ここ最近は夕方に西の空を見ると宵の明星(金星)が見えますね。
他の星と比べると、圧倒的な明るさで輝いているので、すぐに見つけることができます。
星の明るさは5等級違うと明るさが100倍違い、金星の明るさは-4等くらいなので、
夜空の1等星の100倍明るいことになります。
そして、明日(1月12日)に東方最大離角を迎える金星は今が一番の見頃となります。
これだけの明るさを持っていれば、昼間の青空の中に見つけることもできますので、
みなさんも昼間に星探しをしてみてはいかがでしょうか?
ただし、人間は目標物のない空にピントを合わせるのが苦手です。
ピントが合わなければ、金星の方を向いていても気付きません。
遠くの景色や雲を使ったりして、遠いところにピントを合わせる工夫をして
金星探しを楽しんでみてください。