくれていました。
参加いただいたみなさん、ありがとうございました。
次回の渡り鳥調査隊は、秋のシギ・チドリの渡りで前半のピークとなる頃の、8月27日(土)AM10:00~12:00に行います。
夏休みでもあります。多くの方の参加をお待ちしています。
★8月27日(土)藤前干潟の渡り鳥調査隊~8月~@名古屋市野鳥観察館(主催:名古屋市野鳥観察館)
秋の渡り前半ピークの8月中旬から9月上旬まで後一か月弱。
一昨日、キアシシギの群れが遠くに観察できたので、干潟でシギ・チドリを探してみたいと思い、早朝の涼しい時間帯に久しぶりに干潟に立ちました。
アシ原の陰の岩場にキアシシギを見つけることが出来ました。
今日は2羽しか観察できませんでしたが、キアシシギは他のシギに比べ繁殖地が近いので、藤前干潟には1番に帰ってきます。
アオアオシシギは夏越したと思われる個体が確認できました。
最初はそれぞれ別の場所でエサを捕まえていたのですが、それぞれがきれいな声で鳴き合い集まってきました。
他には、渡り鳥ではありませんが、近隣の田んぼで繁殖を終えたケリ達の姿が。ケリは繁殖を終えて夏になると干潟に飛来してきます。
繁殖期の血走った眼をして、大声で鳴く親鳥に比べると、干潟では大人しいように感じます。
チョコレート色をした幼鳥も増えてきたウミネコも観察できました。今日は200羽近くがカウントされました。
7月も後半、暑い夏はこれからですが、キアシシギやソリハシシギ、トウネンといった繁殖地が近くのシギ達は秋の渡りが始まって、これから飛来数を少しづつ増やしてきます。
【稲永ビジターセンターと藤前活動センターの企画展が始まりました!】
環境省の藤前干潟の2施設では、今日より企画展がはじまりました(期間:7月23日(土)~12月11日(日))。
きっと、夏休みの宿題の参考にもなりますよ。ぜひ足をお運びください。
○稲永ビジターセンターの企画展「鳥の体のしくみ展」@稲永ビジターセンター
○藤前活動センターの企画展「干潟のふしぎ展~干潟ってなんだ!?」@藤前活動センター
【藤前干潟の推しカニ投票に参加ください!】
藤前干潟の推しカニ投票が始まりました。期間は8月末まで!
野鳥観察館、稲永ビジターセンター、藤前活動センターで実施中です。
来館した際は、あなたの推しカニに投票してくださいね!
【参加者の募集を延長しています。「干潟を音であそぼ!」】
7月26日(火)に藤前活動センターで開催する「干潟を音であそぼ!ータイココミュニケーションー」(主催:藤前干潟ふれあい事業実行委員会)は、
定員に余裕があるため、延長して申込みを受付しています。
珍しいタイコをたたける貴重な機会です。ぜひご参加ください。
日時:7月26日(火)10:00~12:00
講師:本多“taco-bow”正典氏(パーカッショニスト)、本多洋子氏
参加費:無料
対象:小学生(保護者同伴)20名(応募者多数の場合は抽選)
場所:藤前活動センター(名古屋市港区藤前2丁目202)
三重交通バス(イオンモール名古屋茶屋行き)「南陽町藤前」下車15分。駐車場有。
問合せ・申込み先:環境省名古屋自然保護官事務所(〒455-0845 名古屋市港区野跡4-11-2)
電話 052-389-2877
FAX 052-389-2878
Mail WB-NAGOYA@env.go.jp
※申込みの締め切りは7月19日(火)です。
【参加者募集中!!8月6日(土)「プランクトンの世界ー藤前干潟を中心にー」】
プランクトンはどうやって採取するの?そんなことも教えてもらえるかもしれません。
プランクトンは、海水だけでなく、淡水や汽水などいたるところにいる生きものですが、いったいどんな生きものなのでしょうか?
実物を見たり、動画を見たりしながら、じっくりとプランクトンについて学びます。
※午後からは、NPO法人藤前干潟を守る会が実施するプランクトン観察会もあります。まるっと1日藤前干潟でプランクトン三昧と過ごすのはいかがでしょうか。
日時:8月6日(土)10:00~12:00
場所:稲永ビジターセンター(港区野跡4-11-2)
講師:大村卓朗氏((株)水圏科学コンサルタント/東京海洋大学共同研究員)
対象:どなたでも20名(先着)
参加費:無料
問合せ・申込み先:環境省名古屋自然保護官事務所(〒455-0845 名古屋市港区野跡4-11-2)
電話 052-389-2877
FAX 052-389-2878
Mail WB-NAGOYA@env.go.jp
今日の渡り鳥調査隊で観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ2、カワウ1,232、ササゴイ1、ダイサギ42、コサギ14、アオサギ35、マガモ18、カルガモ254、ヒドリガモ3、オナガガモ3、ハシビロガモ1、ホシハジロ2、キンクロハジロ7、スズガモ4、ミサゴ3、ハヤブサ1、ケリ12、イソシギ2、キアシシギ2、アオアシシギ4、ウミネコ181
オオヨシキリ6、ヒヨドリ5、カワラヒワ8、スズメ13、ハシボソガラス7
※イベント前後にスタッフが確認したものも含んでいます。
明日の干潮時間 9時05分 潮位 83cm
明日の満潮時間16時10分 潮位207cm