ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

クリスマスイブ

2009-12-24 19:39:51 | 我が家の歳時記
子供たちが幼い頃は、クリスマスツリーを飾ったものです。

今は老夫婦二人だけの淋しいクリスマス… 
せめてもの、ささやかなデコレーションを玄関に置きました。



さあ、今夜は二人でパーティ。ワインで乾杯!!(構成と写真 ♀ペン)

タバコ増税とカウントダウン

2009-12-23 10:01:05 | 四方山話
昨12月22日夜の閣議で、10年度税制改正大綱が決定しました。
なにやら増税ばかりが目立つようですが、「タバコ税」も一本1円の値上げに
なるようです。
これを機会に禁煙を決意される方も多いことでしょう。

変愚院も、かっては一日に最大50本を吸っていたヘビースモーカーでした。
「禁煙ほどやり易いものはない!俺はもう何ベんも禁煙した」と豪語して、
止めては、また吸い始めて止められない…を繰返していました。
指はヤニで茶色になり、車の中にはタバコの匂いが染みつき、たまに車内の
天井を拭けば雑巾は真っ黒…
医者にいくら言われても止められなかったのが、止めるようになったのは
♀ペンとケンカしたときの一言…「タバコもよう止めんくせに…」
売り言葉に買い言葉で「何い~タバコぐらい、いつでも止めたるわ」

男の意地で今度こそ止めようと方法を考えました。この時は日に30本位でした
ので、一か月先を目標にカウントダウン方式?で、毎日一本づつ減らしていく
ことにしました。
30本が29本になっても、25本が24本になってもそれほど辛くはありません。
しかし10本が9本になるころから、一日の間でいつ吸うかを考え始めました。
6本になると、明日は朝起きて1本、三度の食事の後で1本、寝る前に一服…
ついに阿呆らしくなって、ここでキッパリ止めました。

それでも未だにタバコを吸ってる夢を見て、「あ、飲んでしもうた…」
目が覚めて、ああ夢で良かったと胸をなでおろすことがあります。

カウントダウンといえば今年もあと8日、穏やかな年の瀬でありますように

今日は冬至 (12月22日)

2009-12-22 18:18:36 | 我が家の歳時記
寒い朝でした。今年一番の冷え込みで奈良市では氷点下2.7度。
いつも目が覚めると飛び起きる♀ペンも流石に少しぐずぐずしていました。
日中もそれほど気温は上がらず、年末準備にバタバタしている♀ペンをよそに、
コタツで丸まっていました。

冬至といえばカボチャと柚子湯、変愚院家でもずっとこの風習を続けています。

朝の毎日新聞「季節のたより」に、能村登四郎さんの80代の句集「易水」から
として、こんな句が載っていました。「匂ひ艶よき柚子姫と混浴す」

ペンギン吟は「柚子香る 湯にわが膝の 揺らぐ見る」 
「湯を出でて 柚子の匂いの 妻と飲む」… 決して混浴ではありません。

お粗末でした。

手持無沙汰な時間の過ごし方

2009-12-21 18:19:00 | 四方山話
若い頃の話…大阪は道頓堀にかかる戎橋で友人二人と待ち合わせ。
夏の夕暮れは遅く、まだ空は明るい時刻。
当時はナンパ橋などという言葉はなく、しかも変愚院も仲間も硬派で、バンカラ
を気取っていました。
一人は時間前に来ましたが、もう一人がなかなか姿を見せません。
そんな時、二人で顔を見合すと「ア!」という思い入れで二人で空を見上げます。
そのままジ~~イと二人でその姿勢を続けていますと、必ず立ち止まって同じよう
に空を見る人が現れます。
次第に人の数が増えて…「何かあったんですか?」「さあ」というような会話も
生まれます。
やがて「おお、遅れてすまん、すまん」と待ち人が現れると…「さあ、行こか」。
こんな悪戯をしていた悪餓鬼変愚院でした。

今、手持ちぶさたと言えば空港での乗り継ぎなどの待ち時間。見知らぬ国で
数時間をつぶすこともザラです。
大きな空港なら免税店など冷やかすこともできますが、カトマンドゥなど
小さな空港ではそれもならず退屈至極です。
本を読むのにも疲れた時は、行き交う色んな国の人の姿を観察して過ごします。
ある時カトマンドゥで、どこかのアラブ系の人がアタッシュケースを私の前の
シートにおいてそのまま立ち去りました。自然と色んな想像が膨らみます。
ひょっとすると爆弾が入っているのか、麻薬の取引相手が現れるのか…。
いろいろ考えているうちに搭乗時間がきましたが、その後どうなったのでしょう?

最近の出来事では、バンコクのスワンナプーム空港で(ここは、驚くほどの数の
ショップがあるのですが、それを冷やかすのにも飽きて)ぼんやりしていると、
前のベンチに白人の凄い美女が座りました。
そこへ一人の男が現れ、何かと語りかけるのですが(イタリヤ語のようでした)
女は男から顔をそむけて、何も言わずハンカチで涙を拭いています。
一体二人の間に何があったのか…映画の一シーンのようでなかなかの見もので
思わぬうちに時間が経ちました。

日常では病院での待ち時間が手持無沙汰です。
今通っている整形外科では、待合室では備え付けの雑誌や持って行った文庫本
を読んで過ごしますが、リハビリ室に入ると温熱療法、高周波電気知慮各10分
が椅子に座ったまま、じっと我慢の子です。
近頃のこの時間の過ごし方は、下手な五七五を考えることで紛らわしています。
あるいは…今日のBlogのネタは何にしょうかと。

Bドライブの謎…-メディア今昔

2009-12-20 14:13:10 | パソコン日記
Windowsの画面で「コンピュータ」を開くと、ハードディスクにOSの入ったC、
個人のデータを入れるDドライブ、リムーバブル領域でEドライブ以下が表示
されます。

例えば写真の私のDiskTopの場合、DVDドライブのドライブレターはEです。また、
中央の外付けHDD(120GB)はGとHの二つのパーティションに分けています。
しかし、昔からドライブレター(文字)にBが使われているのに、殆どのPC
で使われていません。何故でしょう?



1990年代終わりまでは、Aドライブがありました。
メディアは最初8インチの読み取り専用のフロッピーディスクでした。
その後、書き込みもできる5インチ(正しくは5.25インチ)、3.5インチと
どんどん小型になりましたが、容量は最大1.2MB程度のものでした。
それでも「1枚でメガバイト以上入る」と喜んだものです。



2000年代に入り、記録型光メディアが中心となって私の補助ドライブ(F)も
MOに変わりました。処分してしまってドライブもメディアも残してないのが残念
ですが、MO1枚で640MBだったと思います。

写真は今使っているリムーバブルの記録媒体。
160GBのポータブルHDDと4GのUSBメモリです。どんどん小型になるとともに
価格も下がり、右のUSBメモリは1,000円ちょっとでした。



デジタルカメラのメディアも小型低価格が進みました。
左からコンパクトカメラのSDカード、前のケイタイのミニSD、そして
今使っているケイタイのマイクロSD。
爪の大きさほどに大きさに、なんと1Gの画像が入り特価で740円。
ミニとマイクロはアダプタに入れると、そのままノートPCで使えます。
便利になったものです。



同じSDカードでも、ソニーは何故こんな別の形にするのでしょう。
パソコンにスロットがないので、カメラとコードでつないで使っています。



これは昨日初めて使ったブルーレイディスク。
薄型TVの背中にすっと入って画質はハイビジョン。しかも二層で50GBと
いうすごい容量です。こののち、どう進化していくのでしょうね。

ところで昔からBドライブが一般に使われていない理由は、フロッピーディスク
ドライブ(A)の予備…つまり二つ目として残してあったということです。

寒い朝に…(12月18日)

2009-12-18 10:24:46 | 我が家の歳時記
TVでは各地からの雪の便りを伝えています。奈良も朝から西風が強く、厳しい
寒さになりました。



雨戸を開けるとシジュウガラが二羽、逃げて行きましたが、この子たちは少し
慣れたのか、おどおどしながらも風に揺れる木の枝に踏みとどまっています。



残しておいたカキの実を美味しそうに啄んでいます。



しばらく経つとだいぶ少なくなりました。でもまだ君たちに10個以上残してあるよ。



こちらはウメの木に刺しておいたカキ。大きなヒヨドリが食べ残した後を懸命につついています。

「わが庭でしばし遊べや冬の鳥」変愚院



斑入りの大きなツバキの花が咲き始めました。寒さは明日がそこのようです。

ポイントゲット(12月17日)

2009-12-17 19:59:30 | Weblog
1.本棚を整理して中古本屋に持って行きました。
この本屋さんはBookOffと違って100円の本は少ないのですが、新しい本が多い
ので時々利用します。
買い取り価格も初版発行から3か月以内は定価の30%と高く、文庫本でも
人気のある佐伯泰英の「居眠り磐音」シリーズは一冊150円、他の本と合計
で7000円余りになりました。
ポイントカード(今は発行していない)がいっぱいになったので、500円分の
本が買えます。さっそく少し追加して新しい本を買ってきました。

2.家のTVはハイビジョンですがブラウン管です。
地上デジタルの受信はできますが、DVDレコーダーが古いので録画はアナログです。
新政権でエコポイント制度が延長されるかどうか見守っていましたが、
どうもはっきりしないので思い切ってブルーレイディスク付きのTVを買うことに
しました。
年末でかなり値下がりしていて、値切るのは無理でしたが3000円のメディアを
「おまけ」させました。
エコポイント15000プラスお店のポイントが15%(これが大きい)、思ったより
いい買い物でした。

3.ETCのマイレージサービス・ポイントの案内はがきが来ました。
期限の迫っている一部を交換すると3000円分無料通行できるようになりました。

今日はどうもポイントに縁のある日でした。

お鍋の季節 (12月15日)

2009-12-15 19:39:32 | 我が家の歳時記
師走らしい寒さがつのってきました。気忙しくて寒い季節はお鍋に限ります。
多人数でガヤガヤ囲む鍋も楽しいですが、二人で飲みながら鍋をつつくのも
この季節ならでは…

今日は水炊きでしたが、我が家では寄せ鍋はもちろん、キムチ鍋、カレー鍋、
中華鍋、カキ鍋、ちゃんこ鍋、すき焼き…と二人とも大の鍋好きです。
ただ、ついつい酒量が増えるのが…(私はホンの嗜み程度です・♀ペン)。

後にオジヤ(雑炊)、お餅、うどんの何を入れるのか考えるのも楽しみ。
カレー鍋の後にリゾットにしたのも美味しかったです。

「又例の寄せ鍋にても致すべし」虚子
「寄せ鍋の湯気を隔てて妻の顔」変愚院

万両の実 (12月14日)

2009-12-14 09:13:10 | 我が家の歳時記


これから赤くなるのではなく、珍しく青白い色の万両です。



これは別の鉢で、紅白の二株を一緒に植えています。



赤い実は淋しい冬枯れの庭に華やかな色どりを見せてくれます。



こちらはセンリョウ。
位は万両の10分の一ですが、我が家ではこちらの方が数が少なく貴重です。



「千両ややや退きし塀の影」桑原寸南帆

残り花と帰り花 (12月13日)

2009-12-13 09:26:41 | 我が家の歳時記


「枯菊に尚ほ色というもの存す」 高浜虚子
健気に胸を張っているように見えます。



二、三日暖かい日が続いたためか、庭の隅でニオイスミレが開きました。
虚子の句に「うかうかと咲き出でしこの帰り花」というのがあります。



タツナミソウ これも春に咲く花ですが、二輪だけ咲いています。
「返り花むらさき淡し交わりも」山口青邨
同じカエリバナでこの字を使うこともありで、また忘れた頃に咲くという
意味で「忘れ花」の季語もあります。
いずれも「狂い咲き」というよりもキレイな感じで好きな言葉です。