飛鳥検定(正式名称・第1回飛鳥藤原京まるごと博物館検定)に受験とその学習をするために、出かけた。初日は飛鳥の石の文化、遺跡、社寺跡を巡る。翌日は大和三山の登山、そして翌々日は検定の受験というスケジュールだ。まずは、石の文化の学習から。近鉄飛鳥駅からレンタサイクルで、石の文化を巡る。この飛鳥時代は、不思議な石の文化が存在する。
まずは、猿石。吉備姫王墓にある4つの石だ。伎楽の仮面劇で使われたものという説がある。当時の海外の影響があるのだろう。右が山王権現、左が女。
右が僧、左が男。
次は、鬼の雪隠(せっちん)、石槨の一部だ。そばにある鬼のまな板とセットになっていたが、何らの原因で分かれてしまったようだ。
少し上流の鬼のまな板。雪隠は、まな板から転がり落ちたそうだ。
そして、一番なじみやすい、亀石。亀石が西を向くと、洪水が起こるという伝説。これはその通りだろう。
今回の石の文化は、ここまでだが、前回訪問した際の写真があるので、それを紹介。まずは酒船石。
亀形石造物。
そして、石神遺跡から発掘された須弥山石に石人像。
橘寺の二面石。
石の文化はここまでです。明日は、飛鳥の遺跡です。