観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

春のイベントのご案内

2019-03-31 22:24:53 | イベント

藤前干潟

今日の干潮時間 9時36分 潮位109cm

今日の満潮時間15時07分 潮位159cm

 

今朝は冷え込みましたが、朝からバードウォッチャーの多い一日でした。

 

今日で3月も終わりですね。

明日から新年度が始まります。

明日は新元号の発表もありますし、新年度はどんな年度になるのでしょうか。

 

そして、新年度がはじまったばかりの4~5月は藤前干潟の最も良い時期で、イベント盛りだくさんです。

10連休のゴールデンウィークもある4~5月の藤前干潟に関するイベントをご案内します。

ぜひ、春の藤前干潟に足をお運びください。

 

【名古屋市野鳥観察館のイベント等】

☆4月6日(土)・5月4日(土祝)藤前干潟の渡り鳥調査隊@名古屋市野鳥観察館詳細はこちら(PDF)

 

☆4月27日(土)~5月26日(日)愛鳥週間写真展「藤前干潟の野鳥」@名古屋市野鳥観察館2階

 現在、展示作品を募集中です(締切は4月21日(日))。詳細はこちら(PDF)

 

☆5月4日(土祝)~5月6日(月休)「愛鳥週間イベント2019」@名古屋市野鳥観察館詳細はこちら(PDF)

 

 

 【その他の藤前干潟に関連するイベント等】

☆4月6日(土)なごや環境大学共育講座「干潟の魚(ウォ)ッチング」@藤前活動センター(主催:NPO法人藤前干潟を守る会)→詳細はこちら(NPO法人藤前干潟を守る会HP)

 

☆4月7日(日)「春の干潟を探検しよう!」@稲永ビジターセンター(主催:NPO法人藤前干潟を守る会)→詳細はこちら(NPO法人藤前干潟を守る会HP)

 

☆4月20日(土)あおなみウォーク2019春「第1回稲永ビジターセンターで鳥のペーパーキャップを作ってかぶろう!」(主催:名古屋臨海高速鉄道株式会社・あおなみ線沿線活性化協議会)→詳細はこちら(PDF・あおなみ線HP)

 コース:荒子川公園駅 → 荒子川公園 → 稲永公園 → 稲永ビジターセンター(ゴール)【約 5 ㎞】

 ゴールの稲永ビジターセンターでは、鳥(ダイゼンという藤前干潟に飛来するチドリの仲間)のペーパーキャップを作ることができます。

 

☆4月16日(火)~5月12日(日)「環境省レンジャー写真展2019」@農業文化園・戸田川緑地 フラワーセンター(主催:中部地方環境事務所)→詳細はこちら(農業文化園・戸田川緑地HP)

 中部地方の国指定藤前干潟鳥獣保護区、伊勢志摩国立公園、白山国立公園で働く環境省職員「レンジャー」と「アクティブ・レンジャー」が撮影した自然の風景や生き物たちの写真が展示されます。

 ※4月20日(土)は藤前干潟のアクティブ・レンジャーが1dayイベント「ペーパーキャップ作り」を開催。

 

☆5月3日(金・祝)「カニダンスを見よう!」@稲永ビジターセンター(主催:NPO法人藤前干潟を守る会)→詳細はこちら(NPO法人藤前干潟を守る会HP)

 

☆5月5日(日祝)「藤前干潟生きものまつり」@藤前活動センター(主催:NPO法人藤前干潟を守る会)→詳細はこちら(NPO法人藤前干潟を守る会HP)

 名古屋市野鳥観察館も出展します。※少雨決行。荒天の場合は5月6日(月休)に順延。

  

 

☆5月18日(土)藤前干潟クリーン大作戦2019春(主催:藤前干潟クリーン大作戦実行委員会)→詳細はこちら(藤前干潟クリーン大作戦のHP)

 第30回目となる「藤前干潟クリーン大作戦」です。午前中の清掃活動の後には、「干潟観察会」と「ヨシ原復元・ヨシ植栽会」も開催されます。

 

 

☆「第2回あおなみ線沿線お散歩フォト」募集中(主催:あおなみ線沿線活性化協議会)→詳細はこちら(名古屋市のHP)

 募集期間:(第1期)3月1日(金)~5月31日(金)
      (第2期)6月1日(土)~9月30日(月)

 

☆あおなみ線沿線活性化協議会に協力する関連施設等のイベント→こちら(名古屋市HP) 

 

 

※明日(4月1日(月))は野鳥観察館の休館日です。

明日の干潮時間10時17分 潮位 91cm

明日の満潮時間15時58分 潮位175cm


4月2日(火)の干潮時間10時49分 潮位 74cm

4月2日(火)の満潮時間16時36分 潮位191cm

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ハジロコチドリが観察できました。

2019-03-30 21:51:59 | 春の藤前干潟

藤前干潟

今日の干潮時間 8時35分 潮位126cm

今日の満潮時間13時25分 潮位162cm

3月20日の週には、オオソリハシシギが藤前干潟に入ってくる筈と待っていたのですが、今日も干潟にオオソリハシシギの姿を見つけることはできませんでした。

藤前干潟からカモ達がすっかり少なくなりました。2月中旬から頭の黒くなったズグロカモメも、黒く換羽しない若い個体だけにほぼなったようです。

秋から冬にかけて多く観察できたミサゴも北に移動したのか数も減って、今日は3羽しか観察できませんでした。

以前なら、この時期は越冬個体のハマシギやダイゼンが干潟を賑わせていたのですが、ここ数年は大きく数を減らしたままです。

冬鳥たちが藤前から抜けて、春のシギ・チドリの渡りや夏鳥の飛来はあと3~4週間後。今は鳥たちの入れ替わりの時期で寂しい干潟です。

そんな干潟ですが、今日は干潟で5羽のハジロコチドリを見つける事ができました。

冬場も藤前干潟ではハジロコチドリの群れが観察できていましたが、今日観察できた群れの中の1羽は夏羽へと換羽が進んだ個体で、顔や胸の黒色部分が多く、嘴や足もオレンジ色が目立ち、ハジロコチドリらしい姿をした個体でした。

最近は冬場にハジロコチドリを観察する機会が増えた代わりに、夏羽の個体を見ることが稀になりました。

この夏羽の個体は他のハジロコチドリの群れを追い払う事も多く、離れて別行動をしていた事から新たに藤前干潟に入ってきた個体かも知れません。

餌をとっている様子も観察できました。

 

午前はハマシギ・ダイゼンと共に寂しい数でしたが、15時過ぎからハマシギ・ダイゼンの飛来数が増えてきてハマシギは500羽を超えることが出来ました。天候が悪くなって避難してきたのでしょうか?

今日観察できた主な野鳥 ハジロカイツブリ12、カンムリカイツブリ179、カワウ232、ダイサギ3、コサギ33、アオサギ12、マガモ13、カルガモ19、コガモ19、ヒドリガモ4、オカヨシガモ6、オナガガモ4、シマアジ3、ホシハジロ6、キンクロハジロ184、スズガモ404、ミサゴ3、ハジロコチドリ5、コチドリ2、シロチドリ4、ダイゼン4(59)ハマシギ1(707)、イソシギ3、タシギ8、ユリカモメ137、セグロカモメ4、オオセグロカモメ2、カモメ21、ウミネコ1、ズグロカモメ6 

※( )内の数字はは15:00からの飛来数

 

現在、名古屋市野鳥観察館では、「愛鳥週間写真展2019」の作品募集しています。

多くの渡り鳥の飛来地であり、四季を通して100種類以上の野鳥を観察できるラムサール条約登録湿地「藤前干潟」。

この藤前干潟にある名古屋市野鳥観察館では、毎年「愛鳥週間(5月10日~16日)」にあわせて、皆さんから野鳥の写真を募集し、写真展を行っています。

今年の募集テーマは、「藤前干潟の野鳥」。

藤前干潟の野鳥の魅力を写した作品を募集します。

撮影時期・季節は問いません。過去に撮影された写真も歓迎です。

締め切りは【4月21日(日)】です。

多くの方からのご応募をお待ちしております。

詳細はこちら(PDF)をご覧ください。

 

明日の干潮時間 9時36分 潮位109cm

明日の満潮時間15時07分 潮位159cm

月曜日は野鳥観察館の休館日です。

月曜日の干潮時間10時17分 潮位 91cm

月曜日の満潮時間15時58分 潮位175cm

火曜日の干潮時間10時49分 潮位 74cm

火曜日の満潮時間16時36分 潮位191cm

 

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リュックでスコープを背負って

2019-03-29 23:22:52 | 観察機材

藤前干潟

今日の干潮時間 5時57分 潮位134cm

今日の満潮時間10時44分 潮位153cm

 

今日は穏やかな一日で、春休み中ということもあって、小学生の来館が多い日でした。

本格的に暖かくなってきて春の行楽シーズン到来間近ですね。

 

これからは屋外での野鳥観察も楽しくなる季節。

今日はまずは、屋外での歩いての野鳥観察に便利な「フィールドスコープ・リュックサック」のご紹介です。

今までも(2018年6月11日2018年8月26日などで)紹介してきた「フィールドスコープ・リュックサック」。

望遠鏡(フィールドスコープ)に取り付けると、三脚ごとそのまま背負う事ができるリュックサックで、移動しながらの野鳥観察に便利なんです。

個人的には日本では他に使用されている方を見たことはありませんが、欧米(特にヨーロッパ)のバードウォッチャーに使用されているようです。 

 

現在、野鳥観察館では以下の4タイプのリュックサックを展示中。(三脚とスコープ等は別売りです。)

 

左から順に以下が商品名です(イギリスまたはアメリカから取り寄せました)。

①バイキングSポート(Viking S'Port Tripod and Spotting Scope Carrier)

②ビューパック グリーン(Visionary Viewpack - Spotting Scope And Tripod Back Pack Carrying System Green)

③ビューパック ブラック(Visionary Viewpack - Spotting Scope And Tripod Back Pack Carrying System Black)

④スコパック ライト(TRIPOD CARRIER Scopac Lite)

 

このうち、②の「ビューパック グリーン」が先日届きまして、初紹介になります。

以前から紹介している③「ビューパック ブラック」のほぼ色違いです。(ポケット部分の文字はあるものとないものがあります。)

早速、背負ってみました(スコープはkowaの「TSN-884 PROMINAR」)。 

 

こちらは②と③の「ビューパック」の取り外し可能な収納部分。前部分には水筒(ペットボトル)等を入れられるポケットとチャック付のポケットがあります。

そして、この収納部分はチャックが大きく開いて、前部分がぶら下がるようになっています。吊り下げ型の旅行用の洗面化粧品ポーチのようなイメージです。

観察しながら、このように使用できます↓。 ただ、収納部分の内側のポケットにはチャックがついていないので、開ける際などは中身をぶちまけないように要注意です(前ポケットに入れた水筒も落ちますね)。チャックを全開にしていなくても、中身の重さによっては自重で勝手にチャックが下まで開いて中身が落ちてしまったという話も聞きました。

リュックの本体部分の背面(背負うと背中に接する部分)にも、チャック付の小さな収納があります。

 

「フィールドスコープ・リュックサック」に興味のある方はぜひお問い合わせください。

今日(3月29日)現在、①~④まで取り扱いがあります。

遠方の方などには、配送の相談も承っています(送料別途)。

また、kowa(コーワ)の望遠鏡および双眼鏡等についてもご相談いただけます。

当館で展示しているものもあり、使用感を試していただけますので、ご希望の方はスタッフまで声をお掛けください。

 

カメラ越しで見ているだけよりも、双眼鏡さらには望遠鏡があると、野鳥観察の楽しみがぐっと広がります。

特に干潟での観察は、鳥までの距離があること、障害物がないことなどが多いので、望遠鏡での観察をお勧めしたいです。

ぜひ、スコープを背負って、野鳥観察に出かけませんか?

 

 

続いては、今日の庄内川河口の鳥たちのご紹介です。

今日は潮が悪く、お昼頃は潮が高く干潟が出ていませんでした。

護岸のコンクリートの上では、水際でコチドリが餌をとっていました。 

2羽のコチドリを観察できましたが、どうもペアのようです。手前がオスで、後方がメスと思われます。 

オスのコチドリの伸び↓。

この他、護岸ではイソシギも見ることができました。

また、夏羽に換羽して冠羽と頬の羽が立派なカンムリカイツブリが護岸近くで潜水を繰り返していました。

ミサゴは繁殖のために分散していったようで数を減らして、最近は毎日、3羽程度がカウントされています。現在、藤前干潟に飛来しているのは繁殖に参加しない若い個体なのでしょうか。 

(※今日掲載の野鳥の写真は全て来館者の方に提供いただきました。)

 

その後、庄内川河口の干潟が広がった15時頃、ダイゼンの群れが飛来しました。

さらにその後、ハマシギの群れも入ってきました。

ここ最近は、閉館間近もしくは閉館後の暗くなった時間に新川河口に飛来していたダイゼンとハマシギでしたが、今日は久しぶりに庄内川河口に飛来し、群れのカウントがしっかりできました。

 

なお、今日観察できたシギ・チドリは、コチドリ2、メダイチドリ1、シロチドリ7、ダイゼン56、ハマシギ250、イソシギ1 でした。

そろそろ、オオソリハシシギに会いたいです・・・(渇望)。

 

明日の干潮時間 8時35分 潮位126cm

明日の満潮時間13時25分 潮位146cm

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愛鳥週間イベント2019のご案内

2019-03-28 23:07:28 | 春の藤前干潟

藤前干潟

今日の満潮時間 9時43分 潮位170cm

今日の干潮時間17時17分 潮位 71cm

 

昨日はあんなに穏やかで暖かだったのに、今日は午後から風が出てきて、肌寒くなりました。

この時期は、毎日、着る服の選択に悩みますね。

 

季節は少し足踏みしているようですが、時間は確実に進み、早くも3月も終わり。

間も無く新年度が始まり、5月には新しい時代となりますね。

新しい時代になると言っても、個人の日常がすぐに大きく変わる訳ではないのでしょうが、とりあえずは4月1日発表の新元号が気になっています。

 

そして、今年の5月の大型連休は10連休という方もいて、どう過ごそうと楽しみにされている方も多いのではないでしょうか。

大型連休期間中、野鳥観察館は無休です。

また、大型連休の最後の5月4日(土祝)〜5月6日(月休)の3日間に、「愛鳥週間イベント」を開催します。

 

春は鳥たちの渡りの季節です。

藤前干潟には、4月中旬から5月中旬にかけて多くのシギ・チドリの仲間が飛来します。

大型連休は、シギ・チドリの渡りのシーズン真っ只中。(今年は、連休後半が潮が良いです。)

5月10日〜16日は「愛鳥週間(バードウィーク)」ということもあり、毎年この時期に合わせて野鳥観察館では「愛鳥週間イベント」を開催しています。

探鳥会や野鳥のおはなしなどの様々な催しを行います。

ぜひ、ご参加ください。

 

 

☆野鳥のおはなし「フィルム写真でみる野鳥~新しい時代の始まりに昭和と平成を振り返って~」

フィルム写真の頃から野鳥を撮り続けているスタッフが、スライドを使って、これまでの藤前干潟やその周辺の野鳥の姿を紹介します。

【日時】5月4日(土祝)、5月6日(月休)13:30~14:30

【定員】各回20名(要事前申し込み・先着順)

 

☆渡り鳥調査隊(※対象は小学生~大人)

藤前干潟(主に庄内川河口)の野鳥を観察しながら、種類と数の調査にチャレンジします。(渡り鳥調査隊は、毎月1回開催しています。→詳細はこちら(PDF)

【日時】5月4日(土祝)10:00~12:00

【定員】20名(要事前申し込み・先着順)

 

☆野鳥ビンゴゲーム(※対象は小学生以下)

望遠鏡で鳥を探して、鳥の名前を覚えながらビンゴゲームを行います。 どれだけの鳥をみつけられるかな?

【日時】5月4日(土祝)~6日(月休)※受付時間:10:00~15:00

【定員】30名(当日受付)

  

☆野鳥ミニ講座「鳥のミニデコイに色付けしよう」 

鳥のミニデコイ(模型)に絵の具で色を塗りましょう。 デコイの形は小鳥・カワセミ・カモの中からひとつを選べます。

【日時】5月5日(日祝)※受付時間:10:00~15:00(当日受付)

【参加費】300〜500円(材料費として。デコイの形によって料金が変わります。)

 

☆ダイゼンのペーパーキャップを作ろう(※対象は小学生以下)

当館のロゴマークになっているチドリの仲間「ダイゼン」のペーパーキャップを作って、かぶってみよう。

【日時】5月5日(日祝)※受付時間:10:00~15:00(当日受付)

 

☆藤前干潟の探鳥会

庄内川河口(藤前干潟)や稲永公園の野鳥を観察します。 春の渡りで訪れるシギ・チドリなどに注目です。

【日時】5月6日(月休)10:00~12:00

【定員】30名(要事前申し込み・先着順)

【持ち物】水筒・帽子・双眼鏡(お持ちであれば)

※双眼鏡は当日貸出もします。

※雨天時は館内から野鳥観察を行います。

  

◆申し込み・問い合わせ先◆

名古屋市野鳥観察館 TEL/FAX:052-381-0160

※野鳥ミニ講座以外は参加無料です。

※詳細はこちらのチラシ(PDF)をご覧ください。

 

今日観察できた主な野鳥 ハジロカイツブリ5、カンムリカイツブリ120、カワウ562、ダイサギ6、コサギ29、アオサギ10、マガモ9、カルガモ20、コガモ16、ヒドリガモ7、オカヨシガモ3、キンクロハジロ123、スズガモ295、ホオジロガモ1、ミサゴ3、シロチドリ2、ダイゼン22、ハマシギ139、ユリカモメ77、セグロカモメ6、オオセグロカモメ2、カモメ72、ウミネコ1、ズグロカモメ11

 

明日の満潮時間10時44分 潮位153cm

明日の干潮時間19時10分 潮位 76cm

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ユリカモメの観察日和

2019-03-27 20:56:38 | 春の藤前干潟

藤前干潟

今日の満潮時間 9時09分 潮位187cm

今日の干潮時間16時05分 潮位 56cm

 

今日は暖かく穏やかなお天気でした。

稲永公園の野鳥観察館周辺のソメイヨシノの開花状況は、まだ1分程度です。

公園の一番南にある木の最も花が咲いている枝がこのような感じです↓。でも、少しずつ開花した花が増えてきています。

 

今日は本当に暖かったので、庄内川河口の干潟の上では小さな生きものがたくさんうごめいていました。

チゴガニやコメツキガニなどの小さなカニです。

こちらはオスのチゴガニ↓。白色のハサミを上下に大きく振っていました。このウェービングという行動をしているチゴガニを久しぶりに見ました。

こちらはコメツキガニ↓。

 

干潟の上では、さらにツバメを発見。

この後、泥をくわえて飛んで行ったようなので、もう巣作りを始めているのでしょうか。

 

そして、護岸ではコチドリをみつけました。

鮮やかな黄色のアイリングが特徴です。

 

カモの仲間はすっかり少なくなりましたが、コガモは護岸近くでまだ観察できます。こちら↓はお休み中でした。

のんびり歩いていたダイサギ。くちばしが黒色に変化し始めているようです。

夏羽のカンムリカイツブリ↓。カンムリカイツブリが潜ると、近くでボラがはねるのが見られました。

スズガモとキンクロハジロの小さな群れもまだ、野鳥観察館近くで観察できます。

 

そして、今日、庄内川河口で最も多く観察できたのはユリカモメでした。

こちらは夏羽に換羽したユリカモメ↓。餌を探しながら、護岸近くを歩いていました。

ズグロカモメも数が少なくなりましたが、まだ護岸近くの干潟で観察できます。↓の後ろは成鳥ですでに夏羽になりつつある個体で、手前の頭が白色の個体は若いズグロカモメです。

庄内川河口にたくさん飛来したユリカモメは、群れで小魚を狙っていました。

ひとしきり狩りをした後は、水面に浮いて休憩をしているようでした↓。

その後、広がり始めた干潟にユリカモメが上がって休んでいたところ、コサギの群れが飛来。

20羽ほどのコサギが飛んできて、干潟に着地↓。

こうして、干潟に集まったユリカモメとコサギ↓。

多くのユリカモメは羽繕いをしていました。頭が白色、少し黒色、真っ黒のユリカモメが入り乱れています↓。

今日は、じっくりとユリカモメたちを観察することができました。

 

 

今日観察できた主な野鳥 ハジロカイツブリ22、カンムリカイツブリ237、カワウ175、ダイサギ6、コサギ26、アオサギ30、マガモ12、カルガモ11、コガモ45、ヒドリガモ16、キンクロハジロ145、スズガモ466、ホオジロガモ1、ミサゴ3、コチドリ4、ダイゼン49、ケリ1、ハマシギ130、イソシギ1、タシギ7、ユリカモメ218、セグロカモメ23、オオセグロカモメ2、カモメ115、ウミネコ1、ズグロカモメ13

カワラヒワ、スズメ、メジロ、ウグイス、ツバメ、オオジュリン、ツグミ、ムクドリ、ヒヨドリ、セグロセキレイ、ハクセキレイ、キジバト、ハシボソガラス

 

明日の満潮時間 9時43分 潮位170cm

明日の干潮時間17時17分 潮位 71cm

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