カープな毎日

カープファンのひとりごと。

アドゥワが好投して、ローテ争いが激化

2024年03月09日 21時27分13秒 | 日記

中日 000 000 110 2
広島 200 000 000 2

 試合前に新入団選手の紹介セレモニーが行われ、ドラフト指名の常広ら育成を含めた新人8選手、ハーンを除く新外国人3選手、現役ドラフトで加入した内間、オリックスから移籍した日高、アカデミー出身の育成2選手が参加しました。

 初回に相手のミスに乗じて2点を奪うも、その後は打線が沈黙し、終盤に追い付かれ、引き分けに終わりました。

 初回1死2,3塁からシャイナーの内野ゴロの間と暴投で2点を先制しましたが、2回から7回までは無安打に封じられるなど、追加点を奪えず、8回と9回は得点圏に走者を進めながらも追加点を奪えませんでした。

 先発のアドゥワは緩急を駆使して、3回1/3を投げて1安打無失点に抑えると、2番手塹江は2/3を投げて完璧に抑え、3番手滝田は1回を投げて2安打1四球ながらも無失点にで切り抜けました。

 6回からは野村がマウンドに上がり、7回に2安打に失策が絡んで1点を失うと、8回も四球と安打でピンチを招き、犠飛で同点に追いつかれてしまい、3回を投げて3安打2四球2失点でした。

 9回は育成ドラフト1位の杉田が1回を投げて1安打無失点に抑えました。

 アドゥワは、雨が降る悪条件の中でも、ストライク先行のテンポの良い投球を披露し、140km台後半の直球にスライダー、カーブ、チェンジアップなどの緩急を使って、中日打線に的を絞らせず凡打の山を築かせ、2塁さえ踏ませませんでした。

 新井監督も「ほぼ全ての打者にストライク先行だった。適性はもちろんある。球種の幅も広がっている」と評価し、開幕ローテ争いに残りました。

 開幕ローテ入りは、黒原が有力になりつつありますが、アドゥワが今後も好投を続けられれば、逆転でのローテ入りも十分にあり得そうですね。

 育成ドラフト1位の杉田が、1軍戦に初出場で1回1安打無失点と好投し、試合後に新井監督が「明日から1軍帯同します」と明言し、今後のオープン戦での登板機会も与えられるとのことで、アピール次第では支配下昇格の可能性もあり得ます。

 もともと、2軍からの推薦があったようで、新入団選手の発表に合わせて登板機会を与えられたのでしょうが、そこで一発回答するところは運を持っているのかもしれないので、このまま支配下登録されて、1軍の戦力になるかもしれませんね。

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今季初の本拠地試合は零封負け

2024年03月08日 20時54分29秒 | 日記

中日 001 200 010 4
広島 000 000 000 0
勝利投手:涌井1勝
敗戦投手:髙1敗

 今季初の本拠地開催の試合でしたが、打線は中日打線に散発3安打完封負けを喫してしましました。

 先発は今季初実戦となった床田で2回を投げ無安打無失点に抑えるも、3回から登板した髙が2回を投げて4安打2四球で3点を失いまし。5回は大道、6回は森浦、7回は中﨑、9回は矢崎が、それぞれ1回をパーフェクトに抑えたものの、8回に登板した内間が1回を投げて2安打2四球で1点を失いました。

 打線は1番野間、2番上本、8番會澤の主力3選手が1軍に合流して、オープン戦初出場でしたが、無安打に抑えられ、4番DHでフル出場したシャイナーは3打数無安打でオープン戦通算15打数無安打になるなど、散発3安打に抑えられて2塁さえ踏むことができませんでした。

 床田は、直球の精度向上とともに、改良中のチェンジアップの確認をテーマに登板して、1回はカリステと中島にチェンジアップを投じて最後は直球で三振を奪い、2回も細川からチェンジアップで空振りを奪って、「スピードはそれなりに出ていたので良かったけど、もう少し低めに集められればもう少し変化球も生きてくると思う。チェンジアップはもう少し改良の余地がある」と手ごたえを得つつ、更なる改良に意欲を見せました。

 ここまで順調に調整が進んでいるうえ、チェンジアップを改良することで、投球の幅も広がることから、今季は昨季以上の活躍が期待できそうですね。

 高は本拠地初登板でしたが、3回に2安打と失策で1死2,3塁のピンチを招き、カリステの右犠飛で1点を失い、続く4回は2四球と安打で無死満塁としてしまい、1死後、三好に2点適時打を浴びてしまいました。

 ここまで対外試合は、練習試合を含めて3試合に登板して3回無失点と好投していましたが、本拠地初登板ということで冷静さを失ってしまったとのことでした。

 まだオープン戦なので、今のうちに失敗を経験することは良いと思います。今日の反省点を成長の糧として、次戦では好投を見せてほしいですね。

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ハッチが開幕ローテ入り決める

2024年03月03日 19時55分35秒 | 日記

広島 000 000 003 3
楽天 000 000 020 2
勝利投手:塹江1勝1S
敗戦投手:宮森1敗

 打線は8回まで散発3安打に抑えられて得点を奪えませんでしたが、9回に宇草の安打と敵失で1死1,3塁の好機を作り、林の適時2塁打と髙木の2点適時打で3点を挙げて逆転に成功しました。

 先発のハッチは、2回を投げて無安打1四球無失点に抑えると、3回からは黒原が登板して、5回に2安打で1死1,2塁のピンチを招きながらも後続を断って無失点で凌ぎ、4回を投げて2安打1四球無失点の好投でした。

 7回は河野が連打を浴びて浴びながらも1回を2安打無失点に抑えましたが、8回に登板した内間が四球と安打で2死1,3塁されて、暴投で1点を失い、さらに連続四球で満塁のピンチを残して、マウンドを塹江に譲りました。 

 塹江は押し出し四球で1点を失いましたが、続投した9回は1安打無失点に抑えて、楽天に逆転勝しました。

 ハッチは、最速149kmの力強い直球で打者を押し込み、三振一つ以外の5つのアウトはすべてフライアウトに抑えました。前回登板で課題となっていたセットポジションでの投球については、2回2死後に四球を与えて走者を背負いましたが、クイックタイムは1.20秒に改善されていたものの、制球を乱したことから、まだ修正の余地があるようです。

 その点については、ブルペンや練習で回数を重ねて改善していく意向を示しており、開幕までには課題を解消してくれることを期待しましょう。

 試合後には、新井監督がハッチの開幕ローテ入りについて「決まっている。今日のピッチングを見て。いいピッチングだったと思います」明言したことから、残りは1枠となりました。

 開幕ローテ入りを狙う黒原は、140km台の直球にカーブ、チェンジアップの緩急が冴えて、5回に迎えた1死1,2塁のピンチでも、落ち着いて後続を断つなど、安定感のある投球で4イニングを2安打無失点に抑える好投で、開幕ローテ入りに向けて一歩前進しました。

 今季は初実戦から対外試合3試合で10イニング連続無失点と安定しており、新井監督も「ずっと良い。球威で押し込んでいた」と高評価しており、このまま好投を続けられれば、黒原が開幕ローテ入りする可能性は十分にありそうですね。

 打線は、8回まで沈黙していましたが、9回に宇草、林、高木の若手の活躍で逆転に成功しました。オープン戦とはいえ競った展開で、チームを勝利に導く打撃ができたことで、次戦に向けて勢いが付き、自信も深まると思うので、さらなる活躍が期待できそうです。

 連日、若手が結果を残すことで、チーム内の競争も活性化すると思うので、非常に良い流れができています。この好循環が開幕後のシーズン中まで続いてほしいですね。

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開幕に向けて九里が好投

2024年03月02日 21時20分21秒 | 日記

広島 000 000 100 1
楽天 000 000 03X 3
勝利投手:渡辺翔1勝
敗戦投手:益田1勝1敗
セーブ:則本1S

 開幕投手に内定している九里が先発して、初回と2回はともに四球で走者を出すも、後続を断って無失点に抑えると、3回は三者凡退に抑えました。4回に初安打を浴びるも、4回を1安打2四球5奪三振無失点に抑える好投でした。

 5回は新人の滝田が、1回を1安打無失点に抑えましたが、6回から登板した益田は、3イニング目となった8回に1死後に5連打を浴びて3点を失って逆転を許し、2回1/3を投げて6安打1四球3失点で降板しました。

 1死満塁で登板した森浦は、後続を抑えて追加点を与えない好投でした。

 打線は、2番三塁レイノルズ、4番1塁でシャイナーが先発出場すると、6回までレイノルズと田村の2安打に抑えられました。7回に1死2塁から堂林が適時2塁打を放って先制点を挙げるも、その後は得点を奪えず、楽天に逆転負けを喫しました。

 今季初の実戦登板となった九里は、味方の失策もあり、毎回走者を背負うも、要所で踏ん張り得点を与えませんでした。

 シュートやツーシームなど全ての持ち球を投げて、本人は「投球に関しては課題の方が多かったんじゃないかな」と投球内容に納得できないようでしたが、緩急を付けた投球は、楽天打線に的を絞らせませんでした。さらに、今キャンプから本格的に挑戦しているスプリットチェンジも試投し、打者のタイミングを外して凡打に打ち取るなど手ごたえを得たと思いますが、「精度はそんなに高くないので、上げていけたら」と、更なる精度向上に意欲を見せました。

 投球時の歩幅を代えた新フォームも、馴染んできたようで、初の開幕投手に向けて、ここまでは順調に段階を上げおり、全く不安はありませんね。

 打線では、レイノルズに実戦初安打が出て、本人も一安心したと思います。一方のシャイナーは初安打が出ずに焦りがあるかもしれませんが、まだオープン戦が始まったばかりなので、結果を気にせず、自分のスイングをすることに集中してほしいですね。

 2人とも今季の打線のキーマンであることは間違いないので、多くの実戦経験を通して、日本の投手に順応して、シーズンでは持ち味を発揮してほしいですね。

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主軸と若手がともに結果を残す

2024年03月01日 23時19分33秒 | 日記

広島 000 110 002 4
楽天 000 002 000 2
勝利投手:アドゥワ1勝
敗戦投手:鈴木翔1敗
セーブ:塹江1S
本塁打:[広島]小園1号

 打線は4回に1軍に合流して5番左翼でスタメン出場した秋山の安打と盗塁で2死2塁として、坂倉の適時打で先制すると、5回には小園の本塁打でリードを2点に広げました。

 同点の9回は、2死1塁から中村健の適時2塁打と久保の適時打で2点を勝ち越しました。

 先発の森下は、3回を投げて2安打無失点に抑えると、4回は高、5回は栗林がともに無安打1四球無失点に抑えました。

 6回からはアドゥワが登板すると、3連打を含む5安打を浴びて2点を失いましたが、7回と8回は無失点で凌ぎ、3回を投げて6安打1四球2失点でした。

 9回は塹江が三者凡退に抑えて、楽天に競り勝ちました。

 主力が本格的に出場した初戦は、主力だけでなく若手も結果を残しました。

 打線では、小園が5打数3安打1本塁打と好調をキープしており、1軍合流初戦の秋山は2打数1安打1盗塁と昨秋の右膝手術からの順調な回復ぶり示しました。そして、若手では1番中堅で出場した久保が5打数2安打、9番右翼で出場した中村健が4打数2安打の活躍で、チームの勝利に貢献しました。

 投手では、森下が制球に課題を残しながらも、3回2安打無失点に抑えて、新球のスライダーとチェンジアップに手ごたえを得たようです。また、栗林と塹江がともに1回を無失点に抑えると、新人の高も1回を無失点に抑える、上々の投球内容でした。

 主力は順調に段階を上げ、若手もキャンプからの好調をキープしています。戦力の底上げが順調に進んでいることを実感でき、今季への期待が高まった試合でしたね。

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