ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

サクラ満開の大阪城公園(2012.4.10)

2012-04-10 19:51:14 | 花日記


大阪城の大手門を入ると正面に「大手門枡形の巨石」があります。「枡形」とは城の出入口で敵を食い止める役割をする区画ですが、ここに巨石を置いたのは城の威容を誇示する目的もありました。ただし豊臣時代のものでなく、徳川の世になってからの再築工事の際に小豆島から運ばれたものです。



左に折れ「多門櫓」をくぐります。



左手の千貫櫓を覆い隠すサクラ



東に進みます。シダザクラの下に「西の丸庭園」の入口が見えます。



少し先から北方を見たところ。



南側には見事な石組があります。突き当りに見える瓦屋根は「六番櫓」



すぐ近くに置いてあった石。上の写真といい、マチュピチュの石切り場を思い出しました。



大阪城の正門にあたる、その名も「桜門」。場所は違いますが、秀吉の時代から「二の丸の桜の馬場」のサクラ並木に因んでこの名がありました。
今日は朝からたへんな人出です。しかし、聞こえてくるのは外国語ばかり。どうも中国や韓国からのツァー団体客が多いようです。





天守閣を仰いだあと桜門を出て、豊国神社に参拝。水のない内堀沿いに玉造口へ歩きます。





西方を振り返ったところです。



玉造口北側のサクラ。



オオシマザクラ?



玉造口から南へ観光バス駐車場への道を分けると、やっと人混みから解放されて静かにサクラを楽しめるようになりました。階段を下ると音楽堂です。



噴水のある広場から森ノ宮駅への間では恒例の植木市が開かれています。遠く天守閣が見送ってくれました。