ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

海外トレッキングのサイト、リニューアルを完了しました。

2012-08-09 12:59:10 | パソコン日記

2006年は日本人が始めてヒマラヤ8000m峰のマナスルに登頂してからちょうど50年目にあたりました。初登攀者の今西寿雄氏は元日本山岳会関西支部・支部長でもあります。支部ではこの年を記念する「マナスル三山展望トレッキング」を企画し、当時、会員だった私は♀ペンと二人参加しました。

短い日数でしたが、マナスルとあわせてこれも日本人が初登の山、P29、ヒマルチュリを間近に仰ぐことができました。毎晩テントの中で、現支部長の登山家・重廣恒夫氏(エベレスト、K2、カンチェンジュンガ、ブロードピークの8000m峰4座。更に7000m峰4座のサミッター)のお話を聞き、また、ネパール最大のお祭りダサインの様子やポカラ山岳博物館の見学など充実した旅でした。

海外山行2008年には日本山岳会関西支部の海外山行「カムチャッカ・アバチャ山登頂」に参加しました。
緯度が高いので、BC周辺でも美しい高山植物がいっぱいでした。しかし、頂上までの標高差1900mを一日で往復しなければならず、加齢もあって今回も苦しい登山になりましたが、それだけに忘れられない思い出ができました。

事情があって私はこの2008年末で日本山岳会を退会しました。しかし在会中、諸先輩方や山友たちとの山行や行事などを通じ、いろいろと学び、数々の貴重な体験をさせていただきました。

また、この二度の山行でご一緒したツァーリーダーの鹿田匡志氏、先輩の女性会員・先水美智子さんのお二人は今は鬼籍に入られました。
改めて在りし日の面影を偲び、公私にわたるご厚誼に感謝するとともに、心よりご冥福をお祈り致します。

*これで「海外トレッキングのページ」の更新は全て終わりました。続いて「山の花」のページを更新中です。まずは「アバチャ山の花」をご覧ください。