乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント
星野みなみ主演のミニドラマが1月もオンエア!
毎週月曜~金曜 24 : 30 ~ 25 : 00 [CS] スペースシャワーTV プラス『アイドルヒッツ』。この30分番組内で、星野みなみ主演の STATION ID『あたし、本と旅する』が、毎回、30秒ずつオンエア。2月は、1日(月)第35話から14日(火)第46最終話まで、途切れず放送される予定。
(2月の放送予定)
01(月)[#35] 02(火)[#36] 03(水)[#37] 04(木)[#38] 05(金)[#39]
08(月)[#40] 09(火)[#41] 10(水)[#42] 11(木)[#43] 12(金)[#44]
13(月)[#45] 14(火)[#46]
スペースシャワーTV プラス公式サイトの特設ページ
02月06日(土) 10 : 00 ~ [CS] 星野みなみ主演のSTATION ID『あたし、本と旅する』の第1話から最新39話までを、朝から深夜まで、複数の番組内で放送。スケジュール表は上記「スペースシャワーTV プラス公式サイトの特設ページ」で確認出来ます。ただ、あまりに分散して流すので、計画的に録画するのは、まず無理でしょう(笑)。2月26日(金)22:30から、全46話を一気にオンエアする特集番組が予定されているので、そちらを録画した方が、効率的で簡単だと思います。
02月06日(土) 25 : 05 ~ 25 : 35 [地デ] フジテレビ『うまズキッ!』。白石麻衣がレギュラーMCを担当する競馬番組に、生駒里奈がゲストとして出演する回の後編。乃木坂公式サイトの関連記事
乃木坂が出演する番組やイベントをさらに知りたい方は、以下のページをご参照下さい。
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 01Nov15 ~ 注目されるテレビ・ラジオ番組と重要イベントのスケジュール
中元日芽香が、苦しい胸のうちを、モバメに綴っているそうです。
『らじらー!サンデー』で乃木坂を盛り上げ、「サンクエトワール」でセンターとしてアンダーを引っぱり、個別握手会も担当23部を全完売して、14枚目で最高30部を任されるまでに、CDセールスを引き上げた。
メールの詳しい内容は分かりませんが、14th選抜に入れなかったことで、ひめたんが大きなショックを受けるのは当然で、心中を察すると、掛ける言葉も見つからないほどです。
運営からすれば、ファンの反発は想定内で、その憤りをCD購入にぶつけて、ひめたんの握手会人気をもっと上げて欲しいという戦略なのかもしれませんが、であれば、古くさい炎上商法から離れられない、硬直化したマネージメントにしか見えません。
中元日芽香の選抜入りは、衛藤美彩がそうだったように、マンネリ化しつつある乃木坂に変化を与える一つの「希望」で、だからこそ、少なからぬファンがそれを待っていたのですが、運営は見事に期待を裏切ってくれました。
ファンが望むことを、タイムリーに実現する「ノリ」の良さが、乃木坂運営には決定的に欠けていて、およそ、エンターテイメント事業に関わっているとは思えないほど、「too Late too Small」な発想で選抜を決めています。
セーラー服姿の白石麻衣が、タイムを計る黒服の前で、パーカーのお兄さんと握手する、forTUNE music のテレビCMは、2013年の4月あたりからオンエアされたと思いますが、何ヶ月経っても、同じ内容のものを延々と流し続けていました。
当初ネットでは、白石麻衣の次に、松村沙友理や橋本奈々未のバージョンが流れるのではと、期待する声が多かったのですが、何の変化も起こらない。
結局、3年近く経った今でも、完全に当時と同じCMが流れていて、登場するまいやんは、もう、今より随分と若いです(笑)。
乃木坂の風 24Jul13 ~ 「forTUNE music」の握手会CMで、白石麻衣は輝いているか
白石麻衣の別バージョンを作らず、西野七瀬が登場するタイプもない。
これほど頑固に同じものをオンエアし続けて、何の疑問も感じず、佳しとするメンタルに驚嘆しながら、こんな発想で乃木坂を運営するようになったら、エライことになるなと、密かに危惧していたんですが、どうやら、現実になりつつある気がします。
forTUNE music を通したCDセールスが順調に伸びたため、それに関わってきたソニー系一派の発言力が強まり、最近、乃木坂の選抜は、以前にも増して、握手会主義が色濃くなっているんじゃないでしょうか。
しかも、選抜内での配置を見ると、CD売り上げの順に1列目中央からメンバーを並べるだけでなく、この人は「舞台ドラマ映画」、この人は「バラエティ」、この人は「現在のセンター候補」、この人は「将来のセンター候補」など、運営の決めた「区分」が、がっちり固まり始めている。
これまでは、「選抜」と「アンダー」という、大きな「区分」しかなかったのに、さらに、それぞれの内部に細かい「区分」が作られ、「区分」間の移動が困難になりつつある印象です。
例えば、秋元真夏と高山一実は、「バラエティ」のジャンルに入っているようで、2列目中央脇に対称的に配置されている。
そして、テレビのバラエティ番組やラジオのトーク番組には、優先的に出演するものの、ドラマや舞台の仕事は、単独であれ、グループ参加であれ、抜擢される気配が乏しい。
また、3列目は、3作ぶりに復活した堀未央奈以外は、『すべての犬は天国へ行く』の出演メンバーで、しかも、舞台やドラマ映画に、単独で参加した経験のある桜井玲香、若月佑美、生駒里奈、伊藤万理華、井上小百合が集められている。
14枚目の期間も、演技関係の外仕事が3列目メンバーに入る雰囲気がみなぎっており、実際、若様は、来週11日の祝日木曜に、『Friend-Ship Project 初恋▷トライアングル~あのコは何でニッポンに?~』というテレビ東京の1時間ドラマに出演することが分かっています。
若月佑美の2016/01/29_16:18ブログ
それぞれのメンバーに、どの分野の仕事を割り振るかは、ある程度、決めた方が良いのは確かなんですが、なぜ、それを選抜内ポジションに反映させるのかが理解出来ません。
選抜は、あくまで表題曲をパフォーマンスする音楽ユニットなので、楽曲イメージや歌ダンスの実力で、配置を決めるべきなんですが、握手会成績と、外仕事のジャンルや運営の決めた「区分」といった、音楽と全然関係ない基準で、並びが決まっている。
今や、選抜内配置を見るだけで、そのメンバーの握手会人気と期待されている外仕事の種類が分かる形になりつつあって(笑)、表題曲を魅力的に表現する音楽チームという側面が、どこかに吹き飛んでしまっています。
舞台などの仕事が忙しく、音楽番組や歌謡祭への出演に支障が出るおそれがあるなら、選抜を外すべきなんだけど、握手会成績が上位のメンバーをアンダーにするのはあり得ないことらしく、3列目が「演技」選抜になってしまっている。
しかし、その結果、外仕事のため、『MUSIC STATION』や『MUSIC FAIR』を、選抜メンバーが欠席するという、信じられない光景が日常茶飯になってしまった。
表題曲をパフォーマンスして、それをプロモーションするために結成している選抜なのに、本末転倒としか言いようがありません。
「命は美しい」MV制作の超タイト日程が『Rの法則』で判明、白石麻衣のステップとソフトボール [04Apr15]
典型的な例が、「命は美しい」の11th選抜で、フロントに抜擢されていた「兼任」の松井玲奈は、半分くらいしか音楽番組に出られず、その穴をすべて、川村真洋が埋めて、見事なパフォーマンスを披露しました。
じゃあ、なぜ、始めから、川村真洋を選抜に入れない?という、当たり前の疑問が湧いてくるのですが、乃木坂の運営には常識が通用しないようで。
3列目が「舞台」選抜なんて、音楽と演劇を舐め切った発想で、新曲キャンペーンに全参加出来ないなら、選抜に入れるべきではないし、すべての稽古に出られないなら、その舞台を断るのが、当然の筋道でしょう。
握手会成績上位の選抜常連メンバーでも、外仕事が忙しければ、そのシングルはアンダーにして、一方、成績が低くとも、歌とダンスが上手く、重要な戦力になるのなら選抜に入れる、この程度の柔軟性すら、今の乃木坂は持てないようで、うんざりするほど、頭が堅いです。
深川麻衣のセンターを多くの人が予想しなかったのは、若い女性アイドルグループで、最年長メンバーを中心に据えると、そのイメージに合う音楽を作るのが、非常に難しいというのが、理由の一つだと思います。
AKB48は、24枚目で篠田麻里子をセンターに据えたとき、「上からマリコ」という、個人をフィーチャーするタイプの楽曲を作っています。
高飛車でSっ気が強いという篠田麻里子のキャラクターイメージを生かして、年長メンバーのセンターを、上手く生かした音楽に仕上げている。
まいまいの場合も、こういった工夫が絶対に必要で、万が一、14枚目表題曲が、女子高を舞台した、ブリブリの可愛い系ソングだったら、もう天を仰ぐしかないです(笑)。
楽曲イメージとそれをパフォーマンスする人のイメージが、よく合っているのは、ヒットを生み出すマスト条件じゃないでしょうか。
例えば、「行くぜっ!怪盗少女」は、ももいろクローバーのメジャーデビュー曲で、おそらく、一般にもっとも浸透しているヒットだと思います。
その歌詞には、メンバー全員の名前が入っていたり、「週末ヒロイン」というフレーズがあったり、まさに、当時の彼女たちそのものを紹介する曲になっている。
自分のことを扱った歌を自分で歌うのは、聴衆の心を揺さぶる強力なパワーを持っていて、印象的なナンバーになる可能性が高い。
乃木坂でも、生駒里奈のクールな表情が印象的な「制服のマネキン」、橋本奈々未の大人な雰囲気が漂う「世界で一番 孤独なLover」、少女と大人の狭間にいる、近い年齢層のメンバーグループによる「他の星から」、ひたすら可愛いメンバーを集めた「あらかじめ語られるロマンス」などは、楽曲イメージと歌い手がよくマッチしていて、実際、これらを評価するファンは多い。
しかし、6枚目以降の表題曲には、曲イメージと選抜フロントイメージが合っていないと感じる歌が少なくない。
「不動のセンター」を2列目に下げ、「御三家」というお姉さんメンバーをフロントに据えた「ガールスルール」は、なぜか、大人になる前の女子高生の想いを歌った曲です。
白石と松村は、少し前の『乃木坂って、どこ?』の成人記念回で、おかまバーへ行ったり、競馬場で馬券を買っていて(笑)、「ガールズルール」の世界観とは、どう考えてもマッチしない、大人のイメージを作りつつあった。
さらに、13枚目「今、話したい誰かがいる」は、映画『心が叫びたがってるんだ。』という、思春期の真っ只中にあって、繊細に揺れ動く高校生たちの心情を綴った物語の主題歌ですが、CD発売時点で、21歳と23歳の西野七瀬と白石麻衣がWセンターを務めていて、高校生感はほとんどない。
しかも、その両脇には、24歳の深川麻衣と22歳の衛藤美彩がフロントを形成している。
高校生の物語だから、選抜全員を現役高校生メンバーにすべきとは思わないけど、せめて、センターやフロントは、年少メンバーでかためないと、楽曲イメージを伝え切れないでしょう。
一本のコーラ 二人で飲んでから
急に 僕たちはドキドキして
お互いに異性だと思い出す
なんてフレーズは、渡辺みり愛や鈴木絢音あたりが歌えば、かなりグッとくるけど、13thフロントだと、コーラを飲んでドキドキというより、1本の麦焼酎を飲みながら、仕事や恋愛について、語り明かすんじゃなくて?と、ツッコミを入れたくなる。
今まで付き合ったダメ男に対する愚痴を並べた、いとうあさこテイストな歌を(笑)、「命は美しい」ばりの渾身のダンスと共にアイドルが歌うのは、非常に面白いと思うので、機会があれば、ぜひやって欲しいし、その場合は、年長メンバーでないと、全然、イメージが合わないでしょう。
齋藤飛鳥や星野みなみが「男ってさあ、みんな同じだよね」なんて歌っても、吹き出すだけなので(笑)。
しかし、「今、話したい誰かがいる」は、どう考えても、年少メンバーをフロントにした方が良かった。
視覚イメージは強い影響力を持っているので、センターやフロントがお姉さんメンバーだと、観客は、そういった雰囲気に沿った曲イメージを、自分で勝手に思い描くので、歌詞がそのイメージから乖離していると、全然、歌が、頭に入ってこなくなる。
7枚目「バレッタ」のMVが好例で、あれだけドンパチやられると、高校生の男の子が図書室で同級少女の髪留めをチラチラ見ながら、胸をときめかせているなんて歌詞は、微塵も入って来ません(笑)。
乃木坂が本格的なヒットに恵まれないのは、選抜、とりわけセンターとフロントを、握手会人気や運営の考える「区分」序列だけで決めてしまい、楽曲イメージとのバランスを考慮しないことが一因だと思います。
16歳の松本伊代が「伊代はまだ16だから」と歌ったから、「センチメンタル・ジャーニー」がヒットしたように(笑)、高校生の歌は出来るだけ高校生が、大人の歌は出来るだけ大人が歌う、そういう観点から選抜を決めることが、ヒットに近づく道筋じゃないでしょうか。
最年長であり、しかも優しくピュアというイメージのある深川麻衣がセンターだと、そのイメージを生かす楽曲を考え出すのは、なかなか難しいですが、例えば一つの案として、「聖母の憂鬱」といった方向性があります。
衛藤美彩が「ビー玉ババア」というあだ名を付けられたように、大所帯アイドルにおける年長メンバーは、常日頃、年少メンバーからの容赦ない突き上げを食らっているらしく(笑)、その辺をコミカルに取り上げれば、面白いかもしれない。
高校生メンバーにあれこれイジラレながらも、その場では、優しく振る舞うのだけど、独りになると、とこどき溜め息をついて、じっと空を見上げる。
「上からマリコ」ならぬ、「下からまいまい」的な歌はどうでしょう(笑)。
しかし、心配なのは、秋元康氏が、深川麻衣を、そこまで丁寧にフィーチャーする歌を用意してくれるかという点です。
欅坂46は、1月30日(土)に行われた「ALL LIVE NIPPON VOL.4」のステージで、事前に披露すると告知していたオリジナル曲が間に合わず、ファンに謝罪して、その代わり、「制服のマネキン」をパフォーマンスしたそうです。
乃木坂の選抜発表が、CD発売まで7週間に迫った、近年稀に見るほどタイトな日程で行われたことも、秋元氏からの楽曲提供が、通常より遅れていることが原因かもしれません。
AKB48本体に加え、SKE48、NMB48、HKT48、乃木坂46、さらには、NGT48と欅坂46の曲を作らねばならず、まあ、14thシングルを構成する7曲がすんなり全部、予定通り届く方が、むしろミラクルと言うべき需要過多になっています(笑)。
そんな超人的に多忙な状況の中で、「卒業」センターとはいえ、一般知名度のそれほど高くない深川さんに、どこまで時間と神経を割いてくれるのか、楽天的な見通しは持たない方が良いような気がします。
ただ、今回は、せめて高校生ものは止めて欲しい。
モーニング娘。の派生ユニットで、 飯田圭織、矢口真里、石川梨華、加護亜依による「たんぽぽ」が、「乙女パスタに感動」という歌をうたっていますが、これは、OLの日常を描いた曲で、ちょっと大人のテイストを出しつつの、可愛いアイドルソングというのは、ちゃんと存在しています。
センター深川麻衣の楽曲イメージは、大人可愛いあたりが落としどころな気がしていて、そんな雰囲気の曲であれば、この「サプライズ」抜擢も、意味を持つんじゃないかと。
もともと、「センター」という言葉と概念は、最盛期のモー娘。で生まれたものだと思います。
2001年7月25日に発売された12枚目の表題曲「ザ☆ピ~ス!」において、石川梨華が、ソロダンスを踊るシーンがあり、それが楽曲イメージを象徴する役割を果たしていたため、「センター」という言葉が始まった。
その後、13枚目「Mr.Moonlight ~愛のビッグバンド~」は吉澤ひとみ、14枚目「そうだ! We're ALIVE」は矢口真里と、それぞれの楽曲に対して、イメージを体現するメンバーを選び、「センター」に据えるという方式が続くことになる。
しかし、モー娘。における「センター」はあくまで、楽曲のイメージセンターであり、歌とダンスを中心で担うのは、多くの場合、後藤真希や安倍なつみでした。
つまり、楽曲のイメージセンターと、パフォーマンスセンターは区別されていたわけです。
さらに、グループを代表して発言するスポークスマンは、リーダーの飯田圭織が担当しており、モー娘。には、楽曲イメージセンター、パフォーマンスセンター、代表センターという3種類が存在していたと見ることが出来ます。
その後、AKB48で、前田敦子が、楽曲イメージセンターとパフォーマンスセンターの両方を兼ね、さらには、「総選挙」1位という形で、グループを代表するボス的センターをも担うようになった。
つまり、モー娘。において、楽曲を象徴する役割しかなかったセンターを、AKB48は、パフォーマンスを中心的に行い、グループ代表としての役割も担う、強力なポジションに昇格させ、「センター争い」を、一種のショーとして、AKB48エンターテイメントの柱に据えることになった。
そして、乃木坂46も、その方式を継承して、初代の生駒里奈は、楽曲イメージ、パフォーマンス、そしてグループ代表という、3種の統合センターとして、5枚のシングルに渡って、乃木坂の頂点に位置づけられていました。
フロント常連の西野七瀬と白石麻衣が、あまりグイグイ前に出るタイプではないので(笑)、現在では、桜井玲香が成長したこともあり、乃木坂の代表センターは、キャプテンと生駒ちゃんが担当している形です。
初出場した紅白のステージでも、この二人が曲前トークを任されており、スポークスマン的センターが、楽曲イメージセンターとパフォーマンスセンターから、切り離されていることが分かります。
しかし、表題曲の出だしを、センターがソロで歌い、ダンスフォーメーションでも、常に重要なポジションを占めるように、イメージセンターとパフォーマンスセンターは、未だに合体したままです。
実は、このことが、乃木坂の音楽的発信力を弱め、ヒット曲へ辿り着く際の、障害の一つになっていると思います。
乃木坂の選抜は、握手会成績と「区分」序列によって決められ、シングル毎に表題曲のイメージは変わっていくのに、ほとんど同じセンターやフロントが続くため、楽曲の世界観を十分に表現し切れていないのは、上述した通りです。
加えて、そのセンターに、パフォーマンスをも任せているので、なかなか、ステージが魅力的に仕上がっていかない。
ななせまるとまいやんの歌唱力は、曲の流れを中軸で支えるには、音程の精度が乏しく、声量や声域にも不十分な面がある。
さらに、ダンスにしても、決して下手ではないけど、川村真洋や伊藤万理華のように、目を奪われるほどの切れ味とダイナミズムには、まだ届いていない。
にも関わらず、多くの楽曲で、西野&白石が、歌とダンスの中軸を作る構成になっているので、チームとして身動きが取れず、「歌えない乃木坂」「踊れない乃木坂」になってしまっています。
「ザ☆ピ~ス!」で、おそらくアイドル史上初めて、センターを任された石川梨華も、少なくとも当時、歌はあまり上手くなかった(笑)。
ただ、彼女が期待されたのは、あくまで楽曲イメージの提供であって、実際、歌唱の軸は、別のメンバーが担当していました。
乃木坂の問題点は、前田敦子以来続いている、イメージセンターとパフォーマンスセンターの兼任を、頑に維持して、フロント真ん中にいるメンバーに、持っている能力以上の役割を押し付けていることだと思います。
西野七瀬や白石麻衣がセンターであっても、出だしのソロにせよ、途中のサビにせよ、歌唱の中軸を川村真洋、生田絵梨花、中元日芽香、桜井玲香、衛藤美彩といったメンバーに任せれば、生歌ステージは可能だし、ダンスの流れも、まりっかやろってぃを随時前に出せば、乃木坂はダンスが上手い、という印象を与えることが出来るでしょう。
せっかく、36人もメンバーがいて、それぞれに得意なスキルを持っているのだから、必要な場面で、最適なメンバーを起用すれば、乃木坂の音楽的発信力は、直ちに、見違えるほど魅力的になると思います。
何でもかんでも、すべてをセンターに任せて、その結果、ステージのレベルが上がらないとすれば、何のために、グループで活動しているのかと、真剣に訊きたくなります。
楽曲イメージに合うメンバーをセンターに据え、歌唱力のあるメンバーが中軸で歌い、ダンスの上手いメンバーが要所要所で踊る。
こんな当たり前のことが、握手会主義、「区分」序列、イメージセンターとパフォーマンスセンターの兼任といった、運営のさじ加減一つでどうにでもなるルールによって、延々と実現出来ず、乃木坂は歌えない、踊れないという評価の蔓延を許してしまっている。
乃木坂には、歌唱にせよ、ダンスにせよ、素晴らしい才能を持ったメンバーが何人も揃っているし、可愛いからカッコいいまで、多種多様な楽曲イメージを体現出来るメンバーがずらずら並んでいる。
びっくりするくらい層の厚い、タレントの宝庫なのに、運営の硬直化した発想のために、ステージ上でそれを発揮することが出来ない。
ファンとして、本当に、悔しい限りです。
そして、ずば抜けた歌唱力と高いアイド性を持つ中元日芽香の選抜落ちは、以前にも増して、運営の硬直化が進んだことを示すもので、暗澹とした気分になります。
私が、生田絵梨花のセンターを望んだのは、『虹のプレリュード』と『リボンの騎士』で証明済みなように、いくちゃんは、可愛い系から凛々しい系、少女から大人まで、さまざななイメージに対応することが出来るからです。
さらに、歌唱力も、安定した音程と、最近とみにパワーアップした声量によって、イメージセンターだけでなく、パフォーマンスセンターをも十分に務められる力を備えている。
つまり、生田絵梨花は、イメージにしろ、パフォーマンスにしろ、対応領域の広い万能型なので、運営が握手会主義や「区分」主義を変えそうになく、統合センターもそのまま続きそうな今、彼女のセンターこそが、乃木坂の音楽的発信力を向上させ、ヒットに近づくことが出来る、唯一の現実的方法だと思っているからです。
しかし、14枚目では、フロントに上がったものの、センターとならず、トップ3にも入らなかった。
ただ、一つ幸いなことは、深川麻衣は、歌とダンスが結構上手い。
もし、運営が、卒業センターという「サプライズ」を越えて、まいまいのパフォーマンス力に着目しているのなら、14枚目表題曲のステージには、少し期待が持てます。
しかも、センター裏には、衛藤美彩がいるので、二人をコンビとして起用すれば、歌もダンスも、それなりのレベルに仕上げることは可能でしょう。
この最後の希望を打ち砕かないよう、14枚目表題が、まいまいのイメージに合う曲でありますよう、ひたすら祈るしかありません(笑)。
乃木坂の音楽を楽しみにしながら、このグループを応援し続けのは、本当に疲れます。
これだけ、才能が揃っているんだから、J-POPの世界で、きっと、いつかは音楽的快進撃を開始すると信じてきたんですが、運営に、その気がなければ、いつまで経っても、何も始まらないことが、痛切に分かってきました。
勿体ないです、これだけの面子がいるのに。
最後に歴代選抜構成を、資料として載せておきます。
乃木坂46の歴代選抜のメンバー構成
#「*」は福神メンバー、「(c)」はセンター、「''」は2期メンバー
# メンバー名は、前から見て左からの順に並べている
1st選抜 [3-4-9(16), 7福神]「ぐるぐるカーテン」
(3列目) 川村真洋 能條愛未 西野七瀬 齋藤飛鳥 斉藤優里 桜井玲香 井上小百合 中田花奈 市來玲奈
(2列目) 橋本奈々未* 松村沙友理* 白石麻衣* 高山一実*
(1列目) 生田絵梨花* 生駒里奈*(c) 星野みなみ*
選抜発表 : 2012年01月08日(日)深夜 テレビ東京『乃木坂って、どこ?』
CD発売 : 2012年02月22(水)
オリコン第1週 : 2位, 13.6万枚
2nd選抜 [3-4-9(16), 7福神]「おいでシャンプー」
(3列目) 岩瀬祐美子 市來玲奈 斉藤優里 生田絵梨花 井上小百合 星野みなみ 西野七瀬 畠中清羅 宮澤成良
(2列目) 橋本奈々未* 松村沙友理* 白石麻衣* 高山一実*
(1列目) 桜井玲香* 生駒里奈*(c) 中田花奈*
選抜発表 : 2012年03月18日(日)深夜 テレビ東京『乃木坂って、どこ?』
CD発売 : 2012年05月02(水)
オリコン第1週 : 1位, 15.6万枚
3rd選抜 [4-6-6(16), 7福神]「走れ!Bicycle」
(3列目) 斉藤優里 若月佑美 井上小百合 市來玲奈 伊藤万理華 深川麻衣
(2列目) 中田花奈 橋本奈々未* 白石麻衣* 松村沙友理* 西野七瀬* 高山一実
(1列目) 生田絵梨花* 生駒里奈*(c) 星野みなみ* 桜井玲香
選抜発表 : 2012年06月17日(日)深夜 テレビ東京『乃木坂って、どこ?』
CD発売 : 2012年08月22(水)
オリコン第1週 : 1位, 18.7万枚
4th選抜 [3-5-8(16), 8福神]「制服のマネキン」
(3列目) 能條愛未 齋藤飛鳥 若月佑美 井上小百合 深川麻衣 市來玲奈 西野七瀬 高山一実
(2列目) 桜井玲香* 橋本奈々未* 白石麻衣* 松村沙友理* 秋元真夏*
(1列目) 生田絵梨花* 生駒里奈*(c) 星野みなみ*
選抜発表 : 2012年10月07日(日)深夜 テレビ東京『乃木坂って、どこ?』
CD発売 : 2012年12月19(水)
オリコン第1週 : 1位, 23.3万枚
5th選抜 [3-5-8(16), 8福神]「君の名は希望」
(3列目) 伊藤寧々 中田花奈 井上小百合 西野七瀬 若月佑美 深川麻衣 永島聖羅 高山一実
(2列目) 桜井玲香* 橋本奈々未* 白石麻衣* 松村沙友理* 秋元真夏*
(1列目) 生田絵梨花* 生駒里奈*(c) 星野みなみ*
選抜発表 : 2013年01月06日(日)深夜 テレビ東京『乃木坂って、どこ?』
CD発売 : 2013年03月13(水)
オリコン第1週 : 1位, 24.2万枚
6th選抜 [3-5-8(16), 8福神]「ガールズルール」
(3列目) 伊藤万理華 井上小百合 中田花奈 若月佑美 星野みなみ 秋元真夏 深川麻衣 斉藤優里
(2列目) 桜井玲香* 生田絵梨花* 生駒里奈* 西野七瀬* 高山一実*
(1列目) 松村沙友理* 白石麻衣*(c) 橋本奈々未*
選抜発表 : 2013年04月21日(日)深夜 テレビ東京『乃木坂って、どこ?』
# 前日、京都全国握手会で先行発表
CD発売 : 2013年07月03(水)
オリコン第1週 : 1位, 33.7万枚
7th選抜 [5-4-8(17), 8福神]「バレッタ」
(3列目) 伊藤万理華 衛藤美彩 齋藤飛鳥 秋元真夏 深川麻衣 中元日芽香 川後陽菜 高山一実
(2列目) 桜井玲香* 生田絵梨花* 生駒里奈* 若月佑美*
(1列目) 西野七瀬* 白石麻衣* 堀未央奈''(c) 橋本奈々未* 松村沙友理*
選抜発表 : 2013年10月06日(日)深夜 テレビ東京『乃木坂って、どこ?』
# 同日、代々木ライブ夜公演にて先行発表
CD発売 : 2013年11月27(水)
オリコン第1週 : 1位, 39.5万枚
8th選抜 [5-5-6(16), 5福神]「気づいたら片想い」
(3列目) 川村真洋 北野日奈子'' 樋口日奈 秋元真夏 和田まあや 高山一実
(2列目) 桜井玲香 若月佑美 生田絵梨花 松村沙友理 深川麻衣
(1列目) 堀未央奈''* 白石麻衣* 西野七瀬*(c) 橋本奈々未* 生駒里奈*
選抜発表 : 2014年01月26日(日)深夜 テレビ東京『乃木坂って、どこ?』
CD発売 : 2014年04月02(水)
オリコン第1週 : 1位, 45.8万枚
9th選抜 [5-5-7(17), 10福神]「夏のFree&Easy」
(3列目) 衛藤美彩 井上小百合 斉藤優里 星野みなみ 大和里菜 堀未央奈'' 高山一実
(2列目) 若月佑美* 秋元真夏* 桜井玲香* 深川麻衣* 生駒里奈*
(1列目) 松井玲奈* 白石麻衣* 西野七瀬*(c) 橋本奈々未* 松村沙友理*
選抜発表 : 2014年05月11日(日)深夜 テレビ東京『乃木坂って、どこ?』
CD発売 : 2014年07月09(水)
オリコン第1週 : 1位, 42.2万枚
10th選抜 [5-5-6(16), 10福神]「何度目の青空か?」
(3列目) 衛藤美彩 若月佑美 堀未央奈'' 星野みなみ 高山一実 斎藤ちはる
(2列目) 松村沙友理* 秋元真夏* 生駒里奈* 桜井玲香* 深川麻衣*
(1列目) 松井玲奈* 白石麻衣* 生田絵梨花*(c) 西野七瀬* 橋本奈々未*
選抜発表 : 2014年08月03日(日)深夜 テレビ東京『乃木坂って、どこ?』
CD発売 : 2014年10月08(水)
オリコン第1週 : 1位, 47.9万枚
11th選抜 [5-5-8(18), 10福神]「命は美しい」
(3列目) 松村沙友理 相楽伊織 齋藤飛鳥 伊藤万理華 堀未央奈'' 星野みなみ 衛藤美彩 高山一実
(2列目) 若月佑美* 秋元真夏* 生駒里奈* 桜井玲香* 深川麻衣*
(1列目) 松井玲奈* 白石麻衣* 西野七瀬*(c) 橋本奈々未* 生田絵梨花*
選抜発表 : 2015/01/18深夜(日) テレビ東京『乃木坂って、どこ?』
CD発売 : 2015年03月18日(水)
オリコン第1週 : 1位, 50.0万枚
12th選抜 [5-5-8(18), 10福神]「太陽ノック」
(3列目) 松村沙友理 斉藤優里 星野みなみ 齋藤飛鳥 伊藤万理華 井上小百合 新内眞衣'' 衛藤美彩
(2列目) 高山一実* 若月佑美* 桜井玲香* 秋元真夏* 深川麻衣*
(1列目) 白石麻衣* 西野七瀬* 生駒里奈*(c) 生田絵梨花* 橋本奈々未*
選抜発表 : 2015年05月10日(日)深夜『乃木坂工事中』
CD発売 : 2015年07月22日(水)
オリコン第1週 : 1位, 60.9万枚
13th選抜 [4-6-6(16), 10福神]「今、話したい誰かがいる」
(3列目) 桜井玲香 若月佑美 生駒里奈 松村沙友理 伊藤万理華 井上小百合
(2列目) 齋藤飛鳥* 高山一実* 橋本奈々未* 生田絵梨花* 秋元真夏* 星野みなみ*
(1列目) 衛藤美彩* 西野七瀬*(c) 白石麻衣*(c) 深川麻衣*
選抜発表 : 2015年08月30日(日)深夜『乃木坂工事中』
CD発売 : 2015年10月28日(水)
オリコン第1週 : 1位, 62.7万枚
14th選抜 [5-5-7(17), 10福神]「タイトル未定」
(3列目) 桜井玲香 若月佑美 松村沙友理 生駒里奈 伊藤万理華 井上小百合 堀未央奈''
(2列目) 齋藤飛鳥* 高山一実* 衛藤美彩* 秋元真夏* 星野みなみ*
(1列目) 橋本奈々未* 西野七瀬* 深川麻衣*(c) 白石麻衣* 生田絵梨花*
選抜発表 : 2016年01月31日(日)深夜『乃木坂工事中』
CD発売 : 2015年03月23日(水)
オリコン第1週 : ??位, ???万枚
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# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています
星野みなみ主演のミニドラマが1月もオンエア!
毎週月曜~金曜 24 : 30 ~ 25 : 00 [CS] スペースシャワーTV プラス『アイドルヒッツ』。この30分番組内で、星野みなみ主演の STATION ID『あたし、本と旅する』が、毎回、30秒ずつオンエア。2月は、1日(月)第35話から14日(火)第46最終話まで、途切れず放送される予定。
(2月の放送予定)
01(月)[#35] 02(火)[#36] 03(水)[#37] 04(木)[#38] 05(金)[#39]
08(月)[#40] 09(火)[#41] 10(水)[#42] 11(木)[#43] 12(金)[#44]
13(月)[#45] 14(火)[#46]
スペースシャワーTV プラス公式サイトの特設ページ
02月06日(土) 10 : 00 ~ [CS] 星野みなみ主演のSTATION ID『あたし、本と旅する』の第1話から最新39話までを、朝から深夜まで、複数の番組内で放送。スケジュール表は上記「スペースシャワーTV プラス公式サイトの特設ページ」で確認出来ます。ただ、あまりに分散して流すので、計画的に録画するのは、まず無理でしょう(笑)。2月26日(金)22:30から、全46話を一気にオンエアする特集番組が予定されているので、そちらを録画した方が、効率的で簡単だと思います。
02月06日(土) 25 : 05 ~ 25 : 35 [地デ] フジテレビ『うまズキッ!』。白石麻衣がレギュラーMCを担当する競馬番組に、生駒里奈がゲストとして出演する回の後編。乃木坂公式サイトの関連記事
乃木坂が出演する番組やイベントをさらに知りたい方は、以下のページをご参照下さい。
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 01Nov15 ~ 注目されるテレビ・ラジオ番組と重要イベントのスケジュール
中元日芽香が、苦しい胸のうちを、モバメに綴っているそうです。
『らじらー!サンデー』で乃木坂を盛り上げ、「サンクエトワール」でセンターとしてアンダーを引っぱり、個別握手会も担当23部を全完売して、14枚目で最高30部を任されるまでに、CDセールスを引き上げた。
メールの詳しい内容は分かりませんが、14th選抜に入れなかったことで、ひめたんが大きなショックを受けるのは当然で、心中を察すると、掛ける言葉も見つからないほどです。
運営からすれば、ファンの反発は想定内で、その憤りをCD購入にぶつけて、ひめたんの握手会人気をもっと上げて欲しいという戦略なのかもしれませんが、であれば、古くさい炎上商法から離れられない、硬直化したマネージメントにしか見えません。
中元日芽香の選抜入りは、衛藤美彩がそうだったように、マンネリ化しつつある乃木坂に変化を与える一つの「希望」で、だからこそ、少なからぬファンがそれを待っていたのですが、運営は見事に期待を裏切ってくれました。
ファンが望むことを、タイムリーに実現する「ノリ」の良さが、乃木坂運営には決定的に欠けていて、およそ、エンターテイメント事業に関わっているとは思えないほど、「too Late too Small」な発想で選抜を決めています。
セーラー服姿の白石麻衣が、タイムを計る黒服の前で、パーカーのお兄さんと握手する、forTUNE music のテレビCMは、2013年の4月あたりからオンエアされたと思いますが、何ヶ月経っても、同じ内容のものを延々と流し続けていました。
当初ネットでは、白石麻衣の次に、松村沙友理や橋本奈々未のバージョンが流れるのではと、期待する声が多かったのですが、何の変化も起こらない。
結局、3年近く経った今でも、完全に当時と同じCMが流れていて、登場するまいやんは、もう、今より随分と若いです(笑)。
乃木坂の風 24Jul13 ~ 「forTUNE music」の握手会CMで、白石麻衣は輝いているか
白石麻衣の別バージョンを作らず、西野七瀬が登場するタイプもない。
これほど頑固に同じものをオンエアし続けて、何の疑問も感じず、佳しとするメンタルに驚嘆しながら、こんな発想で乃木坂を運営するようになったら、エライことになるなと、密かに危惧していたんですが、どうやら、現実になりつつある気がします。
forTUNE music を通したCDセールスが順調に伸びたため、それに関わってきたソニー系一派の発言力が強まり、最近、乃木坂の選抜は、以前にも増して、握手会主義が色濃くなっているんじゃないでしょうか。
しかも、選抜内での配置を見ると、CD売り上げの順に1列目中央からメンバーを並べるだけでなく、この人は「舞台ドラマ映画」、この人は「バラエティ」、この人は「現在のセンター候補」、この人は「将来のセンター候補」など、運営の決めた「区分」が、がっちり固まり始めている。
これまでは、「選抜」と「アンダー」という、大きな「区分」しかなかったのに、さらに、それぞれの内部に細かい「区分」が作られ、「区分」間の移動が困難になりつつある印象です。
例えば、秋元真夏と高山一実は、「バラエティ」のジャンルに入っているようで、2列目中央脇に対称的に配置されている。
そして、テレビのバラエティ番組やラジオのトーク番組には、優先的に出演するものの、ドラマや舞台の仕事は、単独であれ、グループ参加であれ、抜擢される気配が乏しい。
また、3列目は、3作ぶりに復活した堀未央奈以外は、『すべての犬は天国へ行く』の出演メンバーで、しかも、舞台やドラマ映画に、単独で参加した経験のある桜井玲香、若月佑美、生駒里奈、伊藤万理華、井上小百合が集められている。
14枚目の期間も、演技関係の外仕事が3列目メンバーに入る雰囲気がみなぎっており、実際、若様は、来週11日の祝日木曜に、『Friend-Ship Project 初恋▷トライアングル~あのコは何でニッポンに?~』というテレビ東京の1時間ドラマに出演することが分かっています。
若月佑美の2016/01/29_16:18ブログ
それぞれのメンバーに、どの分野の仕事を割り振るかは、ある程度、決めた方が良いのは確かなんですが、なぜ、それを選抜内ポジションに反映させるのかが理解出来ません。
選抜は、あくまで表題曲をパフォーマンスする音楽ユニットなので、楽曲イメージや歌ダンスの実力で、配置を決めるべきなんですが、握手会成績と、外仕事のジャンルや運営の決めた「区分」といった、音楽と全然関係ない基準で、並びが決まっている。
今や、選抜内配置を見るだけで、そのメンバーの握手会人気と期待されている外仕事の種類が分かる形になりつつあって(笑)、表題曲を魅力的に表現する音楽チームという側面が、どこかに吹き飛んでしまっています。
舞台などの仕事が忙しく、音楽番組や歌謡祭への出演に支障が出るおそれがあるなら、選抜を外すべきなんだけど、握手会成績が上位のメンバーをアンダーにするのはあり得ないことらしく、3列目が「演技」選抜になってしまっている。
しかし、その結果、外仕事のため、『MUSIC STATION』や『MUSIC FAIR』を、選抜メンバーが欠席するという、信じられない光景が日常茶飯になってしまった。
表題曲をパフォーマンスして、それをプロモーションするために結成している選抜なのに、本末転倒としか言いようがありません。
「命は美しい」MV制作の超タイト日程が『Rの法則』で判明、白石麻衣のステップとソフトボール [04Apr15]
典型的な例が、「命は美しい」の11th選抜で、フロントに抜擢されていた「兼任」の松井玲奈は、半分くらいしか音楽番組に出られず、その穴をすべて、川村真洋が埋めて、見事なパフォーマンスを披露しました。
じゃあ、なぜ、始めから、川村真洋を選抜に入れない?という、当たり前の疑問が湧いてくるのですが、乃木坂の運営には常識が通用しないようで。
3列目が「舞台」選抜なんて、音楽と演劇を舐め切った発想で、新曲キャンペーンに全参加出来ないなら、選抜に入れるべきではないし、すべての稽古に出られないなら、その舞台を断るのが、当然の筋道でしょう。
握手会成績上位の選抜常連メンバーでも、外仕事が忙しければ、そのシングルはアンダーにして、一方、成績が低くとも、歌とダンスが上手く、重要な戦力になるのなら選抜に入れる、この程度の柔軟性すら、今の乃木坂は持てないようで、うんざりするほど、頭が堅いです。
深川麻衣のセンターを多くの人が予想しなかったのは、若い女性アイドルグループで、最年長メンバーを中心に据えると、そのイメージに合う音楽を作るのが、非常に難しいというのが、理由の一つだと思います。
AKB48は、24枚目で篠田麻里子をセンターに据えたとき、「上からマリコ」という、個人をフィーチャーするタイプの楽曲を作っています。
高飛車でSっ気が強いという篠田麻里子のキャラクターイメージを生かして、年長メンバーのセンターを、上手く生かした音楽に仕上げている。
まいまいの場合も、こういった工夫が絶対に必要で、万が一、14枚目表題曲が、女子高を舞台した、ブリブリの可愛い系ソングだったら、もう天を仰ぐしかないです(笑)。
楽曲イメージとそれをパフォーマンスする人のイメージが、よく合っているのは、ヒットを生み出すマスト条件じゃないでしょうか。
例えば、「行くぜっ!怪盗少女」は、ももいろクローバーのメジャーデビュー曲で、おそらく、一般にもっとも浸透しているヒットだと思います。
その歌詞には、メンバー全員の名前が入っていたり、「週末ヒロイン」というフレーズがあったり、まさに、当時の彼女たちそのものを紹介する曲になっている。
自分のことを扱った歌を自分で歌うのは、聴衆の心を揺さぶる強力なパワーを持っていて、印象的なナンバーになる可能性が高い。
乃木坂でも、生駒里奈のクールな表情が印象的な「制服のマネキン」、橋本奈々未の大人な雰囲気が漂う「世界で一番 孤独なLover」、少女と大人の狭間にいる、近い年齢層のメンバーグループによる「他の星から」、ひたすら可愛いメンバーを集めた「あらかじめ語られるロマンス」などは、楽曲イメージと歌い手がよくマッチしていて、実際、これらを評価するファンは多い。
しかし、6枚目以降の表題曲には、曲イメージと選抜フロントイメージが合っていないと感じる歌が少なくない。
「不動のセンター」を2列目に下げ、「御三家」というお姉さんメンバーをフロントに据えた「ガールスルール」は、なぜか、大人になる前の女子高生の想いを歌った曲です。
白石と松村は、少し前の『乃木坂って、どこ?』の成人記念回で、おかまバーへ行ったり、競馬場で馬券を買っていて(笑)、「ガールズルール」の世界観とは、どう考えてもマッチしない、大人のイメージを作りつつあった。
さらに、13枚目「今、話したい誰かがいる」は、映画『心が叫びたがってるんだ。』という、思春期の真っ只中にあって、繊細に揺れ動く高校生たちの心情を綴った物語の主題歌ですが、CD発売時点で、21歳と23歳の西野七瀬と白石麻衣がWセンターを務めていて、高校生感はほとんどない。
しかも、その両脇には、24歳の深川麻衣と22歳の衛藤美彩がフロントを形成している。
高校生の物語だから、選抜全員を現役高校生メンバーにすべきとは思わないけど、せめて、センターやフロントは、年少メンバーでかためないと、楽曲イメージを伝え切れないでしょう。
一本のコーラ 二人で飲んでから
急に 僕たちはドキドキして
お互いに異性だと思い出す
なんてフレーズは、渡辺みり愛や鈴木絢音あたりが歌えば、かなりグッとくるけど、13thフロントだと、コーラを飲んでドキドキというより、1本の麦焼酎を飲みながら、仕事や恋愛について、語り明かすんじゃなくて?と、ツッコミを入れたくなる。
今まで付き合ったダメ男に対する愚痴を並べた、いとうあさこテイストな歌を(笑)、「命は美しい」ばりの渾身のダンスと共にアイドルが歌うのは、非常に面白いと思うので、機会があれば、ぜひやって欲しいし、その場合は、年長メンバーでないと、全然、イメージが合わないでしょう。
齋藤飛鳥や星野みなみが「男ってさあ、みんな同じだよね」なんて歌っても、吹き出すだけなので(笑)。
しかし、「今、話したい誰かがいる」は、どう考えても、年少メンバーをフロントにした方が良かった。
視覚イメージは強い影響力を持っているので、センターやフロントがお姉さんメンバーだと、観客は、そういった雰囲気に沿った曲イメージを、自分で勝手に思い描くので、歌詞がそのイメージから乖離していると、全然、歌が、頭に入ってこなくなる。
7枚目「バレッタ」のMVが好例で、あれだけドンパチやられると、高校生の男の子が図書室で同級少女の髪留めをチラチラ見ながら、胸をときめかせているなんて歌詞は、微塵も入って来ません(笑)。
乃木坂が本格的なヒットに恵まれないのは、選抜、とりわけセンターとフロントを、握手会人気や運営の考える「区分」序列だけで決めてしまい、楽曲イメージとのバランスを考慮しないことが一因だと思います。
16歳の松本伊代が「伊代はまだ16だから」と歌ったから、「センチメンタル・ジャーニー」がヒットしたように(笑)、高校生の歌は出来るだけ高校生が、大人の歌は出来るだけ大人が歌う、そういう観点から選抜を決めることが、ヒットに近づく道筋じゃないでしょうか。
最年長であり、しかも優しくピュアというイメージのある深川麻衣がセンターだと、そのイメージを生かす楽曲を考え出すのは、なかなか難しいですが、例えば一つの案として、「聖母の憂鬱」といった方向性があります。
衛藤美彩が「ビー玉ババア」というあだ名を付けられたように、大所帯アイドルにおける年長メンバーは、常日頃、年少メンバーからの容赦ない突き上げを食らっているらしく(笑)、その辺をコミカルに取り上げれば、面白いかもしれない。
高校生メンバーにあれこれイジラレながらも、その場では、優しく振る舞うのだけど、独りになると、とこどき溜め息をついて、じっと空を見上げる。
「上からマリコ」ならぬ、「下からまいまい」的な歌はどうでしょう(笑)。
しかし、心配なのは、秋元康氏が、深川麻衣を、そこまで丁寧にフィーチャーする歌を用意してくれるかという点です。
欅坂46は、1月30日(土)に行われた「ALL LIVE NIPPON VOL.4」のステージで、事前に披露すると告知していたオリジナル曲が間に合わず、ファンに謝罪して、その代わり、「制服のマネキン」をパフォーマンスしたそうです。
乃木坂の選抜発表が、CD発売まで7週間に迫った、近年稀に見るほどタイトな日程で行われたことも、秋元氏からの楽曲提供が、通常より遅れていることが原因かもしれません。
AKB48本体に加え、SKE48、NMB48、HKT48、乃木坂46、さらには、NGT48と欅坂46の曲を作らねばならず、まあ、14thシングルを構成する7曲がすんなり全部、予定通り届く方が、むしろミラクルと言うべき需要過多になっています(笑)。
そんな超人的に多忙な状況の中で、「卒業」センターとはいえ、一般知名度のそれほど高くない深川さんに、どこまで時間と神経を割いてくれるのか、楽天的な見通しは持たない方が良いような気がします。
ただ、今回は、せめて高校生ものは止めて欲しい。
モーニング娘。の派生ユニットで、 飯田圭織、矢口真里、石川梨華、加護亜依による「たんぽぽ」が、「乙女パスタに感動」という歌をうたっていますが、これは、OLの日常を描いた曲で、ちょっと大人のテイストを出しつつの、可愛いアイドルソングというのは、ちゃんと存在しています。
センター深川麻衣の楽曲イメージは、大人可愛いあたりが落としどころな気がしていて、そんな雰囲気の曲であれば、この「サプライズ」抜擢も、意味を持つんじゃないかと。
もともと、「センター」という言葉と概念は、最盛期のモー娘。で生まれたものだと思います。
2001年7月25日に発売された12枚目の表題曲「ザ☆ピ~ス!」において、石川梨華が、ソロダンスを踊るシーンがあり、それが楽曲イメージを象徴する役割を果たしていたため、「センター」という言葉が始まった。
その後、13枚目「Mr.Moonlight ~愛のビッグバンド~」は吉澤ひとみ、14枚目「そうだ! We're ALIVE」は矢口真里と、それぞれの楽曲に対して、イメージを体現するメンバーを選び、「センター」に据えるという方式が続くことになる。
しかし、モー娘。における「センター」はあくまで、楽曲のイメージセンターであり、歌とダンスを中心で担うのは、多くの場合、後藤真希や安倍なつみでした。
つまり、楽曲のイメージセンターと、パフォーマンスセンターは区別されていたわけです。
さらに、グループを代表して発言するスポークスマンは、リーダーの飯田圭織が担当しており、モー娘。には、楽曲イメージセンター、パフォーマンスセンター、代表センターという3種類が存在していたと見ることが出来ます。
その後、AKB48で、前田敦子が、楽曲イメージセンターとパフォーマンスセンターの両方を兼ね、さらには、「総選挙」1位という形で、グループを代表するボス的センターをも担うようになった。
つまり、モー娘。において、楽曲を象徴する役割しかなかったセンターを、AKB48は、パフォーマンスを中心的に行い、グループ代表としての役割も担う、強力なポジションに昇格させ、「センター争い」を、一種のショーとして、AKB48エンターテイメントの柱に据えることになった。
そして、乃木坂46も、その方式を継承して、初代の生駒里奈は、楽曲イメージ、パフォーマンス、そしてグループ代表という、3種の統合センターとして、5枚のシングルに渡って、乃木坂の頂点に位置づけられていました。
フロント常連の西野七瀬と白石麻衣が、あまりグイグイ前に出るタイプではないので(笑)、現在では、桜井玲香が成長したこともあり、乃木坂の代表センターは、キャプテンと生駒ちゃんが担当している形です。
初出場した紅白のステージでも、この二人が曲前トークを任されており、スポークスマン的センターが、楽曲イメージセンターとパフォーマンスセンターから、切り離されていることが分かります。
しかし、表題曲の出だしを、センターがソロで歌い、ダンスフォーメーションでも、常に重要なポジションを占めるように、イメージセンターとパフォーマンスセンターは、未だに合体したままです。
実は、このことが、乃木坂の音楽的発信力を弱め、ヒット曲へ辿り着く際の、障害の一つになっていると思います。
乃木坂の選抜は、握手会成績と「区分」序列によって決められ、シングル毎に表題曲のイメージは変わっていくのに、ほとんど同じセンターやフロントが続くため、楽曲の世界観を十分に表現し切れていないのは、上述した通りです。
加えて、そのセンターに、パフォーマンスをも任せているので、なかなか、ステージが魅力的に仕上がっていかない。
ななせまるとまいやんの歌唱力は、曲の流れを中軸で支えるには、音程の精度が乏しく、声量や声域にも不十分な面がある。
さらに、ダンスにしても、決して下手ではないけど、川村真洋や伊藤万理華のように、目を奪われるほどの切れ味とダイナミズムには、まだ届いていない。
にも関わらず、多くの楽曲で、西野&白石が、歌とダンスの中軸を作る構成になっているので、チームとして身動きが取れず、「歌えない乃木坂」「踊れない乃木坂」になってしまっています。
「ザ☆ピ~ス!」で、おそらくアイドル史上初めて、センターを任された石川梨華も、少なくとも当時、歌はあまり上手くなかった(笑)。
ただ、彼女が期待されたのは、あくまで楽曲イメージの提供であって、実際、歌唱の軸は、別のメンバーが担当していました。
乃木坂の問題点は、前田敦子以来続いている、イメージセンターとパフォーマンスセンターの兼任を、頑に維持して、フロント真ん中にいるメンバーに、持っている能力以上の役割を押し付けていることだと思います。
西野七瀬や白石麻衣がセンターであっても、出だしのソロにせよ、途中のサビにせよ、歌唱の中軸を川村真洋、生田絵梨花、中元日芽香、桜井玲香、衛藤美彩といったメンバーに任せれば、生歌ステージは可能だし、ダンスの流れも、まりっかやろってぃを随時前に出せば、乃木坂はダンスが上手い、という印象を与えることが出来るでしょう。
せっかく、36人もメンバーがいて、それぞれに得意なスキルを持っているのだから、必要な場面で、最適なメンバーを起用すれば、乃木坂の音楽的発信力は、直ちに、見違えるほど魅力的になると思います。
何でもかんでも、すべてをセンターに任せて、その結果、ステージのレベルが上がらないとすれば、何のために、グループで活動しているのかと、真剣に訊きたくなります。
楽曲イメージに合うメンバーをセンターに据え、歌唱力のあるメンバーが中軸で歌い、ダンスの上手いメンバーが要所要所で踊る。
こんな当たり前のことが、握手会主義、「区分」序列、イメージセンターとパフォーマンスセンターの兼任といった、運営のさじ加減一つでどうにでもなるルールによって、延々と実現出来ず、乃木坂は歌えない、踊れないという評価の蔓延を許してしまっている。
乃木坂には、歌唱にせよ、ダンスにせよ、素晴らしい才能を持ったメンバーが何人も揃っているし、可愛いからカッコいいまで、多種多様な楽曲イメージを体現出来るメンバーがずらずら並んでいる。
びっくりするくらい層の厚い、タレントの宝庫なのに、運営の硬直化した発想のために、ステージ上でそれを発揮することが出来ない。
ファンとして、本当に、悔しい限りです。
そして、ずば抜けた歌唱力と高いアイド性を持つ中元日芽香の選抜落ちは、以前にも増して、運営の硬直化が進んだことを示すもので、暗澹とした気分になります。
私が、生田絵梨花のセンターを望んだのは、『虹のプレリュード』と『リボンの騎士』で証明済みなように、いくちゃんは、可愛い系から凛々しい系、少女から大人まで、さまざななイメージに対応することが出来るからです。
さらに、歌唱力も、安定した音程と、最近とみにパワーアップした声量によって、イメージセンターだけでなく、パフォーマンスセンターをも十分に務められる力を備えている。
つまり、生田絵梨花は、イメージにしろ、パフォーマンスにしろ、対応領域の広い万能型なので、運営が握手会主義や「区分」主義を変えそうになく、統合センターもそのまま続きそうな今、彼女のセンターこそが、乃木坂の音楽的発信力を向上させ、ヒットに近づくことが出来る、唯一の現実的方法だと思っているからです。
しかし、14枚目では、フロントに上がったものの、センターとならず、トップ3にも入らなかった。
ただ、一つ幸いなことは、深川麻衣は、歌とダンスが結構上手い。
もし、運営が、卒業センターという「サプライズ」を越えて、まいまいのパフォーマンス力に着目しているのなら、14枚目表題曲のステージには、少し期待が持てます。
しかも、センター裏には、衛藤美彩がいるので、二人をコンビとして起用すれば、歌もダンスも、それなりのレベルに仕上げることは可能でしょう。
この最後の希望を打ち砕かないよう、14枚目表題が、まいまいのイメージに合う曲でありますよう、ひたすら祈るしかありません(笑)。
乃木坂の音楽を楽しみにしながら、このグループを応援し続けのは、本当に疲れます。
これだけ、才能が揃っているんだから、J-POPの世界で、きっと、いつかは音楽的快進撃を開始すると信じてきたんですが、運営に、その気がなければ、いつまで経っても、何も始まらないことが、痛切に分かってきました。
勿体ないです、これだけの面子がいるのに。
最後に歴代選抜構成を、資料として載せておきます。
乃木坂46の歴代選抜のメンバー構成
#「*」は福神メンバー、「(c)」はセンター、「''」は2期メンバー
# メンバー名は、前から見て左からの順に並べている
1st選抜 [3-4-9(16), 7福神]「ぐるぐるカーテン」
(3列目) 川村真洋 能條愛未 西野七瀬 齋藤飛鳥 斉藤優里 桜井玲香 井上小百合 中田花奈 市來玲奈
(2列目) 橋本奈々未* 松村沙友理* 白石麻衣* 高山一実*
(1列目) 生田絵梨花* 生駒里奈*(c) 星野みなみ*
選抜発表 : 2012年01月08日(日)深夜 テレビ東京『乃木坂って、どこ?』
CD発売 : 2012年02月22(水)
オリコン第1週 : 2位, 13.6万枚
2nd選抜 [3-4-9(16), 7福神]「おいでシャンプー」
(3列目) 岩瀬祐美子 市來玲奈 斉藤優里 生田絵梨花 井上小百合 星野みなみ 西野七瀬 畠中清羅 宮澤成良
(2列目) 橋本奈々未* 松村沙友理* 白石麻衣* 高山一実*
(1列目) 桜井玲香* 生駒里奈*(c) 中田花奈*
選抜発表 : 2012年03月18日(日)深夜 テレビ東京『乃木坂って、どこ?』
CD発売 : 2012年05月02(水)
オリコン第1週 : 1位, 15.6万枚
3rd選抜 [4-6-6(16), 7福神]「走れ!Bicycle」
(3列目) 斉藤優里 若月佑美 井上小百合 市來玲奈 伊藤万理華 深川麻衣
(2列目) 中田花奈 橋本奈々未* 白石麻衣* 松村沙友理* 西野七瀬* 高山一実
(1列目) 生田絵梨花* 生駒里奈*(c) 星野みなみ* 桜井玲香
選抜発表 : 2012年06月17日(日)深夜 テレビ東京『乃木坂って、どこ?』
CD発売 : 2012年08月22(水)
オリコン第1週 : 1位, 18.7万枚
4th選抜 [3-5-8(16), 8福神]「制服のマネキン」
(3列目) 能條愛未 齋藤飛鳥 若月佑美 井上小百合 深川麻衣 市來玲奈 西野七瀬 高山一実
(2列目) 桜井玲香* 橋本奈々未* 白石麻衣* 松村沙友理* 秋元真夏*
(1列目) 生田絵梨花* 生駒里奈*(c) 星野みなみ*
選抜発表 : 2012年10月07日(日)深夜 テレビ東京『乃木坂って、どこ?』
CD発売 : 2012年12月19(水)
オリコン第1週 : 1位, 23.3万枚
5th選抜 [3-5-8(16), 8福神]「君の名は希望」
(3列目) 伊藤寧々 中田花奈 井上小百合 西野七瀬 若月佑美 深川麻衣 永島聖羅 高山一実
(2列目) 桜井玲香* 橋本奈々未* 白石麻衣* 松村沙友理* 秋元真夏*
(1列目) 生田絵梨花* 生駒里奈*(c) 星野みなみ*
選抜発表 : 2013年01月06日(日)深夜 テレビ東京『乃木坂って、どこ?』
CD発売 : 2013年03月13(水)
オリコン第1週 : 1位, 24.2万枚
6th選抜 [3-5-8(16), 8福神]「ガールズルール」
(3列目) 伊藤万理華 井上小百合 中田花奈 若月佑美 星野みなみ 秋元真夏 深川麻衣 斉藤優里
(2列目) 桜井玲香* 生田絵梨花* 生駒里奈* 西野七瀬* 高山一実*
(1列目) 松村沙友理* 白石麻衣*(c) 橋本奈々未*
選抜発表 : 2013年04月21日(日)深夜 テレビ東京『乃木坂って、どこ?』
# 前日、京都全国握手会で先行発表
CD発売 : 2013年07月03(水)
オリコン第1週 : 1位, 33.7万枚
7th選抜 [5-4-8(17), 8福神]「バレッタ」
(3列目) 伊藤万理華 衛藤美彩 齋藤飛鳥 秋元真夏 深川麻衣 中元日芽香 川後陽菜 高山一実
(2列目) 桜井玲香* 生田絵梨花* 生駒里奈* 若月佑美*
(1列目) 西野七瀬* 白石麻衣* 堀未央奈''(c) 橋本奈々未* 松村沙友理*
選抜発表 : 2013年10月06日(日)深夜 テレビ東京『乃木坂って、どこ?』
# 同日、代々木ライブ夜公演にて先行発表
CD発売 : 2013年11月27(水)
オリコン第1週 : 1位, 39.5万枚
8th選抜 [5-5-6(16), 5福神]「気づいたら片想い」
(3列目) 川村真洋 北野日奈子'' 樋口日奈 秋元真夏 和田まあや 高山一実
(2列目) 桜井玲香 若月佑美 生田絵梨花 松村沙友理 深川麻衣
(1列目) 堀未央奈''* 白石麻衣* 西野七瀬*(c) 橋本奈々未* 生駒里奈*
選抜発表 : 2014年01月26日(日)深夜 テレビ東京『乃木坂って、どこ?』
CD発売 : 2014年04月02(水)
オリコン第1週 : 1位, 45.8万枚
9th選抜 [5-5-7(17), 10福神]「夏のFree&Easy」
(3列目) 衛藤美彩 井上小百合 斉藤優里 星野みなみ 大和里菜 堀未央奈'' 高山一実
(2列目) 若月佑美* 秋元真夏* 桜井玲香* 深川麻衣* 生駒里奈*
(1列目) 松井玲奈* 白石麻衣* 西野七瀬*(c) 橋本奈々未* 松村沙友理*
選抜発表 : 2014年05月11日(日)深夜 テレビ東京『乃木坂って、どこ?』
CD発売 : 2014年07月09(水)
オリコン第1週 : 1位, 42.2万枚
10th選抜 [5-5-6(16), 10福神]「何度目の青空か?」
(3列目) 衛藤美彩 若月佑美 堀未央奈'' 星野みなみ 高山一実 斎藤ちはる
(2列目) 松村沙友理* 秋元真夏* 生駒里奈* 桜井玲香* 深川麻衣*
(1列目) 松井玲奈* 白石麻衣* 生田絵梨花*(c) 西野七瀬* 橋本奈々未*
選抜発表 : 2014年08月03日(日)深夜 テレビ東京『乃木坂って、どこ?』
CD発売 : 2014年10月08(水)
オリコン第1週 : 1位, 47.9万枚
11th選抜 [5-5-8(18), 10福神]「命は美しい」
(3列目) 松村沙友理 相楽伊織 齋藤飛鳥 伊藤万理華 堀未央奈'' 星野みなみ 衛藤美彩 高山一実
(2列目) 若月佑美* 秋元真夏* 生駒里奈* 桜井玲香* 深川麻衣*
(1列目) 松井玲奈* 白石麻衣* 西野七瀬*(c) 橋本奈々未* 生田絵梨花*
選抜発表 : 2015/01/18深夜(日) テレビ東京『乃木坂って、どこ?』
CD発売 : 2015年03月18日(水)
オリコン第1週 : 1位, 50.0万枚
12th選抜 [5-5-8(18), 10福神]「太陽ノック」
(3列目) 松村沙友理 斉藤優里 星野みなみ 齋藤飛鳥 伊藤万理華 井上小百合 新内眞衣'' 衛藤美彩
(2列目) 高山一実* 若月佑美* 桜井玲香* 秋元真夏* 深川麻衣*
(1列目) 白石麻衣* 西野七瀬* 生駒里奈*(c) 生田絵梨花* 橋本奈々未*
選抜発表 : 2015年05月10日(日)深夜『乃木坂工事中』
CD発売 : 2015年07月22日(水)
オリコン第1週 : 1位, 60.9万枚
13th選抜 [4-6-6(16), 10福神]「今、話したい誰かがいる」
(3列目) 桜井玲香 若月佑美 生駒里奈 松村沙友理 伊藤万理華 井上小百合
(2列目) 齋藤飛鳥* 高山一実* 橋本奈々未* 生田絵梨花* 秋元真夏* 星野みなみ*
(1列目) 衛藤美彩* 西野七瀬*(c) 白石麻衣*(c) 深川麻衣*
選抜発表 : 2015年08月30日(日)深夜『乃木坂工事中』
CD発売 : 2015年10月28日(水)
オリコン第1週 : 1位, 62.7万枚
14th選抜 [5-5-7(17), 10福神]「タイトル未定」
(3列目) 桜井玲香 若月佑美 松村沙友理 生駒里奈 伊藤万理華 井上小百合 堀未央奈''
(2列目) 齋藤飛鳥* 高山一実* 衛藤美彩* 秋元真夏* 星野みなみ*
(1列目) 橋本奈々未* 西野七瀬* 深川麻衣*(c) 白石麻衣* 生田絵梨花*
選抜発表 : 2016年01月31日(日)深夜『乃木坂工事中』
CD発売 : 2015年03月23日(水)
オリコン第1週 : ??位, ???万枚
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