12月3日(日)~12日(火)までGLOBE at Night というキャンペーンが行われています。
これは光害(ひかりがい) の問題を啓発する活動の一環で、決められた日時に夜空を
観察し、星の見え方をインターネットで報告するものです。
光害とは無駄・過剰な人工光によって、星が見えにくくなってしまうことやエネルギー
の浪費、生態系への悪影響、人々の生活・健康への悪影響が発生してしまう問題です。
用意された観察シートに記入するだけなので、誰でも簡単に参加することができます
ので、ぜひ、自分たちが住んでいる街の環境をチェックしてみてください。これから
しばらくは月明かりにほとんど邪魔されずに観察ができますので、今がチャンスです。
ちなみに、今回はペルセウス座が対象です。
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近年は人工の光(看板や外灯、ネオンサイン等)が空に漏れているせいで、星が見え
にくくなっています。空に無駄な光が漏れているわけですから、エネルギーも無駄に
なっています。光害の問題が解決できれば、美しい星空を守れるだけでなく、エネル
ギー問題や温暖化問題の解決にも役立つかもしれません。
「電気を付けるな!」とはもちろん言いません(言えません)が、みなさんも、ぜひ
光害を減らす工夫をしてみてください。