かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

EIGHT DAYS A WEEK #ビートルズ映画

2016年09月22日 | The Beatles



今日は、いよいよ、ビートルズのライブ活動時代のドキュメンタリーフィルムの日本でのロードショー。
本当は、ゴルフで、今日は行けないはずだったのだけど、生憎の雨で、朝一番で行けることになった。

出来は、予想通りにすばらしい。
最近のインタビューなどは、今回の映画のためのものだが、過去のものは、既出のものも多い。
ただ、古いものは、リストアされ、またものによっては、着色され、また音は、ジョージマーチンの息子のジャイルズが、綺麗にリマスターされ、映画館ということもあり、迫力も満点だった。
構成もスムーズで、幅広い層にわかりやすくなっている。

描き方もオーソドックスで、無名時代から名声を得て、喜ぶ間もなく、コンサート漬けの日々に嫌気がさし、突如、コンサート活動を辞めてしまう。
そして、サージェントペパーズという、スタジオ活動のみになったビートルズの傑作が完成したところで、本編は、終わる。
最後のアップルでのルーフトップコンサートで、クレジットが流れる。
最近大活躍の藤本さんの名前も、クレジットされていた。

日本公演の映像は、Nowheremanで、TV放送では、ボツになった方の映像。彼らの音楽が、コンサートに不向きになってきたことと、コンサート活動に嫌気が差してきた場面で使用される。
確かに、その後のマニラで、危険な目にあり、その後のアメリカ公演が最後のコンサートツアーになる。

その後に、1963年のファンクラブ会員向けのクリスマスレコードに吹き込まれた4人の声が流れる。まだ、アメリカ進出など、現実味を帯びておらず、イギリスで有名になったことを素直に喜ぶ4人。そして、ポールは、コンサートよりも、スタジオでの曲作りが好きだと言っている。
このレコードは持っているが、ちゃんとまだ聞こえるかな?
ソノシート版で、ひじょうに脆い。

それだけで、すばらしいと思ったら、本編とは別に、1966年にエドサリバンによって製作された、1965年8月のシェアスタジアムのフィルムを、4Kにリストアものが約30分、ダイジェスト版で流される。映画館に来た人へのおまけの位置づけだが、BD化された時も、必ずしや、付録に付くだろう。
この映像は、一部本編でも使われているのだが、クリア差がまったく違う。
MCのエドサリバンの顔が大写しになり、観客の様子が俯瞰された時のクリア差に度肝を抜かれた。
昔、海賊盤ビデオで見たのが懐かしい。
今は、ネットで、リストア前の映像は見れるが。
映像付のライブ版としては、ベスト版になったのではないか。

演奏も音も全てクリアにされ、いいも悪いも、目の前に再現された。
ジョンがかなりラフなのに比べ、他の3人は、どうにか、秩序を保とうとしている様子がよくわかる。特に後半、ファンも4人も、荒れ気味だ。
それにしても、よくあの騒音の中、粗末なPAで、演奏ができたものだ。
よく言われるが、確かな技術を感じる。

ビートルズファン、いや、ポピュラー音楽ファンは、絶対見るべし。

関連グッズをご紹介。



前売り券二種。
二枚目は、日本オリジナルか。
ウィテカーの有名な写真だが、もう故人であり、映画では、浅井慎平さんが、大活躍。



2回目の前売り券販売時のおまけのサコッシュバッグ。
トートバッグのチッチャイののイメージ。



パンフ。
今日は、見かけなかったけど、前にもらったもの。



豪華パンフレット。
ちょうどほどよいボリューム。



よくわかんないけど、懸賞やってるみたいなので、追加で1枚。

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