観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

オオジシギ、ソリハシシギ、ツルシギなどが観察できました。

2018-04-30 23:30:11 | 春の藤前干潟
 藤前干潟
 
 今日の満潮時間 5時51分 潮位241cm、18時34分 潮位243cm

 今日の干潮時間12時13分 潮位 29cm

 

今日は中部地方環境事務所による国指定藤前干潟鳥獣保護区の鳥類調査が行われており、野鳥観察館のスタッフも調査員として調査に参加していました。

その調査の中で、庄内川の少し上流のヨシ原で、オオジシギが確認されたとの情報があり、野鳥観察館で勤務していたスタッフが写真を撮りに行ってきました。 

写真を撮ったときは、枯れたヨシの上で休んでいたようです。この後、ヨシ原に中に隠れてしまいました。

さらに上流のヨシ原でもタシギに混じって4羽のオオジシギが確認されました。渡りの途中で藤前干潟に訪れているようです。 

この他、ソリハシシギ(2羽)、ツルシギ(2羽、夏羽)、ササゴイ(1羽)が今シーズン、初めて確認されましたし、オオハシシギ(1羽)、メダイチドリ(3羽)、セッカ、オオヨシキリ、コアジサシ(11羽)なども観察できました。

また、アオアシシギが数を増やしており、40羽以上がカウントされました。

春の渡り鳥であるシギ・チドリや、夏鳥の種類・飛来数が日毎に増えてきています。

 

そして、昨日、藤前活動センターで開催された「藤前干潟生きものまつり(主催:NPO法人藤前干潟を守る会)」のご報告です。

昨日は天気が良く、例年以上に多くの人が集まって、とても賑やかでした。

高校や他の自然関連施設・団体などのブースがたくさん出展されていました。

野鳥観察館もブース出展してきました。 

ブースでは、ちょうど今、渡ってきているシギ・チドリなどの紹介展示と・・・、

鳥のデコイの色付けを行いました。

鳥のデコイの色付けでは、アクリル絵の具を鳥の形をした模型(デコイ)に塗っていきます。

かなり細かい作業の部分もありましたが、子どもも大人も夢中で色塗りをしてくれ、すてきな鳥が出来上がりました。

楽しかったと言ってもらえたのが嬉しかったです。参加いただいたみなさん、ありがとうございました。 

 

その他のブースや催しものも一部だけですがご紹介しますと、

間伐材でマイ箸を作るブースや、

音楽ライブ、

劇団シンデレラの子供たちの歌と踊り、

地元の方による尾張新次郎太鼓の演奏、

堤防の上からの干潟の鳥のバードウォッチングなどが開催されていました。

 

写真はありませんが、干潟観察会や石ころ干潟観察会も開催され、非常に盛況だったそうです。

とっても忙しい1日になりましたが、多くの人に藤前干潟を楽しんでもらえたようで、嬉しい1日にもなりました。

 

そして、次に潮の良い週末である5月12日(土)・13日(日)には、 名古屋市野鳥観察館で「愛鳥週間イベント」を実施します。

昨日の生きものまつりで実施した鳥の色付けイベント「野鳥ミニ講座~鳥の色付けをしよう!~」も行います。

この時期は、何と言っても春のシギ・チドリのシーズンです。ぜひ藤前干潟に足を運んでいただきたいと思っています。

現在、5月12日(土)に行う「野鳥ミニ講座」、「渡り鳥調査隊」、そして5月13日(日)に行う「探鳥会」、「野鳥のおはなし」の参加者を募集しています。ぜひ、ご参加ください。

 

<愛鳥週間イベント2018>

☆野鳥写真展「わたしの好きな鳥」
一般のみなさんから募集した写真を展示します。
展示期間:4月21日(土)~5月27日(日)※休館日除く
場所:名古屋市野鳥観察館2階

☆野鳥ビンゴゲーム(※対象は小学生以下)
日時:5月12日(土)・13日(日)※受付時間:10:00~15:00
定員:30名(当日受付)

☆渡り鳥調査隊~5月~(※対象は小学生~大人)
渡り鳥調査隊は、毎月1回行っているイベントで、野鳥の観察をしながら、種類と数の調査にチャレンジします。
日時:5月12日(土)10:00~12:00
定員:20名(要事前申し込み・先着順)
持ち物:水筒・帽子・双眼鏡(お持ちであれば)
※双眼鏡は当日貸出もします。
※雨天時は館内から野鳥観察等を行います。

☆野鳥ミニ講座「鳥に色付けをしよう!」(※対象は小学生~大人)
鳥のエコデコイに絵の具で色を塗りましょう。エコデコイの形は小鳥・カワセミ・カモの中からひとつを選べます。
日時:5月12日(土)①13:00~14:00、②14:30~15:30
定員:各回10名(要事前申し込み・先着順)
参加費:500円(材料費として)

☆探鳥会
庄内川河口(藤前干潟)や稲永公園の野鳥を観察します。特に春の渡りで訪れるシギ・チドリに注目です。
日時:5月13日(日)10:00~12:00
定員:30名(要事前申し込み・先着順)
持ち物:水筒・帽子・双眼鏡(お持ちであれば)
※双眼鏡は当日貸出もします。
※雨天時は館内から野鳥観察を行います。

☆野鳥のおはなし「観察館日記のよもやま話」
藤前干潟の野鳥情報を発信している野鳥観察館のブログ「観察館日記」。この「観察館日記」で紹介している野鳥のお話しや、ブログ更新時の楽しみ・苦労などをお話しします。
日時:5月13日(日)13:00~14:30
定員:20名(要事前申し込み・先着順)

【申し込み・問い合わせ先】
名古屋市野鳥観察館
TEL/FAX:052-381-0160

※野鳥ミニ講座以外は参加無料です。

※詳細はこちらのチラシ(PDF)をご覧ください。

 

 5月 1日(火)の満潮時間 6時18分 潮位240cm

                      干潮時間12時44分 潮位 26cm

 5月 2日(水)の満潮時間 6時44分 潮位236cm

                      干潮時間13時14分 潮位 27cm

 月 3日(木)の満潮時間 7時09分 潮位230cm

                      干潮時間13時44分 潮位 33cm

 5月 4日(金)の満潮時間 7時36分 潮位221cm

                      干潮時間14時16分 潮位 42cm

 5月 5日(土)の満潮時間 8時05分 潮位210cm

                      干潮時間14時50分 潮位 54cm

 5月 6日(日)の満潮時間 8時40分 潮位196cm

                      干潮時間15時30分 潮位 68cm

 5月 7日(月)は野鳥観察館は、お休みさせていただきます。 

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TSN-554PROMINARをご覧いただけます。

2018-04-29 19:02:00 | 観察機材

藤前干潟

今日の満潮時間 5時22分 潮位240cm、17時56分 潮位241cm

今日の干潮時間11時41分 潮位 37cm

大潮で引き始めも少し遅くなり観察しやすい時間帯になったので、今日は観察者やカメラマンが目立ちました。

 

導流堤の干潟にチュウシャクシギやオオソリハシシギが集まりだした頃に野鳥観察されていた方々は気づいたかと思いますが、テトラポッドの上に、干潟で休息するシギ・チドリを見下ろす二つの黒い影!がありました。

最初は野ネコと思いましたが、二匹のタヌキでした。

春先に見ることが多いのは子供を数匹連れたタヌキでしたが、今日の個体は2匹とも大きな体で成体のようでした。

タヌキは導流堤で生息し、比較的頻繁に観察できますが、野鳥観察館のある稲永公園内でも見かけます。

導流堤と稲永公園内のタヌキは恐らく別個体のようで、個体数は多く、生息域は広いようです。

 

そして、今日は月例の「藤前干潟周辺鳥類調査」が尾張野鳥の会と名古屋鳥類調査会合同で行われました。

ここ数日のシギ・チドリ達の行動パターン通り、今日も引き始めは庄内川河口部→潮は引くにつれて新川河口の干潟へ→最大干潮時間近くには藤前地区の干潟へと、シギ・チドリは移動していきました。

またチュウシャクシギが群れ単位で移動しなくなり、単独で飛来するようになって野鳥観察館前の護岸沿いにもやってくるようになりました。

今日のカウントではトウネン・ソリハシシギは観察できませんでしたが、キアシシギが2羽観察できました。

ソリハシシギやキアシシギの数が多くなったら、春のシギ・チドリの渡りは終盤です。

明日は、満潮時の潮位が高い日なので、庄内川河口部の干潟が姿を見せ始めるのは9時頃です。
最初に庄内川河口に現れるシギ・チドリの多くは干潮時間には藤前・新川河口部に移動していき、再び庄内川河口部にシギ・チドリが戻ってくるのは14時過ぎになると思われます。

今日の藤前干潟周辺鳥類調査でカウント出来た主な野鳥 カンムリカイツブリ2、カワウ275、ダイサギ47、コサギ24、アオサギ26、マガモ12、カルガモ45、コガモ380、オカヨシガモ12、ヒドリガモ12、オナガガモ6、ハシビロガモ14、ホシハジロ4、キンクロハジロ27、スズガモ417、ミサゴ1、チュウヒ1、コチドリ1、シロチドリ1、ダイゼン19、ケリ1、ハマシギ88、オバシギ5、アオアシシギ16、キアシシギ2、イソシギ9、オオソリハシシギ45、ホウロクシギ2、チュウシャクシギ148、ユリカモメ1、セグロカモメ6、コアジサシ3 他  合計46種 1,794羽

 

フィールドスコープや双眼鏡でバードウォッチャーに愛用されている興和光学株式会社様より、昨年発売されたコンパクトさが特徴のフィールドスコープTSN-554PROMINARを、明日から5月13日(日)までお借りできることになりました。

昨年、TSN-554PROMINARが発売された当時から「興味があるので一度実物を見てみたい」との声を多くいただいていました。この機会に、同時期に発売された400gの軽量モデルTSN-502と、フラッグシップモデルTSN883/884と同じフローライトクリスタルレンズを搭載しているTSN−554PROMINARの見え味をご体験ください。

TSN-554PROMINARおよびTSN-502をご覧になりたい方は、来館時にスタッフまで気軽にお声をおかけください。

 

 4月30日(月)の満潮時間 5時51分 潮位241cm、18時34分 潮位243cm

            干潮時間12時13分 潮位 29cm

 5月 1日(火)の満潮時間 6時18分 潮位240cm

                      干潮時間12時44分 潮位 26cm

 5月 2日(水)の満潮時間 6時44分 潮位236cm

                      干潮時間13時14分 潮位 27cm

 月 3日(木)の満潮時間 7時09分 潮位230cm

                      干潮時間13時44分 潮位 33cm

 5月 4日(金)の満潮時間 7時36分 潮位221cm

                      干潮時間14時16分 潮位 42cm

 5月 5日(土)の満潮時間 8時05分 潮位210cm

                      干潮時間14時50分 潮位 54cm

 5月 6日(日)の満潮時間 8時40分 潮位196cm

                      干潮時間15時30分 潮位 68cm

 5月 7日(月)は野鳥観察館は、お休みさせていただきます。 

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4月の渡り鳥調査隊を実施しました。

2018-04-28 17:04:51 | 春の藤前干潟

藤前干潟

今日の満潮時間 4時51分 潮位235cm、17時17分 潮位234cm

今日の干潮時間11時07分 潮位 50cm

今日から、春の大型連休が始まりました。休みの長い人は連続で9日間休みが有るそうですが、
野鳥観察館は4月24日から5月6日まで13日間休みなしで開館します。
 

今朝、導流堤の干潟が姿を見せ始めると、ダイゼン、ハマシギ、チュウシャクシギ、オオソリハシシギが次々と飛来してきました 

さらにしばらくすると、チュウシャクシギの群れが庄内川左岸にも飛んできました。

飛んでくるときは群れでやって来るのですが、干潟に降り立ってしばらくするとチュウシャクシギのケンカが始まります。

ただ、今日は他のチュウシャクにケンカを仕掛けるのは1、2羽で、仕掛けられたチュウシャクシギは逃げる周ることが多かったです。

冬場も見かけたイソシギは夏羽に換羽して、冬羽に比べると幾分目立つようになりました。

干潟では、チュウシャクシギの鳴き声の他に、コチドリのピォ、ピピピピピと鳴く声が良く聞こえました。

そして今日はトウネンが1羽、今季初めて観察できました。

まだトウネンは1羽のみですが、例年はシーズンのピークになると1,000羽以上の飛来数になります。

今日のトウネンの写真はM田さんに頂きました。

観察を続けていると、庄内川河口部のシギ・チドリが急に居なくなりました。

干潟にはハヤブサの姿が・・・

チュウシャクシギが1羽、捕まったようです。今日のチュウシャクシギのカウント数は102羽-1羽=101羽になりました。

5月が近づき、一番多く残っているコガモの姿も少なくなり、今日の「渡り鳥調査隊」のカウント数は141羽でした。

また、観察館前ではカワウがウナギを捕え、暴れるウナギと長時間、格闘していました。

うな重にすると、天然ウナギだからお品書きに時価って書かれてますね。

 

そして、今日は4月の渡り鳥調査隊を実施しました。

日差しは強かったですが、そよ吹く風が気持ちよく、外でも快適に野鳥観察ができました。

調査隊を開始した10時頃には、すでに干潟が広がっており、シギ・チドリの多くは遠くに散らばっていましたが、チュウシャクシギやイソシギ、コチドリ、コガモ、ヒドリガモ、マガモなどを近くで観察できました。

渡り鳥調査隊の最後には、今日観察できた野鳥の種類と数を確認しました。

今日の渡り鳥調査隊の目玉はあちらこちらにいたチュウシャクシギと、ハヤブサでした。

次回、5月の渡り鳥調査隊は12日(土)に行います。春のシギ・チドリがこの日も見られるはずです。

【5月の藤前干潟の渡り鳥調査隊】
 日時:5月12日(土)10:00~12:00
 場所:名古屋市野鳥観察館
 対象:小学生以上
 定員:20名
 参加費:無料
 持ち物:帽子、水筒、防寒着、双眼鏡(お持ちであれば) 
 申込み・問い合わせ先:名古屋市野鳥観察館(TEL/FAX)052-381-0160 

 

さらに、明日(4月29日(日))は野鳥観察館の対岸の藤前活動センターで「藤前干潟いきものまつり」が開催されます(主催:藤前干潟を守る会)。

例年、お天気が心配になることが多いイベントなのですが、明日はお天気に恵まれそうです。

干潟の生きもの観察会やバードウォッチング、ライブ、太鼓演奏、関連団体のブース出展などがあります。(野鳥観察館もブース出展します。)

今の季節だからこそ見られるその気持ち良い干潟、春の渡り鳥、干潟の泥の中にすむ生きものたちを堪能しに、ぜひ足をお運びください。

詳しくはこちらをご覧ください。→藤前干潟を守る会のHP

 

 

今日「渡り鳥調査隊」等で観察できた野鳥 カンムリカイツブリ5、カワウ167、ダイサギ7、コサギ8、アオサギ2、マガモ5、カルガモ7、コガモ141、ヒドリガモ2、オナガガモ2、ハシビロガモ3、キンクロハジロ2、スズガモ79、ミサゴ1、チュウヒ1、ハヤブサ1、コチドリ2、シロチドリ2、ダイゼン55、ハマシギ69、トウネン1(初認)、オバシギ5、アオアシシギ1、イソシギ3、オオソリハシシギ45、ホウロクシギ2、チュウシャクシギ102(136)、ユリカモメ2、セグロカモメ4、コアジサシ4、オオヨシキリ2、キジバト2、ツバメ3、カワラヒワ1、ムクドリ2、ハシボソガラス6、ハシブトガラス1 

※チュウシャクシギの( )内の数字は15時頃の最大数

4月29日(日)の満潮時間 5時22分 潮位240cm、17時56分 潮位241cm

                      干潮時間11時41分 潮位 37cm

 4月30日(月)の満潮時間 5時51分 潮位241cm、18時34分 潮位243cm

            干潮時間12時13分 潮位 29cm

 5月 1日(火)の満潮時間 6時18分 潮位240cm

                      干潮時間12時44分 潮位 26cm

 5月 2日(水)の満潮時間 6時44分 潮位236cm

                      干潮時間13時14分 潮位 27cm

 月 3日(木)の満潮時間 7時09分 潮位230cm

                      干潮時間13時44分 潮位 33cm

 5月 4日(金)の満潮時間 7時36分 潮位221cm

                      干潮時間14時16分 潮位 42cm

 5月 5日(土)の満潮時間 8時05分 潮位210cm

                      干潮時間14時50分 潮位 54cm

 5月 6日(日)の満潮時間 8時40分 潮位196cm

                      干潮時間15時30分 潮位 68cm

 5月 7日(月)は野鳥観察館は、お休みさせていただきます。 

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明日は渡り鳥調査隊です。

2018-04-27 22:49:38 | 春の藤前干潟

藤前干潟

今日の満潮時間 4時17分 潮位226cm、16時34分 潮位222cm

今日の干潮時間10時30分 潮位 67cm

今朝の引き初めの干潟に最初に飛来したのはオオソリハシシギの群れでした。

続いて来たのはチュウシャクシギ。

チュウシャクシギの群れは最初はオオソリハシシギの群れがいる導流堤の干潟に飛来しましたが、その後飛んできた30羽程の群れは左岸に直接降り立ちました。

干潟に降りた直後は一カ所に固まって仲良さそうに見えましたが、しばらくすると例年のごとくチュウシャクシギのケンカが干潟のあちらこちらで始まりました。

また、今日はアオアシシギ5羽が干潟で走り回っているのを観察できました。(↑のアオアシシギの写真は地元のHさんに提供いただきました。)

アオアシシギが干潟の縁に集まった小魚を狙ってくちばしを水に突っ込みながら走る姿は、何度みてもおもしろいです。

 

春になって干満の差が大きくなってきました。

最大干潮時間には潮位が低くなるため、干潟が大きく広がるとシギ・チドリも散ってしまいます。

干潮時間の2~3時間前からの観察をお勧めします。

今回の大型連休中は、前半5月1日までは、お昼頃の干潮時間で午前中が観察に適しています。

5月2日以降は干潮時間も午後からとなって、お昼頃からの観察になります。

ぜひ、春のシギ・チドリ達に会いに来てください。

 

また、明日は4月の渡り鳥調査隊を実施します。

チュウシャクシギをはじめとするシギ・チドリを観察できるはずです。

当日受付もしますので、ぜひご参加ください。

【4月の藤前干潟の渡り鳥調査隊】
 日時:4月28日(土)10:00~12:00
 場所:名古屋市野鳥観察館
 対象:小学生以上
 定員:20名
 参加費:無料
 持ち物:帽子、水筒、防寒着、双眼鏡(お持ちであれば) 
 申込み・問い合わせ先:名古屋市野鳥観察館(TEL/FAX)052-381-0160

 

 

また、現在、名古屋市野鳥観察館の2階では愛鳥週間写真展2018「わたしの好きな鳥」を開催中です。

一般のみなさんから応募いただいた51作品を展示しています。

写真展は5月27日(日)まで実施します。

☆野鳥写真展2018「わたしの好きな鳥」

期間:4月21日(土)~5月27日(日)
   ※休館日除く(5月1日(月)は臨時開館します。)
場所:名古屋市野鳥観察館2階


※連休期間中は、名古屋市野鳥観察館は5月6日(日)まで、休まず開館いたします。

 4月28日(土)の満潮時間 4時51分 潮位235cm、17時17分 潮位234cm

                    干潮時間11時07分 潮位 50cm

 4月29日(日)の満潮時間 5時22分 潮位240cm、17時56分 潮位241cm

                      干潮時間11時41分 潮位 37cm

 4月30日(月)の満潮時間 5時51分 潮位241cm、18時34分 潮位243cm

                    干潮時間12時13分 潮位 29cm

 5月 1日(火)の満潮時間 6時18分 潮位240cm

                      干潮時間12時44分 潮位 26cm

 5月 2日(水)の満潮時間 6時44分 潮位236cm

                      干潮時間13時14分 潮位 27cm

 5月 3日(木)の満潮時間 7時09分 潮位230cm

                      干潮時間13時44分 潮位 33cm

 5月 4日(金)の満潮時間 7時36分 潮位221cm

                      干潮時間14時16分 潮位 42cm

 5月 5日(土)の満潮時間 8時05分 潮位210cm

                      干潮時間14時50分 潮位 54cm

 5月 6日(日)の満潮時間 8時40分 潮位196cm

                      干潮時間15時30分 潮位 68cm

 5月 7日(月)野鳥観察館は、お休みさせていただきます。 

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チュウシャクシギが100羽を超えました。

2018-04-26 17:47:26 | 春の藤前干潟

藤前干潟

今日の干潮時間 9時50分 潮位 88cm

今日の満潮時間15時45分 潮位205cm

明け方から潮が引き始めた干潟には、ハマシギやオオソリハシシギ、チュウシャクシギの群れが飛来しました。

その後、大型のシギ・チドリは順調に数が増えていきましたが、小型のシギ・チドリの仲間の飛来数が今一つ増えてきません。

今日は干潮時間が早朝になったので、久しぶりに太陽の下でシギ・チドリの飛翔が見られました。

落ち着かず飛び回るハマシギの群れ↑。

今朝はダイゼンとハマシギはもう少し数を増やすと予想していたのですが、あまり飛来数羽は増えませんでした。

昨日の夕方にはハマシギがもっと多く飛来していたので、近くにはいるはずなのですが・・・

お昼前には干潟降りたハヤブサを観察できたので、早朝にもハヤブサの襲来があったのかも知れません。

シギ・チドリにとっては迷惑なハヤブサですが、遠足に来た名古屋市内の小学生たちからはハヤブサが見られたことに歓声が上がりました。

チュウシャクシギは順調に飛来数を増やしてきており、今日は103羽をカウントでき、メダイチドリも今季で一番多い6羽を観察することができました。

また、今日はキアシシギ(1羽)が今季初めて確認されました。

 

一方で、まだ残っているスズガモ(↑)やコガモ(↓)を今日は野鳥観察館のすぐ前でじっくりと観察できました。スズガモが水に潜る様子を小学生たちはおもしろそうに観察していました。

 

そして、野鳥観察館の入り口近くの松林では、キビタキの囀りが良く聞こえました。

 

干潟も稲永公園内も春の渡りのピークは例年であればそろそろ・・・。

ここ数日で渡り鳥の種類・飛来数ともに増えてくると予想しています。

今週末からの大型連休中では4月30日に大潮を迎えるので、大型連休の初めが春のシギ・チドリの観察には最も適しています。しかも、連休初めの4月28日~4月30日は天気は良さそうとのこと。

野鳥観察館は大型連休中は(5月6日までは)、休館日無しで開館しています。

ぜひ大型連休に藤前干潟まで足をお運びください。

※追加記事

記事の追加です。満潮時間が終わって3時間後、陽が落ちる直前の18時頃の干潟にシギ・チドリが再び戻ってきました。

昼間のカウントで103羽だったチュウシャクシギが135羽に増え、オオソリハシシギも今季最大42羽となりました。

 ※半日で一気にシギ・チドリが増えました。
オオソリハシシギとチュウシャクシギは例年ですと、ほぼ最大飛来数になります。

今日観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ2、カワウ141、ダイサギ17、コサギ10、アオサギ18、マガモ4、カルガモ25、コガモ65、ヒドリガモ11、ハシビロガモ7、キンクロハジロ17、スズガモ177、ミサゴ1、チュウヒ1、ハヤブサ1、コチドリ1、シロチドリ1、メダイチドリ6、ダイゼン8(50)、ハマシギ103(762)、オバシギ5(6)、キアシシギ1(3)、オオソリハシシギ9(42)、ホウロクシギ1、チュウシャクシギ103(135)、ユリカモメ94、セグロカモメ11、オオセグロカモメ1

※シギ・チドリのカッコ内の数字は午後6時頃のカウント数です。

おまけ 今夜、干潮時間21時30分頃の干潟↑

実際は真っ暗で何も見えません。手持ちでここまでの画像が撮影できるなんていい時代です。

明日の干潮時間10時30分 潮位 67cm

明日の満潮時間16時34分 潮位222cm

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