観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

ミサゴ舞う

2021-11-30 23:43:54 | 秋の藤前干潟

【来館時のお願い】

名古屋市野鳥観察館は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をして開館しています。

来館時には、マスクの着用等のご協力をお願いします。

詳細はこちらをご覧ください。

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藤前干潟

今日の干潮時間 8時19分 潮位 82cm

今日の満潮時間14時43分 潮位215cm

 

今日は思ったほど寒くなかったですが、夕方は薄暗くなってきて天気予報どおりこれから荒れそうな雲行きでした。

今日で11月も終わり。本格的な冬がまた一歩近づくようです。

 

今日のお昼頃は青空が出ていました。

風に流されたミサゴが今日も何度も護岸上空を飛んでいました。

魚を探して旋回↓。

ダイブしようとするミサゴ↓。

 

護岸近くでは、赤い目が美しいハジロカイツブリも観察できました。

 

さらには、こんな時期にツバメ(幼鳥?)が見られました・・・。

(※今日の写真は全て、来館者の方に提供いただきました。)

 

明日から早くも12月です。何かと気ぜわしい時期ですが、体調に気をつけて過ごしていきたいですね。

 

明日の干潮時間 9時18分 潮位 80cm

明日の満潮時間15時26分 潮位227cm

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雪山が

2021-11-27 23:19:40 | 秋の藤前干潟

【来館時のお願い】

名古屋市野鳥観察館は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をして開館しています。

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詳細はこちらをご覧ください。

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藤前干潟

今日の満潮時間11時32分 潮位193cm

今日の干潮時間17時40分 潮位138cm

 

今朝、雲の切れ間から見える伊吹山と藤原岳には雪が積もっていました。

さらにお昼過ぎには、北西の風がかなり強くなり、流れてきた雪が雨になったと思われるものが降っていたりしました。

急に冬の景色なり、寒さも身にしみてきました。

 

そんな中、今日は午後から藤前干潟ふれあい事業で以下のオンライン講座が配信されました。

藤前干潟ラムサール条約登録20周年プレイヤーオンライン講座 第2回「バーチャルガタツアーin藤前干潟~オンライン干潟観察会~」
講師:カニ君@梅村幸稔氏(NPO法人藤前干潟を守る会)

講師のカニくんと、劇団シンデレラの案内のもと、藤前干潟の石ころ干潟観察会の様子や、観察会で見られるカニや魚、貝などの生きものなどがクイズを交えて紹介されました。

この一年ほどはコロナ禍でなかなか多くの人に干潟観察会に参加いただけない状況が続いていましたが、観察会の雰囲気が伝わっていれば良いと思います。

なお、来週は第3回目のオンライン講座が配信されます。

3回目のテーマはカモ!

多くのガンカモ類の飛来地で、藤前干潟と同じくラムサール条約登録湿地である加賀市の片野鴨池にある鴨池観察館の櫻井佳明さんが、バードウオッチング初心者向けにカモのお話をしてくださるそうです。

ぜひ、ご参加ください。

 

12月5日(日)藤前干潟ラムサール条約登録20周年プレイヤーオンライン講座
 第3回「カモって面白いカモよ?~初心者向けカモの見分け方講座~」

渡り性水鳥の飛来地として有名な藤前干潟は、冬になるとカモ類がたくさん訪れます。
今年の冬は、藤前干潟でカモを観察!、、、の前に、このオンライン講座でカモの見分け方を知れば、観察がもっと楽しくなりますよ。


 日時:2021年12月5日(日)13時30分~15時
 会場:オンライン(ZOOMを予定)
 講師:櫻井佳明氏(加賀市鴨池観察館)
 対象:子どもから大人までどなたでも
 定員:100名程度
 申込:藤前干潟ふれあい事業実行委員会
    TEL:052-223-1067、FAX:052-223-4199
    メール:ecopal@n-kd.jp 
    申込締切:12月1日(水) 必着

※詳細は名古屋市HPをご覧ください。

 

 

今日観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ124、カワウ3,180、ダイサギ5、コサギ14、アオサギ20、マガモ7、カルガモ10、コガモ34、ヒドリガモ16、オナガガモ388、キンクロハジロ3、スズガモ182、ミサゴ9、トビ1、チュウヒ1、シロチドリ113、ダイゼン46、ハマシギ497、イソシギ2、ユリカモメ229、セグロカモメ3、オオセグロカモメ1、ウミネコ2、ズグロカモメ17

ハクセキレイ、ハシブトガラス、ハシボソガラス

 

明日の満潮時間11時32分 潮位193cm

明日の干潮時間17時40分 潮位138cm

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ズグロカモメがいっぱい

2021-11-26 22:59:09 | 秋の藤前干潟

【来館時のお願い】

名古屋市野鳥観察館は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をして開館しています。

来館時には、マスクの着用等のご協力をお願いします。

詳細はこちらをご覧ください。

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藤前干潟

今日の満潮時間10時26分 潮位198cm

今日の干潮時間15時50分 潮位138cm

 

今日は潮が良くなく、干潟があまり広がりませんでした。

しかし、午前中、野鳥観察館の目の前に、ズグロカモメの群れが川に浮かんでいるのを発見。

その数、なんと52羽。

ここのところ、30羽を超えるズグロカモメが確認されており、今季はズグロカモメの飛来が早いと思っていましたが、今日は50羽を超えました。

ズグロカモメは30年くらい前は1~2羽しか観察できなかったそうですが、近年は30羽を超える日もあります。

しかし、庄内川河口だけで50羽ものズグロカモメが確認されるのは今日が初めてだと思います。

絶滅危惧種(環境省レッドリスト2020で絶滅危惧II類(VU))に分類されているズグロカモメ。

今季の飛来数はまだ増えるのでしょうか。注目し続けたいと思います。

 

また、さらに、今日はトモエガモのペア(恐らく)も観察されています。

下の写真ではわかりにくいですが、左から2番目の脇に白い腺が入っているカモがトモエガモのオスです。

オナガガモと一緒に川に浮かんでいました。

 

 

続いて、簡単ですが、先週末(11月20日(土)・21日(日))のイベント等のご報告です。

11月20日(土)は、「11月の渡り鳥調査隊」と「ひがたにくるトリ、どんなトリ?(藤前干潟ふれあい事業)」を開催しました。

午前中の「渡り鳥調査隊」は、屋外でカモなどをゆっくり観察し、カウントにもチャレンジ。

みなさん、熱心に野鳥を観察されていました。

鳥合わせの様子↓。今回の渡り鳥調査隊ではカモやカモメの仲間など25種を確認することができました。

 

午後の「ひがたにくるトリ、どんなトリ?(藤前干潟ふれあい事業)」には、親子連れの多くの参加がありました。

藤前干潟の説明や、直前にあった藤前干潟の日(11月18日)の紹介をした後、、、

野鳥観察をし、、、(肝心のカモがあまり近くに観察できませんでしたが、、、)

カモのミニデコイ塗りを行いました。今回も、個性豊かなカモや、美しく塗られたカモがたくさん出来上がっていました。

11月20日は大忙しの日となりましたが、たくさんの方に野鳥に親しんでもらえたと思っています。

参加いただいたみなさん、スタッフのみなさん、ありがとうございました。

来年の今頃は、ちょうど藤前干潟のラムサール条約登録20周年ということで、もっといろいろなイベントなどが開催されているはずです。

また、ぜひ、20周年の来年度もイベントなどにご参加ください。

 

さらに、11月21日(日)は庄内川を藤前干潟から少し上流に上がったところにある庄内川水防センター(みずとぴぁ庄内)@清須市で行われた「りばーぴあ土岐川・庄内川&朝市2021」へ行き、藤前干潟クリーン大作戦の取組みなどをPRしてきました。

久しぶりの朝市だったそうで、野菜やごへだの売り場は大変な賑わいでした。

国土交通省庄内川河川事務所長、土岐川・庄内川源流の森委員会事務局長、恵那森林組合理事長、恵那市長、清須市長などから、土岐川・庄内川の治水についてのお話などもありました。

さらに、投網投げの講習&大会、子ども防災クイズ大会、間伐材のマイ箸作りなどが行われた他、名城大学附属高等学校、土岐川観察館、名古屋市緑政土木局、庄内川河川事務所などの展示ブースもありました。

久しぶりにこのような人が集まり、楽しんでいる光景を目にして、こういった状況が続くことを願うとともに、土岐川・庄内川に親しみ、関わってくれる人が増えると良いと感じました。

 

【国内湿地交流事業 参加者募集のお知らせ】

現在、名古屋市では、国内のラムサール条約登録湿地を視察し、その知見を藤前干潟の保全活動に活かす「国内湿地交流事業」への参加者の募集を行っています。

対象は市内在住または在勤の18歳以上の方(全プログラムに参加できる方)で、申込みは12月1日(水)締切です。

興味のある方はぜひこちらをご覧ください。→名古屋市HP

 

 

【藤前干潟のイベントのご案内】※新型コロナウイルス感染症の拡大状況・天候によっては変更・中止することがあります。

★展示中~2022年1月10日(月・祝)文一総合出版とのコラボ企画展【今日からはじめる ばーどらいふ展!】@名古屋市野鳥観察館2階詳細はこちら

★開催中~11月30日(火)「藤前干潟ラムサール条約登録20周年プレ・イヤースタンプラリー!」→詳細はこちら(藤前干潟ふれあい事業(名古屋市HP))

★展示中~11月30日(火)マンスリー展示「藤前干潟ラムサール条約登録20周年プレ・イヤー展 in エコパルなごや」@エコパルなごや

 

★展示中~12月24日(金)「藤前干潟ラムサール条約登録20周年プレ・イヤー展」@メイカーズピア MPギャラリー

 

12月4日(土)「藤前干潟の渡り鳥調査隊~12月~&ヨシで工作をしよう」@名古屋市野鳥観察館・稲永ビジターセンター

12月の渡り鳥調査隊は、NPO法人藤前干潟を守る会との共同開催です。

冬鳥であるカモやカモメの仲間などの観察と簡単な調査にチャレンジします。ミサゴも多数見られるはずです。

野鳥観察した後は、藤前干潟のヨシを使った工作をします。

【日 時】 12月4日(土)10:00~12:00
【場 所】名古屋市野鳥観察館・稲永ビジターセンター
【定 員】 15名
【対 象】 幼児~大人
【参加費】 大人200円、小中学生100円、幼児無料(保険料として)
【持ち物】 マスク、防寒着、お持ちであれば双眼鏡
【申込み・問合せ先】名古屋市野鳥観察館 TEL:052-381-0160

 

★12月5日(日)藤前干潟ラムサール条約登録20周年 プレ・イヤーオンライン講座 第3回「カモって面白いカモよ?初心者向けカモの見分け方講座」→詳細はこちら(藤前干潟ふれあい事業(名古屋市HP))

 

★12月18日(土)「今日からはじめる バードウォッチング!」@名古屋市野鳥観察館

 

★7月24日(土)~11月30日(火)企画展「もし君が干潟の生きものだったら~カニからみると~」@環境省稲永ビジターセンター(主催:中部地方環境事務所)

私たち人間が干潟の生きもの(例えば、手のひらほどの大きさのカニ)になったら世界はどのように見えるのでしょうか?

そんなことを感じ、考える展示になっています。展示物はセンタースタッフの方々の力作が勢ぞろいです。お楽しみに!

 

★7月24日(土)~12月19日(日)企画展「藤前干潟のハンター展」@環境省藤前活動センター(主催:中部地方環境事務所)

藤前干潟に飛来するハンター(主にタカやハヤブサの仲間)を紹介する展示です。

飛来数が増えたミサゴや、人気のあるハヤブサなどの藤前干潟のハンターの魅力的な姿を知ることができると思います。

写真やイラストでは野鳥観察館のスタッフも協力させていただきました。

 

今日観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ156、カワウ915、ダイサギ2、コサギ8、アオサギ43、マガモ17、カルガモ6、コガモ45、ヒドリガモ5、オナガガモ506、スズガモ70、トモエガモ2(♂1、♀1)、ミサゴ16、トビ1、シロチドリ5、ダイゼン45、ハマシギ903、ユリカモメ107、セグロカモメ8、オオセグロカモメ1、ウミネコ32、ズグロカモメ52

メジロ、ハクセキレイ、ハシボソガラス

 

明日の満潮時間11時32分 潮位193cm

明日の干潮時間17時40分 潮位138cm

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ミサゴが近くへやってきました。

2021-11-25 23:24:53 | 秋の藤前干潟

【来館時のお願い】

名古屋市野鳥観察館は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をして開館しています。

来館時には、マスクの着用等のご協力をお願いします。

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藤前干潟

今日の満潮時間 9時34分 潮位207cm

今日の干潮時間14時52分 潮位131cm

 

先週までは暖かかったですが、今週初めから急に寒くなりました。

みなさんも体調にはお気をつけください。

 

と言いつつも、今日は生暖かい風が吹いており、昼間はあまり寒くは感じませんでした。

時折、ミサゴが風に流されて、野鳥観察館上空までやってきていました。

夕日に照らされて飛ぶミサゴ↓。

何回か川の上を旋回して、魚を探していたようです。なお、今日は19羽をミサゴを確認できています。

 

11月20日(土)に観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ213、カワウ164、ダイサギ3、コサギ8、アオサギ36,マガモ16、カルガモ22、コガモ13、オカヨシガモ5、ヒドリガモ20、オナガガモ304、キンクロハジロ3、スズガモ174、ミサゴ21、トビ1、シロチドリ21、ダイゼン40、ハマシギ760、コアオアシシギ1、アオアシシギ2、イソシギ1、ユリカモメ1、セグロカモメ3、オオセグロカモメ2、ウミネコ17、ズグロカモメ35

 

11月21日(日)に観察できた主な野鳥 ハジロカイツブリ1、カンムリカイツブリ213、カワウ31、ダイサギ5、コサギ15、アオサギ32、マガモ29、カルガモ19、コガモ88、オカヨシガモ7、ヒドリガモ5、オナガガモ615、スズガモ127、ミサゴ14、トビ1、チュウヒ1(♂)、シロチドリ20、ダイゼン32、ハマシギ697、イソシギ1、ユリカモメ4、ウミネコ26、セグロカモメ6、ズグロカモメ38

 

11月24日(水)に観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ96、カワウ954、ダイサギ2、コサギ14、アオサギ40、マガモ27、カルガモ8、コガモ32、オカヨシガモ2、ヒドリガモ13、オナガガモ727、スズガモ309、カワアイサ1、ミサゴ14、トビ2、チュウヒ1(♂)、ハヤブサ1、シロチドリ5、ダイゼン34、ハマシギ563、イソシギ2、ユリカモメ84、ウミネコ16、セグロカモメ13、オオセグロカモメ1、ズグロカモメ32

 

今日観察できた主な野鳥 ハジロカイツブリ2、カンムリカイツブリ177、カワウ1,857、ダイサギ3、コサギ17、アオサギ42、マガモ1、カルガモ101、コガモ134、ヒドリガモ6、オナガガモ767、ホシハジロ1、キンクロハジロ80、スズガモ85、ミサゴ19、チュウヒ1(♂、J)、シロチドリ7、ダイゼン38、トウネン7、ハマシギ767、アオアシシギ1、イソシギ2、ユリカモメ94、セグロカモメ5、オオセグロカモメ3、ウミネコ6、ズグロカモメ35

ハクセキレイ、ハシボソガラス

 

明日の満潮時間10時26分 潮位198cm

明日の干潮時間15時50分 潮位138cm

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ハヤブサ、オオタカ出現

2021-11-19 20:49:55 | 秋の藤前干潟

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藤前干潟

今日の満潮時間 5時56分 潮位239cm

今日の干潮時間11時45分 潮位 95cm

 

今日も風のない穏やかな日でした。

干潟には、朝からハヤブサが出て、ハマシギたちが落ち着かず、カウントが難しい時間が続きました。

午後には、落ち着いて、ハマシギやズグロカモメなどが干潟で休んだり、餌を探したりしていました。

また、お昼過ぎには、稲永公園の松林にオオタカを発見(うまく写っていませんが)。ハシボソガラスが鳴いて騒いでいました。

オオタカ、ハイタカなどが頻繁に観察されるようになり、稲永公園やその周辺では食痕(獲物はドバトなど)を見かけるようになりました。

また、冬が近づいたと感じます。

 

また、今日は部分月食が見られました。

今回はほとんど皆既月食に近い部分月食だったそうです。

名古屋は雲が多くて心配なお天気でしたが、部分月食が進んだ頃はちょうどお天気が回復し、肉眼では赤っぽいきれいな月を見ることができました。

 

今日観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ153、カワウ357、ダイサギ2、コサギ12、アオサギ22、マガモ33、カルガモ157、オナガガモ678、スズガモ190、ミサゴ18、トビ1、ハヤブサ1(♀、Ad)、オオタカ1(♂、J?)、シロチドリ14、ダイゼン31、ハマシギ870、アオアシシギ4、イソシギ2、ウミネコ6、ユリカモメ4、セグロカモメ11、ズグロカモメ33

 

明日の満潮時間 6時30分 潮位242cm

明日の干潮時間12時14分 潮位 99cm

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