2. 越中島キャンバスの文化財
2-1 重要文化財 明治丸・・・祝日・海の記念日に
当日は、明治丸修理のため、船内見学は中止であった。
明治天皇が北海道から横浜まで乗船され、7月20日に横浜港につかれた。その日が、国の祝日となった。また、鉄製の船で最も古い。
明治初頭、洋式灯台の建設に伴って、その測量やメンテナンスのために灯台巡視船が日本にも登場した。灯台の増加により新鋭船が必要となったため、日本政府はイギリス発注した。本船は、1874同年11月24日に竣工している。「明治丸」と命名された。灯台巡視船の任に就いた。
「明治丸」は、当時の日本国内における最優秀船であった。、通常の灯台見回り業務の他にも様々な活動を行い、日本の近現代史に業績を残している。
また、御召し船としても用いられており、特に、1876年には明治天皇の北海道・東北地方への巡幸に供され、7月20日に横浜に無事帰港した事を記念して1941年にこの日が『海の記念日』(現在の海の日)に制定された。