おめでとうございます!
ついに、悲願だったNHK紅白歌合戦への出場が、実現しました!
いや~、本当に良かった(笑)。
NHK紅白歌合戦公式サイトの出場歌手一覧のページ
今日は早朝から、複数のスポーツ紙が、「乃木坂初出場」と報じていましたが、小見出しや写真はなく、本文で簡単に触れているだけ。
しかも、「内定」報道に強い印象のある日刊スポーツが、乃木坂のことを一切取り上げないので、NHKの公式発表までは、まだ分からないと思っていました。
何と言っても、昨年、直前まで「内定」記事が出ていたのに、蓋を開けてみると、リストに名前がなく、頭の中が真っ白になったわけで、そりゃ、慎重にもなりますよね(笑)。
一日ずっと、そんな落ち着かない心境だったので、さきほど、紅白公式サイトの出場歌手リストに「乃木坂46」の文字を見つけたときは、嬉しいし、脱力するし、泣けて来るし、変な笑いがこみ上げてくるし、言葉に出来ないくらい複雑な心情変化を味わいました。
考えてみると、こんな気持ちになったのは、大学受験の合格発表以来で、取り返しのつかない乃木坂ファンっぷりに、我ながら驚きました(笑)。
昨年、紅白「落選」が発表された直後、生田絵梨花は公式ブログに、「涙雨 ~don♪312」というタイトルで、こう記しています。
これはきっと人生に残る悔しさ。
でも!進むしかないです!
また頑張る!!
内定というニュースが出ていた分も
ファンのみなさんにはガッカリさせてしまったと思います。
それにみなさんの前で紅白初出場目指すと宣言までしたのに...
叶えられずにすみません。
おめでとうって言ってもらえる日が来るように
来年1から頑張らせてくださいm(_ _)m
生田絵梨花の2014/11/26_14:45ブログ
メンバーが心の底から悔しさを感じている。
しかも、自分自身が一番つらい筈なのに、ファンに向かって、「ガッカリさせてしまって、すみません」と謝っている。
文章から、いくちゃんのやるせない気持ちがまざまざと伝わってきて、胸が詰まってしまいました。
このとき以来、2015年こそは、大晦日にNHKホールのステージに立って欲しいと、1年間、祈るような思いで応援してきました。
そして、メンバーとファンの願いが成就した今日、2015年11月26日(木)は、乃木坂の歴史に残る、大きな一日になったと思います。
早く、いくちゃんを始め、メンバーの声を聞きたいですね。
喜びに沸く乃木坂ですが、一方で、出場歌手リストからは、シビアな現実も見えてきます。
AKB48Gで出場するのは、AKB48とNMB48の二つだけで、SKE48とHKT48は選ばれなかったようです。
AKB48Gが何枠を確保するかは、乃木坂の紅白出場を左右しかねない、重要なポイントだったのですが、この表を見る限り、最高で2枠、場合によってはメドレー形式の1枠になる可能性すらあって、昨年までの3枠維持は難しい状況です。
2015年も、AKB48は人気低落傾向に歯止めが掛からず、とくに「支店」がその影響をダイレクトに受け、CDセールスの数字が伸び悩むケースが多くなっていました。
こういった流れが、そのまま紅白の選考に影響した可能性があり、2012年、「パレオはエメラルド」でSKE48が単独出場を果たして以来、初めて、AKB48Gの枠数が減少することになりました。
さらに、昨年、3年連続3回目の紅白出場を果たしたももいろクローバーZが、今年は選ばれず、日本の女性アイドルシーンが大きく動きつつある、そんな雰囲気すら漂っています。
アイドル戦国時代と言われるほど、数多くの新人グループが誕生している一方、あまりに戦国状態過ぎて(笑)、突出した存在のない、グループ乱立の感がある。
今年の紅白は、昨年より多くのアイドルが出場するとの観測があったけど、実際には、AKB48Gが枠を減らされ、ももクロは選ばれず、モーニング娘。や「でんぱ組.inc」も名前がなかった。
また、「アイドル」とは違うジャンルですが、きゃりーぱみゅぱみゅが出場せず、西内まりや、家入レオも入らなかった。
今年の紅白、相当に、熾烈な選考だったんじゃないでしょうか。
そんな中、「μ's」が初出場を決めていますが、これは「ラブライブ」のヒットによる、「アニメ」枠での抜擢と捉えた方が適切な気がします。
従って、「アイドル」というジャンルは、むしろ縮小されている印象がある。
乃木坂46は、秋元康氏が楽曲と企画を一手に担当する、AKB48の同系アイドルグループなので、「アイドル」界を凌駕するほど、「アニメ」界が勢いを増し、48Gの人気失速が顕著になってきた今、来年以降の道のりは、決して平坦ではないと思います。
乃木坂46は、紅白選考の最終レースを、何とか勝ち抜いて、2015年の第66回紅白歌合戦への出場を決めました。
これからの道のりを、どう歩いていくべきなのか、そのヒントを知るために、ここに至る道のりを少し振り返ってみましょう。
(表1) 乃木坂46歴代シングルに関する、発売第1週のオリコン調べ売り上げ枚数、いわゆる「初動」の推移とその内訳
凡例
シングル番号 : オリコン初動 (店頭販売第1週売り上げ[特典イベント]+特定販売第1週売り上げ[特典イベント]) {現在の累計} 発売日「タイトル」
# 売り上げ枚数は全て「万枚」単位で、小数点以下2桁目を四捨五入
# 「店頭販売第1週売り上げ」は、サウンドスキャンTOP20を使って、全タイプの店頭販売CDについて合計したもの。TOP20に初回限定盤しかランクインしていないときは、それらの合計枚数の4%を通常盤売り上げ、4.5%をアニメ盤売り上げと推測して、全タイプの合計を求めている
#「特定販売第1週売り上げ」は、オリコン初動から店頭販売第1週売り上げを引いたもの。forTUNE music を通した売り上げ枚数に等しく、個別握手会によるCDセールスと見なすことが出来る。
#「特典イベント」の見方
全3d : 全国握手会を3日開催
全1d地ラ2d : 全国握手会を1日、それ以外に地方ライブを2日開催 (10枚目)
特ラ3d : 特別ライブを3日開催 (12枚目)
個2d300 : 個別握手会を2日開催、総部数は300部
#「現在の累計」は、2015年11月30日付[11/16(月)~11/22(日)]までの、オリコン週間ランキングによる売り上げ枚数の単純累計。200位以内に入った週の数字を足し合わせている。
2012年
01枚目 : 13.6 (08.3[全2d]+05.3[個3d300]) {21.4} 2012/02/22「ぐるぐるカーテン」
02枚目 : 15.6 (07.3[全2d]+08.2[個3d300]) {22.5} 2012/05/02「おいでシャンプー」
03枚目 : 18.7 (06.1[全2d]+12.6[個4d330]) {24.5} 2012/08/22「走れ!Bicycle」
04枚目 : 23.3 (06.6[全2d]+16.7[個5d430]) {31.3} 2012/12/19「制服のマネキン」
2013年
05枚目 : 24.2 (07.2[全3d]+17.0[個5d437]) {31.8} 2013/03/13「君の名は希望」
06枚目 : 33.7 (09.7[全3d]+24.0[個6d630]) {45.9} 2013/07/03「ガールズルール」
07枚目 : 39.5 (09.0[全3d]+30.5[個6d664]) {51.6} 2013/11/27「バレッタ」
2014年
08枚目 : 45.8 (11.8[全3d]+34.0[個6d759]) {54.7} 2014/04/02「気づいたら片想い」
09枚目 : 42.2 (11.0[全3d]+31.1[個6d788]) {52.7} 2014/07/09「夏のFree&Easy」
10枚目 : 47.9 (11.7[全1d地ラ2d]+36.2[個7d893]) {61.9} 2014/10/08「何度目の青空か?」
2015年
11枚目 : 50.0 (15.0[全3d]+35.0[個6d713]) {62.1} 2015/03/18「命は美しい」
12枚目 : 60.9 (15.5[全3d]+SE盤04.0[特ラ3d]+41.4[個6d733]) {67.8} 2015/07/22「太陽ノック」
13枚目 : 62.7 (15.9[全3d]+ここさけ盤01.1+45.6[個6d735]) {67.1} 2015/10/28「今、話したい誰かがいる」
乃木坂がリリースしたシングルの個別握手会は、4枚目「制服のマネキン」から、総部数の本格的増加が始まります。
5枚目「君の名は希望」は、前作とほとんど変わらない437部で、短いキャンペーン期間と併せて考えると、握手会によるCD売り上げが不調だったわけではないのですが、どういうわけか、セールス的には失敗という烙印を押されてしまった感がある。
そして、6枚目「ガールズルール」では、前作の「反省」を踏まえて、個別握手会が6日に増やされ、総部数も一気に630部にアップします。
この規模拡大で、6枚目は大幅にCDセールスを伸ばし、さらに、選抜メンバーを握手会人気で決める握手会主義が始まります。
さらに、7枚目「バレッタ」では、握手会主義が明確となり、自分の「推し」を選抜や福神にするために、「総選挙」的なCD購入に走るコアファンが続出。
その流れに呼応するかのように、個別握手会の総部数は、2014年に入って、ぐいぐい引き上げられ、8枚目「気づいたら片想い」759部、9枚目「夏のFree&Easy」788部、そして、10枚目「何度目の青空か?」7日間893部と、怒濤の拡大路線を突っ走っていくことになる。
とくに2014年は、乃木坂が初めて紅白を目指した年で、CDセールスの実績をアピールするため、とにかく数字を上げることを追求した節があります。
ところが、2014年の第65回紅白に、乃木坂は選ばれなかった。
CDの売り上げを見ると、8枚目、9枚目、10枚目、ともにオリコン初動は40万枚を突破、累計はすべて50万枚を越えています。
すでに、年間の総売り上げ枚数では、国内トップ3に入っていて、紅白選考において、CDセールスが重視されるのならば、文句なしで初出場となったでしょう。
つまり、特典商法によるCDの売り上げが、楽曲やグループの人気を必ずしも反映しなくなった今、オリコンの数字だけ上げても、紅白には出られないことを、身を以て知ったわけです。
ただ、「オリコンの数字 = 人気の指標」であると捉える発想は根強く、そういう考え方に「発奮」したファンに支えられてCDセールスが伸びた面もある。
そのため、国内トップクラスのCD売り上げを誇る乃木坂が、紅白を逃した原因を、時代の流れによる選考基準の変化ではなく、たまたま出場歌手発表と近い時期に記事化された、メンバーのスキャンダルに求める声が広く流布することになった。
その結果、週刊誌に名前が載ったメンバーが激しく非難され、二人のメンバーが乃木坂を卒業する事態にまで至ります。
しかし、2015年に入って、状況が変わります。
11枚目「命は美しい」では、個別握手会の総部数が、前作から一気に200部近く減らされ、日数も6日に戻されます。
713部に抑えられた総部数の影響で、さすがに、個別握手会による売り上げは、前作を下回りますが、驚いたことに、その下げ幅はたったの1.2万枚だった。
一方、店頭販売は、全国握手会が3日に据え置きながら、3.3万枚アップして、結局、初動が前作を上回ることになり、さらに、累計は初めて60万枚を突破する勢いで伸びていきます。
12枚目「太陽ノック」でも、個別握手会の総部数増加はプラス20部と小幅だったにも関わらず、何と、握手会分セールスは6.4万枚もアップ、セブンイレブンとのタイアップでテコ入れした店頭販売分の増加と併せて、遂に、初動が60万枚を越えることになる。
さらに、13枚目「今、話したい誰かがいる」では、前作からの総部数増加はたったの2部ですが、握手会分セールスは4.2万枚も伸びて、2作連続で初動が60万枚を突破します。
総部数を抑えているのに、どんどんセールスが伸びていくのは、まさに、乃木坂個別握手会の人気が本当に上がっていることを示すもので、単純な総売り上げ枚数の増加より、大きな意味を持っています。
より小さい規模の握手会で、より大きなCDセールスを実現する。
2015年の乃木坂は、2014年に出来なかった、握手会セールスの効率化に成功し、分厚い人気を持つグループであることを強烈にアピールしたと思います。
乃木坂が、「効率化」路線に舵を切ったのは、リストラを迫られたソニー本社が、各部門の分社化を視野に入れ、総売り上げではなく、収支を重視する姿勢を打ち出したことと、関係しているかもしれません。
2015年に乃木坂が行なった総部数の抑制は、握手会経費の圧縮に効果を上げた筈で、ソニー本社の方針に沿った流れになっています。
しかし、収支の改善という以上に、2014年の紅白「落選」を経験した乃木坂運営が、握手会人気だけでは大晦日のステージに立てないと判断して、それ以外の「人気」に目を向けた面はあるかもしれません。
2014年のように、「総選挙」的な競争によって、ひたすら売り上げ枚数を伸ばすのではなく、出来るだけ多くの人を呼び込んで、「ファン数」そのものをアップしていく考え方です。
実際、2015年は、店頭販売CDの特典でも、ライブ券を付けたり、タイアップした映画の特別盤を発行したり、以前とは異なるアプローチが目につきます。
そして、運営の「ファン数」重視をとくに感じさせるのが、ライブの充実です。
2015年は、アンダーライブが軌道に乗り、ついには、ファイナルとして、年末に武道館2DAYSを行なえるほどのイベントに発展します。
メディア露出の少ないアンダーメンバーによる定期ライブが、ファン数を増やしたことは間違いなく、握手会セールスの上昇を支える原動力になった可能性がある。
さらに注目すべきは、昨年より公演数を大幅に増やした夏の全国ツアーで、とくに、小雨が降る中、神宮を2日連続で満杯にしたことは、乃木坂ライブの人気を示しています。
今年のクリスマスライブは、武道館2DAYSが行なわれますが、アンダーのファイナルと併せると、4DAYSとなり、しかも、そのチケットがなかなか取れないわけで(笑)、乃木坂の観客動員力が相当なレベルに達していることの、証明になっています。
こういったライブ重視の姿勢は、グッズ販売を充実させる姿勢に、運営を変化させた感がある。
ライブそのものは、チケットの価格をあまり高くは出来ないし、ステージを彩る仕掛けは、神宮ライブの打ち上げ花火やオーケストラのように、豪華な方が観客の満足度が高いので、なかなか大きな利益が上がるものではないと思います。
しかし、公演限定のグッズなどを販売すれば、かなりの収益を見込める筈です。
最近、乃木坂公式グッズのwebサイトがリニューアルされましたが、物販収入を重視する流れの一環じゃないでしょうか。
また、公式サイトのトップページに「本日のスケジュール」という項目が追加され、各メンバーのメディア出演情報が、より見やすい形にまとめられています。
これも、テレビ、ラジオ、雑誌、ネットを駆使して、「ファン数」を増やそうとする意図からだと思います。
握手会は、運営からすれば、警備費、人件費、運搬費、レーン設営費、メンバーとスタッフの宿泊交通費など、その時点に限って言えば、一方的にお金の出て行くイベントだと思いますが、唯一、グッズ販売だけは収入源になる。
そして、来場者が多いほど、グッズが多く売れて、それだけ収入が大きくなっていきます。
握手会開催費は、設置する総部数に左右される部分が大きい筈で、ある部のあるレーンに、ファンが1人だけ来ても、千人来ても、配置するべき警備やスタッフの数は同じで、それゆえ、掛かる人件費も同じなのだから、グッズの売れ行きのためにも、人がどんどん来て欲しいのは当然です。
ただ、来場者が増えると、整理スタッフを充実するべきで、そこは参加人数に比例する出費になります。
逆に、ここを上手く抑えれば、利益はより大きくなるわけで、だから、剥がしは強烈なのに、物販の「レギュレーション」が混乱なんてことが、時々起きるのだと思います(笑)。
効率的な握手会、ライブの充実、グッズ販売の拡大、メディアを介したアピールの重視。
2015年に乃木坂が目指した、これらの方針が、ファン数を増加させ、握手会人気だけではない、より広範で多様な「人気」を持つグループに、一歩近づけたのだと思います。
その結果が、今日の紅白初出場につながっている。
もちろん、紅白出場こそ、一般層に対する最大級のアピールで、すでに発表会見で感涙した生駒里奈を各メディアに取り上げ始めているように(笑)、これから大晦日までの1ヶ月、乃木坂は過去最高のメディア露出を期待出来るんじゃないでしょうか。
乃木坂の紅白初出場会見に関する記事
乃木坂を宣伝する絶好のチャンスを存分に生かして、次のステップへ進んで行って欲しいです。
もちろん、グループを一番アピール出来る場面は、大晦日、紅白のステージです。
しかし、魅力的な音楽パフォーマンスを行なって、観客や視聴者を虜にし、ファンを増やすという点に、実は、乃木坂の解決すべき課題が横たわっている。
次の表は、先日行なわれた『ベストヒット歌謡祭2015』と『ベストアーティスト2015』における、各アーティストの演奏時間です。
(表2) 「今、話したい誰かがいる」が披露された番組とその演奏時間
[凡例]
『コンサートや番組の名称』
演奏時間 = 歌手名「曲名」
放送された日付とメディア名
#「演奏時間」は前奏開始から後奏終了までの時間
#「3 : 10」は3分10秒を表す
#「*」は第66回紅白で初出場を果たしたアーティストを示す
[CD]
4 : 17 =「今、話したい誰かがいる」
[テレビで放映された最近の音楽番組]
11月19日(木) 読売テレビ
『ベストヒット歌謡祭2015』
2 : 41 = *乃木坂46「今、話したい誰かがいる」
(AKB48G)
1 : 59 = NMB48「ドリアン少年」
2 : 54 = AKB48「365日の紙飛行機」
2 : 27 = AKB48「ヘビーローテーション」(2010)
11月24日(火) 日テレ
『ベストアーティスト2015』
1: 55 = *乃木坂46「今、話したい誰かがいる」
(AKB48G)
1 : 49 = HKT48 feat. 氣志團「しぇからしか」
1 : 41 = NMB48「ドリアン少年」
2 : 03 = SKE48 + クリス松村 + KABA.ちゃん「前のめり」
1 : 38 = AKB48「ヘビーローテーション」(2010)
1 : 26 = AKB48「365日の紙飛行機」(NHK連続テレビ小説『あさが来た』の主題歌)
2 : 14 = AKB48「唇にBe My Baby」
(それ以外のアーティスト)
3 : 13 = aiko「プラマイ」
2 : 14 = 西内まりや「Save me」
2 : 27 = *ゲスの極み乙女。「ロマンスがありあまる」
2 : 48 = 西野カナ「No. 1」(新垣結衣主演『掟上今日子の忘備録』主題歌)
2 : 49 = Perfume「STAR TRAIN」
2 : 57 = SEKAI NO OWARI「SOS」
3 : 33 = いきものがかり「あなた」
2 : 37 = *星野源「SUN」
3 : 26 = *Superfly「黒い雫」
読売テレビ『ベストヒット歌謡祭2015』は、AKB48Gからの出演がAKB48とNMB48の二組だけで、SKE48とHKT48は参加しませんでした。
不参加の理由は分かりませんが、AKB48、NMB48、乃木坂46という集まりは、今年の紅白と同じになっています。
一方、3グループの曲に割り振られた演奏時間は、AKB48の「365日の紙飛行機」が2分54秒と最も長く、次いで、「今、話したい誰かがいる」の2分41秒、もっとも短いのがNMB48「ドリアン少年」の1分59秒でした。
まあ、大阪で行なわれた音楽祭なので、NMB48山本彩がセンターの「365日の紙飛行機」が優先された可能性はあるけど、乃木坂のステージは、それと変わらないほど長く、少なくともAKB48Gとの比較では、存在感が上がってきた印象を受けます。
日テレ『ベストアーティスト』は、昨年、「何度目の青空か?」を大胆に短縮されましたが(笑)、今年も、「今、話したい誰かがいる」が1分55秒で、これまでの出演音楽番組の中では、一番短いバージョンになっています。
おかげで、毎回楽しみにしている「シーソー」が省略されてしまいましたが(笑)、AKB48Gと比べると、実は、とくに短いというわけではない。
卒業する高橋みなみがセンターを務める「唇にBe My Baby」は2分14秒ともっとも長いけど、他は、1分30秒から2分といった感じで、1分55秒というのは、まだ時間を貰っている方だとも言えます。
しかし、他のアーティストと比べると、明らかに短いことが分かります。
例えば、aiko「プラマイ」、いきものがかり「あなた」、Superfly「黒い雫」は3分を越え、西野カナ「No. 1」、Perfume「STAR TRAIN」、SEKAI NO OWARI「SOS」、星野源「SUN」は2分半以上のステージになっています。
さらに、ゲスの極み乙女。「ロマンスがありあまる」と西内まりや「Save me」も2分を越えている。
乃木坂46とAKB48Gは、各楽曲に割り振られた演奏時間が、他のアーティストに比べて、短く設定されていることが分かります。
AKB48Gは、一つのグループとしてメドレー的に参加することが多いので、曲ごとの時間が短くても、賑やかさを演出できるけど、乃木坂は、基本的に単独でのステージなので、ある程度の演奏時間はぜひ欲しいところです。
CDデビューしてほぼ4年、さまざまな大型音楽祭に相当回数出演してきた乃木坂が、今なお、なぜステージ時間を十分に確保出来ないのか、理由ははっきりしています。
しっかり生で歌わないからです。
もし、歌をうたわないのなら、ダンスをしっかり披露するべきなんですが、「命は美しい」といったダンス系楽曲でも、踊りのキレや揃いが甘く、Perfumeのようなステージを作ることが出来ていない。
歌唱でもダンスでも良いのだけど、観客と視聴者を魅了する何か「ご馳走」を用意しないと、大型音楽祭のプロデューサーが、他のアーティストの演奏時間を削って、乃木坂に長めの時間を割り振ろうという気にならないのは当然です。
歌える乃木坂、あるいは踊れる乃木坂。
そういったパフォーマーとして見せ場の作れるグループになれば、「人気」はさらに上がって、乃木坂は本格的な人気アーティストに成長すると思います。
そして、前回記事に書いたように、乃木坂37人の顔ぶれを見ると、チーム構成と歌ダンスの割り振りさえ工夫すれば、十分に、可能な目標だと思います。
握手会に大きく依存していた2014年から、ライブ、グッズ、メディア露出をより重視して、ファン層の拡大を狙った2015年へ。
事実上、「360度ビジネス」へ進み始めている乃木坂が、紅白初出場をバネに目指して欲しいのは、魅力的なパフォーマーへの成長です。
これが出来なければ、グループ乱立で弱体化の気配が見え始めた「アイドル」界の中で、乃木坂も一緒に流れに飲み込まれ、清楚で美しいけど、印象の薄い、よくあるビジュアル系アイドルで終わってしまう危険がある。
変わりつつある時代を乗り越え、次の時代へ進むためには、自分自身を絶えず、変化させていくことが不可欠です。
2015年、乃木坂は、確かにそれに一部成功して、熾烈な選考レースを勝ち抜き、紅白初出場を果たしました。
2016年、2017年と、乃木坂がトップアイドルであり続けていくためには、パフォーマーとして、さらに進化することが必要だと思います。
1998年に「抱いてHOLD ON ME!」で紅白初出場を果たしたモーニング娘。は、その当時、比較的ゆったりした歌唱とダンスの、どちらかと言うと、大人しい感じのアイドルグループでした。
ところが、翌年9月にリリースした「LOVEマシーン」を境に、シャープでパンチのある歌と、演劇性を感じさせる全体ダンスを身上とする、魅力的なパフォーマーに変貌を遂げ、国民的アイドルとなっていきました。
乃木坂も、2015年の紅白初出場を一つの切っ掛けにして、パフォーマーとして飛躍を遂げて欲しい。
大晦日のステージが、新しい乃木坂への第1歩として、後に語られるような、そんなパフォーマンスを期待しています。
とにもかくにも、紅白初出場、本当に、おめでとうございます。
今は、ゆっくり、喜びを噛み締めましょう。
こんなに嬉しいことって、そうはないでしょうから(笑)。
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// 乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント
11月26日(木) NHK『第66回紅白歌合戦』の出場歌手と司会者の発表会見。Yahoo!JAPAN掲載のスポニチ記事
11月28日(土) 22 : 00 ~ 24 : 30 [CS] 日テレプラス『HALLOWEEN LIVE 2015「ワンナイト“ハロウィン”カーニバル!」』。10月31日(土)に武道館で行なわれ、乃木坂が出演したハロウィンライブの模様を放送。後日の再放送あり。星野みなみの2015/10/31_21:42ブログ
11月28日(土) スーパーオートバックス横浜みなとみらい店で、新内眞衣と中田花奈による乃木坂46naviのサイン入り限定販売会。ショップ公式サイトのイベント情報ページ
11月29日(日) 20 : 05 ~ 23 : 00 [AM] NHKラジオ第1『らじらー!SUNDAY』。中元日芽香がMCに参加する乃木坂回で、ゲストメンバーは、ひめたんと併せた5人組ユニット「サンクエトワール」の北野日奈子、寺田蘭世、中田花奈、堀未央奈。『らじらー!』の番組公式サイト
11月29日(日) 20 : 30 ~ 21 : 00 [AM] 文化放送『乃木坂の「の」』。北野日奈子MCの最終回。出演メンバーは、「塩アイス」の伊藤純奈と堀未央奈(笑)。『乃木坂の「の」』番組公式サイト
11月29日(日) 24 : 00 ~ 24 : 30 [地デ] テレビ東京『乃木坂工事中』。「企画プレゼン大会第2弾」も、次回、14枚目への動きがあるのかどうか、予告が気になるところ。テレビ愛知の『乃木坂工事中』番組公式サイト。
11月29日(日) 24 : 35 ~ 25 : 05 [地デ] テレビ東京『欅って、書けない?』。「衝撃発表」の内容次第では、乃木坂のスケジュールにも関係してくる可能性あり。
乃木坂が出演する番組やイベントをさらに知りたい方は、以下のページをご参照下さい。
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 01Nov15 ~ 注目されるテレビ・ラジオ番組と重要イベントのスケジュール
// 過去の記事を読みたい方へ
2015年9月 ~
アレチの素敵な乃木坂業務連絡14Oct15 ~ 関連記事の目次 (02Sep15 ~)
2014年7月 ~ 2015年8月
アレチの素敵な乃木坂業務連絡11Aug14 ~ 関連記事の目次 (01Jul14 ~ 31Aug15)
2013年11月 ~ 2014年6月
アレチの素敵な乃木坂業務連絡14Nov13 ~ 関連記事の目次 (01Nov13 ~ 28Jun14)
2013年4月 ~ 2013年10月
アレチの素敵な乃木坂業務連絡14Nov13 ~ 関連記事の目次 (19Apr13 ~ 31Oct13)
// 星野みなみの溢れる魅力
7月18日14:18 星野みなみ
乃木坂の風 09Oct13 ~ 星野みなみが放つ紺碧の輝き、代々木ライブの魅力と今後を考える
乃木坂の風 16Sep13 ~ 「みさ、原宿行くの?」、星野みなみに激怒する衛藤美彩! in 乃木坂の「の」
乃木坂各論第3話、星野みなみ ~ 紺碧の微笑、静謐の情熱、ここにヒロインがいる
さらに詳しく
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Sep13 ~ 星野みなみのコーナー
// 特集ページ
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 01Nov15 ~ 注目されるテレビ・ラジオ番組と重要イベントのスケジュール
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 09Oct15 ~ シングル&アルバム収録全曲ハンドブック (11th-)
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 09Oct15 ~ シングル&アルバム収録全曲ハンドブック (1st-10th, 1stAb)
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 19Jun14 ~「16人のプリンシパル trois」の関連情報
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 06Jun14 ~「16人のプリンシパル deux」の関連情報
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Dec13 ~ 7枚目「バレッタ」の関連情報
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Sep13 ~ 6枚目「ガールズルール」の関連情報
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Sep13 ~ 和田まあやのコーナー
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 10Jul13 ~ えくせれんとブログの目次
# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています
ついに、悲願だったNHK紅白歌合戦への出場が、実現しました!
いや~、本当に良かった(笑)。
NHK紅白歌合戦公式サイトの出場歌手一覧のページ
今日は早朝から、複数のスポーツ紙が、「乃木坂初出場」と報じていましたが、小見出しや写真はなく、本文で簡単に触れているだけ。
しかも、「内定」報道に強い印象のある日刊スポーツが、乃木坂のことを一切取り上げないので、NHKの公式発表までは、まだ分からないと思っていました。
何と言っても、昨年、直前まで「内定」記事が出ていたのに、蓋を開けてみると、リストに名前がなく、頭の中が真っ白になったわけで、そりゃ、慎重にもなりますよね(笑)。
一日ずっと、そんな落ち着かない心境だったので、さきほど、紅白公式サイトの出場歌手リストに「乃木坂46」の文字を見つけたときは、嬉しいし、脱力するし、泣けて来るし、変な笑いがこみ上げてくるし、言葉に出来ないくらい複雑な心情変化を味わいました。
考えてみると、こんな気持ちになったのは、大学受験の合格発表以来で、取り返しのつかない乃木坂ファンっぷりに、我ながら驚きました(笑)。
昨年、紅白「落選」が発表された直後、生田絵梨花は公式ブログに、「涙雨 ~don♪312」というタイトルで、こう記しています。
これはきっと人生に残る悔しさ。
でも!進むしかないです!
また頑張る!!
内定というニュースが出ていた分も
ファンのみなさんにはガッカリさせてしまったと思います。
それにみなさんの前で紅白初出場目指すと宣言までしたのに...
叶えられずにすみません。
おめでとうって言ってもらえる日が来るように
来年1から頑張らせてくださいm(_ _)m
生田絵梨花の2014/11/26_14:45ブログ
メンバーが心の底から悔しさを感じている。
しかも、自分自身が一番つらい筈なのに、ファンに向かって、「ガッカリさせてしまって、すみません」と謝っている。
文章から、いくちゃんのやるせない気持ちがまざまざと伝わってきて、胸が詰まってしまいました。
このとき以来、2015年こそは、大晦日にNHKホールのステージに立って欲しいと、1年間、祈るような思いで応援してきました。
そして、メンバーとファンの願いが成就した今日、2015年11月26日(木)は、乃木坂の歴史に残る、大きな一日になったと思います。
早く、いくちゃんを始め、メンバーの声を聞きたいですね。
喜びに沸く乃木坂ですが、一方で、出場歌手リストからは、シビアな現実も見えてきます。
AKB48Gで出場するのは、AKB48とNMB48の二つだけで、SKE48とHKT48は選ばれなかったようです。
AKB48Gが何枠を確保するかは、乃木坂の紅白出場を左右しかねない、重要なポイントだったのですが、この表を見る限り、最高で2枠、場合によってはメドレー形式の1枠になる可能性すらあって、昨年までの3枠維持は難しい状況です。
2015年も、AKB48は人気低落傾向に歯止めが掛からず、とくに「支店」がその影響をダイレクトに受け、CDセールスの数字が伸び悩むケースが多くなっていました。
こういった流れが、そのまま紅白の選考に影響した可能性があり、2012年、「パレオはエメラルド」でSKE48が単独出場を果たして以来、初めて、AKB48Gの枠数が減少することになりました。
さらに、昨年、3年連続3回目の紅白出場を果たしたももいろクローバーZが、今年は選ばれず、日本の女性アイドルシーンが大きく動きつつある、そんな雰囲気すら漂っています。
アイドル戦国時代と言われるほど、数多くの新人グループが誕生している一方、あまりに戦国状態過ぎて(笑)、突出した存在のない、グループ乱立の感がある。
今年の紅白は、昨年より多くのアイドルが出場するとの観測があったけど、実際には、AKB48Gが枠を減らされ、ももクロは選ばれず、モーニング娘。や「でんぱ組.inc」も名前がなかった。
また、「アイドル」とは違うジャンルですが、きゃりーぱみゅぱみゅが出場せず、西内まりや、家入レオも入らなかった。
今年の紅白、相当に、熾烈な選考だったんじゃないでしょうか。
そんな中、「μ's」が初出場を決めていますが、これは「ラブライブ」のヒットによる、「アニメ」枠での抜擢と捉えた方が適切な気がします。
従って、「アイドル」というジャンルは、むしろ縮小されている印象がある。
乃木坂46は、秋元康氏が楽曲と企画を一手に担当する、AKB48の同系アイドルグループなので、「アイドル」界を凌駕するほど、「アニメ」界が勢いを増し、48Gの人気失速が顕著になってきた今、来年以降の道のりは、決して平坦ではないと思います。
乃木坂46は、紅白選考の最終レースを、何とか勝ち抜いて、2015年の第66回紅白歌合戦への出場を決めました。
これからの道のりを、どう歩いていくべきなのか、そのヒントを知るために、ここに至る道のりを少し振り返ってみましょう。
(表1) 乃木坂46歴代シングルに関する、発売第1週のオリコン調べ売り上げ枚数、いわゆる「初動」の推移とその内訳
凡例
シングル番号 : オリコン初動 (店頭販売第1週売り上げ[特典イベント]+特定販売第1週売り上げ[特典イベント]) {現在の累計} 発売日「タイトル」
# 売り上げ枚数は全て「万枚」単位で、小数点以下2桁目を四捨五入
# 「店頭販売第1週売り上げ」は、サウンドスキャンTOP20を使って、全タイプの店頭販売CDについて合計したもの。TOP20に初回限定盤しかランクインしていないときは、それらの合計枚数の4%を通常盤売り上げ、4.5%をアニメ盤売り上げと推測して、全タイプの合計を求めている
#「特定販売第1週売り上げ」は、オリコン初動から店頭販売第1週売り上げを引いたもの。forTUNE music を通した売り上げ枚数に等しく、個別握手会によるCDセールスと見なすことが出来る。
#「特典イベント」の見方
全3d : 全国握手会を3日開催
全1d地ラ2d : 全国握手会を1日、それ以外に地方ライブを2日開催 (10枚目)
特ラ3d : 特別ライブを3日開催 (12枚目)
個2d300 : 個別握手会を2日開催、総部数は300部
#「現在の累計」は、2015年11月30日付[11/16(月)~11/22(日)]までの、オリコン週間ランキングによる売り上げ枚数の単純累計。200位以内に入った週の数字を足し合わせている。
2012年
01枚目 : 13.6 (08.3[全2d]+05.3[個3d300]) {21.4} 2012/02/22「ぐるぐるカーテン」
02枚目 : 15.6 (07.3[全2d]+08.2[個3d300]) {22.5} 2012/05/02「おいでシャンプー」
03枚目 : 18.7 (06.1[全2d]+12.6[個4d330]) {24.5} 2012/08/22「走れ!Bicycle」
04枚目 : 23.3 (06.6[全2d]+16.7[個5d430]) {31.3} 2012/12/19「制服のマネキン」
2013年
05枚目 : 24.2 (07.2[全3d]+17.0[個5d437]) {31.8} 2013/03/13「君の名は希望」
06枚目 : 33.7 (09.7[全3d]+24.0[個6d630]) {45.9} 2013/07/03「ガールズルール」
07枚目 : 39.5 (09.0[全3d]+30.5[個6d664]) {51.6} 2013/11/27「バレッタ」
2014年
08枚目 : 45.8 (11.8[全3d]+34.0[個6d759]) {54.7} 2014/04/02「気づいたら片想い」
09枚目 : 42.2 (11.0[全3d]+31.1[個6d788]) {52.7} 2014/07/09「夏のFree&Easy」
10枚目 : 47.9 (11.7[全1d地ラ2d]+36.2[個7d893]) {61.9} 2014/10/08「何度目の青空か?」
2015年
11枚目 : 50.0 (15.0[全3d]+35.0[個6d713]) {62.1} 2015/03/18「命は美しい」
12枚目 : 60.9 (15.5[全3d]+SE盤04.0[特ラ3d]+41.4[個6d733]) {67.8} 2015/07/22「太陽ノック」
13枚目 : 62.7 (15.9[全3d]+ここさけ盤01.1+45.6[個6d735]) {67.1} 2015/10/28「今、話したい誰かがいる」
乃木坂がリリースしたシングルの個別握手会は、4枚目「制服のマネキン」から、総部数の本格的増加が始まります。
5枚目「君の名は希望」は、前作とほとんど変わらない437部で、短いキャンペーン期間と併せて考えると、握手会によるCD売り上げが不調だったわけではないのですが、どういうわけか、セールス的には失敗という烙印を押されてしまった感がある。
そして、6枚目「ガールズルール」では、前作の「反省」を踏まえて、個別握手会が6日に増やされ、総部数も一気に630部にアップします。
この規模拡大で、6枚目は大幅にCDセールスを伸ばし、さらに、選抜メンバーを握手会人気で決める握手会主義が始まります。
さらに、7枚目「バレッタ」では、握手会主義が明確となり、自分の「推し」を選抜や福神にするために、「総選挙」的なCD購入に走るコアファンが続出。
その流れに呼応するかのように、個別握手会の総部数は、2014年に入って、ぐいぐい引き上げられ、8枚目「気づいたら片想い」759部、9枚目「夏のFree&Easy」788部、そして、10枚目「何度目の青空か?」7日間893部と、怒濤の拡大路線を突っ走っていくことになる。
とくに2014年は、乃木坂が初めて紅白を目指した年で、CDセールスの実績をアピールするため、とにかく数字を上げることを追求した節があります。
ところが、2014年の第65回紅白に、乃木坂は選ばれなかった。
CDの売り上げを見ると、8枚目、9枚目、10枚目、ともにオリコン初動は40万枚を突破、累計はすべて50万枚を越えています。
すでに、年間の総売り上げ枚数では、国内トップ3に入っていて、紅白選考において、CDセールスが重視されるのならば、文句なしで初出場となったでしょう。
つまり、特典商法によるCDの売り上げが、楽曲やグループの人気を必ずしも反映しなくなった今、オリコンの数字だけ上げても、紅白には出られないことを、身を以て知ったわけです。
ただ、「オリコンの数字 = 人気の指標」であると捉える発想は根強く、そういう考え方に「発奮」したファンに支えられてCDセールスが伸びた面もある。
そのため、国内トップクラスのCD売り上げを誇る乃木坂が、紅白を逃した原因を、時代の流れによる選考基準の変化ではなく、たまたま出場歌手発表と近い時期に記事化された、メンバーのスキャンダルに求める声が広く流布することになった。
その結果、週刊誌に名前が載ったメンバーが激しく非難され、二人のメンバーが乃木坂を卒業する事態にまで至ります。
しかし、2015年に入って、状況が変わります。
11枚目「命は美しい」では、個別握手会の総部数が、前作から一気に200部近く減らされ、日数も6日に戻されます。
713部に抑えられた総部数の影響で、さすがに、個別握手会による売り上げは、前作を下回りますが、驚いたことに、その下げ幅はたったの1.2万枚だった。
一方、店頭販売は、全国握手会が3日に据え置きながら、3.3万枚アップして、結局、初動が前作を上回ることになり、さらに、累計は初めて60万枚を突破する勢いで伸びていきます。
12枚目「太陽ノック」でも、個別握手会の総部数増加はプラス20部と小幅だったにも関わらず、何と、握手会分セールスは6.4万枚もアップ、セブンイレブンとのタイアップでテコ入れした店頭販売分の増加と併せて、遂に、初動が60万枚を越えることになる。
さらに、13枚目「今、話したい誰かがいる」では、前作からの総部数増加はたったの2部ですが、握手会分セールスは4.2万枚も伸びて、2作連続で初動が60万枚を突破します。
総部数を抑えているのに、どんどんセールスが伸びていくのは、まさに、乃木坂個別握手会の人気が本当に上がっていることを示すもので、単純な総売り上げ枚数の増加より、大きな意味を持っています。
より小さい規模の握手会で、より大きなCDセールスを実現する。
2015年の乃木坂は、2014年に出来なかった、握手会セールスの効率化に成功し、分厚い人気を持つグループであることを強烈にアピールしたと思います。
乃木坂が、「効率化」路線に舵を切ったのは、リストラを迫られたソニー本社が、各部門の分社化を視野に入れ、総売り上げではなく、収支を重視する姿勢を打ち出したことと、関係しているかもしれません。
2015年に乃木坂が行なった総部数の抑制は、握手会経費の圧縮に効果を上げた筈で、ソニー本社の方針に沿った流れになっています。
しかし、収支の改善という以上に、2014年の紅白「落選」を経験した乃木坂運営が、握手会人気だけでは大晦日のステージに立てないと判断して、それ以外の「人気」に目を向けた面はあるかもしれません。
2014年のように、「総選挙」的な競争によって、ひたすら売り上げ枚数を伸ばすのではなく、出来るだけ多くの人を呼び込んで、「ファン数」そのものをアップしていく考え方です。
実際、2015年は、店頭販売CDの特典でも、ライブ券を付けたり、タイアップした映画の特別盤を発行したり、以前とは異なるアプローチが目につきます。
そして、運営の「ファン数」重視をとくに感じさせるのが、ライブの充実です。
2015年は、アンダーライブが軌道に乗り、ついには、ファイナルとして、年末に武道館2DAYSを行なえるほどのイベントに発展します。
メディア露出の少ないアンダーメンバーによる定期ライブが、ファン数を増やしたことは間違いなく、握手会セールスの上昇を支える原動力になった可能性がある。
さらに注目すべきは、昨年より公演数を大幅に増やした夏の全国ツアーで、とくに、小雨が降る中、神宮を2日連続で満杯にしたことは、乃木坂ライブの人気を示しています。
今年のクリスマスライブは、武道館2DAYSが行なわれますが、アンダーのファイナルと併せると、4DAYSとなり、しかも、そのチケットがなかなか取れないわけで(笑)、乃木坂の観客動員力が相当なレベルに達していることの、証明になっています。
こういったライブ重視の姿勢は、グッズ販売を充実させる姿勢に、運営を変化させた感がある。
ライブそのものは、チケットの価格をあまり高くは出来ないし、ステージを彩る仕掛けは、神宮ライブの打ち上げ花火やオーケストラのように、豪華な方が観客の満足度が高いので、なかなか大きな利益が上がるものではないと思います。
しかし、公演限定のグッズなどを販売すれば、かなりの収益を見込める筈です。
最近、乃木坂公式グッズのwebサイトがリニューアルされましたが、物販収入を重視する流れの一環じゃないでしょうか。
また、公式サイトのトップページに「本日のスケジュール」という項目が追加され、各メンバーのメディア出演情報が、より見やすい形にまとめられています。
これも、テレビ、ラジオ、雑誌、ネットを駆使して、「ファン数」を増やそうとする意図からだと思います。
握手会は、運営からすれば、警備費、人件費、運搬費、レーン設営費、メンバーとスタッフの宿泊交通費など、その時点に限って言えば、一方的にお金の出て行くイベントだと思いますが、唯一、グッズ販売だけは収入源になる。
そして、来場者が多いほど、グッズが多く売れて、それだけ収入が大きくなっていきます。
握手会開催費は、設置する総部数に左右される部分が大きい筈で、ある部のあるレーンに、ファンが1人だけ来ても、千人来ても、配置するべき警備やスタッフの数は同じで、それゆえ、掛かる人件費も同じなのだから、グッズの売れ行きのためにも、人がどんどん来て欲しいのは当然です。
ただ、来場者が増えると、整理スタッフを充実するべきで、そこは参加人数に比例する出費になります。
逆に、ここを上手く抑えれば、利益はより大きくなるわけで、だから、剥がしは強烈なのに、物販の「レギュレーション」が混乱なんてことが、時々起きるのだと思います(笑)。
効率的な握手会、ライブの充実、グッズ販売の拡大、メディアを介したアピールの重視。
2015年に乃木坂が目指した、これらの方針が、ファン数を増加させ、握手会人気だけではない、より広範で多様な「人気」を持つグループに、一歩近づけたのだと思います。
その結果が、今日の紅白初出場につながっている。
もちろん、紅白出場こそ、一般層に対する最大級のアピールで、すでに発表会見で感涙した生駒里奈を各メディアに取り上げ始めているように(笑)、これから大晦日までの1ヶ月、乃木坂は過去最高のメディア露出を期待出来るんじゃないでしょうか。
乃木坂の紅白初出場会見に関する記事
乃木坂を宣伝する絶好のチャンスを存分に生かして、次のステップへ進んで行って欲しいです。
もちろん、グループを一番アピール出来る場面は、大晦日、紅白のステージです。
しかし、魅力的な音楽パフォーマンスを行なって、観客や視聴者を虜にし、ファンを増やすという点に、実は、乃木坂の解決すべき課題が横たわっている。
次の表は、先日行なわれた『ベストヒット歌謡祭2015』と『ベストアーティスト2015』における、各アーティストの演奏時間です。
(表2) 「今、話したい誰かがいる」が披露された番組とその演奏時間
[凡例]
『コンサートや番組の名称』
演奏時間 = 歌手名「曲名」
放送された日付とメディア名
#「演奏時間」は前奏開始から後奏終了までの時間
#「3 : 10」は3分10秒を表す
#「*」は第66回紅白で初出場を果たしたアーティストを示す
[CD]
4 : 17 =「今、話したい誰かがいる」
[テレビで放映された最近の音楽番組]
11月19日(木) 読売テレビ
『ベストヒット歌謡祭2015』
2 : 41 = *乃木坂46「今、話したい誰かがいる」
(AKB48G)
1 : 59 = NMB48「ドリアン少年」
2 : 54 = AKB48「365日の紙飛行機」
2 : 27 = AKB48「ヘビーローテーション」(2010)
11月24日(火) 日テレ
『ベストアーティスト2015』
1: 55 = *乃木坂46「今、話したい誰かがいる」
(AKB48G)
1 : 49 = HKT48 feat. 氣志團「しぇからしか」
1 : 41 = NMB48「ドリアン少年」
2 : 03 = SKE48 + クリス松村 + KABA.ちゃん「前のめり」
1 : 38 = AKB48「ヘビーローテーション」(2010)
1 : 26 = AKB48「365日の紙飛行機」(NHK連続テレビ小説『あさが来た』の主題歌)
2 : 14 = AKB48「唇にBe My Baby」
(それ以外のアーティスト)
3 : 13 = aiko「プラマイ」
2 : 14 = 西内まりや「Save me」
2 : 27 = *ゲスの極み乙女。「ロマンスがありあまる」
2 : 48 = 西野カナ「No. 1」(新垣結衣主演『掟上今日子の忘備録』主題歌)
2 : 49 = Perfume「STAR TRAIN」
2 : 57 = SEKAI NO OWARI「SOS」
3 : 33 = いきものがかり「あなた」
2 : 37 = *星野源「SUN」
3 : 26 = *Superfly「黒い雫」
読売テレビ『ベストヒット歌謡祭2015』は、AKB48Gからの出演がAKB48とNMB48の二組だけで、SKE48とHKT48は参加しませんでした。
不参加の理由は分かりませんが、AKB48、NMB48、乃木坂46という集まりは、今年の紅白と同じになっています。
一方、3グループの曲に割り振られた演奏時間は、AKB48の「365日の紙飛行機」が2分54秒と最も長く、次いで、「今、話したい誰かがいる」の2分41秒、もっとも短いのがNMB48「ドリアン少年」の1分59秒でした。
まあ、大阪で行なわれた音楽祭なので、NMB48山本彩がセンターの「365日の紙飛行機」が優先された可能性はあるけど、乃木坂のステージは、それと変わらないほど長く、少なくともAKB48Gとの比較では、存在感が上がってきた印象を受けます。
日テレ『ベストアーティスト』は、昨年、「何度目の青空か?」を大胆に短縮されましたが(笑)、今年も、「今、話したい誰かがいる」が1分55秒で、これまでの出演音楽番組の中では、一番短いバージョンになっています。
おかげで、毎回楽しみにしている「シーソー」が省略されてしまいましたが(笑)、AKB48Gと比べると、実は、とくに短いというわけではない。
卒業する高橋みなみがセンターを務める「唇にBe My Baby」は2分14秒ともっとも長いけど、他は、1分30秒から2分といった感じで、1分55秒というのは、まだ時間を貰っている方だとも言えます。
しかし、他のアーティストと比べると、明らかに短いことが分かります。
例えば、aiko「プラマイ」、いきものがかり「あなた」、Superfly「黒い雫」は3分を越え、西野カナ「No. 1」、Perfume「STAR TRAIN」、SEKAI NO OWARI「SOS」、星野源「SUN」は2分半以上のステージになっています。
さらに、ゲスの極み乙女。「ロマンスがありあまる」と西内まりや「Save me」も2分を越えている。
乃木坂46とAKB48Gは、各楽曲に割り振られた演奏時間が、他のアーティストに比べて、短く設定されていることが分かります。
AKB48Gは、一つのグループとしてメドレー的に参加することが多いので、曲ごとの時間が短くても、賑やかさを演出できるけど、乃木坂は、基本的に単独でのステージなので、ある程度の演奏時間はぜひ欲しいところです。
CDデビューしてほぼ4年、さまざまな大型音楽祭に相当回数出演してきた乃木坂が、今なお、なぜステージ時間を十分に確保出来ないのか、理由ははっきりしています。
しっかり生で歌わないからです。
もし、歌をうたわないのなら、ダンスをしっかり披露するべきなんですが、「命は美しい」といったダンス系楽曲でも、踊りのキレや揃いが甘く、Perfumeのようなステージを作ることが出来ていない。
歌唱でもダンスでも良いのだけど、観客と視聴者を魅了する何か「ご馳走」を用意しないと、大型音楽祭のプロデューサーが、他のアーティストの演奏時間を削って、乃木坂に長めの時間を割り振ろうという気にならないのは当然です。
歌える乃木坂、あるいは踊れる乃木坂。
そういったパフォーマーとして見せ場の作れるグループになれば、「人気」はさらに上がって、乃木坂は本格的な人気アーティストに成長すると思います。
そして、前回記事に書いたように、乃木坂37人の顔ぶれを見ると、チーム構成と歌ダンスの割り振りさえ工夫すれば、十分に、可能な目標だと思います。
握手会に大きく依存していた2014年から、ライブ、グッズ、メディア露出をより重視して、ファン層の拡大を狙った2015年へ。
事実上、「360度ビジネス」へ進み始めている乃木坂が、紅白初出場をバネに目指して欲しいのは、魅力的なパフォーマーへの成長です。
これが出来なければ、グループ乱立で弱体化の気配が見え始めた「アイドル」界の中で、乃木坂も一緒に流れに飲み込まれ、清楚で美しいけど、印象の薄い、よくあるビジュアル系アイドルで終わってしまう危険がある。
変わりつつある時代を乗り越え、次の時代へ進むためには、自分自身を絶えず、変化させていくことが不可欠です。
2015年、乃木坂は、確かにそれに一部成功して、熾烈な選考レースを勝ち抜き、紅白初出場を果たしました。
2016年、2017年と、乃木坂がトップアイドルであり続けていくためには、パフォーマーとして、さらに進化することが必要だと思います。
1998年に「抱いてHOLD ON ME!」で紅白初出場を果たしたモーニング娘。は、その当時、比較的ゆったりした歌唱とダンスの、どちらかと言うと、大人しい感じのアイドルグループでした。
ところが、翌年9月にリリースした「LOVEマシーン」を境に、シャープでパンチのある歌と、演劇性を感じさせる全体ダンスを身上とする、魅力的なパフォーマーに変貌を遂げ、国民的アイドルとなっていきました。
乃木坂も、2015年の紅白初出場を一つの切っ掛けにして、パフォーマーとして飛躍を遂げて欲しい。
大晦日のステージが、新しい乃木坂への第1歩として、後に語られるような、そんなパフォーマンスを期待しています。
とにもかくにも、紅白初出場、本当に、おめでとうございます。
今は、ゆっくり、喜びを噛み締めましょう。
こんなに嬉しいことって、そうはないでしょうから(笑)。
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NHK紅白の曲目発表、AKB48Gは3枠確保も超異例なプログラム、露になる乃木坂「落選」の背景 [25Dec14]
来年こそ、ヒットを飛ばして紅白へ行こう、乃木坂「スキャンダル落選」説がもたらしたもの [10Dec14]
「スキャンダルによる落選」説は、紅白報道合戦で遅れをとったメディアの焦りが生んだ可能性 [09Dec14]
May J. は紅白で「Let It Go~ありのままで~」を歌うのか、「アナ雪」企画とAKB48Gのステージ [07Dec14]
乃木坂の紅白「内定」取り消しは発表前日深夜に決定か、信憑性の高い中島みゆきへの直前オファー [05Dec14]
年末大型音楽祭への出演に文春騒動の影響なし、紅27組、白24組が示す乃木坂の紅白「落選」理由 [02Dec14]
紅白ステージ数の調整という「不条理」が乃木坂の「内定」取り消しを生んだ可能性 [01Dec14]
竹内まりや、中島みゆき、サザンそしてAKB48G、乃木坂が経験した紅白を巡る冒険 [29Nov14]
乃木坂「内定」取り消しは大和里菜の文春記事と無関係、むしろ中島みゆき紅白出場と絡む可能性 [28Nov14]
なぜ乃木坂46は紅白を逃したのか?過酷な枠争いの中、鍵を握るAKB48Gによる「メドレー」 [27Nov14]
乃木坂46紅白ならず、新人枠縮小で遠ざかった初出場、ステージ力の強化で来年へゴー! [26Nov14]
祝!乃木坂46、NHK紅白歌合戦への初出場内定! 気になるBABYMETALと2015年の人気動向 [17Nov14]
松村沙友理の「不倫騒動」は報道連鎖が生み出したメディア「幻想」、原著を読む重要性を考える [30Oct14]
アイドルと処女性、松村沙友理への岡本夏生発言が浮き彫りにする、アイドルを巡る「時代」の変化 [28Oct14]
伊藤寧々、矢田里沙子、米徳京花の卒業、松村沙友理の苦悩、それでも乃木坂は進んでいく [23Oct14]
// 乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント
11月26日(木) NHK『第66回紅白歌合戦』の出場歌手と司会者の発表会見。Yahoo!JAPAN掲載のスポニチ記事
11月28日(土) 22 : 00 ~ 24 : 30 [CS] 日テレプラス『HALLOWEEN LIVE 2015「ワンナイト“ハロウィン”カーニバル!」』。10月31日(土)に武道館で行なわれ、乃木坂が出演したハロウィンライブの模様を放送。後日の再放送あり。星野みなみの2015/10/31_21:42ブログ
11月28日(土) スーパーオートバックス横浜みなとみらい店で、新内眞衣と中田花奈による乃木坂46naviのサイン入り限定販売会。ショップ公式サイトのイベント情報ページ
11月29日(日) 20 : 05 ~ 23 : 00 [AM] NHKラジオ第1『らじらー!SUNDAY』。中元日芽香がMCに参加する乃木坂回で、ゲストメンバーは、ひめたんと併せた5人組ユニット「サンクエトワール」の北野日奈子、寺田蘭世、中田花奈、堀未央奈。『らじらー!』の番組公式サイト
11月29日(日) 20 : 30 ~ 21 : 00 [AM] 文化放送『乃木坂の「の」』。北野日奈子MCの最終回。出演メンバーは、「塩アイス」の伊藤純奈と堀未央奈(笑)。『乃木坂の「の」』番組公式サイト
11月29日(日) 24 : 00 ~ 24 : 30 [地デ] テレビ東京『乃木坂工事中』。「企画プレゼン大会第2弾」も、次回、14枚目への動きがあるのかどうか、予告が気になるところ。テレビ愛知の『乃木坂工事中』番組公式サイト。
11月29日(日) 24 : 35 ~ 25 : 05 [地デ] テレビ東京『欅って、書けない?』。「衝撃発表」の内容次第では、乃木坂のスケジュールにも関係してくる可能性あり。
乃木坂が出演する番組やイベントをさらに知りたい方は、以下のページをご参照下さい。
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 01Nov15 ~ 注目されるテレビ・ラジオ番組と重要イベントのスケジュール
// 過去の記事を読みたい方へ
2015年9月 ~
アレチの素敵な乃木坂業務連絡14Oct15 ~ 関連記事の目次 (02Sep15 ~)
2014年7月 ~ 2015年8月
アレチの素敵な乃木坂業務連絡11Aug14 ~ 関連記事の目次 (01Jul14 ~ 31Aug15)
2013年11月 ~ 2014年6月
アレチの素敵な乃木坂業務連絡14Nov13 ~ 関連記事の目次 (01Nov13 ~ 28Jun14)
2013年4月 ~ 2013年10月
アレチの素敵な乃木坂業務連絡14Nov13 ~ 関連記事の目次 (19Apr13 ~ 31Oct13)
// 星野みなみの溢れる魅力
7月18日14:18 星野みなみ
乃木坂の風 09Oct13 ~ 星野みなみが放つ紺碧の輝き、代々木ライブの魅力と今後を考える
乃木坂の風 16Sep13 ~ 「みさ、原宿行くの?」、星野みなみに激怒する衛藤美彩! in 乃木坂の「の」
乃木坂各論第3話、星野みなみ ~ 紺碧の微笑、静謐の情熱、ここにヒロインがいる
さらに詳しく
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Sep13 ~ 星野みなみのコーナー
// 特集ページ
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 01Nov15 ~ 注目されるテレビ・ラジオ番組と重要イベントのスケジュール
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 09Oct15 ~ シングル&アルバム収録全曲ハンドブック (11th-)
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 09Oct15 ~ シングル&アルバム収録全曲ハンドブック (1st-10th, 1stAb)
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 19Jun14 ~「16人のプリンシパル trois」の関連情報
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 06Jun14 ~「16人のプリンシパル deux」の関連情報
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Dec13 ~ 7枚目「バレッタ」の関連情報
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Sep13 ~ 6枚目「ガールズルール」の関連情報
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Sep13 ~ 和田まあやのコーナー
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 10Jul13 ~ えくせれんとブログの目次
# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています