観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

葦原も冬鳥が増えてきました。

2022-10-30 23:10:07 | 秋の藤前干潟

【来館時のお願い】

名古屋市野鳥観察館は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をして開館しています。

来館時には、マスクの着用等のご協力をお願いします。

詳細はこちらをご覧ください。

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藤前干潟

今日の満潮時間 9時26分 潮位227cm

今日の干潮時間14時43分 潮位139cm

 

午後の中潮、春とは違って日中の干潮時の潮位が高くなりました。

午後からの干潮時間では鳥たちを見にくいので、満潮時間の葦原でシギを探してみました。

河口域では観察することが少ないハシビロガモが葦原の中の水路に群れていました。

また、満潮時間でも潮が満ちてこない場所には小さなハマシギの群れを見つけました。

数を数えていると、カモ達やハマシギの群れが急に飛び立ちます。

オオタカの成鳥が上空を飛んで行ったのです。

直ぐに脅威が去ったので、ハマシギの群れが戻ってきます。

二週間前の小潮の時には200羽程のハマシギの群れの中に、オグロシギやキリアイ、サルハマシギが一緒に休息しているのを確認しましたが、
今日は休息しているハマシギの数も少なく、他のシギはアオアシシギとコアオアシシギなどしか見つけることはできませんでした。

先週までは引き初めにハマシギ200羽の群れが真っ先に干潟に飛来していましたが、
今日は導流堤の干潟がだいぶ広がった頃にダイゼンやオオソリハシシギと共にハマシギが飛来して来ました。
やはり先週頃までいたハマシギ200羽はすでに西に移動して行ったようです。

コアオアシシギがエサを探す後ろの葦の中にタシギ2羽を見つけました。

普段は目立たないタシギですが、満潮時の堤防下の水たまりや冬場の葦原には多く生息しています。

今日は一か所でコアオアシシギを6羽観察できました。ここから見えない他の場所と合わせると10羽以上が藤前干潟に残っているはずです。

全部のコアオアシシギが冬を越すとは考えられませんが、半数程は藤前干潟でアオアシシギと共に春まで観察できます。

水辺では冬を越すカモ達が増えてきましたが、葦原では冬鳥として飛来するオオジュリンが増えてきました。

ほとんどは、こんな感じで全身の姿を見せてくれないオオジュリンですが、

たまには、葦の先端にとまってくれるオオジュリンもいます。

今日も満潮時間にハヤブサが2羽確認できました。1羽は雌で、もう1羽は若い個体です。

 

 

昨日(10月29日)観察できた主な野鳥 ハジロカイツブリ1、カンムリカイツブリ6、ハジロカイツブリ1、カワウ331、ダイサギ4、コサギ6、アオサギ12、マガモ26、ヒドリガモ1、オナガガモ701、ハシビロガモ5、ホシハジロ19、キンクロハジロ4、スズガモ636、ミサゴ10、トビ1、シロチドリ1、ダイゼン41、ハマシギ775、オオソリハシシギ5、ミヤコドリ1、セグロカモメ25、オオセグロカモメ6、ウミネコ102

 

今日観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ28、カワウ222、ダイサギ5、コサギ4、アオサギ21、マガモ8、カルガモ6、コガモ55、ヒドリガモ12、オナガガモ574、ハシビロガモ31、ホシハジロ20、キンクロハジロ15、スズガモ288、ミサゴ12、トビ2、ハヤブサ2、オオバン3、ダイゼン22、ハマシギ873、コアオアシシギ12、アオアシシギ24、イソシギ6、オオソリハシシギ2、ホウロクシギ1、セグロカモメ1、ウミネコ61

※今日は潮の引き始めも遅く逆光の為、種類および羽数は少なめです。
※来週前半は干潮時間が夜中から明け方なので、後半6日(日曜)から8日(火)までが観察しやすい日になります。

 

明日月曜日は野鳥観察館の休館日です。

火曜日の干潮時間 4時30分 潮位 73cm

火曜日の満潮時間12時08分 潮位201cm

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マガンとヒシクイ飛来!

2022-10-28 22:30:09 | 秋の藤前干潟

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藤前干潟

今日の満潮時間 7時47分 潮位257cm

今日の干潮時間13時27分 潮位103cm

 

10月も終わりに近づいてきました。

藤前干潟クリーン大作戦が終わったと思いきや、11月から始まる写真展や11月19日の藤前干潟ふれあいデーの準備に追われています。

 

今日は藤前干潟にはマガン2羽とヒシクイ1羽が飛来。日中は干潟で休んだりしていましたが、夕方には去りました。

マガンは毎年1度程度は飛来しますが、ヒシクイは珍しいと思います。

↓わかりにくいですが、中央がヒシクイ。

 

また、昨日は約1,500羽のハマシギの群れを見ることができましたが、今日は半分ほどに減ったようです。

 

こちらは10月25日に撮影されたエゾビタキ↓。この他、この日は稲永公園でジョウビタキのオスの3羽の群れを見たりもしました。

 

一昨日(10月26日)観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ27、カワウ156、ダイサギ13、コサギ4、アオサギ38、マガモ20、カルガモ12、コガモ105、トモエガモ2、オナガガモ437、ホシハジロ10、スズガモ299、ミサゴ18、トビ1、オオタカ1、ハヤブサ1、オオバン2、シロチドリ10、ダイゼン20、メダイチドリ4、トウネン24、ハマシギ689、キリアイ1、コオバシギ2、オバシギ1、アオアシシギ6、オオソリハシシギ4、セグロカモメ9、ウミネコ60

 

昨日(10月27日)観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ25、カワウ659、ダイサギ14、コサギ6、アオサギ12、マガモ18、カルガモ23、コガモ186、オカヨシガモ1、ヒドリガモ11、オナガガモ468、ハシビロガモ1、キンクロハジロ23、スズガモ295、ミサゴ13、トビ3、ハヤブサ1、オオバン2、メダイチドリ1、ダイゼン46、ハマシギ1,489、コオバシギ1、イソシギ1、オオソリハシシギ4、セグロカモメ18、オオセグロカモメ1、ウミネコ71

ハクセキレイ、ハシボソガラス、ジョウビタキ

 

今日観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ33、カワウ186、ダイサギ6、コサギ2、アオサギ57、マガン2、ヒシクイ1、マガモ16、カルガモ8、コガモ54、ヒドリガモ13、オナガガモ386、ホシハジロ9、キンクロハジロ43、スズガモ438、ミサゴ13、トビ2、オオバン1、ダイゼン35、ハマシギ534、オオソリハシシギ4、セグロカモメ6、オオセグロカモメ1、ウミネコ125

 

明日の満潮時間 8時33分 潮位244cm

明日の干潮時間14時02分 潮位121cm

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22種類のシギ・チドリが観察できました。

2022-10-23 19:04:50 | 秋の藤前干潟

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藤前干潟

今日の満潮時間 4時29分 潮位229cm

今日の干潮時間10時35分 潮位 68cm

 

10月20日から続いた明け方からの早朝チャレンジ4日目。

日曜と言うこともあり、明け方前から稲永公園北側の駐車場はグランド利用者の車で7割が既に埋まっていました。

潮の引き初めが4日前に比べ2時間遅くなり、今日はシギ・チドリが飛来する前に着くことが出来ました。

アオアシシギが飛来した後、干潟が浅くなってくると次々とハマシギの群れが舞い降りてきました。

続いてダイゼン、オオソリハシシギも飛来。

ダイゼンと一緒にオバシギも4日連続で確認できました。

ただ引き初めが遅くなっても、明け方は雲が太陽を遮って薄暗い天気でした。

雲が切れてくると陽が射してきました。

オバシギも本来の色で観察できます。

今日は新たにコオバシギ2羽を観察できました。秋の渡り最盛期の9月21日までは確認できていたのですが、1か月ぶりの確認です。

ダイゼンの灰褐色の冬羽も太陽の光で綺麗に見えます。

今日、行われた藤前干潟周辺の鳥類調査では、オオソリハシシギは10羽を確認できています。

しばらく姿を見せていなかったオグロシギも1羽だけですが確認できています。
もともと淡水域で観察されることが多い種類ですので、水の張った田んぼなどに入っているかもしれませんね。

サルハマシギも引き続き確認できていて、干潟を駆け回っていました。

干潟でフラッグを付けたハマシギを確認しました。何やらたくさんの標識を付けられています。

左足に上から橙・赤・緑が、右足には黄色・緑フラッグ「PJN」・メタルリングが見られました。

「PJN」というフラッグは、今年の4月にも藤前干潟で確認したハマシギです。

干潟が広がってくると、ハマシギ達は羽繕いをしたり目を閉じたりして休息を始めましたが、突然の群れが飛び去りました。

猛禽か?と見回しましたが、姿は見つけられませんでした。

飛び去ったシギ・チドリの群れは低空を飛び回った後、永徳スリップ北側の干潟に移動していきました。

最近は、干潟の泥の中にすむ生きものが増えてきたのか、永徳スリップ北側の干潟に多くのシギ・チドリが集まるようになっています。

調査後、観察館に戻るとシギ・チドリが飛び去った理由が分かりました。やっぱりハヤブサです。

ハヤブサは毎日、鳥達が集まった頃の時間に飛来して来ます。

 

今日の観察、調査では、カワウが少なかった割に冬鳥のカモ類が増えたため、総数で5,000羽を超える鳥類をカウントできました。

また、秋の渡り終盤になり、シギ・チドリの飛来数は少ないものの、種類は多く、22種類のシギ・チドリが観察できて良い一日でした。

名古屋鳥類調査会・尾張野鳥の会実施 藤前干潟周辺鳥類調査でカウントされた主な野鳥
カンムリカイツブリ8、カワウ592、ダイサギ60、コサギ40、アオサギ117、マガモ110、カルガモ243、コガモ658、オカヨシガモ14、ヒドリガモ106、オナガガモ391、ハシビロガモ48、ホシハジロ11、キンクロハジロ175、スズガモ371、ミサゴ16、トビ2、ノスリ1、ハヤブサ1、オオバン3、シロチドリ24、メダイチドリ2、ダイゼン48、ケリ1、トウネン2、ハマシギ1,454、サルハマシギ2、コオバシギ2、オバシギ1、キリアイ1、アカアシシギ2、コアオアシシギ9、アオアシシギ45、イソシギ10、ソリハシシギ1、オグロシギ1、オオソリハシシギ10、ホウロクシギ1、オオハシシギ4、セイタカシギ2、アカエリヒレアシシギ16、セグロカモメ15、オオセグロカモメ6、ウミネコ182 他  合計59種 5,237羽

 

明日、月曜日は野鳥観察館の休館日です。

火曜日の満潮時間 5時44分 潮位258cm

火曜日の干潮時間11時45分 潮位 67cm

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藤前干潟クリーン大作戦、ありがとうございました。

2022-10-22 19:36:55 | 秋の藤前干潟

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藤前干潟

今日の満潮時間 9時58分 潮位 75cm

今日の満潮時間16時23分 潮位234cm

 

今日は「2022年秋の藤前干潟クリーン大作戦」が藤前干潟全域で行われました。

その清掃活動開始前の早朝、少しだけ干潟を覗きました。

今日は干潮時間が遅くなって、明るい時間に鳥を見ることが出来ると思っていましたが、早朝は薄い雲が太陽を遮り昨日に増して薄暗い天気でした。

それでも鳥たちは関係なく、広がり始めた干潟を目指し集まってきます。

オグロシギの姿は確認できませんでしたが、オオソリハシシギは左岸で6羽、導流堤の干潟に4羽を確認できました。

ハマシギは昨日より300羽以上飛来数を増やし、1,000羽を超えました。

昨日も確認したキリアイやサルハマシギも飛来が確認できました。

今見られるほぼ全ての野鳥の種が干潟に集まったので、もう少し見ていたいですが、「2022年秋の藤前干潟クリーン大作戦」の時間が近づいてきました。

ギリギリの時間まで粘っていると、背中を押すように干潟のシギ・チドリが全部飛び立ちました。

昨日と同じ若いハヤブサが同じような時間に飛来して来ました。

時間が経てばシギ・チドリの群れも戻ってくるかもしれませんが、今日は時間が無いのでこれで終了です。

 

今日の「2022年秋の藤前干潟クリーン大作戦」は、無事開催することができました。

今回は新型コロナウイルス感染症に対する制限がかなり緩んだためか、かなり多くの人が参加され、多くのごみが回収されました。

(開催した10会場の総参加者数は1,638人、集めたごみの量は45Lのごみ袋で2,630袋でした。)

多くの参加者、スタッフ、協力者のみなさんに感謝申し上げます。

中堤会場の受付の様子↓。

中堤会場は8班に分かれて作業を行いました。

1、2班の方にはマイクロバスで漂着ごみの多い河口へ移動後、ごみを拾ってもらいました。

河口部分はとてもごみが多く、作業が大変だったそうです。

ごみの分別↓。

回収したごみ↓。

中堤会場で集まった全てのごみ↓。

 

また、中堤会場では土岐・庄内川の水質調査も行われました。

 

清掃活動終了後は、干潟観察会を開催。希望者80名ほどの参加がありました。

導流堤から干潟のカモの群れを見ると、水際をアカエリヒレアシシギ1羽が水面をくるくる回りながら餌を探していました。

 

藤前干潟がラムサール条約に登録されて間もなく20周年。

今後も藤前干潟を保全していくために、藤前干潟クリーン大作戦を継続していきたいと思っています。

これからも藤前干潟クリーン大作戦への協力をよろしくお願いします。

 

 

今日観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ8、カワウ106、ダイサギ11、コサギ1、アオサギ41、マガモ22、カルガモ3、コガモ53、ヒドリガモ5、オナガガモ290、キンクロハジロ37、スズガモ312、トモエガモ2、ミサゴ15、トビ3、ハヤブサ1、シロチドリ8、ダイゼン45、トウネン1、キリアイ1、サルハマシギ1、ハマシギ1,173、コアオアシシギ2、アオアシシギ24、オバシギ1、オオソリハシシギ10、ホウロクシギ1、アカエリヒレアシシギ1、セグロカモメ10、オオセグロカモメ2、ウミネコ91

 

明日の干潮時間10時35分 潮位 68cm

明日の満潮時間16時49分 潮位246cm

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明日は「2022年秋の藤前干潟クリーン大作戦」が開催されます。

2022-10-21 20:52:01 | 秋の藤前干潟

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藤前干潟

今日の干潮時間09時14分 潮位 77cm

今日の満潮時間15時57分 潮位213cm

 

明日(10月22日(土))は、「2022年秋の藤前干潟クリーン大作戦」が開催されます。

ちょうど干潮時間を迎える頃から、庄内川河口左岸・右岸も含む藤前干潟周辺で一般の皆さんが清掃活動を行います。

普段の写真撮影、野鳥観察や魚釣りをしていて、ゴミが目立つなぁと思われた方も、ぜひご参加ください。

また、清掃活動に際し、多くの人が葦原や干潟に立ち入ることになり、野鳥が遠くへ行ってしまうこともありますが、清掃活動にご理解ください。

清掃活動の詳細は藤前干潟クリーン大作戦実行委員会のホームページをご覧ください。

 

さて、今日も早朝の干潟に出かけました。

秋になって太陽が姿を見せるのがが遅くなり、今日の日の出は6時04分でした。

実際に明るくなるのは6時半ごろ、そして干潟に陽が当たるのは7時近くなってからです。

なので、今日も薄暗い写真でお伝えします。

干潟に日が差す前に出かけると、干潟はすでに広がり、鳥たちは約80m以上先の水際に群れていました。

薄暗い干潟では、オオハシシギ3羽が水際でエサを探していました。
左側には昨日も目にしたオバシギの姿も。

オオハシシギはアオアシシギやコアオアシシギと共に藤前干潟周辺で毎年越冬しています。
名四国道より上流で観察する機会が多く、干潟で目にする機会は少ないシギです。

さらに、ハマシギやダイゼンが群れる水際を忙しそうに走り抜けていくシギを見つけました。

淡い褐色の姿が目立つウズラシギです。

オオハシシギと同様、淡水域の田んぼや水たまりでよく観察できるウズラシギです。春と秋の渡りの時期に時々、干潟でも観察されています。

ウズラシギの後ろ(↑)を歩くのは昨日も観察できているサルハマシギ。

サルハマシギは、一番手前(↑)を歩くハマシギに比べて細くて長い嘴が特徴です。

もう少し低い位置から見るとハマシギに比べて長い足がよく分かるのですが、堤防の上からでは難しいです。しかし、長い嘴と淡い褐色の胸で探すことが出来ると思います。

今日もオオソリハシシギを観察できました。

最初数えたときは、オオソリハシシギは4羽しか確認できませんでしたが、ハマシギの群れと一緒にさらに3羽が飛来してきました。

春に観察できたような雄の赤い夏羽のような美しさはありませんが、他のシギに比べ大きな体長、大きな嘴が目立ちます。

3羽が合流して、計7羽をカウントできたオオソリハシシギ。
本来はこの時期にはオグロシギがオオソリハシシギよりも多く飛来しているはずですが、今日はオグロシギは確認できていません。

昨日確認したキリアイも、今日も確認できました。

目の前の干潟にいるシギ・チドリの中で、オオソリハシシギについで二番目に大きいダイゼンは、17羽が確認できました。

導流堤の干潟を含めると計32羽を数えました。他のチドリの仲間はシロチドリ12羽、メダイチドリ4羽でした。

今日は昨日よりも100羽近くハマシギが増えて、741羽をカウントしました。

鳥たちで賑わっていた干潟でしたが、突然カモを含め、ほぼすべての鳥たちが飛び立ちました。

ハヤブサか?と上空を探しますが、いません。

目の前を見ると、低い位置をこちらに真っ直ぐ向かってくるハヤブサが!
頭の上を飛び越え松林でUターン。
風切り音が聞こえました。

干潟からほぼすべての鳥たちが消えてしまいました。

途中からもう1羽のハヤブサも現れ、導流堤の干潟でもその2羽が飛び回り、すべての干潟で鳥たちの姿がなくなりました。

あんなにに賑わっていたのに、本当に空っぽ。
サギしか残っていません。

出勤前早朝チャレンジ終了。

帰ります。

 

 

 

 

今日観察できた主な野鳥 オオバン6、ミサゴ24、トビ3、ハヤブサ2、ダイゼン32、シロチドリ12、メダイチドリ4、トウネン6、ハマシギ741、サルハマシギ1、オバシギ1、イソシギ2、キリアイ1、ウズラシギ1、コアオアシシギ4、アオアシシギ23、イソシギ4、オオハシシギ3、ソリハシシギ1、オオソリハシシギ7、ホウロクシギ1 他

 

明日の干潮時間09時58分 潮位 66cm

明日の満潮時間16時23分 潮位225cm

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