goo blog サービス終了のお知らせ 

呉市かまがり天体観測館

呉市かまがり天体観測館のブログです。
イベントや星空情報等を掲載していきます。

今日は何の日?

2021-06-10 14:29:40 | その他

6月10日は「時の記念日」です。

これは、今から101年前の1920年に制定されたものです。

日本書紀の中で、671年6月10日(グレゴリオ歴)に漏刻(水時計)が設置され、
鐘や太鼓を打って時を知らせたという記述があることから、この日が選ばれました。

例えば、ちょうど太陽が真南に来た時を正午としていたなど、元々、時刻は
天体観測によって決められていたので、時と宇宙はとても深いつながりがあり
ます。

現在の時刻の決め方は、少し天文から離れてしまっていますが、どのように
時刻が決められているのかを調べてみると、とておも面白い発見がたくさん
あると思いますよ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

NASA/JAXAのオンライン講演会(中高生向け)

2021-05-27 15:31:06 | その他

5月30日(日)に中高生向けのオンライン講演会が開催されます。

NASAとJAXAの研究者が惑星探査や太陽観測,地球観測の最新状況を分かりやすく
お話してくださる予定ですので、興味のある方はぜひご参加ください(要申込)。
また、Zoomでは研究者に直接質問をすることが可能です。

現在の予定は、
-----------------------------------------------------------------------
15:30-15:35 オープニング
15:35-15:55 Lori Glaze(NASA 惑星科学部門)
15:55-16:15 村上 豪(JAXA 宇宙科学研究所)
16:15-16:35 Nicola Fox(NASA 太陽物理学部門)
16:35-16:55 鳥海 森(JAXA 宇宙科学研究所)
16:55-17:15 山地萌果(JAXA) 地球観測研究センター)
17:15-17:30 Q&A
-----------------------------------------------------------------------
です。

詳しくはこちらへ


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ノーベル賞受賞者のお話を聞こう!

2021-02-27 13:26:40 | その他

3月27日(土)に広島市の5-Daysこども文化科学館で、
「小中高生と最先端研究者とのふれ合いの集い」が開催
されます。

科学の体験ブースや講演などが予定されていますので、
興味のある方はぜひご参加ください(要申込)。

今回のイベントの目玉はなんといっても2016年のノーベル
生理学・医学賞を受賞された大隅良典さんの講演会です。

演題は「生き物の見事なリサイクルシステム」ですので、
オートファジー(真核生物において細胞内のたんぱく質を
分解する機構の1つ)の仕組みを解明されたご本人から
のお話を直接聴けるチャンスです。

貴重な機会ですので、興味のある方はぜひご参加ください。
ただし、対象は小中高生ですので、大人のみの参加はできない
ようです(小学生の保護者はOK)。

詳しくはこちらへ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今週はスター・ウィーク

2020-08-01 13:51:27 | その他

8月1日(土)~7日(金)は、「スター・ウィーク ~星空に親しむ週間~」です。

これは、子供から大人まで幅広く星空に親しんでもらおうというキャンペーンで、
一人でも多くの人に星空に親しんで欲しい、星空の美しさを知って欲しいという
想いから始まりました。

夏休みで夜更かしができる時期でもありますので、この機会にぜひ星空を
眺めてみてください。


詳しくはこちらへ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春分(2020)

2020-03-19 14:07:20 | その他

2020年は3月20日が春分の日です。

春分とは二十四節気の1つで、しばらくの間は3月20日か3月21日です。
清明(4月5日頃)までの期間のことを指す時もあります。

昼夜の長さがほぼ同じになりますが、日の出、日の入りの決め方と、
大気による屈折の影響により、実際には、夜よりも昼の方が長くなります。
また、春分の日には、太陽は真東から昇って真西に沈みます。

天文学では、太陽が春分点と呼ばれる場所を通過する瞬間を春分と定義しています。
春分点とは、地球の赤道(面)を空まで伸ばしていった「天の赤道」と空の中を
1年かけて太陽が動いていく通り道である「黄道」が重なっている2点のうち、
太陽が南半球側から北半球側に移る点(昇交点)のことです。

さらに、春分点は天文学ではとっても重要で、星の位置の基準の1つになっています。
空にも地球で言う緯度・経度のようなものがあり、緯度に当たるものを赤緯、経度に
あたるものを赤経と言います。これが星の住所になっているわけです。

緯度と赤緯は赤道(天の赤道)を基準としています。一方、経度はロンドンの
旧グリニッジ天文台を通る子午線(測地系によってちょっと違います)、
赤経は春分点を通る子午線を基準にしています。

ところが、この春分点は約26,000年の周期で動いています(歳差運動)。
このため、同じ住所でもそこにある星が違うというようなことが起きてしまいます。
つまり、時代によって「北極星」と呼ばれる星が変わってしまうのです。
例えば、これから1万年くらい経つと、こと座のベガ(織姫)が北極星となります。
もちろん、天文学では住所が変わっても困らない方法がちゃんと確立しています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする