ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

今日の矢田歩き(2月22日)

2009-02-22 22:41:35 | 矢田だより
この前から気になっていた「未知の道」を歩きました。
今日の歩行時間=(休憩含め)2時間40分、歩数計=14,315歩



9時55分、大和民俗公園をスタート。
北村に入ってすぐの分岐を右へ。大和田町西の山間の畑地にでます(10:05)。
左手上に続く舗装路の終点辺りに、前から気になっていた石鳥居が見えます。


鳥居には「白高大神」の額がありました。
今は寂れていますが10年程前まではかなり信者がいた新興宗教の社のようです。
何本か並ぶ金属製の赤い鳥居を潜りながらいくと、


拝殿と神名を書いたたくさんの岩、そして焼け落ちた建物の跡がありました。(10:20~30)
たまたま出会った地主さんの話では、3日前に社務所に住み着いた浮浪者の失火で焼けたそうです。
社手前から沢沿いに延びる細い道があります。これを登ると滝寺廃寺に出るというヤマ感で、地主も知らないという道に入りました。
この谷は小さな滝も何箇所かにあり、短いがなかなかいい感じでした。
滝寺を守っておられる地元の人の手が入っていると思いますが、道もよく整備されています。


水が少なくなった上流で沢を渡り、「保安林」の標識を過ぎて少し登ると…


予想通り滝寺廃寺にでました(10:43)。
新しい花や水、お供物が置かれ、大事に祀られていることがうかがわれます。


内部の磨崖仏(一部)です。
作風から8世紀頃のものと推定されていますが、わが国では最も古い時代のものだそうです。
いつもの道に出て、子どもの森の峠池からは遊歩道「Bコース」を下りました。


追分梅林は、例年より2週間ほど早い満開に近く、日曜とあって大勢の人で賑わっていまた。


一年振りに再会したダチョウ君。梅林の隅っこに4羽います。


30分を過ごして(11:10~11:40)、お土産の草餅を手に帰りました。
民俗公園帰着 12時35分。