星空を観察する時には、一番初めにしなければならないことがあります。
それは方角を知ることです。
方角を知る方法はいくつかありますが、星を使って方角を知る方法もあります。
それは“北極星(Polaris)”という名前の星を見つけることです。
星は時間が経つと東から西へと動いていきますが、北極星は一年中、昼も夜も
北の空にあって、そこから動きません。つまり、「北極星がある方角が北である」
ということになります。これを知っておけば、北極星におへそを向けて、正面が北、
右が東、左が西、後が南ということが分かります。
今日は、“カシオペヤ座”を使った見つけ方を紹介します。
カシオペヤ座はアルファベットの W または M の形に星が並んでいる星座です。
まずは図のような星の並びを探してみましょう。見つけたら、すそ野を延ばして
1つの山を作ります。次に作った山の頂上ともともとあった谷の星を結んで、
その線を谷の方向に延ばしていくと1つの星にぶつかります。これが北極星です。
一度は実際の空で試してみてください。

カシオペヤ座を使った北極星の見つけ方
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