ジャン・アレチボルトの冒険

ジャンルを問わず、思いついたことを、書いてみます。

泣く齋藤飛鳥と紅潮する衛藤美彩、秀逸なバレンタイン企画、欅坂デビューCDは初動15万枚が目安 [09Feb16]

2016-02-09 19:30:00 | 芸能
乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント

星野みなみ主演のミニドラマが2月もオンエア!
毎週月曜~金曜 24 : 30 ~ 25 : 00 [CS] スペースシャワーTV プラス『アイドルヒッツ』。この30分番組内で、星野みなみ主演の STATION ID『あたし、本と旅する』が、毎回、30秒ずつオンエア。2月は、1日(月)第35話から14日(火)第46最終話まで、途切れず放送される予定。
(2月の放送予定)
08(月)[#40] 09(火)[#41] 10(水)[#42] 11(木)[#43] 12(金)[#44]
13(月)[#45] 14(火)[#46]
スペースシャワーTV プラス公式サイトの特設ページ

02月11日(木祝) 09 : 11 ~ 10 : 05 [地デ] テレビ東京「Friend-Ship Project 初恋▷トライアングル~あのコは何でニッポンに?~」。テレビのドラマに若月佑美が出演。乃木坂公式サイトの関連記事若月佑美の2016/01/29_16:18ブログ

02月11日(木祝) 16 : 30 ~ 18 : 00 [BS] NHK BSプレミアム『乃木坂46紅白SP!拡大版』。前回に引き続き、紅白初出場の舞台裏を紹介。桜井キャプテンの説教部屋に生田&西野。恒例「メイドコント」はハウスクリーニング。「ポピパッパパー」のフルサイズステージ。アンダー武道館ライブにおける永島聖羅の卒業発表を若月&桜井が取材。

02月14日(日) 13 : 55 ~ 15 : 20 [地デ] テレビ朝日『アレ誰が作ってるの?技ありギョーカイ神(じん)』 。秋元真夏が情報バラエティ特番に出演。リポーターとして、トレンディエンジェルと共に、「中華鍋」を作る過程を紹介。

乃木坂が出演する番組やイベントをさらに知りたい方は、以下のページをご参照下さい。
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 30Jan16 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['16Feb~]
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 01Nov15 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['15Nov~'16Jan]



最初に、読者の皆様へご報告を。

先週は、非常に多くの方が、当サイトを訪れて頂き、本当にありがとうございます。

1月31日(日)から2月6日(土)の1週間において、訪問者数1万9千、閲覧数5万で、gooブログの週間総合ランキングが240万件中の67位でした。

とくに、選抜発表の翌月曜は、訪問者数が5千3百、閲覧数は1万2千に跳ね上がり、デイリーランキングは24位を記録しました。

選抜発表の後は、毎回、訪問者数や閲覧数が伸びることが多いのですが、1日で5千人を越え、順位が50位以内に入ったのは、ブログ開設以来初めてのことで、見慣れぬ数字に、一瞬何が起きたのか分からず、思わず二度見してしまいました(笑)。


訪問された方が記事を読まれるとき、ブログへのアクセス数などは、文内容と関係のない情報なので、表示設定を含めてあまり触れないようにしてきました。

ただ、選抜発表後の感想は、毎シングル、翌月曜日という同じタイミングで投稿していて、14枚目は、それ以前と比べ、段違いのアクセス数となった。

明らかに、私の記事が素晴らしいというより(笑)、乃木坂46の人気が上がっていることを示す数字なので、読者の皆様へ、感謝の気持ちと共に、お知らせすることにしました。

私は文章を書くのが速い方ではなく、また、資料を集めて表を作るのに時間が掛かったりして、思うように更新出来ないことが多いのですが、多くの方に読んで頂いてることを励みに、今後も、何とか乃木坂のことを書いていきたいと思っています。

宜しかったら、ときどきのぞいてやって下さい。

あらためて、多数のご閲覧、ありがとうございました。



日曜日の『乃木坂工事中』、面白かったですね。

2期メンバーが、意中の1期メンバーにプレゼントを贈る、恒例の「バレンタイン」企画でしたが、貰えると思う人に手を挙げさせるシステムが壺にハマって、嫉妬や涙が飛び交う見応えのある回でした。

とくに、北野日奈子、伊藤純奈、相楽伊織という最多3人に対して、自分は凄く仲が良いからと、手を挙げ続けた齋藤飛鳥が、ことごとくプレゼントを貰えず、ひな壇に戻って泣いているのが、企画を大いに盛り上げます。

しかも、そのうち2回は、2期と接点のない白石麻衣に持って行かれて、どんなに「仲良し」でも、「憧れ」には勝てないという切ない真理を、全身で受け止めて、とぼとぼ帰っていく後ろ姿は、乃木坂バラエティの歴史に残りそうな名場面だった(笑)。


2期メンバーが、1期を選ぶという設定が、「先輩」たちの闘争心に火をつけた面はあるかもしれません。

北野日奈子がプレゼントをあげる相手は、当然、自分しかいないとばかり、「自信しかない」と豪語していた衛藤美彩は、結局、まいやんが「本命」と分かって、「白石の家に泊まればいいさ」など、ヤサグレ発言を連発してましたが、番組を盛り上げる以上に、マジでショックだったんじゃないかと(笑)。

あしゅがプレゼントを貰ったのなら、そこまで気にしないと思うけど、同じお姉さんメンバーのまいやんとなると、自分の「先輩」力に関わってくるわけで、普段のあの懐き方は何だったんだと、戦略の練り直しを検討し始めそうな、そんな表情を見せていました。

何と言っても、あんなに目を丸くして、ギラギラ、積極的に突っ込んでくるみさ先輩は初めてで、ん~、引き出しちゃいましたね、彼女の魅力溢れるSキャラを(笑)。


以前、あるバラエティ番組で、飼い犬を50メートル陸上コースのスタートに座らせ、お父さん、お母さん、小学高学年のお姉さん、低学年の弟が、ゴール地点から、「こっちへおいで!」と声を掛け、誰のときに、一番タイムが良いかを調べる企画がありました。

日常的にエサの用意をしているお母さんと、よく遊んでいるお姉さんが、自信満々だったけど、実際にやってみると、何と、普段ほとんど接点のないお父さんのときに、もっとも速く走ったことが判明します。

それが分かったときのお姉さんの落胆ぶりは尋常ではなく、レースが終わった後、ブリブリ文句を言ってましたが、日曜のあしゅとみさ先輩を見ていて、なぜか、その少女のことが頭に浮かんできました(笑)。


ただ、企画内容が良かったことに加えて、飛鳥にせよ、みさみさにせよ、以前に比べて、しゃべれるようになったし、自分の感情を外に出すことが出来るようになった気がします。

バラエティといえども、スタッフやカメラがずらりと並んだスタジオで、しゃべったり、笑ったり、泣いたりするのは、相当に難しいことで、それが出来るようになれば、番組は格段に面白くなっていきます。

雑誌やテレビラジオなど、さまざまメディアへの露出を通して、乃木坂が人気グループになりつつあることに手応えを感じ、自信と共に、積極的に前へ出る気持ちが生まれ始めたとすれば、とても頼もしい話です。

結局、メンバーが実力を付ければ、少々企画がつまらなくても、何とかなるので(笑)、冠番組の視聴率アップへも、期待を抱かせる回でした。


きいちゃんと相楽伊織がまいやん、伊藤純奈が橋本奈々未、とあまり接点のないお姉さんメンバーを選び、妹的アプローチによる人脈拡大を目論んだのに対して(笑)、渡辺みり愛は、最近、夢の国へ二人で行った井上小百合を指名して、好対照な方向性を見せています。

みり愛は、「みせかけロリ」というあだ名が付いているように、幼い雰囲気の外見と違って、内面は相当に大人っぽいと言われてますが、なるほど、現実的なつながりの強化を図ったわけで、妹的な発想はしないタイプなのかもしれません。

一方、佐々木琴子は、アニメ好きという共通の趣味を持ち、普段から付き合いのある松村沙友理を選んでいました。

さゆりんの場合は、みり愛とは逆に、永遠のりんご姫という「みせかけお姉さん」なので(笑)、このケースは、友だち同士か、あるいは、案外、琴子がお姉さん的立場なのかもしれません。

琴子も、みり愛と同じく、弱みを見せない、大人っぽい性格かな?と、感じることが多いので。


お姉さん指数100%の雰囲気を漂わせる新内眞衣には、桜井玲香、星野みなみ、生田絵梨花という、乃木坂が誇る錚々たる妹キャラ3人が手を挙げますが、まいちゅんが選んだのは、深川麻衣というオチでした(笑)。

二人の関係性はよく分からないんですが、最近、一緒に仕事をしたり、まいちゅんの生誕祭でまいまいが手紙を読むなど、仲が良いようです。

姉と妹というより、年の近い親友で、一方がピュア、もう一方がリアル、あるいは、一方が天国の聖母、もう一方が俗世のOLといった(笑)、シャープな相互補完的空気感が、二人の絆を強めている、そんな感じなんでしょうか。


ところで、まいちゅんの出番が、ナレーションベースだったので、齋藤飛鳥ほどスポットが当たってないけど、実は、生田絵梨花は、あしゅに次いで、2回もアウトになっていて、悲しそうに微笑む表情にグッときました(笑)。

いくちゃんは、こういう場面であまり涙を見せるタイプではないので、かえって大丈夫かなと、心配になります。

あしゅだけでなく、血相を変えてまくしたてるみさ先輩や、みり愛に指名され、嬉しさのあまりさめざめと涙するさゆにゃんを見て分かるように、手を挙げて弾かれると、想定を遥かに越えた衝撃を受けるようで、次週、何とか選ばれて欲しいと、密かに祈っております(笑)。

一応、誰が誰にプレゼントを上げたのか、リストにしました、何の役にも立たない気もしますが(笑)。

(表1) 2016年2月7日(日)深夜放送『乃木坂工事中』の「好きです先輩!2期生から1期生へバレンタイン告白企画」前半戦の結果

凡例
プレゼントを上げる2期 → 指名されて貰った1期
[自分が貰えると手を挙げたメンバー]

北野日奈子 → 白石麻衣
[齋藤飛鳥、衛藤美彩、井上小百合]

伊藤純奈 → 橋本奈々未
[齋藤飛鳥、橋本奈々未]

渡辺みり愛 → 井上小百合
[生田絵梨花、井上小百合]

佐々木琴子 → 松村沙友理
[若月佑美、井上小百合、松村沙友理]

新内眞衣 → 深川麻衣
[桜井玲香、星野みなみ、深川麻衣、生田絵梨花]

相楽伊織 → 白石麻衣
[齋藤飛鳥、白石麻衣、秋元真夏、伊藤万理華]



さて、欅坂46のデビューシングルは4月6日(水)リリースと発表されました。

同時に、個別握手会の日程と部数設定、そして全国握手会の日程も告知され、いよいよ、メジャーCDデビューが具体化してきました。

欅坂のシングルがどの程度売れるかは、乃木坂のCDセールスにも、大きな影響を及ぼす可能性があり、他人事ではない話です。


また、4月6日(水)は、松井玲奈が、SKE48卒業後、初めて出すシングルである「シャボン」の発売日でもある。

このシングルは、2009年から活動している、姉妹音楽ユニット「チャラン・ポ・ランタン」とのコラボ曲で、松井玲奈が出演する3月放送ドラマのタイアップソングだそうです。

ツイッターなどの情報によると、チャラン・ポ・ランタンの小春氏が、作詞作曲を行っているようで、秋元康氏は関わっていないようです。

そうなると、欅坂のデビューシングルは、松井玲奈の卒業後1stソロシングルと、完全なガチ対決です。


2012年5月2日(水)にリリースされた乃木坂の2枚目「おいでシャンプー」は、指原莉乃の1stソロシングル「それでも好きだよ」と同日発売だったけど、いずれも秋元氏作詞プロデュースによる楽曲であり、これは両者の話題作りであって、勝っても負けてもの世界でした。

しかし、4月6日(水)に発売される楽曲の売れ行きは、それぞれが欅坂46と松井玲奈の今後を占う、ポイントとなるでしょう。

CDセールスに関しては、21人のメンバーがいる欅坂にやや分がある気がしますが、オリコンだけでなく、Billboard JAPAN、iTunes Store トップソング、MV再生回数など、最近は、多角的な評価が重視されつつあるので、どういう結果になるのか、注目されます。


知名度では松井玲奈が圧倒的で、しかも、卒業後、メディア露出をとくにアップしているようなので、欅坂は、CDセールスで引き離さないと、オリコンはトップだけど、ビルボードでは1位を逃すといったケースも考えられます。

従って、欅坂としては、乃木坂で成功した握手会商法を、システムだけでなく、ファンまで取り込み、1枚目から大きなCDセールスを実現したいところです。

デビューシングルのオリコン初動がどのくらいまで伸びるのか、乃木坂のデータを眺めながら、ちょっと考えてみましょう。

(表2) 乃木坂46歴代シングルに関する、発売第1週のオリコン調べ売り上げ枚数、いわゆる「初動」の推移とその内訳

凡例
シングル番号 : オリコン初動 (店頭販売第1週売り上げ{特典イベントの種類と日数}+特定販売第1週売り上げ{個別握手会の日数:総部数}) [現在の累計] 発売日「タイトル」

# 売り上げ枚数は全て「万枚」単位で、小数点以下2桁目を四捨五入
# 「店頭販売第1週売り上げ」は、サウンドスキャンTOP20を使って、全タイプの店頭販売CDについて合計したもの。TOP20に初回限定盤しかランクインしていないときは、それらの合計枚数の4%を通常盤売り上げ、4.5%をアニメ盤売り上げと推測して、全タイプの合計を求めている
#「特定販売第1週売り上げ」は、オリコン初動から店頭販売第1週売り上げを引いたもの。forTUNE music を通した売り上げ枚数に等しく、個別握手会によるCDセールスと見なすことが出来る。
#「現在の累計」は、2016年02月08日付[01/25(月)~01/31(日)]までの、オリコン週間ランキングによる売り上げ枚数の単純累計。200位以内に入った週の数字を足し合わせている。
# 特典イベントの記号。「全」= 全国握手会、「個」= 個別握手会、「m全」= ミニ全国握手会、「m個」= ミニ個別握手会、「似」= 似顔絵会、「録」= 録音会、「茶」=お茶会、「L&似」= ライブと似顔絵会、「L」= ライブ、「サ」=サイン会。「d」は「日」の意。

01枚目 : 13.6 (08.3{全3d+m全4d}+05.3{個3d:300部}) [21.4] 2012/02/22「ぐるぐるカーテン」
02枚目 : 15.6 (07.3{全3d+m全5d}+08.2{個2d+m個4d:300部}) [22.5] 2012/05/02「おいでシャンプー」
03枚目 : 18.7 (06.1{全2d+似1d}+12.6{個4d:330部}) [24.5] 2012/08/22「走れ!Bicycle」
04枚目 : 23.3 (06.6{全2d}+16.7{個5d430部}) [31.3] 2012/12/19「制服のマネキン」
05枚目 : 24.2 (07.2{全3d+録1d}+17.0{個5d:437部}) [31.9] 2013/03/13「君の名は希望」
06枚目 : 33.7 (09.7{全3d+茶1d}+24.0{個6d:630部}) [46.0] 2013/07/03「ガールズルール」
07枚目 : 39.5 (09.0{全3d+茶1d}+30.5{個6d:664部}) [51.7] 2013/11/27「バレッタ」
08枚目 : 45.8 (11.8{全3d+茶1d}+34.0{個6d:759部}) [54.7] 2014/04/02「気づいたら片想い」
09枚目 : 42.2 (11.0{全3d+茶1d}+31.1{個6d:788部}) [52.7] 2014/07/09「夏のFree&Easy」
10枚目 : 47.9 (11.7{全1d+L&似2d+茶1d}+36.2{個7d:902部}) [61.9] 2014/10/08「何度目の青空か?」
11枚目 : 50.0 (15.0{全3d+サ1d}+35.0{個6d:713部}) [62.2] 2015/03/18「命は美しい」
12枚目 : 60.9 (15.5{全3d}+SE盤04.0{L3d}+41.4{個6d:731部}) [68.0] 2015/07/22「太陽ノック」
13枚目 : 62.7 (15.9{全3d+サ1d}+ここさけ盤01.1+45.6{個6d:735部}) [72.5] 2015/10/28「今、話したい誰かがいる」
14枚目 : ??? (???{???}+???{個6d:780部}) 2016/03/23「タイトル未定」


まず、店頭販売CDの売り上げを考えてみます。

もちろん、TypeA、B、Cの3種類ある初回限定盤に付けられる特典イベントが、このセールスを左右する筈ですが、欅坂デビューシングルの全国握手会は、首都圏1日、名古屋1日、京都1日の計3日間です。

乃木坂において、全国3日という方式が確立したのは、上表に示されたように、5枚目「君の名は希望」からです。

しかも、首都圏はもちろん、名古屋と京都には、握手会に来てくれる乃木坂ファンが多数いるので、欅坂は最初から、かなりの潜在的来場者を見込めるでしょう。


こういった乃木坂ファンを欅坂に誘導する戦略は、運営も重々意識しているようで、両グループの握手会スケジュールに表れています。

(表3) 欅坂デビューシングルと乃木坂14枚目の握手会スケジュール比較

03月23日(水) 乃木坂46の14枚目「タイトル未定」発売
04月06日(水) 欅坂46のデビューシングル「タイトル未定」発売

04月17日(日)
千葉・幕張メッセ : 第1回個別握手会 (乃木坂14枚目)
千葉・幕張メッセ : 第1回全国握手会 (欅坂1枚目)

04月30日(土)
愛知・ポートメッセなごや : 第2回個別握手会 (乃木坂14枚目)
京都・京都パルスプラザ : 第2回全国握手会 (欅坂1枚目)

05月01日(日)
京都・京都パルスプラザ : 第1回個別握手会 (欅坂1枚目)

05月05日(木祝)
京都・京都パルスプラザ : 第3回個別握手会 (乃木坂14枚目)

05月14日(土)
愛知・ポートメッセなごや : 第3回全国握手会 (欅坂1枚目)

05月15日(日)
東京・東京ビッグサイト : 第4回個別握手会 (乃木坂14枚目)
愛知・ポートメッセなごや : 第2回個別握手会 (欅坂1枚目)

05月28日(土)
千葉・幕張メッセ : 第3回個別握手会 (欅坂1枚目)

05月29日(日)
千葉・幕張メッセ : 第5回個別握手会 (乃木坂14枚目)

06月04日(土)
神奈川・パシフィコ横浜 : 第6回個別握手会 (乃木坂14枚目)
神奈川・パシフィコ横浜 : 第4回個別握手会 (欅坂1枚目)

06月26日(日)
神奈川・パシフィコ横浜 : 第5回個別握手会 (欅坂1枚目)


4月17日(日)に、乃木坂の個別握手会と欅坂の全国握手会が、同じ幕張メッセで行われ、両者を行き来できるような設定になっています。

さらに、6月4日(土)も、乃木坂個別と欅坂個別が、同じパシフィコ横浜で行われます。

大票田である、2つの首都圏会場において、両グループの握手会を同日開催するわけで、乃木坂ファンが欅坂を「折角だから試しに」訪問することを狙っているのでしょう。

今後、乃木坂全国握手会のスケジュールが判明すれば、こういった「コラボ」開催は、さらに増えるかもしれません。


しかし、乃木坂の店頭セールス推移から分かるように、初回限定盤は、グループの知名度と共に、コツコツとしか上昇しない傾向がある。

例えば、店頭セールスが9万枚を越えたのは、6枚目「ガールズルール」からで、それまでは、一進一退という感じで、なかなか上昇気流に乗れなかった。

全国握手会という特典が付くとはいえ、やはり、一般販売の動向は、グループの知名度や注目度に影響される面があるのだと思います。


また、乃木坂のデビューシングル表題曲「ぐるぐるカーテン」は、明治チョコレートのバレンタインキャンペーンに、歌とメンバーの両方がタイアップされ、相当に分厚い宣伝攻勢を仕掛けて貰っています。

その成果が、1枚目店頭セールスの8.3万枚に表れていると思いますが、2枚目は7.3万枚、3枚目は6.1万枚と、徐々に漸減していく。

欅坂のデビュー曲に関しては、商品CMやドラマ映画など、タイアップの情報は、今のところ、告知されていません。

大型のコラボが付かない場合は、乃木坂ファンのベースがあるとはいえ、「ぐるぐるカーテン」の8.3万枚には、届きづらいかなと感じます。

7枚目「バレッタ」ですら9.0万枚ですから、欅坂デビューシングルの店頭販売分は、いくら何でも、9万枚あたりが上限じゃないでしょうか。


SKE48ファンで、松井玲奈の「兼任」を切っ掛けに、乃木坂ファンとなった人は、結構、いるんじゃないかと思うのですが、欅坂と同じタイミングで、彼女がソロシングルを出すとなると、そちらを買う方がいても不思議ではない。

「シャボン」に、握手会などの特典を付けるのかどうか分かりませんが、乃木坂ファンで、松井玲奈のCDを買う人が続出すると、欅坂のセールスが影響を受ける可能性がある。

こういったマイナスに働くかもしれない諸々の事情を考慮すると、欅坂1枚目の店頭販売セールスは、7万枚くらいに予想するのが、妥当なラインかと思います。


次に、個別握手会セールスです。

欅坂デビューシングルの個別握手会は、首都圏3日、名古屋1日、京都1日の計5日間、各メンバー1会場3部の担当15部で、総部数は315部。

また、全国握手会は、首都圏1日、名古屋1日、京都1日の計3日間。

(表1)を用いて、乃木坂のケースと比べると、個別握手会の総部数が315部というのは、1枚目「ぐるぐるカーテン」や2枚目「おいでシャンプー」と同じレベルと言えます。

但し、乃木坂の個別握手会が5日間となったのは、4枚目「制服のマネキン」以降なので、欅坂は、部数は抑え気味ながら、地方を含む全5会場という、かなり大きな規模で展開しています。


開催日数が多いほど、当然、参加者の利便性が高まり、ファンを呼び込み易い筈です。

また、(表3)のように、乃木坂の握手会と時期を重ねることで、盛り上がりを図っている。

最近、ネットで、欅坂の握手会に行きたいという乃木坂ファンの声を、頻繁に見かけるので、相当な数が流れ込む予感はあります。

そこで、やや強気な心持ちで、予想を進めてみます(笑)。

(表4) 乃木坂歴代シングルの個別握手会100部当たりの第1週売り上げ枚数

凡例
シングル番号 : 100部当たりに換算した個別握手会による売上枚数

# 売り上げ枚数は万枚単位で小数点以下2桁目を四捨五入

01枚目 : 1.9万枚/百部
02枚目 : 2.8万枚/百部
03枚目 : 3.9万枚/百部
04枚目 : 4.0万枚/百部
05枚目 : 4.0万枚/百部
06枚目 : 3.9万枚/百部
07枚目 : 4.7万枚/百部
08枚目 : 4.5万枚/百部
09枚目 : 4.0万枚/百部
10枚目 : 4.0万枚/百部
11枚目 : 4.9万枚/百部
12枚目 : 6.0万枚/百部
13枚目 : 6.2万枚/百部


乃木坂の個別握手会セールスは、ここ数シングル、「量」ではなく、「質」重視の発想で、各メンバーに部数を割り振っているので、100部当たり6万枚以上という、とんでもない効率を実現しています。

ただ、3枚目から10枚目までは、4.0万枚/百部が多く、これが乃木坂スタンダードだった。

欅坂メンバーは、まだ誰がどのくらい握手券を売るのか、運営も資料がないので、手探りになっていて、その結果、取り敢えず、全員が5会場15部になっている。

従って、乃木坂の1枚目、2枚目と同じく、いきなり4.0万枚/百部を達成するのは、ちょっと無理だと思います。

そこで、握手会効率とセールスの関係を、表にしてみました。

(表5) 欅坂46デビューシングル個別握手会のセールス予測

総部数 315部
1.0万枚/百部 : 3.2万枚
1.5万枚/百部 : 4.7万枚
2.0万枚/百部 : 6.3万枚
2.5万枚/百部 : 7.9万枚
3.0万枚/百部 : 9.5万枚
3.5万枚/百部 : 11.0万枚
4.0万枚/百部 : 12.6万枚
4.5万枚/百部 : 14.2万枚
5.0万枚/百部 : 15.8万枚
5.5万枚/百部 : 17.3万枚
6.0万枚/百部 : 18.9万枚


乃木坂ファンの大量参加を念頭に、やや強気の読みをすれば、4.0万枚/百部は厳しいものの、1枚目「ぐるぐるカーテン」の1.9万枚/百部は、余裕で越える気がしています。

さらに、欅坂の人数が21人と少ないこと、冠番組があり、すでに各種歌謡祭に出演し、ネット上でもよく話題になることを併せると、2枚目「おいでシャンプー」の2.8万枚/百部も視野に入れていいんじゃないかと。

かりに、2.5万枚/百部であれば7.9万枚、3.0万枚/百部なら9.5万枚となり、個人的には、この辺りがもっとも雰囲気を感じる数字です。

個別握手会のセールスは、今後明らかになる完売状況によって、もう少し、精度の高い予測が出来ると思いますが、取り敢えず、現段階では、8万枚くらいにしておきます。


つまり、店頭販売分が7万枚、個別握手会分が8万枚で、初動15万枚という予想になります。

「ぐるぐるカーテン」初動は13.6万枚、「おいでシャンプー」が15.6万枚なので、欅坂が乃木坂の数字を上回る可能性は十分あると思います。

ただ、もし、15万枚という予想値を大幅に下回る初動売り上げであれば、欅坂プロジェクトは、スタートからかなり厳しいとの空気になるでしょう。


さらに、私がもっとも心配しているのは、欅坂の出現によって、乃木坂のセールスが、今後、どう変化していくのか、ということです。

AKB48Gやアイドル界、そして、日本の音楽業界を取り巻く状況を考えると、乃木坂と欅坂を併せたセールスが、右肩上がりにぐんぐん伸びるとは、到底思えません。

そして、全体のパイが増えなければ、新規グループの登場は、既存グループの取り分の減少しか意味しない。

欅坂個別握手会の応募開始に伴って、各乃木坂メンバーの完売部数の伸びがどう変わるのか、まずは、その辺を注視していく必要がある。

AKB48Gから乃木坂にファンが流れたように、乃木坂から欅坂にファンが流れるのは、まあ、避けようのないことですが(笑)、問題は、その程度じゃないかと思います。

その程度によって、乃木坂が衰退するのか、欅坂が衰退するのか、それとも共倒れになるか、それが決まるでしょう。


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アレチの素敵な乃木坂業務連絡14Oct15 ~ 関連記事の目次 (02Sep15 ~)

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アレチの素敵な乃木坂業務連絡11Aug14 ~ 関連記事の目次 (01Jul14 ~ 31Aug15)

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// 星野みなみの溢れる魅力

7月18日14:18 星野みなみ

乃木坂の風 09Oct13 ~ 星野みなみが放つ紺碧の輝き、代々木ライブの魅力と今後を考える

乃木坂の風 16Sep13 ~ 「みさ、原宿行くの?」、星野みなみに激怒する衛藤美彩! in 乃木坂の「の」

乃木坂各論第3話、星野みなみ ~ 紺碧の微笑、静謐の情熱、ここにヒロインがいる

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アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Sep13 ~ 星野みなみのコーナー


// 特集ページ

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 09Oct15 ~ シングル&アルバム収録全曲ハンドブック (11th-)

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 09Oct15 ~ シングル&アルバム収録全曲ハンドブック (1st-10th, 1stAb)

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アレチの素敵な乃木坂業務連絡 10Jul13 ~ えくせれんとブログの目次


# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています


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