藤前干潟
今日の干潮時間10時07分 潮位 79cm
今日の満潮時間16時45分 潮位238cm
今日は秋の野鳥イベントの「藤前干潟の野鳥観察会」と「野鳥のおはなし」を開催しました。
午前中の「藤前干潟の野鳥観察会」はポツポツと雨が降っていたので、屋外ではなく、全て館内にて実施。
館内の望遠鏡やモニターを使って、野鳥観察を行いました。
今日も昨日同様、秋の渡りで訪れているたくさんのシギ・チドリや、カモの仲間などを観察してもらうことができました。
鳥合わせでは、見られた野鳥の中でも特にシギ・チドリの特徴をしっかり紹介しました。
今日の野鳥観察会では24種類の野鳥を観察することができました。
また、午後からは、NPO法人藤前干潟を守る会の西部理恵さんから「オーストラリア・ジロング市で出会った鳥たち、出会った人たち」のおはなしをしていただきました。
おはなしからは、名古屋市が今年3月に行ったオーストラリア・ジロング市への中学生の派遣事業を引率した西部さんが現地で見聞きした野鳥たち、干潟の様子、そして野鳥の保護活動などについて知ることができました。
派遣事業では野生のペリカンやエミューなども見られたそうで、今日のおはなしで日本では見られない様々な野鳥を知ることができて楽しかったという参加者の声がありました。
今日のイベントに参加いただいたみなさん、ありがとうございました。
今後も野鳥観察館では野鳥観察会などのイベントを開催していきますので、ぜひご参加ください。
また、今日の藤前干潟で見られた野鳥の様子をご紹介。
昨日に引き続き、オグロシギとオオソリハシシギを観察できました。
今朝の干潟のオグロシギ。#藤前干潟#ラムサール条約登録湿地#シギチ#秋の渡り#スマスコ pic.twitter.com/Eo0dxst2Ft
— 名古屋市野鳥観察館 (@nagoya_yatyou) September 29, 2024
こちらはくちばしがやや上に沿っているオオソリハシシギ。
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干潟に長いくちばしを突き刺して餌を探しています。#藤前干潟#ラムサール条約登録湿地#シギチ#秋の渡り#スマスコ pic.twitter.com/rtekmjeChN
キリアイが何かを泥の中から引っ張り出している様子も観察できました。
キリアイを今日も観察できました。干潟の泥の中から細長い生きものを引っ張り出して食べていたようです。#藤前干潟#ラムサール条約登録湿地#シギチ#秋の渡り#スマスコ pic.twitter.com/vXak718Ls8
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また、クロツラヘラサギは昨日は2羽観察できていましたが、今日は2羽増えて4羽を観察できています。
特徴的なへらのような形をしたくちばしで餌を探すクロツラヘラサギ。
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今日は2羽増えて、4羽にのクロツラヘラサギを観察できました。#藤前干潟#ラムサール条約登録湿地#スマスコ pic.twitter.com/DhirxeBZvy
夕方、潮が満ちて干潟がなくなると、4羽とも導流堤で休んでいました。
今日観察できた主な野鳥(※カウントできていない種もあります) カンムリカイツブリ、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、クロツラヘラサギ4、マガモ、カルガモ211、コガモ498、オナガガモ65+、ヒドリガモ10、ハシビロガモ1、ホシハジロ1、スズガモ5、ミサゴ24、ハヤブサ1、コチドリ2、シロチドリ3、メダイチドリ11、オオメダイチドリ1、ダイゼン37、トウネン486、ハマシギ187、キリアイ1、コオバシギ7、オバシギ1、コアオアシシギ3、アオアシシギ17、イソシギ5、ソリハシシギ3、オグロシギ5、オオソリハシシギ3、ホウロクシギ1、チュウシャクシギ1、セグロカモメ1、ウミネコ
※明日(9月30日(月))は休館日です。
明後日の干潮時間11時15分 潮位 69cm
明後日の満潮時間17時30分 潮位252cm