出張前泊の旅、お次は、大津京と近江神宮。大津京は、天智天皇が唐・新羅軍に白村江で敗れ、侵略の危険を感じて、大阪湾に近い飛鳥から、遠い琵琶湖のほとりに都を移したものだ。
天智天皇が逝去して、壬申の乱が起きて、大友皇子が敗れるまで、ここは日本の中心だった。天武天皇(大海人皇子)や持統天皇(さらら)も同行していた。そして、天智天皇を祭神としたのが近江神宮である。
JRには大津京という駅がある。そのものだ。当時は、琵琶湖に外国船が入ってきて、賑わったそうだ。
駅のポスター、ここはカルタの発祥の地か?
そして、京阪電車で近江神宮駅へ。近江神宮は、とにかくデカイ。
まずカルタ(百人一首)に眼が行く。
おお、天智天皇に、持統天皇だ。持統天皇の歌、この歌は藤原京から見た天の香具山の風景だ。この持統天皇のカルタだけは、小学生の頃から知ってた。持統って、女性だが、変な名前だと思っていた。
そして漏刻(ろうこく)、水時計の複製だ。展示館には、天智天皇が近江で初めて作ったと書かれていたが、飛鳥では水落遺跡で初めて作った、となっている、どっちだ?
駅に戻る途中に、大津京の遺跡を発見。木杭か、復元だな。
ここに天智天皇やのちの持統天皇らが住んでいたんだ。
という訳で小雪の舞う大津京は、これでおしまい。翌日仕事が終わって、大津歴史博物館へ行く。ここには、大津京の模型があると聞いたのだ。まずは写真。
次に模型だ。
そして隣に、壬申の乱の展示が。壬申の乱の決戦は、瀬田の唐橋だそうだ。ここからは近いから行ってみよう。それは、明日のブログで。