観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

シギ・チドリの動画

2022-08-30 21:58:04 | 夏の藤前干潟

【来館時のお願い】

名古屋市野鳥観察館は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をして開館しています。

来館時には、マスクの着用等のご協力をお願いします。

詳細はこちらをご覧ください。

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藤前干潟

今日の満潮時間 7時24分 潮位252cm

今日の干潮時間13時41分 潮位 56cm

 

今日もはっきりしないお天気で、雨が降る時間帯もありました。

干潟には、今日もオバシギ、ソリハシシギ、ダイゼンなどが多数飛来しました。

 

今日、野鳥観察館から観察できたシギ・チドリは、

ダイゼン21、コオバシギ2、オバシギ18、アオアシシギ3、ソリハシシギ47、オグロシギ3、オオソリハシシギ2、チュウシャクシギ8 でした。

 

一昨日(8月28日)に撮影した、オバシギ、キリアイ、オグロシギの動画をTwitterにアップしました。

オバシギ、キリアイは熱心に干潟で採餌しているのがわかります。

動画では何を食べているのかよくわかりませんが、干潟には何やらたくさんの餌があるようですね。

干潟が良い状態で残っていくことを願っています。

 

 

 

さて、明日で8月も終わりで、間もなく9月に入ります。

9月17日(土)は3年ぶりに久屋大通公園で「環境デーなごや2022」が開催される予定です。

今年の「環境デーなごや」はラムサール条約登録20周年を迎える藤前干潟がテーマとなっています。

詳しくは環境デーなごやのウェブサイトをご覧ください。

 

明日の満潮時間 8時02分 潮位246cm

明日の干潮時間14時10分 潮位 71cm

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シギ・チドリの集う秋の干潟にて

2022-08-28 23:51:45 | 夏の藤前干潟

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藤前干潟

今日の満潮時間 6時13分 潮位250cm

今日の干潮時間12時43分 潮位 42cm

 

今年に入って、藤前干潟ラムサール条約登録20周年記念イベント等の業務や打合せ等が多く館外に出かけることも減っています。

なので観察館から干潟を見る機会が多く、遠くのシギ・チドリの見落としも多くなっていると思います。

 

今日はせっかくの大潮。久しぶりに午前中の干潟に出かけてみました。

 

まずは満潮時の後背地でシギ・チドリたちの大体の数を掴んで、引き始めた庄内川河口に向かいました。

先回りをしたつもりが、庄内川の左岸に着くとすでにシギ達はすでに干潟に飛来して居ました。

土曜日(昨日)に確認したオグロシギは、今日は2羽を確認できました。

金曜日(一昨日)に飛来していることを教えてもらったアカアシシギは3羽を見ることができました。

アカアシシギの3羽のうちの1羽は若い個体。くちばしの赤味もありません。

そしてもう2羽は夏羽の成鳥個体でした。

 

今日のソリハシシギは195羽を確認できましたが、新川・藤前・飛島地区を含めると250羽ぐらいが飛来していると思われます。

ソリハシシギは今が最大数だと思われますが、シギ・チドリの秋の渡り前半に数を増やしていたキアシシギはピークを終えて、今日観察できたのは1羽だけでした。

 

さらに、キリアイ3羽も観察できました。トウネンの当たり年には見る機会が多くなると言われていたキリアイですが、今日はトウネンを10羽しか見つけられませんでした。ここ2、3年はトウネンが少なくてもキリアイが飛来する傾向にあります。

そして、毎年この時期に1~2羽が確認されるハマシギも1羽が確認できました。

このハマシギは、遠目で見ているときれいな夏羽でしたが、プロミナーで覗くと長旅で羽が擦り切れていました。

 

さらに時間が経って、最大干潮時間の2時間前ぐらいになると、永徳スリップ西側に干出した干潟にシギ・チドリが集まってきました。

左岸側の干潟とは違い、ダイゼンやオバシギなどが多く飛来。そして、オオソリハシシギ3羽も確認できました。

オバシギの群れの中には、今日もコオバシシギ3羽を確認できました。

秋は幼鳥の飛来が多いですが、オバシギについては夏羽の成鳥数羽を見ることができました。

しばらくするも、先ほど左岸の干潟にいたオグロシギもこの干潟に移動して来ました。

 

干潟が広がっていくと、シギ•チドリが庄内川河口部から導流堤裏側の新川河口部の干潟に殆どが移動してしまう年が多いですが、今期は最も干潟が広がる時間帯も庄内川河口部の干潟で過ごす時間が長くなっています。

  

今日観察できた主な野鳥 カワウ1,159、ダイサギ26、コサギ8、アオサギ40、マガモ17、カルガモ108、オナガガモ1、ホシハジロ3、スズガモ2、ミサゴ7、コチドリ3、ダイゼン38、トウネン10、ハマシギ1、コオバシギ3、オバシギ18、エリマキシギ1、キリアイ3、アカアシシギ3、コアオアシシギ2、アオアシシギ37、キアシシギ1、イソシギ2、ソリハシシギ195、オグロシギ2、オオソリハシシギ3、チュウシャクシギ3、オオセグロカモメ1、ウミネコ179

 

明日、月曜日(29日)は野鳥観察館の休館日です。

30日、火曜日の満潮時間 7時24分 潮位252cm

30日、火曜日の干潮時間13時41分 潮位252cm

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オグロシギ飛来&8月の渡り鳥調査隊&海と日本プロジェクト

2022-08-27 22:08:37 | 夏の藤前干潟

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藤前干潟

今日の干潮時間12時12分 潮位 43cm

今日の満潮時間18時36分 潮位265cm

 

夏休み最後の週末である今日、藤前干潟ではいくつかのイベントが開かれていましたし、多くの人が訪れてとても賑やかでした。

今季初めてオグロシギの飛来も確認できました。

お昼前後は昨日と同じく、庄内川の中ほどにできた干潟に、ダイゼン、ソリハシシギ、オバシギ、コオバシギ、アオアシシギ、オオソリハシシギなどの多くのシギ・チドリが集まりました。

ソリハシシギ↓。

オバシギ、コオバシギ、ダイゼン↓。

また、今日は8月の渡り鳥調査隊を実施しました。

夏休みということもあって、多くの方に参加いただきました。

蒸し暑い日でしたが、干潟のシギ・チドリを観察しに、外へ出て観察とカウントを行いました。

みなさん、とても熱心に観察されていました。

その後、野鳥観察館へ戻って、見られた鳥の種類と数を振り返りました。

今回は、20種類以上もの野鳥を見ることができました。ちょうど、シギ・チドリの渡りの良い日に実施できて良かったと思います。

来月の渡り鳥調査隊は9月10日(土)に実施します。

まだ、秋のシギ・チドリの渡りは続きます。

次回もたくさんのシギ・チドリを見られることを願います。

また、9月に入るとカモが渡ってきます。カモのシーズンが始まりますので、カモにも注目です。

ぜひ、ご参加ください。

★9月10日(土)藤前干潟の渡り鳥調査隊~9月~@名古屋市野鳥観察館(主催:名古屋市野鳥観察館)

 

さらに、今日は海と日本プロジェクトin愛知県の「藤前干潟とシーライフ名古屋」の体験ツアーが開催されました。

6人、立っている人、テキストの画像のようです

午前中は藤前干潟で野鳥観察と干潟体験、さらにはごみ清掃をし、午後はシーライフ名古屋でバックヤードツアーとレゴブロックを使ったワークショップをするという盛りだくさんのツアーでした。

まずは、稲永ビジターセンターで、藤前干潟の紹介を聞きました。

その後、野鳥観察館で野鳥を観察。ミサゴ、カワウ、アオサギ、ダイサギなどを望遠鏡でじっくり見ることができました。

そしてお待ちかねの干潟体験。干潟の岩の陰や泥の中にすむ生きものを探して観察しました。

カニを触ったことのないお子さんが、がんばってカニを触れるようになったりしていたのが印象的でした。

最後に漂着ごみを拾っていただきました。ここのところの大雨で、干潟には多くのごみが流れ着いています。これらのごみにびっくりされている方も多かったと思います。

その後、参加者のみなさんは、シーライフ名古屋(レゴランドホテル)へ向かわれました。

きっとシーライフ名古屋でもきっと楽しい体験をされたと思います。

夏休みのステキな思い出になっていると良いです。

 

今日の渡り鳥調査隊で観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ2、カワウ3,252、ダイサギ33、コサギ5、アオサギ66、マガモ16、カルガモ75、オナガガモ1、ホシハジロ2、キンクロハジロ1、スズガモ2、ミサゴ8、ダイゼン35、エリマキシギ1、コアオアシシギ1、アオアシシギ2、コオバシギ3、オバシギ16、イソシギ2、ソリハシシギ54、オグロシギ1、オオソリハシシギ3、チュウシャクシギ6、ウミネコ54

キジバト、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハクセキレイ、ドバト

※イベント前後にスタッフが確認したものも含んでいます。

 

明日の満潮時間 6時13分 潮位250cm

明日の干潮時間12時43分 潮位 42cm

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アカアシシギ飛来

2022-08-26 21:16:40 | 夏の藤前干潟

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藤前干潟

今日の干潮時間11時40分 潮位 49cm

今日の満潮時間18時10分 潮位250cm

 

今日は一日中、曇り空でした。

潮が良くなってきて、開館直後には庄内川河口の干潟が勢いよく広がり始め、シギ・チドリが導流堤脇の干潟に飛来しました。

飛来したのは、ダイゼン、オバシギ、ソリハシシギ、アオアシシギ、チュウシャクシギなど。

遠いですが、オバシギの群れが干潟で黙々と餌を探していました。

ウミネコも干潟の先端の方に集まっていました。

 

しばらくして、干潟がさらに広がると、庄内川の中ほどの干潟に導流堤にいたオバシギなどの群れが移動。

この干潟にほとんどのシギ・チドリが集まりました。

まだ夏羽の残るダイゼンは目立ちます。

 

オバシギの群れの中にはコオバシギがいるのも分かりました。

アオアシシギもこの干潟にやってきて、餌を探していました。

オオソリハシシギ2羽も観察されています。

 

そして、庄内川護岸近くの干潟では、アカアシシギ1羽が観察できたそうです。

お隣の稲永ビジターセンターのスタッフさんが撮影してきてくれました↓。

 

今日はシギ・チドリでにぎやかな干潟が見られました。

ソリハシシギは数を増やして50羽以上を観察できていますし、

今、まさに藤前干潟にはシギ・チドリの秋の渡りの第1回目のピークが訪れているのかもしれません。

 

今日観察できたシギ・チドリ ダイゼン34、トウネン4、コオバシギ2、オバシギ14、アカアシシギ1、アオアシシギ20、キアシシギ2、イソシギ1、ソリハシシギ54、オオソリハシシギ2、チュウシャクシギ2

 

明日の干潮時間12時12分 潮位 43cm

明日の満潮時間18時36分 潮位265cm

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夏休みはラストスパート

2022-08-25 23:45:07 | 夏の藤前干潟

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藤前干潟

今日の干潮時間11時05分 潮位 58cm

今日の満潮時間17時43分 潮位242cm

 

8月も20日を過ぎ、夏休みはラストスパートに入りましたね。

夏休みの宿題をする小学生も連日、藤前干潟に訪れていますし、今週は藤前干潟関連のイベントがいっぱい。

夏バテしないように注意しながら走りぬきたいと思います。

 

そんな一昨日は、名古屋港水族館へワークショップ「水族館deトリのミニ模型塗り!」を開催しに行ってきました。

さすが名古屋港水族館、本当に多くの人が訪れていて、このカモのミニ模型に色を塗るワークショップにも100名を超える方に参加いただきました。

次々と素敵なカモが出来上がっていきました。

藤前干潟の推しカニ投票も実施。(名古屋市野鳥観察館、稲永ビジターセンター、藤前活動センター、エコパルなごやでは、8月31日まで推しカニ投票を受け付けています。)

名古屋港水族館では、9月25日まで「出張!藤前干潟@名古屋港水族館!」という藤前干潟の展示も行っています。

夏休みはあと少しですが、名古屋港水族館に行かれた際はぜひ藤前干潟の展示にも足をとめてみてください。→詳細はこちら

 

そして、翌日(昨日)は、野鳥観察館と稲永ビジターセンターで藤前干潟ふれあい事業の「干潟にくるトリ、どんなトリ?」を開催。

これは夏休みの恒例イベントとなりつつあります。

まずは、野鳥観察館で講師のchachattoさんの藤前干潟と野鳥のお話を聞いて、野鳥観察を行いました。

ミサゴ、カワウ、アオサギ、ダイサギなどを観察できました。

その後、稲永ビジターセンターへ移動して、デコイ(模型)のことを見て聞いて、カモのミニ模型の色塗りをしました。

子どもも大人も、ほぼ無言で真剣に色塗りしていました。

 

昨日、一昨日とカモのミニ模型塗りは楽しんでもらえたでしょうか。

参加いただいたみなさん、ありがとうございました。

そして、夏休みの藤前干潟のイベントはまだ残っています。

今週土曜日(27日)は、野鳥観察館では「藤前干潟の渡り鳥調査隊」を実施します。

まだ参加受付中です。

★8月27日(土)藤前干潟の渡り鳥調査隊~8月~@名古屋市野鳥観察館(主催:名古屋市野鳥観察館)

 

 

今日観察できた主な野鳥 カワウ2,718、ダイサギ64、コサギ14、アオサギ65、マガモ17、カルガモ105、ホシハジロ3、スズガモ1、ミサゴ8、ダイゼン28、トウネン6、ハマシギ1、オバシギ18、コアオアシシギ1、アオアシシギ1、ソリハシシギ32、オオソリハシシギ3、チュウシャクシギ6、ウミネコ181

 

明日の干潮時間11時40分 潮位 49cm

明日の満潮時間18時10分 潮位250cm

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