今日も滋賀から、JRの比叡山坂本駅に大きな看板がある。穴太衆積の門前町だ。坂本という街は、あの石垣の穴太衆か、直木賞の小説にあったな。戦いの中で、石垣を積む、穴太衆と敵の大砲の戦い。
その穴太衆は、ここが故郷か、それではまずタクシーで、一番上流の日吉大社から。日吉大社社、ここも広い敷地、荷物を引っ張りながらではとても廻り切れない、ここでギブアップ。
ここから比叡山ケーブルに乗ろうとも思ったが、時間が合わず、それに上は雪、展望もない。これもパス。穴太積を見て廻ることにした。近くに穴太衆積の石垣の洞窟があるという。さっそく訪ねる。 おお、古びて苔の生えた野面積み、これは穴太積だわい。
そして、この石垣がずっと続いている。坂本は、比叡山の門前町だが、お寺がずいぶんと多い。道の両側が穴太積だ。
脇道まで穴太積だ。
観光案内所で、丁寧に教えてもらって、御殿馬場、それに権現馬場を歩く。
御殿馬場。
権現馬場。門前町の坂本って、なんて石垣が多いんだろう。穴太積を堪能したい方向けの街だ。今度は、晴れた日に、比叡山ケーブルとセットで訪問したいな。