ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

残雪の葛城山(2011.03.18)

2011-03-19 09:54:20 | 山日記
朝から♀ペンの体調が今一つなのと、空模様もパッとしないのでためらっていましたが、
9時を過ぎてから家をでました。



10時半、水越トンネルを大阪側に抜けた水分の、いつもの場所に車を停めて山に
入ります。同じ頃スタートした、犬を連れたご夫婦と前後しながら天狗谷道を登り
ました。



♀ペンがいつになく辛そうで最初の水場までは時間がかかりましたが、次第に調子が
でてきました。中間ベンチで少し休んで、急坂を真っ白な雪を踏んで登ります。



上にくるにつれて雪がしまり、キュッキュッと小気味の良い音を立てます。



5月には斜面一面を彩るショウジョウバカも今は雪の中。日当たりのよい場所で
やっと青い葉っぱが出ているのを見つけました。



12時30分、山頂着。地面が露出しているところは予想通り、雪が溶けて泥んこです。
ロープウェイの方から、女の子と子犬を連れて登ってきた若いお母さんにシャッター
を押してもらいました。他にはだれもいない静かな山頂でした。



山頂から金剛山を正面に見てツツジ園のほうに下ります。今日は同じ道を帰らずに
水越峠経由で下ることにしました。お食事中の朝のご夫婦に挨拶してダイアモンド
トレールを下ります。



ツツジ園下を過ぎて少し行った左手が切り開かれて整地されていました。
目の下に拡がる見事な展望を眺めながら、遅めのランチタイムにしました。



下り道は急坂の連続ですが、日当たりが良いので雪はそれほど残っていません、
正面に金剛山が見えます。二年前(2009年)の5月中旬、ツツジを見た帰りに
この辺りから金剛山を見て、急に「ついでに金剛山へも…」と登り返したことが
思い返されます。



水越峠に下り着きました。二年前はちょうど正午でしたが、今日は早や14時15分。
もっとも出かける時間が遅かったこともありますが、僅か二年で体力の衰えをまざまざ
感じさせられます。

暖かい日差しを浴びながら車道をてくてく歩いて、14時30分、駐車場所に帰りました。