国際宇宙ステーション(ISS)では、将来、宇宙や他天体で暮らす
ことを考えて、微小重力下での植物の栽培実験を続けています。
昨年、宇宙で育てたレタスを油井宇宙飛行士たちが試食した
ニュースは記憶に新しいところです。
今回はISS内で育てていた百日草が花を咲かせたそうです。
花が咲くまでには、水のやりすぎでカビが生えたり、逆に乾燥を
しすぎたりと様々な問題も起き、いくつかの株は枯れてしまった
ようですが、宇宙飛行士やプロジェクトマネージャーの英断も
あり、宇宙での環境に耐え抜いた株が見事に花開いたそうです。
2018年には新たにトマトの栽培の開始も予定されているので、
宇宙で新鮮な生の食材を食べられるようになる日も近いのかも
しれません。
(画像:NASA/Scott Kelly/ISS)