観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

オオタカ出現

2020-01-31 19:06:48 | 冬の藤前干潟

藤前干潟

今日の満潮時間 9時38分 潮位197cm

今日の干潮時間15時46分 潮位 80cm

 

今日も風が吹き、寒い一日でした。

朝、久しぶりに藤原岳の頂上がうっすらと白く積雪しているのが見られました。

寒さが戻ってきましたね。

 

今日は、開館直後にオオタカが庄内川河口に現れ、導流堤で休んでいたオナガガモなどを飛ばしてしまいました。

また、今日もハマシギは約250羽ほどしか飛来せず、さらに、昨日に引き続き、ダイゼンは1羽も確認できませんでした。

 

明日から2月となりますが、しばらく寒いようです。

新型コロナウィルスやインフルエンザなども心配です。

みなさん、体調管理にはくれぐれもお気をつけください。

 

今日観察できた主な野鳥 ハジロカイツブリ4、カンムリカイツブリ379、カワウ510、ダイサギ2、アオサギ25、マガモ14、カルガモ109、ヒドリガモ6、オナガガモ1,192、スズガモ228、ミサゴ9、オオタカ1、シロチドリ21、ハマシギ254、ダイシャクシギ2、ユリカモメ187、セグロカモメ11、オオセグロカモメ2、カモメ12、ウミネコ3、ズグロカモメ8

 


明日の満潮時間10時09分 潮位189cm

明日の干潮時間16時38分 潮位 82cm


明後日の満潮時間10時45分 潮位180cm

明後日の干潮時間17時51分 潮位 82cm

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冷たい風の日に

2020-01-30 17:53:51 | 冬の藤前干潟

藤前干潟

今日の満潮時間 9時11分 潮位205cm

今日の干潮時間15時05分 潮位 77cm

 

今日は日差しは強かったですが、冷たい風が強く吹き、寒さが戻ってきたように思います。

でも、稲永公園の野鳥観察館周辺では、様々な鳥を見ることができました。

冬鳥としておなじみのツグミ↓。

今日も盛んにさえずる声を響かせていたシジュウカラ↓。ナンキンハゼの実をつまんでいました。

野鳥観察館のすぐ上を飛んでいたトビ↓。

この他、ジョウビタキ、メジロ、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、キジバト、ハシボソガラス、カワラヒワ などを観察できました。

 

一方庄内川では、潮が悪くなってきて、干潟が出る時間が遅くなってきました。

今日は、ハマシギは200羽あまりしか飛来せず、ダイゼンについては1羽も観察できませんでした。

やはり、シギ・チドリの群れは移動してしまったのでしょうか。

 

さて、明日で1月も終わりです。

ついこの間、2020年が始まったばかりのような気がしますが、早いものです。

2月に入ってすぐには、節分、さらには立春がありますが(今年は2月3日と2月4日)、

その前の2月2日は「世界湿地の日 World Wetlands Day (WWD)」です。

毎年、テーマがありますが、今年のテーマは「湿地と生物多様性(Wetlands and biodiversity)」だそうです。

 

今日観察できた主な野鳥 ハジロカイツブリ7、カンムリカイツブリ430、カワウ888、ダイサギ3、アオサギ15、マガモ31、カルガモ77、コガモ3、ヒドリガモ34、オナガガモ1,592、スズガモ490、ミサゴ14、トビ2、ハジロコチドリ1、シロチドリ40、ハマシギ239、ダイシャクシギ2、ユリカモメ377、セグロカモメ23、オオセグロカモメ4、カモメ31、ウミネコ26、ズグロカモメ18

 


明日の満潮時間 9時38分 潮位197cm

明日の干潮時間15時46分 潮位 80cm

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カモメが増えてきました。

2020-01-29 19:00:00 | 冬の藤前干潟

藤前干潟

今日の満潮時間 8時45分 潮位212cm

今日の干潮時間14時31分 潮位 75cm

 

今日は久しぶりに青空が現れました。

少々冷たい風が吹いたものの、暖かさも感じました。

稲永公園では、少し前からシジュウカラのさえずりがよく響いています。

もう、春なのかなと思ってしまう陽気です。

 

昨日は、藤前干潟周辺は穏やかでしたが、愛知県内では強風が吹いた場所もあったそうです。

そのせいでしょうか、今日はユリカモメの飛来数が非常に多く、飛来したユリカモメで干潟が一面白色に見えました。

カウントはしていませんが、1,000羽を超えていたことは間違いありません。

その一方で、ハマシギ、ダイゼンの飛来数は少なく、最近はハマシギは700~1,000羽ほどが毎日飛来していましたが、今日は100羽以下でした。

しばらく天気が良いようなので、一旦、群れが抜けてしまったかもしれませんね。

 

今日は干潟が広がったのはお昼を過ぎてからでした。

午前中のまだ潮が高い時間帯には、野鳥観察館からカモメの仲間やミサゴの狩りが見られました。

最近、飛来数が増えてきたカモメ↓。カモメの仲間の中では目つきが優しいように見えるのが特徴です。

カモメの若い個体↓。

カモメより大きなセグロカモメ↓。

翼をたたんで、川へ飛び込むミサゴ↓。

飛び込んだ後、なかなか水面から飛び立てないようでした。

やっと飛び上がると、足には大きな魚をつかんでいました。

 

【藤前干潟に関連する今後のイベント】

☆2月8日(土)藤前干潟の渡り鳥調査隊@名古屋市野鳥観察館詳細はこちら(PDF)

 

☆2月15日(土)チリメンモンスターを探せ!@名古屋市環境学習センター(エコパルなごや)(主催:藤前干潟ふれあい事業実行委員会)→詳細はこちら(藤前干潟ふれあい事業(名古屋市HP))

 

明日の満潮時間 9時11分 潮位205cm

明日の干潮時間15時05分 潮位 77cm

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ハマシギ乱舞

2020-01-28 19:42:14 | 冬の藤前干潟

藤前干潟

今日の満潮時間 8時19分 潮位218cm

今日の干潮時間13時59分 潮位 76cm

 

今日も閉館までは天気がもちました。

雨がもっと降るかと思いましたが、夕方頃には陽が射してきました。

そして、日中は太陽は見えませんでしたが、今日は外にいても全く寒くなく、暖かな日でした。

 

お昼過ぎ、庄内川護岸の干潟が出始めると、ハマシギの群れが飛来しました。

干潟に集まったハマシギとユリカモメなど↓。

ハマシギは忙しそうに餌を探し回ります。こんなに近くでたくさんのハマシギを見られる今冬は幸せです。ここ数年はハマシギの飛来数や滞在時間が安定せず、なかなかこういった状況にならなかったので・・・。

しかし、ハマシギやユリカモメ、カモたちは、時折、何かに反応して飛び回っていました。

ハマシギが飛び回る様子は何度見ても美しいと感じるので、何度も飛び回るのが見られるのは嬉しかったのですが、もう少し落ち着いて食餌ができると良いな、と思ったりもしました。

 

今日観察できた主な野鳥 ハジロカイツブリ2、カンムリカイツブリ417、カワウ233、ダイサギ1、コサギ3、アオサギ46、マガモ37、カルガモ65、コガモ7、ヒドリガモ9、オカヨシガモ2、オナガガモ923、ホシハジロ5、キンクロハジロ19、スズガモ469、ホオジロガモ1、ミサゴ12、ハジロコチドリ3、シロチドリ11、ダイゼン45、ハマシギ764、イソシギ2、ダイシャクシギ2、ユリカモメ453、セグロカモメ12、オオセグロカモメ3、カモメ20、ウミネコ10、ズグロカモメ7

 


明日の満潮時間 8時45分 潮位212cm

明日の干潮時間14時31分 潮位 75cm

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昨日の渡り鳥調査隊・ごみと水を考える集いのご報告など

2020-01-26 23:55:54 | 冬の藤前干潟

藤前干潟

今日の満潮時間 7時23分 潮位225cm

今日の干潮時間12時59分 潮位 83cm

 

今日は雨は降らず、 比較的穏やかな日でした。

バードウォッチングやウォーキングなどで野鳥観察館に来館される方も多かったです。

また、今日は名古屋鳥類調査会と尾張野鳥の会合同の定例の鳥類調査が実施されました。

ハマシギが約1,000羽カウントされた他、カンムリカイツブリは約650羽もの飛来数が確認されました。

カウント結果は今日の記事の一番下をご覧ください。

 

 

そして、昨日の「渡り鳥調査隊」と「ごみと水を考える集い」のご報告です。

午前中、野鳥観察館で行った1月の渡り鳥調査隊ですが、まずは観察館内からハマシギ、ダイゼン、ミサゴなどを観察。

その後、潮位がさらに下がり、護岸近くに現れた干潟にカモやカモメの仲間が集まってきたので、屋外に出て近くまで行き、じっくり観察しました。

きれいな繁殖羽のオナガガモやコガモ、キンクロハジロ、そしてユリカモメなどを見られました。

また、ミサゴが目の前の川に飛び込むところを見られ、参加者のみなさんに喜んでもらえました。

さらに、昨日はハマシギの大きな群れが飛ぶところを久しぶりに見ることができました。

とてもきれいだと、感動している参加者の方もいました。

 昨日の渡り鳥調査隊に参加いただいたみなさん、ありがとうございました。

次回の「渡り鳥調査隊」は2月8日(土)に実施します。

オナガガモなど、越冬しているカモの中には早くも2月の終わりには北へ渡ってしまうカモもいます。

ご参加をお待ちしています。→詳細はこちら(PDF) 

 

こちらは昨日、野鳥観察館の前の水たまりにやってきたメジロとヒヨドリ↓。

1月24日の日記で、ツグミなどを野鳥観察館周辺で観察できるようになったと書きましたが、やっとこの水たまりにも小鳥がやってくるようになってきました。

 

続いては、昨日の午後、藤前会館で行われた「第9回ごみと水を考える集い」の報告です。

藤前干潟や流域などで活動している団体、大学などの研究・教育機関、行政機関などから70名ほどの参加がありました。

参加を呼び掛けた5団体を代表して挨拶する藤前干潟クリーン大作戦実行委員会の坂野委員長↓。

その後、四日市大学の大八木麻希准教授から、マイクロプラスチックの研究結果について講演いただきました。

ひと口にマイクロプラスチックと言っても様々な種類のマイクロプラスチックがあることや、大八木先生がマイクロプラスチックの量を研究されている三重県の海岸での調査結果、そしてマイクロプラスチックの分布や流出過程の実態を把握する調査・研究方法はまだ確立や統一がされておらず、試行錯誤な部分があることなどを説明されていました。

その後、藤前干潟で中部大学上野研究室、堀川まちネット、及び藤前干潟クリーン大作戦実行委員会が協力して行なっているヨシ原の植栽実験の報告がありました。

大八木先生の講演とヨシ原植栽実験の報告の後は、分散会を実施。

参加者が4班に分かれて、マイクロプラスチック問題を解決するためにできることを考え、話し合いました。

それぞれの班の座長は、中部大学ボランティア・NPOセンターの学生さんにお願いしました。

話し合い後は、各班ごとに出た意見をまとめて発表。様々な視点からの意見が出ていました。

集いの終わり頃には、名古屋市の河村市長にも駆けつけていただきました。

集いの1番最後に、今回のアピール文を採択して終了。

 終了後には、甘酒などがふるまわれ、暖かな甘酒などを飲みながら参加者が交流を深めました。

「ごみと水を考える集い」に参加いただいた皆さんもありがとうございました。 

 

昨日(1月25日)の渡り鳥調査隊等で観察できた主な野鳥 ハジロカイツブリ6、カンムリカイツブリ511、カワウ2,070、ダイサギ2、コサギ1、アオサギ30、マガモ63、カルガモ157、コガモ11、ヒドリガモ10、オナガガモ1,447、キンクロハジロ147、スズガモ557、ミサゴ16、シロチドリ7、ムナグロ1、ダイゼン46、ハマシギ1,200、イソシギ1、ダイシャクシギ2、ユリカモメ150、セグロカモメ42、オオセグロカモメ15、カモメ32、ウミネコ14、ズグロカモメ17

スズメ、メジロ、ハシボソガラス、ヒヨドリ、ハクセキレイ、キジバト、オオジュリン

※スタッフがイベント前後にカウントしたものも含んでいます。

 

今日の名古屋鳥類調査会・尾張野鳥の会合同調査で観察できた主な野鳥 ハジロカイツブリ8、カンムリカイツブリ645、カワウ2,690、ダイサギ11、コサギ9、アオサギ71、マガモ203、カルガモ279、コガモ406、トモエガモ2、オカヨシガモ80、ヒドリガモ362、オナガガモ892、ハシビロガモ2、ホシハジロ85、キンクロハジロ343、スズガモ709、ホオジロガモ4、ミサゴ24、オオバン23、ハジロコチドリ3、シロチドリ23、メダイチドリ1ムナグロ1、ダイゼン38、ヨーロッパトウネン2、ハマシギ996、コアオアシシギ2、アオアシシギ4、イソシギ8、ダイシャクシギ2、オオハシシギ4、ユリカモメ505、セグロカモメ14、オオセグロカモメ5、カモメ100、ウミネコ3、ズグロカモメ38 他、53種8,900羽

 


※明日(27日(月))は休館日です。

明日の満潮時間 7時52分 潮位222cm

明日の干潮時間13時29分 潮位 78cm


明後日の満潮時間 8時19分 潮位218cm

明後日の干潮時間13時59分 潮位 76cm

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