2月14日午後7時、2名の宇宙飛行士が火星に降り立ちました。
といっても、“作り物の”ですが。
これはMars500と呼ばれるロシアが行っているシミュレーションプログラムで、
実際の火星有人探査に必要な日数に近いと思われる520日間もの間、クルーを
外界から隔離した閉鎖環境の中で生活させ、精神的な影響を調べるものです。
生活は実際の探査で想定されるプログラムに沿って進められ、2010年6月
に打ち上げ、2月12日に火星到着となりました。そして、14日に火星に降り立った
というわけです。今後は10日間の火星滞在ののち、地球へと向かい、11月に
地球へ帰還する予定となっています。
近い将来、このシミュレーションがシミュレーションでなく、現実のものと
なってくれる日が来ると思うと、ワクワクしますね。
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