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ジャン・アレチボルトの冒険

ジャンルを問わず、思いついたことを、書いてみます。

なぜ西野白石は1列目か?乃木坂の夢が消えていく、14枚目は握手会主義を越える完全固定選抜 [01Feb16#2]

2016-02-01 20:00:00 | 芸能
今回の選抜発表は、いままで観てきた中で、一番面白くない内容でした。

とにかく、前作13枚目と比べて、以下のように、絶句するほど変動がない。

(表1) 13枚目と14枚目の選抜各列の比較

[3列目]
(13th) 桜井玲香 若月佑美 生駒里奈 松村沙友理 伊藤万理華 井上小百合
(14th) 桜井玲香 若月佑美 松村沙友理 生駒里奈 伊藤万理華 井上小百合 堀未央奈

[2列目]
(13th) 齋藤飛鳥 高山一実 橋本奈々未 生田絵梨花 秋元真夏 星野みなみ
(14th) 齋藤飛鳥 高山一実 衛藤美彩 秋元真夏 星野みなみ

[1列目]
(13th) 衛藤美彩 c西野七瀬 c白石麻衣 深川麻衣
(14th) 橋本奈々未 西野七瀬 c深川麻衣 白石麻衣 生田絵梨花


とくに3列目が、びっくりするほど変化がない。

アンダーから入ったのが堀未央奈1人で、後は、生駒里奈と松村沙友理が位置を交換しただけ。

予告編に、選抜メンバーが分かるようなシーンを入れたのは、抜擢内容にほとんどドラマがないので、掟破りだけど、リークでもして話題性を高めようとしたんじゃないかとすら、考えたくなります(笑)。

そう言えば、愛知テレビ公式サイトの予告コメントも、「波乱」という言葉がなく、いつになく、あっさりした文章でした。


13枚目の期間、アンダーは単独で武道館2DAYSライブを成功させ、「サンクエトワール」を始め、各メンバーが自分の仕事を充実させました。

その筆頭格が堀未央奈とWセンターを務めた中元日芽香です。

ひめたんは、NHK第1『らじらー!SUNDAY』で、オリエンタルラジオの二人とMCを担当し、この1年で、ぐいぐいトークの実力を上げている。

生田絵梨花をゲストに迎えた昨夜の放送でも、魅力的な声で淀みなくしゃべりながら、笑ったり、凹んだり、ボケたり、突っ込んだり、明るいドタバタトークを繰り広げて、聴いてて、何度も大笑いして、ラジオから離れられなくなったほど楽しかった。


オリラジの実力もあるけど、間違いなく、中元さんはトークスキルを大きく向上させていて、持ち前のスター性が開花し始めている。

しかも、NHKなのに、番組内でいくちゃんのソロ写真集『転調』がバンバン宣伝され、むしろ、スポンサー系列に縛りのある民放では、こんなにプッシュしてくれないだろう域に達していました(笑)。

来週は、キャプテン桜井玲香が登場する予定で、『らじらー!』は、今や、乃木坂の強力な発信メディアとなっていて、中元日芽香がその中心的役割を果たしている。


サンクエトワールでの活躍と併せて、13枚目において、これほど乃木坂に貢献したメンバーは、37人全員を見渡しても、そうはいません。

そして、13枚目個別握手会でも、ひめたんは第10次受付で担当23部を売り切っていて、22部中18部の完売だった12枚目と比べて、大きく人気を伸ばしています。

だからこそ、14枚目において、担当が最高部数である30部にアップしたのだと思いますが、蓋を開けてみると、30部担当メンバーで唯一のアンダーとなってしまった。


選抜入りが1回しかない中元日芽香が、担当を30部まで上げるのは、乃木坂に入って、いきなりセンターに抜擢され、その後、5作連続で選抜入りした堀未央奈の30部とは、また違った価値を持っている。

アンダーという露出の少ない位置にいながら、数少ないチャンスを生かして、ここまで人気を上げてきたことは、高く評価されるべきです。

従って、今回、中元日芽香が選抜に抜擢されなかったことは、彼女だけの問題ではなく、アンダー全員に、これだけ成果を挙げても、運営は評価してくれないという、無力感を抱かせる危険がある。

しかも、堀ちゃんセンターの7枚目と、松井玲奈が初めて選抜入りした9枚目でしか適用しなかった特殊な17人枠を、今回、敢えて採用したことが、たった1人の30部アンダーにつながってしまった。

ひめたんの心中は察するに余りあるし、その上、他のアンダーメンバーも、希望の光を消されたかのような、大きなショックを受けているんじゃないかと心配です。


中元日芽香のアンダーに関しては、運営は表面的な理由として、全国ツアーを成功させるため、彼女の力が必要だったという感じの理由を用意しているかもしれない。

しかし、それなら堀未央奈もアンダーに残して、「サンクエトワール」を14thアンダーでも継続させるのが良策だし、伊藤万理華や井上小百合といった、アンダーをまとめた経験のあるメンバーを送り込むことも出来た筈です。

「サンクエトワール」Wセンターの片方だけ選抜入りというのは、何とも中途半端なやり方で、全国ツアー対策を考えてのこととは思えない。


堀未央奈と中元日芽香の明暗を分けたのは、むしろ、運営の「区分」概念である気がします。

前回記事からの再掲ですが、以下に、14th選抜と13枚目個別握手会セールスの関係を示しています。

(表2) 13枚目個別握手会第23次応募終了時点の推定売り上げ枚数による順位表

凡例
[順位] 完売部数/担当部数{14枚目での担当部数増減 : 14枚目担当部数} (完売率 ; 全完売の場合それを達成した次数, 推定売り上げ枚数) メンバー名

#「完売率」は、小数点以下3桁目を四捨五入
#「推定売り上げ枚数」は万枚単位で、小数点以下3桁目を四捨五入
# メンバー名の色は、14th選抜におけるポジョションを表し、青色は1列目緑色は2列目オレンジ色は3列目を表す。「c」はセンター、「*」は2期メンバー
# 複数同順位でのメンバーの並べ方に意味はない

[01] 30部/30部{±0部:30部} (1.00;03次, 1.91万枚) 白石麻衣 西野七瀬
[01] 30部/30部{±0部:30部} (1.00;05次, 1.91万枚) 秋元真夏 生田絵梨花 衛藤美彩 橋本奈々未
[01] 30部/30部{±0部:30部} (1.00;06次, 1.91万枚) 齋藤飛鳥 c深川麻衣 若月佑美
[01] 30部/30部{±0部:30部} (1.00;07次, 1.91万枚) 桜井玲香
[01] 30部/30部{±0部:30部} (1.00;11次, 1.91万枚) 伊藤万理華 高山一実 星野みなみ
[01] 30部/30部{±0部:30部} (1.00;13次, 1.91万枚) 松村沙友理
[15] 26部/26部{+4部:30部} (1.00;10次, 1.65万枚) 堀未央奈*
[16] 25部/25部{+5部:30部} (1.00;11次, 1.59万枚) 井上小百合
[17] 23部/23部{+7部:30部} (1.00;10次, 1.46万枚) 中元日芽香
[18] 15部/22部{卒業} (0.68, 1.39万枚) 永島聖羅
[19] 20部/21部{+3部:24部} (0.95, 1.33万枚) 新内眞衣*
[20] 17部/19部{-1部:18部} (0.89, 1.21万枚) 生駒里奈
[21] 18部/18部{+6部:24部} (1.00;14次, 1.14万枚) 中田花奈
[22] 17部/18部{+6部:24部} (0.94, 1.14万枚) 北野日奈子* 寺田蘭世*
[24] 13部/18部{±0部:18部} (0.72, 1.14万枚) 斉藤優里
[25] 12部/13部{+3部:16部} (0.92, 0.83万枚) 樋口日奈
[26] 08部/12部{±0部:12部} (0.67, 0.76万枚) 能條愛未
[27] 06部/12部{-4部:08部} (0.50, 0.75万枚) 山崎怜奈*
[28] 07部/11部{-5部:06部} (0.64, 0.69万枚) 鈴木絢音*
[29] 10部/10部{+4部:14部} (1.00;22次, 0.64万枚) 渡辺みり愛*
[30] 04部/08部{-2部:06部} (0.50, 0.50万枚) 相楽伊織* 佐々木琴子*
[32] 07部/07部{+5部:12部} (1.00;13次, 0.44万枚) 川後陽菜
[33] 06部/07部{+5部:12部} (0.86, 0.44万枚) 斎藤ちはる
[34] 06部/06部{+8部:14部} (1.00;13次, 0.38万枚) 伊藤かりん*
[35] 05部/06部{+6部:12部} (0.83, 0.38万枚) 伊藤純奈*
[36] 04部/06部{±0部:06部} (0.67, 0.38万枚) 川村真洋
[37] 04部/05部{+9部:14部} (0.80, 0.32万枚) 和田まあや


秋元真夏は、全完売スピードを考慮した順位で、いつも5位か6位以内に入っているのですが、まだ一度もフロントに選ばれたことがない。

これは真夏さんを、運営が「バラエティ」という「区分」に入れて、お笑い系のテレビ番組など、外仕事で頑張ってくれればいいと、決めてしまっているからだと思います。

つまり、センターやセンター脇をといった選抜中核を担う候補という「区分」には入っておらず、余程の人気爆発がない限り、1列目には行けそうにない空気になっている。

一方、齋藤飛鳥は、秋元真夏より全完売スピードが遅いですが、明らかに、センター候補という「区分」に入っているようで、カップリング曲のユニットセンターを任されたり、11枚目での選抜入りから2作での2列目抜擢と、選抜内昇格もスピーディに行われています。


そして、とくに大きな「区分」が「選抜」と「アンダー」です。

衛藤美彩が選抜入りに際して経験した、大きな苦労が物語っているように、運営が「アンダー」という「区分」に置いたメンバーは、握手会で相当な実績を挙げないと、なかなか「選抜」には抜擢してくれない。

中元日芽香の23部全完売は、確かに30部へのアップを呼び込んだけど、運営からすれば、「選抜」と「アンダー」の間に横たわる厚い壁を壊して、彼女を「選抜」メンバーに入れるほどの実績ではないという感覚なんじゃないでしょうか。


一方、堀未央奈は、最初のセンター抜擢以来、「選抜」という区分に置かれ、しかも、センター候補と見なされてきた節がある。

12枚目と13枚目でのアンダー行きも、将来、「選抜」の中核に据えることを念頭に置いた、一種の「修行」という面がある気がします。

これは、7枚目、8枚目にアンダーを経験した星野みなみと、似たような扱いだと思います。


今野義雄氏は、Real Sound による最新のインタビューの中で、

アンダーはすごい結果も出しているけど、それをもって選抜と大幅に入れ替えます、と簡単にできる話じゃない

と述べています。Real Sound の記事

これは、「選抜」と「アンダー」の間には、分厚い壁があって、それを簡単に越えることは出来ないと、運営の人間が、公に認めた発言です。

「選抜」にいるべきメンバーと「アンダー」にいるべきメンバーという、明確な「区分」を運営は持っていて、ちょっとやそっとでは、その「区分」は変更されないことを、証明するコメントだと思います。

今野氏が、どの程度、選抜選考に関わっているか分かりませんが、乃木坂運営を貫く「区分」思想は十分に承知している筈で、それがもたらす功罪が頭をよぎるからこそ、インタビューで、つい触れてしまったんじゃないでしょうか。

アンダーメンバーのモチベーションを考えると、立場上、こういった発言は控えた方が良い筈だけど、中元日芽香の30部アンダーを頭に浮かべて、「区分」を越えることは、「簡単には出来ないんですよ」と、漏らしてしまったのかもしれません。


しかし、もともと、シングル毎に、選抜とアンダーを入れ替え、今はアンダーであっても、頑張れば、選抜トップにも抜擢されることが、乃木坂の原則であり、ダイナミズムであると、かつては謳っていた筈です。

シングルの度に、選抜選考という試験が行われ、アンダーから選ばれることを信じて、メンバーは努力し、上を目指すのがルールだったのに、いつの間にか、運営の上層にいる人が、「アンダーはすごい結果を出しても」、簡単には「選抜」に行けないと、公言するようになってしまった。

誰もがセンターになれるチャンスがある、そんな乃木坂「ドリーム」は、いつの間にか消え去り、最初から「選抜」の人、「アンダー」の人が決まっている。

「商人はすごい結果を出しても」、簡単には「武士」になれない、そんな江戸時代の身分制社会のような世界になってしまった。

さらに、「選抜」という区分の中にも、「バラエティ」「演技」「センター候補」「将来のセンター候補」など、より細かい「区分」が出来つつある。

今の乃木坂に閉塞感が付きまとうのは、運営自身が、これらの「区分」に囚われてしまって、現状を大きく変える決断力を失っているからだと思います。


秋元真夏をセンターに据えて、何だかよく分からないヌルいダンスを見せながら、ときどきマジでコケる選抜パフォーマンスを提案しても(笑)、「面白いじゃないか、一回やってみょうぜ!」といったノリは皆無で、冗談でも、言い出せない雰囲気なんじゃないでしょうか。

それどころか、明らかにセンター「区分」に入っており、マンネリを打破する、ほとんど唯一の現実的解決策である生田絵梨花センターですら、何を心配しているのか、踏み込めないようです。

誰もがセンターになれる乃木坂から、誰もセンターになれない乃木坂に変わってしまい、乃木坂の夢が窒息しつつある。

原因は、運営が自分で自分を縛り付けている「区分」思想だと思いますが、その背後には、余計なことをして、絶好調のCDセールスに水を差したくないという、消極的な姿勢が見え隠れしている。

こうなってくると、私も、応援のためにCDを買うことが、乃木坂のためになるのかどうか、本気で考え直すしかない気持ちになってきました。

CDを買って、オリコンの数字が伸びることが、運営を保守的にし、乃木坂のダイナミズムを損なうのなら、音楽はネット配信で聴けるし、ライブや舞台を鑑賞出来れば、個人的には満足なので、自分の消費行動を変えるべきなのかもしれません。


深川麻衣のセンターに関しては、「速報」に書いた通りで、まいまいの知名度を考えると、卒業商法というアプローチは、まず無理だし、運営も期待していない気がします。

むしろ、14th選抜にファンを惹き付ける「目玉」があまりに乏しいので、さすがに、何か「サプライズ」ということで、まいまいの卒業に絡めたんじゃないでしょうか。

しかし、紅白初出場の直後、新年最初のシングルで、本来なら、これから乃木坂が目指す方向性を示す、そんな選抜を組むべきなのに、14枚目で卒業するメンバーがセンターというのは、どうしてもトホホ感が漂ってしまう。


聖母なので、批判するファンは少ないと踏んだのかもしれませんが、勇気を持って指し示すべき、乃木坂の未来像を、1シングル、先送りにした風にしか見えません。

しかも、まいまいの「花道」としても、自分で自分を送り出すような格好になってしまうので(笑)、適切なやり方とは思えない。

センター齋藤飛鳥を、星野みなみと堀未央奈で挟むような未来型フロントにして、その2列目端あたりにまいまいを配した方が、安心して卒業出来る雰囲気が作れるんじないかと思うんですが。


ただ、14th選抜に漂うトホホ感の原因は、深川麻衣センターというより、まいまいを囲むフロントのメンバー配置にあると思います。

なんで、深川麻衣を西野七瀬と白石麻衣で挟んで、おまけに、橋本奈々未と生田絵梨花がシンメトリックな位置にいるんでしょう(笑)。

それなら、橋本奈々未と西野七瀬を入れ替えて、ななみんとまいやんでまいまいを挟み、なーちゃんといくちゃんがシンメになる方が、余程収まりが良い。


誰が見てもバランスの宜しくないフロント配置になってますが、そこにも、運営独自の「区分」概念が生きていると思います。

つまり、センターを挟むセンター脇のポジションは、選抜「区分」の最高クラスで、今、ここに入れられるのは、西野七瀬と白石麻衣という固定観念ですね。

西野白石を2列目以降に下げて、新しいメンバーを、前に出すべきという声は、随分前から、ネット上に溢れ返っていますが、そんな気配は微塵もない。


理由は簡単で、個別握手会の応募において、二人が、2次や3次といった、とんでもなく早い受付段階で、全完売を出すからです。

応募が始まって、まだ間もないのに、完売表を見ると、西野七瀬と白石麻衣の部数欄が全部塗りつぶされていて、もう申し込めない。

うかうかしていると、他のメンバーもすぐに埋まって、誰とも握手出来ないかもしれないという焦りを、ファンが感じて、早め早めに、申し込む流れになっていく。

つまり、西野白石の驚異的な完売スピードが、一種の「煽り」となって、他のメンバーの売れ行きをも加速させる効果を生み出している。


鈴木絢音は、13枚目で、11部中7部を完売したのに、14枚目の担当部数は、なんと6部に抑えられている。

前作の完売部数より少ない担当部数は、一見、不合理に思えるけど、運営が如何に完売スピードを重視しているかを示すものじゃないでしょうか。

売り上げ枚数が若干少なくなっても、担当部数を一気に全完売する方が、勢いが出てきて、個別握手会セールス全体に、好影響を与えるという目論見かと。

そして、その完売スピードによる「煽り」商法の最大の原動力が、西野七瀬と白石麻衣の2次、3次における全完売なのだと思います。


もちろん、西野白石を、2列目以降に下げても、30部全完売は問題なく達成出来るでしょう。

しかし、現在、まさにトップギアに入っている(笑)、肝心の完売スピードが鈍るおそれはある。

それが怖いので、運営は、この二人を必ずフロントに置き、年齢やキャラのバランスを無視しても、センターやセンター脇を任せているのだと思います。


ただ、西野白石の列移動が、どの程度、完売スピードに影響するのかは、興味深い問題です。

この問題を考えるに際して、松村沙友理と衛藤美彩が経験した握手会セールスの変遷が参考になります。

(表3) 松村沙友理と衛藤美彩の全完売スピードの推移

凡例
選抜発表 : 日付『番組』
松村沙友理 : 選抜ポジション
衛藤美彩 : 選抜ポジション
個別握手会第1次応募 : 受付日
「タイトル」発売 : 日付
最終1次前応募 : 受付日
========================
[全完売次数による順位] 完売部数/担当部数 (全完売を達成した次数) メンバー名
========================

#「選抜ポジション」の記号は、以下の通り。
1列目「F」、2列目「S」、3列目「T」
[括弧]内のローマ数字はその列の総人数
その後のアラビア数字は、客席から見て、左端を1番とする位置番号
(括弧)内はその時点までに選抜入りした回数
「*」は福神
(例) 「F[V]5*」は、5人フロントの一番右端で、福神であることを示す


09th選抜発表 : 2014/05/11日深夜『乃木坂って、どこ?』
松村沙友理 : F[V]5* (09/09)
衛藤美彩 : T[VII]1 (02/09)
09枚目第01次応募:2014/05/09
09枚目「夏のFree&Easy」発売 : 2014/07/09
09枚目第21次応募:2014/09/25 ~ 09/26 (最終1次前)
========================
[07] 30部/30部 (12次) 松村沙友理
[08] 30部/30部 (14次) 衛藤美彩
========================

10th選抜発表 : 2014/08/03深夜『乃木坂って、どこ?』
松村沙友理 : S[V]1* (10/10)
衛藤美彩 : T[VI]1 (03/10)
10枚目第01次応募 : 2014/08/08 ~ 08/08
10枚目「何度目の青空か?」発売 : 2014/10/08
週刊文春が松村沙友理の記事を掲載 : 2014/10/08
10枚目第23次応募 : 2015/01/15 ~ 01/16 (最終1次前)
========================
[05] 35部/35部 (10次) 松村沙友理
[09] 30部/30部 (10次) 衛藤美彩
========================

11th選抜発表 : 2015/01/18深夜『乃木坂って、どこ?』
松村沙友理 : T[VIII]1 (11/11)
衛藤美彩 : T[VIII]7 (04/11)
11枚目第01次応募 : 2015/01/22 ~ 01/23
11枚目「命は美しい」発売 : 2015/03/18
11枚目第18次応募 : 2015/05/21 ~ 05/22 (最終1次前)
========================
[06] 30部/30部 (08次) 衛藤美彩
[09] 30部/30部 (16次) 松村沙友理
========================

12th選抜発表 : 2015年05/10深夜『乃木坂工事中』
松村沙友理 : T[VIII]1 (12/12)
衛藤美彩 : T[VIII]8 (05/12)
12枚目第01次応募 : 2015/05/07 ~ 05/08
12枚目「太陽ノック」発売 : 2015/07/22
12枚目第26次応募 : 2015/10/29 ~ 10/30 (最終1次前)
========================
[06] 30部/30部 (05次) 衛藤美彩
[11] 30部/30部 (15次) 松村沙友理
========================

13th選抜発表 : 2015/08/30深夜『乃木坂工事中』
松村沙友理 : T[VI]4 (13/13)
衛藤美彩 : F[IV]1* (06/13)
13枚目第01次応募 : 2015/08/13 ~ 08/14
13枚目「今、話したい誰かがいる」発売 : 2015/10/28
13枚目第23次応募 : 2016/01/21 ~ 01/22
========================
[03] 30部/30部 (05次) 衛藤美彩
[14] 30部/30部 (13次) 松村沙友理
========================


衛藤美彩が30部を任されたのは、9枚目からで、同時に、9th以降、現在まで連続で5回選抜入りしています。

もともと、みさみさの握手会セールスは、じわじわと完売部数を積み上げて、時間を掛けて、全完売するタイプでした。

全完売を達成するのが、9枚目では14次と、30部担当になっても完売スピードはそれほど速くなかった。

30部を全完売するだけのコアファンは、すでに獲得しているのだけど、一気に売れるわけじゃないので、それぞれのファンが、自分の都合と照らしながら、参加出来そうとの目処が立った時点で、申し込んでいたのだと思います。


ところが、全完売次数が、10枚目は10次、11枚目は8次、12枚目は5次と、徐々に小さくなっていき、完売スピードが増し、順位も6位まで上昇します。

3列目ながら、連続で選抜入りしたことで、衛藤美彩は選抜固定メンバーになったという雰囲気が出始めたことが、大きな原因じゃないでしょうか。

そして、連続5回目となる13枚目で、フロントに抜擢され、初の福神となると、完売スピードの順位は3位にアップします。

ゆっくり完売部数を積み上げる「ベース」型セールスだった、初期のみさみさが、選抜入りを重ねることで、徐々に、ギアをシフトし、早い次数で全完売する「トップギア」型に変化していった様子が分かります。

そして、「ベース」型から「トップギア」型へ変わった原動力は、運営が彼女を「推し」ているという確信が、ファンの間に充満し始めたことだと思います。


多額のお金を払って個別握手会の参加券を買う場合、何があっても、自分はそのメンバーを応援するという人だけでなく、そのメンバーが活躍してくれるなら、応援しても良いという発想の人も少なくない気がします。

まるで、株式投資のように、そのメンバーの将来性を読み、自分が支えることで、彼女がビックになることが、見返りであるという感覚を持つケースです。

みさ先輩の場合、「不遇」だったアンダー時代の握手会セールスを支えていたのは、何があっても応援してくれるファンで、その後、連続での選抜入りを果たす中で、投資的な応援をするファンが増えていった。

つまり、「ベース」型セールスは、何があってものファンが生み出し、「トップギア」型セールスは、将来の活躍を担保にする投資的ファンが加わって成り立つ。

衛藤美彩の握手会セールスの変遷は、そんな仮説モデルを想起させるものがあります。


一方、松村沙友理は、「トップギア」型から「ベース」型へ変化する、衛藤美彩と逆の流れを経験しているように見えます。

9枚目でフロントにいたさゆりんは、12次全完売の7位という好成績で、さらに、10枚目は、2列目ながら、35部を10次で全完売して、完売スピードの順位が5位まで上がっています。

まさに、「トップギア」型セールスです。


ところが、10枚目応募の後半、週刊文春による記事が出てしまう。

そして、11th選抜では、3列目に下げられ、11枚目の全完売次数は16次で、順位は9位に後退して、完売スピードが大幅に遅くなる。

投資的なファンがさゆりんの元を去り、何があっても支えるファンが残ったため、「ベース」型セールスになったと考えると、辻褄が合います。


その後も、12枚目は全完売15次の11位、13枚目は13次の14位と、なかなか元に戻れない状態が続いています。

とくに、12枚目、13枚目で、齋藤飛鳥、星野みなみ、伊藤万理華、高山一実といった、新しい30部全完売メンバーが登場して、上位に食い込むため、松村さんの完売スピードが、相対的に遅くなって、順位がじりじり下がっている。

運営は、文春騒動以来、「ほとぼり」を冷まそうとしているのか、さゆりんを3列目に置き続けています。

しかし、その消極的な姿勢が、投資的ファンの彼女に対する低評価を招き、「ベース」型から脱却する糸口が、なかなか見つからないのだと思います。


11th選抜発表に対する感想記事において、当時、私は、

「とりあえず」という言葉しか思いつかない、中途半端な松村沙友理の3列目

とのタイトルで、今こそ、思い切って、センター抜擢でも良いと書きました。

11th選抜は序列固定型「超無難」選抜、構想力の欠如が招いた松村沙友理3列目と永島聖羅の涙 [19Jan15]


これは、運営が積極的に松村さんを「推す」意思を見せない限り、彼女の人気回復には黄色信号が灯ると感じたからです。

文春騒動から、1年以上が経過しましたが、未だにさゆりんの完売スピードは、以前よりも低く、順位を落とし続けている。

運営が、松村沙友理をもっと積極的に「推す」姿勢を示さない限り、「御三家」と言われた時代ほどの握手会セールスに戻るのは、まだかなり先になるかもしれません。


西野七瀬と白石麻衣が「トップギア」型のセールスを維持出来ているのは、運営が、二人を常にフロントに置くなどして、強力に「推す」姿勢を見せているからだと思います。

もし、2列目や3列目に下げて、「あれ?西野白石の時代は終わった?」という雰囲気を作ってしまうと、投資的ファンが去って、現在のような驚異的な完売スピードは実現出来なくなるかもしれない。

「投資的」という表現がピンとこなければ、あまり良い言葉じゃないけど、「勝ち馬に乗る」と言い換えてもいい。

もし、数シングル渡って、西野七瀬がアンダーに落とされ、選抜入りする気配すらなければ、それでも、あなたは、彼女の握手券を買い続けますか?、とういうことです。


個別握手会全体のセールスを勢いづかせている二人の完売スピードが鈍ると、前作越えを維持出来なくなり、オリコン初動が低落期に入ってしまう危険がある。

これが怖いので、どんなに冒険しても、せいぜい、フロント端が精一杯で、基本的には、センターかセンター脇が定位置となっているのでしょう。

おそらく、二人の完売スピードが鈍らない限り、フロントの2枠は今後も確定で、それが選抜の頑固な固定化を先導していくと思います。


握手会商法で年間180万枚以上のCDを売る乃木坂46は、その巨大なセールス故に、運営自身も身動きが取れなくなり、目先の妥協案を重ねながら、どことも分からない海域へ、止まることなく進んで行く船のようなものかもしれません。

行くも危ない、帰るも危ない、そして止まるも危ない。

「絶好調」というのは、得てして、そういった状態なんでしょうか(笑)。


中元さん、全国ツアーで活躍するチャンスだと思って、気分を『転調』して(笑)、がんがん前へ進んで下さい。

あなたが素晴らしい活躍をしていて、選抜に入って当然のメンバーであるのは、私を含め、少なからぬ人に伝わっている筈です。

そして、多くの人があなたの選抜入りを願っていると思います。

それを一つの支えにして、今後も、元気なひめたんを見せて欲しい。

そう願っています。


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乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント

星野みなみ主演のミニドラマが1月もオンエア!
毎週月曜~金曜 24 : 30 ~ 25 : 00 [CS] スペースシャワーTV プラス『アイドルヒッツ』。この30分番組内で、星野みなみ主演の STATION ID『あたし、本と旅する』が、毎回、30秒ずつオンエア。2月は、1日(月)第35話から14日(火)第46最終話まで、途切れず放送される予定。
(1月今後の放送予定)
28(木)[#33] 29(金)[#34]
(2月の放送予定)
01(月)[#35] 02(火)[#36] 03(水)[#37] 04(木)[#38] 05(金)[#39]
08(月)[#40] 09(火)[#41] 10(水)[#42] 11(木)[#43] 12(金)[#44]
13(月)[#45] 14(火)[#46]
スペースシャワーTV プラス公式サイトの特設ページ

乃木坂が出演する番組やイベントをさらに知りたい方は、以下のページをご参照下さい。
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# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています


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(速報) 乃木坂14th選抜は17人、センター深川、生駒3列目、堀3作ぶり復活、中元30部も悲願ならず [01Feb16]

2016-02-01 01:53:34 | 芸能
先ほど、テレビ東京『乃木坂工事中』にて、乃木坂46の14th選抜が発表されました。

1列目5人、2列目5人、3列目7人の総勢17人で、センターは、今作限りでの卒業を発表している深川麻衣でした。

(表1) 14枚目シングルの表題曲を担当する選抜メンバー

14th選抜 (5-5-7, 17人, 10福神)
(3列目) 桜井玲香(14) 若月佑美(12) 松村沙友理(14) 生駒里奈(14) 伊藤万理華(7) 井上小百合(10) 堀未央奈(6/8)
(2列目) 齋藤飛鳥(7) 高山一実(14) 衛藤美彩(7) 秋元真夏(11/11) 星野みなみ(12)
(1列目) 橋本奈々未(14) 西野七瀬(14) c深川麻衣(12) 白石麻衣(14) 生田絵梨花(13/13)

13th選抜 (4-6-6, 16人, 10福神)
(3列目) 桜井玲香 若月佑美 生駒里奈 松村沙友理 伊藤万理華 井上小百合
(2列目) 齋藤飛鳥 高山一実 橋本奈々未 生田絵梨花 秋元真夏 星野みなみ
(1列目) 衛藤美彩 c西野七瀬 c白石麻衣 深川麻衣

# 客席側から見た左右でメンバー名を並べている
# 13th選抜は、1列目青、2列目緑、3列目オレンジで色分けし、14th選抜では、その色のメンバーがどこに配置されたのかを示している
# (括弧)内の数字は、これまでの選抜回数
# 「*」は2期、「c」はセンター


13th選抜からアンダーとなったメンバーはおらず、一方、アンダーから選抜入りしたのは、堀未央奈だけでした。

また、橋本奈々未と生田絵梨花が2列目中央から1列目両端に、衛藤美彩が1列目端から2列目中央へ移っています。

(表2) 14枚目で13枚目から「列移動」が起こったメンバー

[1列目メンバー]

(14th1列目)

(13th2列目) 橋本奈々未 生田絵梨花

[2列目メンバー]

(13th1列目) 衛藤美彩

(14th2列目)

[3列目メンバー]

(14th3列目)

(13thアンダー) 堀未央奈


上表のように、列移動は小幅に留まり、結果、1列目2列目の顔ぶれは13thと変わらず、10福神メンバーの入れ替えはありませんでした。


14th選抜メンバーの13枚目個別握手会における、最新売り上げ状況は、以下のようになっています。

(表3) 13枚目個別握手会第23次応募終了時点の推定売り上げ枚数による順位表

凡例
[順位] 完売部数/担当部数{14枚目での担当部数増減 : 14枚目担当部数} (完売率 ; 全完売の場合それを達成した次数, 推定売り上げ枚数) メンバー名

#「完売率」は、小数点以下3桁目を四捨五入
#「推定売り上げ枚数」は万枚単位で、小数点以下3桁目を四捨五入
# メンバー名の色は、14th選抜におけるポジョションを表し、青色は1列目緑色は2列目オレンジ色は3列目を表す。「c」はセンター、「*」は2期メンバー
# 複数同順位でのメンバーの並べ方に意味はない

[01] 30部/30部{±0部:30部} (1.00;03次, 1.91万枚) 白石麻衣 西野七瀬
[01] 30部/30部{±0部:30部} (1.00;05次, 1.91万枚) 秋元真夏 生田絵梨花 衛藤美彩 橋本奈々未
[01] 30部/30部{±0部:30部} (1.00;06次, 1.91万枚) 齋藤飛鳥 c深川麻衣 若月佑美
[01] 30部/30部{±0部:30部} (1.00;07次, 1.91万枚) 桜井玲香
[01] 30部/30部{±0部:30部} (1.00;11次, 1.91万枚) 伊藤万理華 高山一実 星野みなみ
[01] 30部/30部{±0部:30部} (1.00;13次, 1.91万枚) 松村沙友理
[15] 26部/26部{+4部:30部} (1.00;10次, 1.65万枚) 堀未央奈*
[16] 25部/25部{+5部:30部} (1.00;11次, 1.59万枚) 井上小百合
[17] 23部/23部{+7部:30部} (1.00;10次, 1.46万枚) 中元日芽香
[18] 15部/22部{卒業} (0.68, 1.39万枚) 永島聖羅
[19] 20部/21部{+3部:24部} (0.95, 1.33万枚) 新内眞衣*
[20] 17部/19部{-1部:18部} (0.89, 1.21万枚) 生駒里奈
[21] 18部/18部{+6部:24部} (1.00;14次, 1.14万枚) 中田花奈
[22] 17部/18部{+6部:24部} (0.94, 1.14万枚) 北野日奈子* 寺田蘭世*
[24] 13部/18部{±0部:18部} (0.72, 1.14万枚) 斉藤優里
[25] 12部/13部{+3部:16部} (0.92, 0.83万枚) 樋口日奈
[26] 08部/12部{±0部:12部} (0.67, 0.76万枚) 能條愛未
[27] 06部/12部{-4部:08部} (0.50, 0.75万枚) 山崎怜奈*
[28] 07部/11部{-5部:06部} (0.64, 0.69万枚) 鈴木絢音*
[29] 10部/10部{+4部:14部} (1.00;22次, 0.64万枚) 渡辺みり愛*
[30] 04部/08部{-2部:06部} (0.50, 0.50万枚) 相楽伊織* 佐々木琴子*
[32] 07部/07部{+5部:12部} (1.00;13次, 0.44万枚) 川後陽菜
[33] 06部/07部{+5部:12部} (0.86, 0.44万枚) 斎藤ちはる
[34] 06部/06部{+8部:14部} (1.00;13次, 0.38万枚) 伊藤かりん*
[35] 05部/06部{+6部:12部} (0.83, 0.38万枚) 伊藤純奈*
[36] 04部/06部{±0部:06部} (0.67, 0.38万枚) 川村真洋
[37] 04部/05部{+9部:14部} (0.80, 0.32万枚) 和田まあや


13枚目個別握手会セールスの上位16人に、生駒里奈を加えた17人が14th選抜メンバーとなり、14枚目で30部を担当している中元日芽香の抜擢はありませんでした。

なぜ、定員を18人ではなく、17人にしたのか理由は不明ですが、握手会主義プラス生駒里奈という原則が、徹底した形で適用された選抜となりました。

ん~、無念ですね、ひめたんが選抜入りしなかったのは。


深川麻衣のセンターは、ほとんど動きのない膠着した選抜陣容に、何とか「サプライズ」を入れたいという発想だと思います。

西野七瀬、白石麻衣、生田絵梨花といった「予想可能」なセンターではなく、ファンの裏をかいた、「思わぬ」センターを演出したかったのかもしれません。

しかし、今作限りというドラマ性はあるものの、フロント端のメンバーを真ん中に持ってきただけの変動が、アンダーからは堀未央奈のみ昇格という、極端に淀んだ空気を一掃するとは到底思えません。

また、まいまいの一般知名度はあまり高くないので、「卒業」するメンバーを最後のセンターに据えるという手法は、乃木坂をよく知っている人だけが関心を寄せる、あくまで内向きの発想です。

生駒里奈や白石麻衣の「卒業」センターなら話は違ってきますが、今回のセンター人事をメディアがどこまで取り上げるか未知数で、乃木坂への注目度が上がるとは、ちょっと思えない。


握手会成績による選抜という自ら作り出したアイデアに、運営自身ががんじがらめになってしまって、乃木坂の選抜選考は完全にダイナミズムを失っています。

新しい選抜の発表は、ファンやメディアを惹き付け、そのシングルに大きな期待感を抱かせるものであるべきです。

しかし、14th選抜のお披露目は、むしろ、ガッカリする要素の方が多く、延々といつまで同じことを続けるんだろうという、ウンザリした気分にさせられました。

握手会によるCDセールスが好調なのだから、何も変える必要はなく、同じことを続けるべきなんだという考え方が、やがてファンの大量離脱につながる危険を、運営は軽視し過ぎている。

飽きられ始めたら、あっという間に人気が落ちていくのは、エンターテイメントの世界では日常茶飯事だと思いますが、乃木坂には当てはまらないと考えているんでしょうか。


以上、速報的にお伝えしました。


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