かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

豊田泰光さん

2007年11月17日 | Sports

今日は、ゴルフ。絶好のコンディション。スコアはまずまずだったが、後半やや崩れて残念。夜は、これから泊りがけで、高校の同窓会がある。先週の土曜とおんなじパターン。スポーツの秋、同窓会の秋というところか。

豊田泰光さんの話を聴く機会があった。さすがに、稲尾さんが亡くなられた直後で、お寂しそうだったが、話の中身は、抜群の記憶力と鋭い観察力・洞察力で、主に昭和30年代、40年代にプロ野球で、活躍された方々の実像を浮き彫りにしていただいた。
最初はもちろん、三原さん。巨人から追われるように退団し、西鉄の監督となり、3連覇を成し遂げた。今の豊田さんがあるのも、三原さんのおかげだろう。

ただ、一般に人物評は、厳しめ。はすに構えて見てしまうといっては、言いすぎだが、これが、野球人としてではなく、評論家、解説者として後半生を過ごしていらっしゃる最大の原因だろう。
広岡さんのことは、ケチョンケチョン。言行不一致。川上さんは、牧野という守りの名コーチを連れてきて、巨人の黄金時代を築き上げた。長島さんは、現役時代は稀代のヒーロー。監督としての才能なし。個人のことしか考えない!原さんも、監督の器ではないとのこと。表情が暗い!
ここに書けない裏話もたくさん飛び出した。
ただ、面白いだけではなく、人間のタイプを鋭く分析されており、わが身を振り返ると、参考になる部分が多くあった。

それにしても、すごい記憶力。野球人は、瞬間瞬間で、いろんな状況を考えながら、プレーをしているので、名シーンごとに、スチール写真に切り取られたように、記憶に刻まれるのだろう。

これからも、プロ野球のご意見番として、また、人間評論家として、活躍して欲しい。我々が子供の頃憧れた、ON砲のようなヒーローがいなくなってしまったのは、寂しい。子供が野球場に来にくくなったのも心配だという。

それにしても、西鉄時代の同僚が、次々と亡くなり、ついに弟分の稲尾さんまで突然亡くなられたというのは、相当のショックであったはずだが、しっかりと話されていたのは、立派だった。

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