乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント
星野みなみ主演のSTATION ID『あたし、本と旅する』
毎週月曜から金曜 24 : 30 ~ 25 : 00 [CS] スペースシャワーTV プラス『アイドルヒッツ』。『あたし、本と旅する』は、この30分番組の真ん中あたりに、毎回、30秒ドラマとしてオンエア。
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[第08話] 12月10日(木)
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[第11話] 12月15日(火)
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[第14話] 12月18日(金)
[特集番組] 12月19日(土) 22:30~23:00。メイキングやインタビューを紹介。
12月06日(日) ミュージカル『リボンの騎士』[大阪公演4日目千秋楽] 第16公演(12:30)&第17公演(17:30)
12月08日(火) 24 : 55 ~ [地デ] 名古屋テレビ「BOMBER-E I.ナイト」60分スペシャル。アンダーメンバーによるトーク&ライブ。11月10日(火)収録分の放送。永島聖羅の2015/11/11_15:36ブログ
川村真洋が単独でテレビの歌番組に出演!これは必見!!
12月09日(水) 18 : 57 ~ [地デ] テレビ東京『THE カラオケ★バトル 【最強女子ボーカリストNo.1決定戦】』。元劇団四季の看板女優、現役の宝塚、水森かおり、伊藤由奈、福田彩乃など、プロ歌手を含む多彩な女性アーティストが、カラオケの点数を競う番組に、川村真洋が出演。歌う曲はドリカム「未来予想図II」。これはメチャメチャ楽しみです(笑)。
12月10日(木)『乃木坂浪漫』配信記念スペシャルイベント第3回目 in 都内某所。出演予定メンバーは西野七瀬、衛藤美彩、高山一実、若月佑美、川村真洋、中田花奈、中元日芽香、和田まあや。日本の名作文学をメンバーが朗読。乃木坂公式サイトの関連記事
乃木坂が出演する番組やイベントをさらに知りたい方は、以下のページをご参照下さい。
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 01Nov15 ~ 注目されるテレビ・ラジオ番組と重要イベントのスケジュール
今日は、12月2日水曜日に行なわれた『2015 FNS歌謡祭 飛天』の話をするつもりですが、その前に、最近、乃木坂を巡って、重要な出来事が次々と起こっているので、個人的にグッときたニュースを、四つほど挙げておきます。
@ 山手線へ13年ぶりに導入された新型車両E235系で、11月30日(月)の運行初日に不具合が発生。1社貸し切りでの「ADトレイン」として、JR東日本ウォータービジネスが「FromAQUA×乃木坂46」の全面広告を出したが、運行再開の目処が立っていないようで、このADの行方は、現在、サスペンド状態。
@ サウンドスキャン・ジャパンの一般向けランキングサイトが、「今、話したい誰かがいる」の初登場回である2015年10月26日~2015年11月1日調査分をもって更新終了。店頭販売セールスの動向を知る情報源だったので、非常に残念かつ不便。
@ 12月25日(金)のテレビ朝日『MUSIC STATION SUPER LIVE 2015』に乃木坂46出演との発表。放送時間は19 : 00 ~ 23 : 10。
@ 生田絵梨花の1stソロ写真集『転調』が来年1月21日(木)に発売。
良いニュースと宜しくないニュースが、相半ばする感じですね。
まあ、とにもかくにも、世の中と一緒に、乃木坂は前に進んでいる、しかも、かなりのスピードで、ということなんでしょう(笑)。
それぞれのニュースに関しては、今後の動きを見ながら、後日、ブログで取り上げたいと思っています。
さて、今年のFNS歌謡祭は、2日(水)の『飛天』と、16日(水)に予定されている『THE LIVE』の2回開催で、それぞれ、コンセプトや出演アーティストが異なっているようです。
公式サイトによると、『飛天』のテーマは「名曲だらけの豪華コラボレーション祭り!」で、往年のヒット曲を、大物アーティストを軸に、多彩なコラボレーションで披露することに主眼が置かれています。
一方、『THE LIVE』のテーマは「躍動感溢れるフレッシュなLIVE空間!」だそうで、欅坂46を含め、多数の女性アイドルが出演することから、比較的新しい曲を、フレッシュな顔ぶれが歌うのかなと予想しています。
乃木坂は、両方に出演しますが、『飛天』において、どのようなステージを展開したのか、見てみましょう。
(表1)『2015 FNS歌謡祭 飛天』における演奏時間 (1)
凡例
[曲が放送された順番] 歌手名
演奏時間 =「曲名」(リリースされた年)
# 音楽祭は2015年12月02日(水)にフジテレビで放送
#「2 : 17」 は、前奏開始から後奏終了までが2分17秒であることを示す
# 曲が持ち歌であるアーティストがコラボに参加している場合は、その歌手名を緑に色分けしている
乃木坂46
[05] 乃木坂46(13th選抜)
2 : 17 =「今、話したい誰かがいる」(2015)
[29] 山崎まさよし × miwa × 生田絵梨花(ピアノ)
2 :13 = 「One more time,One more chance」(1997)
HKT48
[07] HKT48 feat.氣志團
2 : 17 =「しぇからしか!」(2015)
[12] クミコ × 安倍なつみ × 森保まどか(HKT48, ピアノ)
2 : 34 =「うまれてきてくれて ありがとう」(2015)
NMB48
[47] 家入レオ × 山本彩(NMB48)
1 : 57 =「君がくれた夏」(2015)
[72] 谷村新司 × 山本彩(NMB48) × 大原櫻子
2 : 04 =「冬の稲妻」(1977, アリス)
AKB48
[36] AKB48 × 高見沢俊彦 × たかみな沢さん
1 : 46 =「ヘビーローテーション」(2010)
[56] AKB48(歌&ダンス8人) × 谷村新司
1 : 32 =「赤鼻のトナカイ」
[75, 76] AKB48メドレー
1 : 28 =「365日の紙飛行機」(2015)
2 : 14 =「唇にBe My Baby」(2015)
3 : 44 = 1曲目前奏開始から2曲目後奏終了まで
(表1)では、乃木坂46とAKB48Gが関わったステージを、すべて載せています。
乃木坂は、まず、13th選抜が「今、話したい誰かがいる」をパフォーマンスします。
メンバーとファン、多くの人が称賛されていますが、やはり、何と言っても、素晴らしかったのは、美しい衣装ですね。
白い襟と袖の黒ワンピースに、胸元に金色の唐草模様風刺繍があしらわれ、さらに、スカートの裾には、これも金色ベースのスカーフ調の模様が帯状に入っている。
個人的には、『銀河英雄伝説』の帝国軍制服に雰囲気が似てるなと、ふと思ったんですが(笑)、黒ベースに金という配色は、漆塗りの和食器を彷彿させるものがあり、案外、和風テイストな印象もありますね。
ただ、シックで落ち着いた風情ながら、前後と左右で丈を変えているスカートは、実は、かなり露出が大きくなる作りで(笑)、メンバーの美脚を最大限にアピールする仕立てになっている。
また、メンバーは自分独自の髪飾りとイヤリングを付けていて、これが、皆さん、それぞれのヘアスタイルと表情に、信じられないほどフィットしていて、まあ美しくて、ビックリするほど可愛い。
生田絵梨花の2本交差の髪留めはあり得んほど清楚だし、星野みなみのバレッタは壮絶に可愛いくて、これらアクセサリーの使い方として、これ以上、何を望むんだ?という、ファイナルアンサーを観ている気分になりました(笑)。
随分と乃木坂のステージは観てきたけど、踊るメンバーのビジュアルに、ここまで見惚れたのは、初めてです。
この衣装を作った kimika onai さんは、ツイッターで、「額縁のスカートのワンピ」とコメントされていて、その「額縁」に、メンバーのスタイル、美貌、愛らしさが入って、名画が完成するということなのでしょう(笑)。
衣装、ヘアスタイル、アクセサリーなどのトータルコーディネイトは、過去最高レベルだったんじゃないでしょうか。
しかし、歌に関しては、完全な口パクではないかもしないけど、2、3人のユニゾンでつなぐ前半部分から、生歌比率が低いのは間違いなく、歌唱面での見せ場は作れていなかったと思います。
唯一、生歌比率の高かった『MUSIC FAIR』におけるステージのような、声のバラツキはなかったものの、やはり、聴いてて心揺さぶられる迫力には乏しく、他の音楽番組での歌唱と同じく、無難にサラッと終わった感じでした。
一方、ダンスは、読売テレビの『ベストヒット歌謡祭2015』あたりから、まとまりが良くなってきた印象があって、多くのステージを経験した成果が出てきたんじゃないでしょうか。
「シーソー」も、松村沙友理が程良くしゃがんでいて(笑)、全体の見栄えが、格段に良くなった気がします。
とはいえ、まだ不十分と感じる部分は少なくない。
とくに、フロントと後列で、意図的にフリをズラす部分は、未だに、ただタイミングが合ってないだけに見えてしまうので、より高い精度で列ごとのフリを合わせ、リズム感を持って、列ごとの差異を見せることが必要かなと。
持ち歌である「今、話したい誰かがいる」を披露した以外で、乃木坂メンバーが参加したのは、山崎まさよしが、自身の「One more time,One more chance」をギターで弾き歌い、miwaが歌唱とギターでハモリ、そこに生田絵梨花がピアノ伴奏を入れるステージです。
「桜木町」と言えば、この歌を思い出すという人が多数いるほど有名な名曲ですが、コラボするのは、非常に難しかったと思います。
デビュー前にあった実際の体験に基づいて書かれたと言われるほど、パーソナルな詞を、ギター一本で歌い上げる、まさに「山崎まさよし節」が炸裂する歌で、ウイスキーの入ったグラスを横に置いて歌った方がしっくりくるような(笑)、そんな印象がある。
楽譜はあっても、実際に、歌の細かいタイミングやリズムは、山崎まさよしが、気持ちのノリ具合で決めておかしくないわけで、むしろ、それこそがこの歌の醍醐味という話もある。
そういった歌に、高音のハモリを入れるのは、もの凄く難しい筈で、実際、miwa は、大きな目を、瞬きもせず見開き、演奏の間ずっと、山崎まさよしの方を見続けていました。
適切なタイミングでハモるためには、彼の動きを読み切ることが不可欠だからだと思います。
その結果、ピッタリのリズムで、ハーモニーが完成していて、miwaの音楽的能力の高さを、あらためて見せつけるステージになっていました。
一方、生田絵梨花のピアノも、効果的に入っていて、とくに、高い音を軽快に刻むパートは、普段の男性的な「武骨」とも言える山崎まさよしのパフォーマンスに、今まであまり観たことのない、柔らかく華やかな彩りを添えていました。
コラボなので、山崎さんもアレンジを極力抑えて、相手が入り易くした面はあったのかもしれません。
しかし、これほど歌い手の個性が強く滲む曲に、自分の音楽を入れ込んで、コラボを盛り上げるのは、相当な実力で、miwaと同じく、生田絵梨花も非凡なセンスをアピールしたと思います。
まあ、山崎さん本人や彼のファン、さらには一般視聴者が、こういった女性アーティストとのコラボをどう評価するかは別問題ですが、素人に分かるようなテクニカルな面での失敗はほとんどなく、普段とは少し雰囲気の違う、別バージョンの「One more time,One more chance」を披露出来たんじゃないでしょうか。
それにしても、いくちゃんって、凄いですね。
単にピアノが上手いだけでなく、ステージ全体が見えている感じで、音楽を含めた、総合的な舞台センスが素晴らしく良いと思う。
何を、どうすれば、観客の心を掴むことが出来るのか、本能的に分かるのかもしれない。
しかも、黄色いワンピースと可愛い髪飾りが、常軌を逸して似合っていて、この世のものとは思えん、清楚な美少女になってました。
清楚感で彼女に勝てる人は、多分、この星にはいないんじゃないかな(笑)。
ところで、「今、話したい誰かがいる」の2分17秒という演奏時間は、これまでのステージと比べると、やや短い部類に入ります。
以下のように、事前収録する通常の音楽番組では、2分半バージョンがほとんどなので。
(表2)「今、話したい誰かがいる」の音楽番組での演奏時間
凡例
演奏時間 = 放送された日付『番組名』テレビ局
4 : 17 = CD収録版
3 : 10 = 08月31日(月)『真夏の全国ツアー2015』BSスカパー![生放送]
2 : 28 = 10月23日(金)『MUSIC STATION』テレビ朝日
4 : 19 = 10月24日(土)『乃木坂46SHOW!』NHK BSプレミアム
2 : 28 = 10月25日(日)『乃木坂工事中』テレビ東京
2 : 28 = 11月01日(日)『MUSIC JAPAN』NHK総合
2 : 29 = 11月02日(月)『Momm!!』TBS
2 : 57 = 11月07日(土)『MUSIC FAIR』フジテレビ
2 : 41 = 11月19日(木)『ベストヒット歌謡祭2015』読売テレビ [生放送]
1: 55 = 11月24日(火)『ベストアーティスト2015』日テレ [生放送]
2 : 17 = 12月02日(水)『2015 FNS歌謡祭 飛天』フジテレビ [生放送]
ただ、生放送のライブや歌謡祭では、セットリストの問題からだと思いますが、細かい調整が入って、通常音楽番組のステージより、長くなったり、短くなったり、その時々の都合によって、変わるのはよくあることです。
『FNS歌謡祭』で2分17秒の持ち歌ステージというのは、他のアーティストと比べて、とくに短いわけではなく、乃木坂に対する「扱い」は、決して悪くないと思います。
しかし、(表1)に示された、乃木坂46とAKB48Gの参加ステージを眺めると、一つ気になることがある。
乃木坂は、持ち歌ステージが一つと、生田絵梨花がピアノ伴奏したコラボが一つ。
HKT48も、feat.氣志團の「しぇからしか!」を披露する以外では、森保まどかがピアノで、クミコと安倍なつみによる「うまれてきてくれて ありがとう」に参加。
NMB48は、グループでの参加はなく、山本彩が歌とギターで、家入レオの「君がくれた夏」をコラボ、さらに、谷村新司の「冬の稲妻」に大原櫻子と共に参加。
AKB48は、「ヘビーローテーション」「365日の紙飛行機」「唇にBe My Baby」の3曲を披露したのに加えて、「赤鼻のトナカイ」を谷村新司とコラボしています。
乃木坂とAKB48Gが、多くのステージを担当しているのは間違いないんですが、グループ単位でのコラボは、「赤鼻のトナカイ」だけで、それ以外は、生田絵梨花、森保まどか、山本彩と、メンバー1人での参加になっている。
一方、E-girlsを構成するDream、Happiness、Flowerを調べると、以下のように、すべてのステージにグループ全員で参加しており、しかも、歌とダンスでがっつり関わっています。
(表3)『2015 FNS歌謡祭 飛天』における演奏時間 (2)
# 表示形式は(表1)と同じ
E-girls
[03] 郷ひろみ × JUJU × Happiness(ダンス7人)
2 : 13 =「マイ レディー」(1979)
[08] 由紀さおり × 新妻聖子 × Flower(歌1人ダンス5人)
2 : 35 =「ラストダンスは私に」(1960, ドリフターズ; 1961, 越路吹雪)
[14] 広瀬香美 × Dream(歌&ダンス4人)
1 : 43 = 「ロマンスの神様」(1993)
[59] Flower(歌1人ダンス5人) × chay
2 : 05 =「恋人がサンタクロース」(1980, 松任谷由実)
ももいろクローバーZ
[06] THE ALFEE × ももいろクローバーZ(歌5人)
2 : 33 =「メリーアン」(1983)
[41] 嵐 × ももいろクローバーZ(ダンス5人)
2 : 13 =「WISH」(2005)
[61] ももいろクローバーZ
2 : 28 =「サンタさん」(2011)
また、ももいろクローバーZも、5人全員が、歌でTHE ALFEEの「メリーアン」、ダンスで嵐の「WISH」に参加、この二つのコラボに加えて、持ち歌である「サンタさん」をパフォーマンスしている。
乃木坂46とAKB48Gは、持ち歌ステージ以外では、ピアノやギターといった特別なスキルを持ったメンバーが1人だけ、コラボに参加するのみでしたが、Egirls系グループやももクロは、チームとして、全員が参加して、歌やダンスを入れるステージです。
グループ単位でのコラボの少なさから、主催者であるフジテレビの音楽関係者や、コラボされるアーティスト側が、乃木坂46とAKB48Gの、チームとしての音楽的実力を、あまり評価していない可能性があります。
こういった可能性を裏付けるのが、FNS系音楽祭において、乃木坂46がこれまで担当してきたコラボステージの変遷です。
(表4)『FNSうたの夏まつり』と『FNS歌謡祭』において乃木坂46が関わったステージ
# 歌謡祭のオープニングやエンディングでの、アーティスト総出演的なステージは以下のリストに載せていない
2013年7月31日(水)『FNSうたの夏まつり』
[1曲目] 山下久美子 × 乃木坂46
「So Young」(1981)
[2曲目] 乃木坂46 with 生田絵梨花(ピアノ)
「おいでシャンプー」(2012)
[3曲目] 榊原郁恵 × 乃木坂46
「夏のお嬢さん」(1978)
[4曲目] 松本伊代 × 乃木坂46
「センチメンタル・ジャーニー」(1981)
[5曲目] 宮沢和史 × 乃木坂46 × モーニング娘。× ももいろクローバーZ
「風になりたい」(1995, THE BOOM)
2013年12月04日(水)『FNS歌謡祭』
[1曲目] 郷ひろみ × ゆず × 乃木坂46
「花とみつばち」(1974)
[2曲目] 松本伊代 × 乃木坂46 with 生田絵梨花(ピアノ)
「センチメンタル・ジャーニー」(1981)
2014年8月13日(水)『FNSうたの夏まつり』
[1曲目] 杏里 × 乃木坂46
「悲しみがとまらない」(1983)
[2曲目] 前田亘輝 × 乃木坂46
「あー夏休み」(1990, TUBE)
2014年12月03日(水)『FNS歌謡祭』
[1曲目] 乃木坂46
「何度目の青空か?」(2014)
[2曲目] Dream5 × AKB48・乃木坂46ようかい選抜 × 氣志團 × ゴールデンボンバー × T.M.Revolution × 高見沢俊彦 「ようかい体操第一 」(2014)
[3曲目] キング・クリームソーダ × AKB48・乃木坂46ようかい選抜 × 高見沢俊彦 × Dream5
「ゲラゲラポーのうた」(2014)
#「AKB48・乃木坂46ようかい選抜」に乃木坂から白石麻衣が参加
[4曲目] ゴスペラーズ × EXILE TAKAHIRO × 生田絵梨花(ピアノ)
「ミモザ」(2004)
2015年7月29日(水)『FNSうたの夏まつり』
[1曲目] 乃木坂46
「太陽ノック」(2015)
2015年12月02日(水)『FNS歌謡祭』
[1曲目] 乃木坂46(13th選抜)
「今、話したい誰かがいる」(2015)
[2曲目] 山崎まさよし × miwa × 生田絵梨花(ピアノ)
「One more time,One more chance」(1997)
2013年7月の『FNSうたの夏まつり』では、乃木坂は、山下久美子「So Young」、榊原郁恵「夏のお嬢さん」、松本伊代「センチメンタル・ジャーニー」という、三つのステージで、グループとして、歌とダンスにがっつり関わる本格的なコラボをこなし、さらに、「おいでシャンプー」を単独で歌っている。
今回の『FNS歌謡祭 飛天』におけるE-girls系グループと同じような状況だったわけです。
そして、2013年12月『FNS歌謡祭』でも、郷ひろみが「花とみつばち」をゆずと歌ったステージで、ダンスを担当、また、夏に続いて再度、松本伊代「センチメンタル・ジャーニー」に歌、ダンス、生田絵梨花によるピアノで参加。
さらに、2014年8月の『FNSうたの夏まつり』において、グループとして、杏里「悲しみがとまらない」で歌とダンスに参加、前田亘輝「あー夏休み」は、バックコーラスとバックダンスを担当しています。
ところが、これを最後に、乃木坂は、グループとしてのコラボがなくなります。
2014年12月『FNS歌謡祭』では、「何度目の青空か?」を披露した以外は、ゴスペラーズが「ミモザ」を EXILE TAKAHIRO と歌ったステージに、生田絵梨花がピアノで参加したのが、唯一の本格的コラボです。
あとは、白石麻衣が、Dream5「ようかい体操第一 」とキング・クリームソーダ「ゲラゲラポーのうた」に、AKB48・乃木坂46ようかい選抜の一員として参加しただけです。
その後、2015年7月の『FNSうたの夏まつり』は、「太陽ノック」を歌うステージだけになります。
一方、この歌謡祭では、Flowerが、持ち歌である「Blue Sky Blue」を披露した他に、司会である森高千里の「17才」(1989)に参加。
加えて、E-girlsが森高千里と「気分爽快」(1994)をコラボ、Happinessは、 和田アキ子が「古い日記」(1974)を鈴木雅之と歌ったステージに参加しており、存在感を示しています。
ただ、この歌謡祭では、AKB48Gも、多くのコラボを担当していて、前月に開票イベントがフジテレビで生中継された「総選挙」の勢いが続いていることを感じさせます。
つまり、乃木坂は、2014年8月の『FNSうたの夏まつり』の後、グループとしてのコラボから遠ざかっています。
実は、前田亘輝が「あー夏休み」を歌ったとき、乃木坂のバックコーラスが、ところどころ、メインボーカルの邪魔になるくらい不揃いで、正直、プロとして失格と言われても仕方のない、厳しいステージになってしまった。
私も聴いてショックを受け、翌日、記事に書いたのですが、今後、コラボに呼んでくれるアーティストがいるだろうか、一抹の不安を覚えました。
結局、その不安が的中する形になってしまったわけですが、「あー夏休み」以前のコラボステージでも、歌唱力が不十分なシーンは少なくなかった。
乃木坂46 in FNSうたの夏まつり、桜井玲香ソロが秀逸も、コーラスは音程が不正確で一部雑音化 [14Aug14]
歌唱メンバーを分けているE-girls系や、5人全員がそれなりに歌えるももクロに比べると、乃木坂は、選抜構成と歌割りが歌唱力を反映していないので、歌のコラボでは、本当に厳しい。
2013年7月の『FNSうたの夏まつり』では、乃木坂への期待もあって、歌もダンスも任せてくれたのだと思います。
しかし、反省点の多いステージを重ねているにも関わらず、歌唱力を重視する選抜選考、あるいは大型音楽祭では特別選抜を結成するなど、有効な策を講じてこなかったために、乃木坂には、コラボを任せられないという流れを作ってしまった可能性がある。
コラボされる側のベテラン歌手も、素晴らしいステージを披露したいと考えるのは当然で、ルックスが華やかで、歌とダンスをちゃんとこなせる人やグループに声が掛かり易くなるのは、自然なことです。
こういった「コラボの求人市場」において、乃木坂46とAKB48Gは、FlowerなどのE-girls系グループに圧倒された感があります。
しかし、それでも、AKB48は、ギターの弾き歌いが出来る山本彩を、「365日の紙飛行機」のセンターに抜擢して、曲始まりに、かなり長いソロパートを歌わせて、歌唱力のあるメンバーがいることをアピールしています。
今回の『FNS歌謡祭』でも、彼女を家入レオとのデュエットや、谷村新司と大原櫻子のコラボに参加させて、歌手としての、経験と実績を積ませている。
一方、現在、乃木坂において、音楽面で外部から高く評価されているのは、生田絵梨花のピアノだけと言ってもいい。
もし、川村真洋や中元日芽香を、水曜歌謡祭などの音楽番組に出演させ、歌手として育て、それをアピールしていれば、AKB48Gにおける山本彩のように、乃木坂は、もう1ステージ、コラボを貰えたかもしれません。
もともと、出番が多かったFNS系音楽祭のコラボにおいて、乃木坂の存在感がここまで下がってしまうと、今後、どうすれば良いのか、ちょっと分かりません。
乃木坂の握手会人気が続き、CDセールスが好調を維持しても、AKB48Gの人気がさらに下がっていくと、おそらくコラボをメインに置き続けるだろうFNS系音楽祭に、どこまで呼んで貰えるのか、見通しは不透明になってきます。
西野カナは別格としても、西内まりや、miwa、大原櫻子、chay など、若くて実力のある女性アーティストが、続々と、J-POPの世界に登場しています。
そして、以下のように、大物アーティイスとの歌唱コラボを任され、それらを見事に成功させている。
(表5)『2015 FNS歌謡祭 飛天』における演奏時間 (3)
西内まりや
[04] 徳永英明 × 西内まりや
2 : 38 =「輝きながら…」(1987)
[16] 広瀬香美 × May J. × 西内まりや
1 : 27 =「promise」(1997)
miwa
[29] 山崎まさよし × miwa × 生田絵梨花(ピアノ)
2 :13 = 「One more time,One more chance」(1997)
[53] miwa
1 : 47 =「あなたがここにいて抱きしめることができるなら」(2015)
chay
[15] 広瀬香美 × 華原朋美 × chay
1 : 39 =「ゲレンデがとけるほど恋したい」(1995)
[59] Flower(歌1人ダンス5人) × chay
2 : 05 =「恋人がサンタクロース」(1980, 松任谷由実)
西野カナ
[37] 西野カナ
2 : 27 =「トリセツ」
[60] 西野カナ × 水樹奈々 × ゴスペラーズ
1 : 40 =「We Wish You A Merry Christmas」
主要メンバーの年齢が上がっていく中、乃木坂は、そろそろ音楽面で有効な手を打って、ビジュアルの魅力に、何かスキルをプラスしないと、坂を上るにも限界があります。
せめて、川村真洋や中元日芽香のような、高い素質を持ったメンバーを、選抜入りさせ、表題曲などのステージにおいて、常に、完全に生で歌わせる形を作るべきだと思います。
中元日芽香と川村真洋をグループの歌唱「アイコン」に据えて、乃木坂一般人気の再起動を図ろう [16Feb15]
もちろん、桜井玲香、生田絵梨花、衛藤美彩にも、生歌パートを割り振って、歌唱メンバーを早急に育てていく。
すでにAKB48は、そういった生歌重視のパフォーマンスを、「365日の紙飛行機」で行なっています。
このまま、厳密な握手会主義を続け、選抜並びと歌割りも、その理屈で決めていると、乃木坂は、グループとして、さらに大きなものを失う危険がある。
先週水曜日の歌謡祭を観て、「あれ、乃木坂の出番って、これだけ?」と感じたファンは少なくないでしょう。
それは正しい認識で、確かに、以前に比べて、出番は少なくなっています。
そして、なぜ少なくなったのか、原因も分かっている。
しかし、乃木坂の運営が抜本的な対策を講じる可能性は低いことも、同時に分かっている。
困りましたね(笑)。
まあ、取り敢えず、12月09日(水)午後6時57分からのテレビ東京『THE カラオケ★バトル 【最強女子ボーカリストNo.1決定戦】』にチャンネルを合わせて、歌のNo.1に挑む川村真洋を応援しましょう。
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川村真洋が単独でテレビの歌番組に出演!これは必見!!
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12月10日(木)『乃木坂浪漫』配信記念スペシャルイベント第3回目 in 都内某所。出演予定メンバーは西野七瀬、衛藤美彩、高山一実、若月佑美、川村真洋、中田花奈、中元日芽香、和田まあや。日本の名作文学をメンバーが朗読。乃木坂公式サイトの関連記事
乃木坂が出演する番組やイベントをさらに知りたい方は、以下のページをご参照下さい。
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 01Nov15 ~ 注目されるテレビ・ラジオ番組と重要イベントのスケジュール
今日は、12月2日水曜日に行なわれた『2015 FNS歌謡祭 飛天』の話をするつもりですが、その前に、最近、乃木坂を巡って、重要な出来事が次々と起こっているので、個人的にグッときたニュースを、四つほど挙げておきます。
@ 山手線へ13年ぶりに導入された新型車両E235系で、11月30日(月)の運行初日に不具合が発生。1社貸し切りでの「ADトレイン」として、JR東日本ウォータービジネスが「FromAQUA×乃木坂46」の全面広告を出したが、運行再開の目処が立っていないようで、このADの行方は、現在、サスペンド状態。
@ サウンドスキャン・ジャパンの一般向けランキングサイトが、「今、話したい誰かがいる」の初登場回である2015年10月26日~2015年11月1日調査分をもって更新終了。店頭販売セールスの動向を知る情報源だったので、非常に残念かつ不便。
@ 12月25日(金)のテレビ朝日『MUSIC STATION SUPER LIVE 2015』に乃木坂46出演との発表。放送時間は19 : 00 ~ 23 : 10。
@ 生田絵梨花の1stソロ写真集『転調』が来年1月21日(木)に発売。
良いニュースと宜しくないニュースが、相半ばする感じですね。
まあ、とにもかくにも、世の中と一緒に、乃木坂は前に進んでいる、しかも、かなりのスピードで、ということなんでしょう(笑)。
それぞれのニュースに関しては、今後の動きを見ながら、後日、ブログで取り上げたいと思っています。
さて、今年のFNS歌謡祭は、2日(水)の『飛天』と、16日(水)に予定されている『THE LIVE』の2回開催で、それぞれ、コンセプトや出演アーティストが異なっているようです。
公式サイトによると、『飛天』のテーマは「名曲だらけの豪華コラボレーション祭り!」で、往年のヒット曲を、大物アーティストを軸に、多彩なコラボレーションで披露することに主眼が置かれています。
一方、『THE LIVE』のテーマは「躍動感溢れるフレッシュなLIVE空間!」だそうで、欅坂46を含め、多数の女性アイドルが出演することから、比較的新しい曲を、フレッシュな顔ぶれが歌うのかなと予想しています。
乃木坂は、両方に出演しますが、『飛天』において、どのようなステージを展開したのか、見てみましょう。
(表1)『2015 FNS歌謡祭 飛天』における演奏時間 (1)
凡例
[曲が放送された順番] 歌手名
演奏時間 =「曲名」(リリースされた年)
# 音楽祭は2015年12月02日(水)にフジテレビで放送
#「2 : 17」 は、前奏開始から後奏終了までが2分17秒であることを示す
# 曲が持ち歌であるアーティストがコラボに参加している場合は、その歌手名を緑に色分けしている
乃木坂46
[05] 乃木坂46(13th選抜)
2 : 17 =「今、話したい誰かがいる」(2015)
[29] 山崎まさよし × miwa × 生田絵梨花(ピアノ)
2 :13 = 「One more time,One more chance」(1997)
HKT48
[07] HKT48 feat.氣志團
2 : 17 =「しぇからしか!」(2015)
[12] クミコ × 安倍なつみ × 森保まどか(HKT48, ピアノ)
2 : 34 =「うまれてきてくれて ありがとう」(2015)
NMB48
[47] 家入レオ × 山本彩(NMB48)
1 : 57 =「君がくれた夏」(2015)
[72] 谷村新司 × 山本彩(NMB48) × 大原櫻子
2 : 04 =「冬の稲妻」(1977, アリス)
AKB48
[36] AKB48 × 高見沢俊彦 × たかみな沢さん
1 : 46 =「ヘビーローテーション」(2010)
[56] AKB48(歌&ダンス8人) × 谷村新司
1 : 32 =「赤鼻のトナカイ」
[75, 76] AKB48メドレー
1 : 28 =「365日の紙飛行機」(2015)
2 : 14 =「唇にBe My Baby」(2015)
3 : 44 = 1曲目前奏開始から2曲目後奏終了まで
(表1)では、乃木坂46とAKB48Gが関わったステージを、すべて載せています。
乃木坂は、まず、13th選抜が「今、話したい誰かがいる」をパフォーマンスします。
メンバーとファン、多くの人が称賛されていますが、やはり、何と言っても、素晴らしかったのは、美しい衣装ですね。
白い襟と袖の黒ワンピースに、胸元に金色の唐草模様風刺繍があしらわれ、さらに、スカートの裾には、これも金色ベースのスカーフ調の模様が帯状に入っている。
個人的には、『銀河英雄伝説』の帝国軍制服に雰囲気が似てるなと、ふと思ったんですが(笑)、黒ベースに金という配色は、漆塗りの和食器を彷彿させるものがあり、案外、和風テイストな印象もありますね。
ただ、シックで落ち着いた風情ながら、前後と左右で丈を変えているスカートは、実は、かなり露出が大きくなる作りで(笑)、メンバーの美脚を最大限にアピールする仕立てになっている。
また、メンバーは自分独自の髪飾りとイヤリングを付けていて、これが、皆さん、それぞれのヘアスタイルと表情に、信じられないほどフィットしていて、まあ美しくて、ビックリするほど可愛い。
生田絵梨花の2本交差の髪留めはあり得んほど清楚だし、星野みなみのバレッタは壮絶に可愛いくて、これらアクセサリーの使い方として、これ以上、何を望むんだ?という、ファイナルアンサーを観ている気分になりました(笑)。
随分と乃木坂のステージは観てきたけど、踊るメンバーのビジュアルに、ここまで見惚れたのは、初めてです。
この衣装を作った kimika onai さんは、ツイッターで、「額縁のスカートのワンピ」とコメントされていて、その「額縁」に、メンバーのスタイル、美貌、愛らしさが入って、名画が完成するということなのでしょう(笑)。
衣装、ヘアスタイル、アクセサリーなどのトータルコーディネイトは、過去最高レベルだったんじゃないでしょうか。
しかし、歌に関しては、完全な口パクではないかもしないけど、2、3人のユニゾンでつなぐ前半部分から、生歌比率が低いのは間違いなく、歌唱面での見せ場は作れていなかったと思います。
唯一、生歌比率の高かった『MUSIC FAIR』におけるステージのような、声のバラツキはなかったものの、やはり、聴いてて心揺さぶられる迫力には乏しく、他の音楽番組での歌唱と同じく、無難にサラッと終わった感じでした。
一方、ダンスは、読売テレビの『ベストヒット歌謡祭2015』あたりから、まとまりが良くなってきた印象があって、多くのステージを経験した成果が出てきたんじゃないでしょうか。
「シーソー」も、松村沙友理が程良くしゃがんでいて(笑)、全体の見栄えが、格段に良くなった気がします。
とはいえ、まだ不十分と感じる部分は少なくない。
とくに、フロントと後列で、意図的にフリをズラす部分は、未だに、ただタイミングが合ってないだけに見えてしまうので、より高い精度で列ごとのフリを合わせ、リズム感を持って、列ごとの差異を見せることが必要かなと。
持ち歌である「今、話したい誰かがいる」を披露した以外で、乃木坂メンバーが参加したのは、山崎まさよしが、自身の「One more time,One more chance」をギターで弾き歌い、miwaが歌唱とギターでハモリ、そこに生田絵梨花がピアノ伴奏を入れるステージです。
「桜木町」と言えば、この歌を思い出すという人が多数いるほど有名な名曲ですが、コラボするのは、非常に難しかったと思います。
デビュー前にあった実際の体験に基づいて書かれたと言われるほど、パーソナルな詞を、ギター一本で歌い上げる、まさに「山崎まさよし節」が炸裂する歌で、ウイスキーの入ったグラスを横に置いて歌った方がしっくりくるような(笑)、そんな印象がある。
楽譜はあっても、実際に、歌の細かいタイミングやリズムは、山崎まさよしが、気持ちのノリ具合で決めておかしくないわけで、むしろ、それこそがこの歌の醍醐味という話もある。
そういった歌に、高音のハモリを入れるのは、もの凄く難しい筈で、実際、miwa は、大きな目を、瞬きもせず見開き、演奏の間ずっと、山崎まさよしの方を見続けていました。
適切なタイミングでハモるためには、彼の動きを読み切ることが不可欠だからだと思います。
その結果、ピッタリのリズムで、ハーモニーが完成していて、miwaの音楽的能力の高さを、あらためて見せつけるステージになっていました。
一方、生田絵梨花のピアノも、効果的に入っていて、とくに、高い音を軽快に刻むパートは、普段の男性的な「武骨」とも言える山崎まさよしのパフォーマンスに、今まであまり観たことのない、柔らかく華やかな彩りを添えていました。
コラボなので、山崎さんもアレンジを極力抑えて、相手が入り易くした面はあったのかもしれません。
しかし、これほど歌い手の個性が強く滲む曲に、自分の音楽を入れ込んで、コラボを盛り上げるのは、相当な実力で、miwaと同じく、生田絵梨花も非凡なセンスをアピールしたと思います。
まあ、山崎さん本人や彼のファン、さらには一般視聴者が、こういった女性アーティストとのコラボをどう評価するかは別問題ですが、素人に分かるようなテクニカルな面での失敗はほとんどなく、普段とは少し雰囲気の違う、別バージョンの「One more time,One more chance」を披露出来たんじゃないでしょうか。
それにしても、いくちゃんって、凄いですね。
単にピアノが上手いだけでなく、ステージ全体が見えている感じで、音楽を含めた、総合的な舞台センスが素晴らしく良いと思う。
何を、どうすれば、観客の心を掴むことが出来るのか、本能的に分かるのかもしれない。
しかも、黄色いワンピースと可愛い髪飾りが、常軌を逸して似合っていて、この世のものとは思えん、清楚な美少女になってました。
清楚感で彼女に勝てる人は、多分、この星にはいないんじゃないかな(笑)。
ところで、「今、話したい誰かがいる」の2分17秒という演奏時間は、これまでのステージと比べると、やや短い部類に入ります。
以下のように、事前収録する通常の音楽番組では、2分半バージョンがほとんどなので。
(表2)「今、話したい誰かがいる」の音楽番組での演奏時間
凡例
演奏時間 = 放送された日付『番組名』テレビ局
4 : 17 = CD収録版
3 : 10 = 08月31日(月)『真夏の全国ツアー2015』BSスカパー![生放送]
2 : 28 = 10月23日(金)『MUSIC STATION』テレビ朝日
4 : 19 = 10月24日(土)『乃木坂46SHOW!』NHK BSプレミアム
2 : 28 = 10月25日(日)『乃木坂工事中』テレビ東京
2 : 28 = 11月01日(日)『MUSIC JAPAN』NHK総合
2 : 29 = 11月02日(月)『Momm!!』TBS
2 : 57 = 11月07日(土)『MUSIC FAIR』フジテレビ
2 : 41 = 11月19日(木)『ベストヒット歌謡祭2015』読売テレビ [生放送]
1: 55 = 11月24日(火)『ベストアーティスト2015』日テレ [生放送]
2 : 17 = 12月02日(水)『2015 FNS歌謡祭 飛天』フジテレビ [生放送]
ただ、生放送のライブや歌謡祭では、セットリストの問題からだと思いますが、細かい調整が入って、通常音楽番組のステージより、長くなったり、短くなったり、その時々の都合によって、変わるのはよくあることです。
『FNS歌謡祭』で2分17秒の持ち歌ステージというのは、他のアーティストと比べて、とくに短いわけではなく、乃木坂に対する「扱い」は、決して悪くないと思います。
しかし、(表1)に示された、乃木坂46とAKB48Gの参加ステージを眺めると、一つ気になることがある。
乃木坂は、持ち歌ステージが一つと、生田絵梨花がピアノ伴奏したコラボが一つ。
HKT48も、feat.氣志團の「しぇからしか!」を披露する以外では、森保まどかがピアノで、クミコと安倍なつみによる「うまれてきてくれて ありがとう」に参加。
NMB48は、グループでの参加はなく、山本彩が歌とギターで、家入レオの「君がくれた夏」をコラボ、さらに、谷村新司の「冬の稲妻」に大原櫻子と共に参加。
AKB48は、「ヘビーローテーション」「365日の紙飛行機」「唇にBe My Baby」の3曲を披露したのに加えて、「赤鼻のトナカイ」を谷村新司とコラボしています。
乃木坂とAKB48Gが、多くのステージを担当しているのは間違いないんですが、グループ単位でのコラボは、「赤鼻のトナカイ」だけで、それ以外は、生田絵梨花、森保まどか、山本彩と、メンバー1人での参加になっている。
一方、E-girlsを構成するDream、Happiness、Flowerを調べると、以下のように、すべてのステージにグループ全員で参加しており、しかも、歌とダンスでがっつり関わっています。
(表3)『2015 FNS歌謡祭 飛天』における演奏時間 (2)
# 表示形式は(表1)と同じ
E-girls
[03] 郷ひろみ × JUJU × Happiness(ダンス7人)
2 : 13 =「マイ レディー」(1979)
[08] 由紀さおり × 新妻聖子 × Flower(歌1人ダンス5人)
2 : 35 =「ラストダンスは私に」(1960, ドリフターズ; 1961, 越路吹雪)
[14] 広瀬香美 × Dream(歌&ダンス4人)
1 : 43 = 「ロマンスの神様」(1993)
[59] Flower(歌1人ダンス5人) × chay
2 : 05 =「恋人がサンタクロース」(1980, 松任谷由実)
ももいろクローバーZ
[06] THE ALFEE × ももいろクローバーZ(歌5人)
2 : 33 =「メリーアン」(1983)
[41] 嵐 × ももいろクローバーZ(ダンス5人)
2 : 13 =「WISH」(2005)
[61] ももいろクローバーZ
2 : 28 =「サンタさん」(2011)
また、ももいろクローバーZも、5人全員が、歌でTHE ALFEEの「メリーアン」、ダンスで嵐の「WISH」に参加、この二つのコラボに加えて、持ち歌である「サンタさん」をパフォーマンスしている。
乃木坂46とAKB48Gは、持ち歌ステージ以外では、ピアノやギターといった特別なスキルを持ったメンバーが1人だけ、コラボに参加するのみでしたが、Egirls系グループやももクロは、チームとして、全員が参加して、歌やダンスを入れるステージです。
グループ単位でのコラボの少なさから、主催者であるフジテレビの音楽関係者や、コラボされるアーティスト側が、乃木坂46とAKB48Gの、チームとしての音楽的実力を、あまり評価していない可能性があります。
こういった可能性を裏付けるのが、FNS系音楽祭において、乃木坂46がこれまで担当してきたコラボステージの変遷です。
(表4)『FNSうたの夏まつり』と『FNS歌謡祭』において乃木坂46が関わったステージ
# 歌謡祭のオープニングやエンディングでの、アーティスト総出演的なステージは以下のリストに載せていない
2013年7月31日(水)『FNSうたの夏まつり』
[1曲目] 山下久美子 × 乃木坂46
「So Young」(1981)
[2曲目] 乃木坂46 with 生田絵梨花(ピアノ)
「おいでシャンプー」(2012)
[3曲目] 榊原郁恵 × 乃木坂46
「夏のお嬢さん」(1978)
[4曲目] 松本伊代 × 乃木坂46
「センチメンタル・ジャーニー」(1981)
[5曲目] 宮沢和史 × 乃木坂46 × モーニング娘。× ももいろクローバーZ
「風になりたい」(1995, THE BOOM)
2013年12月04日(水)『FNS歌謡祭』
[1曲目] 郷ひろみ × ゆず × 乃木坂46
「花とみつばち」(1974)
[2曲目] 松本伊代 × 乃木坂46 with 生田絵梨花(ピアノ)
「センチメンタル・ジャーニー」(1981)
2014年8月13日(水)『FNSうたの夏まつり』
[1曲目] 杏里 × 乃木坂46
「悲しみがとまらない」(1983)
[2曲目] 前田亘輝 × 乃木坂46
「あー夏休み」(1990, TUBE)
2014年12月03日(水)『FNS歌謡祭』
[1曲目] 乃木坂46
「何度目の青空か?」(2014)
[2曲目] Dream5 × AKB48・乃木坂46ようかい選抜 × 氣志團 × ゴールデンボンバー × T.M.Revolution × 高見沢俊彦 「ようかい体操第一 」(2014)
[3曲目] キング・クリームソーダ × AKB48・乃木坂46ようかい選抜 × 高見沢俊彦 × Dream5
「ゲラゲラポーのうた」(2014)
#「AKB48・乃木坂46ようかい選抜」に乃木坂から白石麻衣が参加
[4曲目] ゴスペラーズ × EXILE TAKAHIRO × 生田絵梨花(ピアノ)
「ミモザ」(2004)
2015年7月29日(水)『FNSうたの夏まつり』
[1曲目] 乃木坂46
「太陽ノック」(2015)
2015年12月02日(水)『FNS歌謡祭』
[1曲目] 乃木坂46(13th選抜)
「今、話したい誰かがいる」(2015)
[2曲目] 山崎まさよし × miwa × 生田絵梨花(ピアノ)
「One more time,One more chance」(1997)
2013年7月の『FNSうたの夏まつり』では、乃木坂は、山下久美子「So Young」、榊原郁恵「夏のお嬢さん」、松本伊代「センチメンタル・ジャーニー」という、三つのステージで、グループとして、歌とダンスにがっつり関わる本格的なコラボをこなし、さらに、「おいでシャンプー」を単独で歌っている。
今回の『FNS歌謡祭 飛天』におけるE-girls系グループと同じような状況だったわけです。
そして、2013年12月『FNS歌謡祭』でも、郷ひろみが「花とみつばち」をゆずと歌ったステージで、ダンスを担当、また、夏に続いて再度、松本伊代「センチメンタル・ジャーニー」に歌、ダンス、生田絵梨花によるピアノで参加。
さらに、2014年8月の『FNSうたの夏まつり』において、グループとして、杏里「悲しみがとまらない」で歌とダンスに参加、前田亘輝「あー夏休み」は、バックコーラスとバックダンスを担当しています。
ところが、これを最後に、乃木坂は、グループとしてのコラボがなくなります。
2014年12月『FNS歌謡祭』では、「何度目の青空か?」を披露した以外は、ゴスペラーズが「ミモザ」を EXILE TAKAHIRO と歌ったステージに、生田絵梨花がピアノで参加したのが、唯一の本格的コラボです。
あとは、白石麻衣が、Dream5「ようかい体操第一 」とキング・クリームソーダ「ゲラゲラポーのうた」に、AKB48・乃木坂46ようかい選抜の一員として参加しただけです。
その後、2015年7月の『FNSうたの夏まつり』は、「太陽ノック」を歌うステージだけになります。
一方、この歌謡祭では、Flowerが、持ち歌である「Blue Sky Blue」を披露した他に、司会である森高千里の「17才」(1989)に参加。
加えて、E-girlsが森高千里と「気分爽快」(1994)をコラボ、Happinessは、 和田アキ子が「古い日記」(1974)を鈴木雅之と歌ったステージに参加しており、存在感を示しています。
ただ、この歌謡祭では、AKB48Gも、多くのコラボを担当していて、前月に開票イベントがフジテレビで生中継された「総選挙」の勢いが続いていることを感じさせます。
つまり、乃木坂は、2014年8月の『FNSうたの夏まつり』の後、グループとしてのコラボから遠ざかっています。
実は、前田亘輝が「あー夏休み」を歌ったとき、乃木坂のバックコーラスが、ところどころ、メインボーカルの邪魔になるくらい不揃いで、正直、プロとして失格と言われても仕方のない、厳しいステージになってしまった。
私も聴いてショックを受け、翌日、記事に書いたのですが、今後、コラボに呼んでくれるアーティストがいるだろうか、一抹の不安を覚えました。
結局、その不安が的中する形になってしまったわけですが、「あー夏休み」以前のコラボステージでも、歌唱力が不十分なシーンは少なくなかった。
乃木坂46 in FNSうたの夏まつり、桜井玲香ソロが秀逸も、コーラスは音程が不正確で一部雑音化 [14Aug14]
歌唱メンバーを分けているE-girls系や、5人全員がそれなりに歌えるももクロに比べると、乃木坂は、選抜構成と歌割りが歌唱力を反映していないので、歌のコラボでは、本当に厳しい。
2013年7月の『FNSうたの夏まつり』では、乃木坂への期待もあって、歌もダンスも任せてくれたのだと思います。
しかし、反省点の多いステージを重ねているにも関わらず、歌唱力を重視する選抜選考、あるいは大型音楽祭では特別選抜を結成するなど、有効な策を講じてこなかったために、乃木坂には、コラボを任せられないという流れを作ってしまった可能性がある。
コラボされる側のベテラン歌手も、素晴らしいステージを披露したいと考えるのは当然で、ルックスが華やかで、歌とダンスをちゃんとこなせる人やグループに声が掛かり易くなるのは、自然なことです。
こういった「コラボの求人市場」において、乃木坂46とAKB48Gは、FlowerなどのE-girls系グループに圧倒された感があります。
しかし、それでも、AKB48は、ギターの弾き歌いが出来る山本彩を、「365日の紙飛行機」のセンターに抜擢して、曲始まりに、かなり長いソロパートを歌わせて、歌唱力のあるメンバーがいることをアピールしています。
今回の『FNS歌謡祭』でも、彼女を家入レオとのデュエットや、谷村新司と大原櫻子のコラボに参加させて、歌手としての、経験と実績を積ませている。
一方、現在、乃木坂において、音楽面で外部から高く評価されているのは、生田絵梨花のピアノだけと言ってもいい。
もし、川村真洋や中元日芽香を、水曜歌謡祭などの音楽番組に出演させ、歌手として育て、それをアピールしていれば、AKB48Gにおける山本彩のように、乃木坂は、もう1ステージ、コラボを貰えたかもしれません。
もともと、出番が多かったFNS系音楽祭のコラボにおいて、乃木坂の存在感がここまで下がってしまうと、今後、どうすれば良いのか、ちょっと分かりません。
乃木坂の握手会人気が続き、CDセールスが好調を維持しても、AKB48Gの人気がさらに下がっていくと、おそらくコラボをメインに置き続けるだろうFNS系音楽祭に、どこまで呼んで貰えるのか、見通しは不透明になってきます。
西野カナは別格としても、西内まりや、miwa、大原櫻子、chay など、若くて実力のある女性アーティストが、続々と、J-POPの世界に登場しています。
そして、以下のように、大物アーティイスとの歌唱コラボを任され、それらを見事に成功させている。
(表5)『2015 FNS歌謡祭 飛天』における演奏時間 (3)
西内まりや
[04] 徳永英明 × 西内まりや
2 : 38 =「輝きながら…」(1987)
[16] 広瀬香美 × May J. × 西内まりや
1 : 27 =「promise」(1997)
miwa
[29] 山崎まさよし × miwa × 生田絵梨花(ピアノ)
2 :13 = 「One more time,One more chance」(1997)
[53] miwa
1 : 47 =「あなたがここにいて抱きしめることができるなら」(2015)
chay
[15] 広瀬香美 × 華原朋美 × chay
1 : 39 =「ゲレンデがとけるほど恋したい」(1995)
[59] Flower(歌1人ダンス5人) × chay
2 : 05 =「恋人がサンタクロース」(1980, 松任谷由実)
西野カナ
[37] 西野カナ
2 : 27 =「トリセツ」
[60] 西野カナ × 水樹奈々 × ゴスペラーズ
1 : 40 =「We Wish You A Merry Christmas」
主要メンバーの年齢が上がっていく中、乃木坂は、そろそろ音楽面で有効な手を打って、ビジュアルの魅力に、何かスキルをプラスしないと、坂を上るにも限界があります。
せめて、川村真洋や中元日芽香のような、高い素質を持ったメンバーを、選抜入りさせ、表題曲などのステージにおいて、常に、完全に生で歌わせる形を作るべきだと思います。
中元日芽香と川村真洋をグループの歌唱「アイコン」に据えて、乃木坂一般人気の再起動を図ろう [16Feb15]
もちろん、桜井玲香、生田絵梨花、衛藤美彩にも、生歌パートを割り振って、歌唱メンバーを早急に育てていく。
すでにAKB48は、そういった生歌重視のパフォーマンスを、「365日の紙飛行機」で行なっています。
このまま、厳密な握手会主義を続け、選抜並びと歌割りも、その理屈で決めていると、乃木坂は、グループとして、さらに大きなものを失う危険がある。
先週水曜日の歌謡祭を観て、「あれ、乃木坂の出番って、これだけ?」と感じたファンは少なくないでしょう。
それは正しい認識で、確かに、以前に比べて、出番は少なくなっています。
そして、なぜ少なくなったのか、原因も分かっている。
しかし、乃木坂の運営が抜本的な対策を講じる可能性は低いことも、同時に分かっている。
困りましたね(笑)。
まあ、取り敢えず、12月09日(水)午後6時57分からのテレビ東京『THE カラオケ★バトル 【最強女子ボーカリストNo.1決定戦】』にチャンネルを合わせて、歌のNo.1に挑む川村真洋を応援しましょう。
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// 星野みなみの溢れる魅力
7月18日14:18 星野みなみ
乃木坂の風 09Oct13 ~ 星野みなみが放つ紺碧の輝き、代々木ライブの魅力と今後を考える
乃木坂の風 16Sep13 ~ 「みさ、原宿行くの?」、星野みなみに激怒する衛藤美彩! in 乃木坂の「の」
乃木坂各論第3話、星野みなみ ~ 紺碧の微笑、静謐の情熱、ここにヒロインがいる
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アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Sep13 ~ 星野みなみのコーナー
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アレチの素敵な乃木坂業務連絡 01Nov15 ~ 注目されるテレビ・ラジオ番組と重要イベントのスケジュール
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 09Oct15 ~ シングル&アルバム収録全曲ハンドブック (11th-)
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アレチの素敵な乃木坂業務連絡 19Jun14 ~「16人のプリンシパル trois」の関連情報
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アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Dec13 ~ 7枚目「バレッタ」の関連情報
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Sep13 ~ 6枚目「ガールズルール」の関連情報
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Sep13 ~ 和田まあやのコーナー
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 10Jul13 ~ えくせれんとブログの目次
# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています