さいばい日誌

放流用のマダイやアワビなどを育てる種苗生産の現場をご紹介します。

ベリジャー幼生

2010-11-12 09:32:23 | 貝類生産
火曜日(3日前)に採卵したメガイアワビの幼生です。



殻も形成され、繊毛で元気に泳いでいます。

時折、匍匐(ほふく)する様子もみられます。

明日、採苗(水槽に珪藻を生やした板を入れ、幼生を付着させる)の予定です。




頭部に眼点が2つあります。

この様子がヘルメットをかぶった人のように見えるのは私だけでしょうか。
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受精6時間後

2010-11-09 16:40:47 | 貝類生産
本日最後の更新となる6時間後です。



ほぼ球状に戻った状態から、おへそのようにくぼんだ場所が出来てきました。

デジカメの電池残量が少なく、よりピンボケになってしまいましたが、
緑色の濃い側に、くぼみがあります。

今晩中に、トロコフォア幼生となって泳ぎだすことでしょう。

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受精5時間後

2010-11-09 16:38:26 | 貝類生産
5時間後です。



64細胞期まで進み、桑実胚と呼ばれる状態になっています。




クリーム色の部分も細かくなってきました。
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受精4時間後

2010-11-09 16:33:48 | 貝類生産


受精卵は、時間が経つと沈殿します。

そこで、こまめに上澄みを捨て、新しい海水を入れて洗卵します。

このとき余分な精子も取り除くことができます。


さて、受精4時間後です。



32細胞期だと思われます。

ここまで来ると、分割した球の大きさはバラバラになってきます。
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受精3時間後

2010-11-09 13:39:55 | 貝類生産
3時間たちました。



16細胞期が目立ちます。



クリーム色の部分は細胞が大きく、緑色の部分は細胞が小さいです。


細胞の大きさの違いは、組織を作る準備でしょうか。
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