観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

大型連休が始まります。

2024-04-26 22:18:57 | 春の藤前干潟

藤前干潟

今日の満潮時間 6時34分 潮位237cm

今日の干潮時間13時10分 潮位 28cm

 

今日は湿度が高めのどんより曇り空でしたが、お昼過ぎ、広大な干潟が広がりました。

藤前干潟のベストシーズン、そして大型連休が近づいて来たこともあってか、遠方から来館される方々が増えているようです。

明日から、GWの長期休暇という方々も多いと思います。

GW中、藤前干潟では様々なイベントが開催されます。ぜひ、藤前干潟にも足をお運びください。

 

【大型連休中の藤前干潟のイベント】

★4月27日(土)藤前干潟の生きものまつり@藤前干潟活動センター(主催:NPO法人藤前干潟を守る会)

名古屋市野鳥観察館も出展します。

詳細はこちら(NPO法人藤前干潟を守る会のHP)をご覧ください。

 

★5月5日(日祝)藤前干潟の渡り鳥調査隊@名古屋市野鳥観察館

参加者をまだ募集しています。

 

★5月3日(金祝)~6日(月祝)愛鳥週間イベント2024@名古屋市野鳥観察館

愛鳥週間(5月10日~16日)は、春の鳥たちの渡りの季節で野鳥観察のベストシーズンとされています。

藤前干潟に飛来する鳥たちもこの時期の鳥は夏羽の美しい姿をしていて、まさに藤前干潟の野鳥観察の最も良い季節です。

ぜひ、藤前干潟の野鳥を見にお越しください。ご参加をお待ちしております。

 

★~4月29日(月祝)まで「藤前干潟ふれあい事業の公式Instagramアカウントをフォローして藤前干潟や環境学習施設に来てみよう!!」(主催:藤前干潟ふれあい事業実行委員会)

藤前干潟ふれあい事業は公式Instagramのアカウントを開設しています(Instagramアカウント「fujimaehigata_fureai」)。

4月3日~4月29日の間、このアカウントのフォロー画面を名古屋市野鳥観察館、稲永ビジターセンター、藤前干潟活動センター、名古屋市環境学習センターで見せていただくと缶バッジがもらえます(お1人様おひとつ)。

春は藤前干潟のベストシーズンです。ぜひ藤前干潟に来て、干潟や野鳥をご覧いただきたいと思います。

 

★~5月26日(日)まで「愛鳥週間写真展2024」@名古屋市野鳥観察館

展示期間:4月20日(土)~5月26日(日)(※休館日を除く)

場所:名古屋市野鳥観察館2階

 

今日観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ48、カワウ257、ダイサギ33、コサギ7、アオサギ15、ヘラサギ1、クロツラヘラサギ2、カルガモ2、コガモ28、ヒドリガモ3、オナガガモ2、オカヨシガモ2、キンクロハジロ2、スズガモ344、ミサゴ6、ダイゼン41、キョウジョシギ1、トウネン10、ハマシギ419、アオアシシギ5、オオソリハシシギ5、チュウシャクシギ41、ユリカモメ8、セグロカモメ1、コアジサシ3

キジバト、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ヒヨドリ、ツバメ、ハシボソガラス、ハシブトガラス

 

明日の満潮時間 6時58分 潮位232cm

明日の干潮時間14時16分 潮位 38cm

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アオサギの狩り

2024-04-25 19:10:28 | 春の藤前干潟

藤前干潟

今日の満潮時間 6時11分 潮位239cm

今日の干潮時間12時41分 潮位 29cm

 

今日は晴れて爽やかな陽気でした。気温が上がるとの予報でしたが、冷たい風が藤前干潟には吹いていました。

 

今日は大潮で広い干潟が現れ、その干潟でシギ・チドリやサギ、まだ残っているカモなどが採餌していました。

また、クロツラヘラサギとヘラサギまた見られるようになっていますが、片足をケガしているヘラサギが2日前から観察されています。

 

野鳥観察館近くの護岸では、アオサギが魚を狙っているのを観察できました。

しばらく見ているとハゼの仲間を捕まえました。

冠羽が立派なカンムリカイツブリも近くに泳いでいました。

※今日の野鳥写真は来館者の方に提供いただきました。

 

 

4月23日(火)に観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ14、カワウ32、ダイサギ15、コサギ9、アオサギ7、ヘラサギ1、クロツラヘラサギ2、マガモ2、カルガモ6、コガモ32、ヒドリガモ6、ハシビロガモ11、ホシハジロ2、キンクロハジロ48、スズガモ260、ミサゴ4、トビ1、ダイゼン32、ハマシギ833、アオアシシギ2、オオソリハシシギ6、チュウシャクシギ35、セグロカモメ1、コアジサシ5

キジバト、カワラヒワ、シジュウカラ、スズメ、ハシボソガラス

 

今日観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ16,カワウ96、ダイサギ32、コサギ5、アオサギ7、ヘラサギ1、クロツラヘラサギ2、マガモ2、カルガモ2、コガモ5、ヒドリガモ44、オナガガモ2、オカヨシガモ5、キンクロハジロ22、スズガモ307、ミサゴ6、シロチドリ1、ダイゼン41、トウネン14、ハマシギ900、アオアシシギ7、オオソリハシシギ10、チュウシャクシギ35、ユリカモメ45、セグロカモメ2、コアジサシ13

キジバト、カワラヒワ、スズメ、キビタキ、サンショウクイ、ヒヨドリ、ツグミ、ツバメ、ハクセキレイ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ドバト

 

明日の満潮時間 6時34分 潮位237cm

明日の干潮時間13時10分 潮位 28cm

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まだまだ遠いけど、春のシギ・チドリ達が少しずつ増えてきました。

2024-04-21 19:13:00 | 春の藤前干潟

藤前干潟

今日の満潮時間 4時42分 潮位221cm

今日の干潮時間10時52分 潮位 73cm

 

今日は月に一回の藤前干潟周辺鳥類調査の日でした。

雨の天気が予想されていましたが午前中は曇りの薄暗い日で、何とか雨に降られずカウントを行うことができました。

庄内川河口部で一番早く干出する導流堤の干潟では、干潟が干出するとすぐにチュウシャクシギやハマシギの群れが次々と飛来し始めました。

1,000を超えるハマシギの他に、今週から飛来し始めたチュウシャクシギが目立ちます。他には赤い夏羽のオオソリハシシギの姿も。

干潟の干出が広がってくると、チュウシャクシギの群れが近くに飛来して来ました。

昨日は37羽確認できていましたが、今日の導流堤の干潟では干出時間に87羽が確認できました。

チュウシャクシギが飛来した後、続けて左岸にはハマシギの一部の群れが少数飛来して来ました。

飛来して1時間も立たないうちに新川河口の干潟に移動していきましたが、みんな夏羽に換羽した個体ばかりです。

赤い夏羽のオオソリハシシギもダイゼンと共に飛来し、飛来数は少ないものの春の干潟らしい光景が広がります。

トウネンの最大数が見られるのは2~3週間後になりますが、ハマシギの群れの中にトウネンを2羽見つけました。曇り空でもトウネンの赤い夏羽が目立ちました。

少しずつ数が増えて来た春のシギ・チドリ。この飛来したばかりの頃は群れで移動することが多く、引き初めて1~2時間で新川河口部の干潟にシギ・チドリが移動するため、毎年近くで観察や撮影をする事が難しい時期です。あと2週間後の飛来数や種類が増えてきたころには比較的近くで見る事が出来るはずです。

今春は5月の大型連休最後の5日・6日頃が春のシギ・チドリの観察に一番適した潮の日になります。

 

今日の定例調査で観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ39、カワウ143、ダイサギ40、コサギ18、アオサギ34、マガモ23、カルガモ27、コガモ199、トモエガモ1、オカヨシガモ16、ヒドリガモ8、オナガガモ2、シマアジ7、ハシビロガモ6、ホシハジロ61、キンクロハジロ110、スズガモ343、ミサゴ6、チュウヒ1、オオバン3、コチドリ6、シロチドリ4、メダイチドリ2、ダイゼン45、ケリ1、トウネン2、ハマシギ1709、ツルシギ2、アカアシシギ3、アオアシシギ11、イソシギ6、オオソリハシシギ10、チュウシャクシギ91、タシギ4、セグロカモメ1、カモメ1、コアジサシ30 他56種 3,192羽

※Mr Jan Gearレンズキャリアシステム、ウッドカモも在庫が少なくなりましたが、
 黒色1か月かかってやっと入荷しました。

明日、月曜日は野鳥観察館の休館日です。

火曜日の満潮時間 5時27分 潮位235cm

火曜日の干潮時間11時46分 潮位 45cm

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4月の渡り鳥調査隊を開催しました。

2024-04-20 18:20:20 | 春の藤前干潟

藤前干潟

今日の干潮時間10時26分 潮位 90cm

今日の満潮時間16時20分 潮位207cm

 

今日は天気予報では晴れて気温が高くなるとのことでしたが、予想よりも雲が多めで外でも比較的過ごしやすい日となりました。

今日は4月の藤前干潟の渡り鳥調査隊を開催し、多くの方に参加いただきました。

春の渡りの途中で藤前干潟に飛来しているハマシギやダイゼン、チュウシャクシギなどのシギ、チドリや、これから日本で子育てするコアジサシも観察することができました。

観察後は野鳥観察館で鳥合わせを実施。参加者のみなさんで見られた野鳥の種類と数を振り返りました。

中には1,000羽以上のカワウの数を数えてくれた方もいました。

今日の渡り鳥調査隊では、23種の野鳥を見ることができました。

今だからこそ見られるシギ・チドリを見てもらうことができて良かったです。

 

渡り鳥調査隊では見られていませんが、稲永公園ではキビタキ(↓)などの様々な小鳥も観察される季節となっています。

 

本日の渡り鳥調査隊に参加いただいたみなさん、ありがとうございました。

 

藤前干潟は4月後半~5月前半が最も良い季節です。

次回の渡り鳥調査隊は5月5日(日祝)に開催しますし、ゴールデンウィークには愛鳥週間イベントも予定しています。

ぜひ、藤前干潟の野鳥を見にお越しください。ご参加をお待ちしております。

 

今日の渡り鳥調査隊等で観察できた主な野鳥(イベント前後にスタッフが確認したものも含みます。) カンムリカイツブリ30、カワウ2,070、ダイサギ31、コサギ14、アオサギ30、マガモ4、カルガモ4、コガモ36、ヒドリガモ14、オナガガモ3、オカヨシガモ3、ホシハジロ3、キンクロハジロ2、スズガモ70、ミサゴ7、コチドリ1、ダイゼン28、キョウジョシギ1、トウネン2、ハマシギ399、アオアシシギ3、オオソリハシシギ8、ダイシャクシギ1、チュウシャクシギ37、セグロカモメ3、カモメ3、コアジサシ20

キジバト、カワラヒワ、スズメ、ツバメ、ヒヨドリ、キビタキ、アオジ、ビンズイ、セグロセキレイ、ハシボソガラス、ハシブトガラス

 

明日の干潮時間10時52分 潮位 73cm

明日の満潮時間16時56分 潮位221cm

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愛鳥週間写真展2024が始まります。

2024-04-19 23:29:57 | 春の藤前干潟

藤前干潟

今日の干潮時間 9時59分 潮位109cm

今日の満潮時間15時40分 潮位191cm

 

シギチドリやコアジサシが増えてきて、春本番となってきています。

名古屋市野鳥観察館では、毎年、愛鳥週間(5/10~16)にあわせて「愛鳥週間写真展」を開催しています。

(展示作品を応募いただいたみなさま、ありがとうございました。)

今年の愛鳥週間写真展は明日から始まりますので、ぜひベストシーズンのこの時期の藤前干潟へ足をお運びください。

 

「愛鳥週間写真展2024」

展示期間:4月20日(土)~5月26日(日)(※休館日を除く)

場所:名古屋市野鳥観察館2階

 

 

明日の干潮時間10時26分 潮位 90cm

明日の満潮時間16時20分 潮位207cm

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