ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

大和葛城山に登りました(2012.08.21)

2012-08-21 18:38:29 | 山日記

来月の富士登山に備えて「そろそろトレーニングを始めないと」…♀ペンに背中を押されて、眠い目をこすりながら5時半家を出ました。

水越トンネル大阪側の出口を見下ろす駐車場所には、すでに先着の車が一台停まっていました。6時30分、出発。

身体がまだ眠っているようで足が重いまま、天狗谷(青崩)道を登ります。鎖場を過ぎて谷を右岸に渡ったところ。間もなく水場です。

水場で顔を洗って、冷たい水で喉を潤してようやく調子が出てきました。汗びっしょりになりましたが、あとは快調に階段道を登って中間ベンチに着きました。(07:30~07:40)

この登山道は薄暗い木立の中を登るので陽が当たらないのは良いのですが、ずっとアブに付きまとわれるのが難点です。階段道を登り、右手に金剛山の見える切り開かれた峠状のところに出ました。真っ青な青空が拡がり、涼しい山風が吹き抜けて行きます。

初夏にはショウジョウバカマに埋め尽くされる谷沿いの道を登り切って、キャンプ場を通ってロープウェイからの道に合流。白樺食堂の前から山頂へ。
コオニユリにキアゲハが羽を休めています。

8時35分頂上に着きました。快晴の空から眩しい陽光が照り付けています。

今日はこの季節には珍しい360度の大展望に恵まれました。これは西南の関空方面を見たところ。

それにしても風がなく暑いので、すぐに日陰を求めて高原ロッジ前に下りました。顔よりも大きな涼しそうな色のアジサイの前をアキアカネが乱舞していました。

ツツジ園の方へ周ってみます。こちらも南側になるのでカンカン照りなので、ぐるりと高原ロッジを回り込むようにしてトイレ休憩を兼ねて一服。
9時10分、腰を上げて元の道を下りました。途中で中年の男性が、足取り軽く追い越して下りて行きました。

9時55分、中間ベンチ。やや雲が多くなりましたが、アブの攻撃は一段と強まり、オマケにハチまで飛び回り始めたので5分足らずで退散。

帰りも水場で顔を洗い、冷たい谷水を空になったペットボトルに入れて下りました。鎖場から下はしばらく撮影モード。ここで初めて男女のペアが登って来るのに出会いました。

10時45分、駐車場所に帰りました。私たちの駐車場所も下の道路も、すでにたくさんの車が停まっています。汗を拭っている間にも、若い男女が地図を見ながら青崩道へ入っていきました。しかし他の人はおそらく金剛山へ向かったのでしょう。久しぶりに静かな山の空気を吸って、満足して家路につきました。