栗原も3軍調整へ

　昨日、腰の張りを訴えて、練習を早退した栗原が今日から3軍で調整することになりました。

　重傷ではないですが、以前に椎間板ヘルニアの手術を受けているため、大事をとって軽めの練習にしたようです。しばらくは3軍で様子をみて、1軍の練習メニューができるようになれば、1軍に再合流するとのことです。

　廣瀬も3軍調整となっており、主力2選手が1軍キャンプから外れることになったのは残念です。特に、栗原は実戦から遠ざかっていることから、早く実戦出場して試合勘を取り戻す予定だっただけに、この遅れは痛いところです。

　チームは23日から沖縄でオープン戦を行いますが、2選手ともチームに帯同する方向で、状態を見て出場を決めるようです。早く出場できる状態になってほしいですが、焦るあまり無理をしないでほしいですね。

栗原が早退、廣瀬は３軍へ

　栗原がウォーミングアップ中に腰の張りを訴えて、今日の練習を早退しました。病院には行かず様子を見るとのこと。また、廣瀬が昨日の練習中に腰と背中に張りを訴えたため、今日から1軍を離脱して、リハビリ組の3軍での調整となりました。

　栗原は様子を見るとのことなので軽症だと思われます。手術した肘ではないので、再発ではないことは良かったです。明日には練習に復帰できることを願いましょう。

　一方の廣瀬は、しばらく3軍調整ということで、通常メニューができない状態と思われるので心配です。今年は日南でのキャンプということで、慣れない環境のため、体に負担が掛かったのかもしれません。無理をせずに3軍でしっかりと調整して、早く1軍の練習に復帰してほしいですね。

　
　WBC合宿を明日からに控えた前田健と今村が紅白戦に登板し、前田健は2回を1安打無失点、今村は1回を1安打1失点でした。
　前田健は最後にキッチリと締めることができたので、代表合宿に弾みがついたでしょう。今村は調子が良くなかったようで失点しましたが、課題を見つけて代表合宿ではしっかりと修正してほしいですね。
　2人はぜひとも代表入りして、日本の3連覇に貢献してほしいですね。

山本監督がキャンプ視察

　WBC日本代表の山本監督ら侍ジャパンの首脳陣が日南キャンプを視察に訪れました。

　前田健は投球予定がなく、山本監督らと調整状況などを確認しただけでした。一方の今村も投球予定が無かったのですが、WBC首脳陣にアピールするため志願のブルペン入りで、直球のみ30球を投げました。山本監督直球のキレが良かったと絶賛していたとのことです。
　前田健と今村は、共に明日の紅白戦に登板して、その後侍ジャパンに合流して、15日からの代表合宿に備えることになります。

　前田健は気温が低かったため、一時調整に狂いが生じたかと思いましたが、最終的には紅白戦に登板して、代表合宿に合わせてきました。今村もキャンプインから精力的に投球練習を行い、かなり良い状態で合宿に合流できそうです。

　前田健の代表入りは間違いないと思いますが、今村は微妙なところでしょう。今は他の候補選手より状態が良く評価が高くても、回りの選手の調子が上がってくれば評価が変わってしまいます。持てる力を出し切ることができれば、代表入りできると思っています。合宿では山本監督ら首脳陣にしっかりとアピールして代表の座を勝ち取ってほしいですね。

栗原実戦復帰

　栗原が今キャンプで初めてシート打撃に参加しました。結果は2三振でしたが、久々に実戦復帰できたことは、復帰に向けて前進したということで、先ずは良かったと思います。

　1打席目は今季加入した久本に対して空振り三振し、2打席目は福井に対して見逃し三振でした。それでも練習は違う実戦での生きた球を見ることができたことで、長く離れている実戦の感覚を取り戻せたのではないでしょうか。今後は17日に予定されているWBC日本代表との練習試合出場に向けて、状態を上げていくとのことです。

　ここまでキャンプではルイスや下水流など新戦力に話題が集まっており、栗原の話題は少なかったですが、栗原は着実に復帰へのステップを上がっています。今年は実戦感覚を取り戻すため、紅白戦やオープン戦に多く出るようなので、ここから徐々に調整のペースが上がってくると思います。栗原の状態も良く開幕には問題なさそうなので、今年の打線は期待が持てそうですね。
　そして、栗原はエンジンが掛かるのが遅いイメージがありますが、今季は実戦での調整が増えそうなので、開幕から打ってくれることを期待したいですね。
　

前田健紅白戦初登板

　WBC日本代表候補の前田健と今村が揃って紅白戦に登板しました。前田健は2回を投げて1安打1失点、今村は1回を投げて三者凡退に抑えました。

　前田健はシート打撃の登板を回避して、いきなりの実戦登板でしたが、最速は144㎞と上々の投球だったようです。
　初回は安部、菊池、天谷を三者凡退に抑えましたが、2回に堂林に左翼線二塁打を浴びたのをきっかけに1点を失いました。しかし、登板前に低温のためブルペンでの投球練習も行わず登板したことを思えば素晴らしい投球内容だっと思います。
　今日は打者への投球感覚を取り戻すことが目的で、まだ6，7分の力での投球とのことでした。例年と違う環境で調整ペースも早くなっていますが、ここまでは順調にきているようです。次回は代表合宿直前の14日の紅白戦に登板予定となっています。14日はかなり仕上がった状態での投球が見られそうですね。

大竹調子上がらず

　大竹がブルペンで70球の投げ込みを行いました。第2クール初日にもブルペン入りしていましたが、このときは捕手を立たせたまま20球ほど投げたところで、状態が上がらず中断していました。今日も状態が良くなく納得がいかなかったとのことです。

　右肩の状態が悪いわけではなく、本人もまだ3割程度の状態といっていることから、まだ体が出来上がっていないことが原因のようです。日南は例年の1次キャンプ地の沖縄より寒いため、まだ調整のペースがつかめていないのでしょう。
　他の選手たちも例年とは違った環境での調整ということで、ペースがつかめていないのかもしれませんが、特に大竹は右肩を故障していることから、慎重になっているのではないでしょうか。

　大竹は首脳陣にアピールする必要がないので、焦らずに開幕を見据えて調整をしてもらえば、何も心配することはないでしょう。寒い中で無理をして故障などされては困りますからね。
　

ルイスと下水流の評価上昇

　ルイスが昨日に続き2日連続でランチ特打を行いました。昨日は46スイングで安打性の当たりは9本でしたが、第1クールをリタイヤしていたことと気温が低いことを考えれば仕方ないでしょう。まだ結果は出なくても、広角に打ち分ける打撃と選球眼の良さをアピールしました。
　コンパクトな振りで広角に打ち分けられて選球眼も良いとなれば、正に3番としての素質をもっていると言えます。
　まだ本調子ではない段階からこれだけの高評価を受けるということは、今後に大きな期待が持てます。後は日本の投手の配球などに対応できれば、全く心配する必要はありません。ルイスは久々に大当たりの助っ人の予感が漂いますね。

　ドラフト4位の下水流が2日連続でシート打撃を行い、それぞれ1安打を放って首脳陣へのアピールに成功しました。ルイスと同様に強い打球を広角に打ち分けるなど、打撃の評価が上がり、正式に1軍キャンプ合流が決まったようです。
　外野のポジション争いにルーキーが加わり、更に激しさを増してきました。この激戦区を誰が勝ちぬくのかとても楽しみです。野村監督も嬉しい悩みができたかもしれないですね。

キャンプ休日

　今日はキャンプ初の休日でした。しかし、ルイスは遅れを取り戻すため休日返上で練習を行いました。緒方打撃コーチと遠投や室内でのマシン打撃などを行い、軽快な動きを見せていたようです。明日からの第2クールでは通常メニューに加わることが決まり、早くも遅れを取り戻しました。ようやくルイスの実力が見られそうですね。

　一方、新人の高橋、鈴木、上本は、日南市の飫肥城（おびじょう）を訪れ、四半的（しはんまと）という伝統弓道を体験をしたり、郷土料理のおび天を試食するなどして休日を満喫しました。慣れないプロでの練習で心身とも疲れているでしょうから、良い気分転換になったと思います。
　明日からは下水流が1軍キャンプに合流するとのことです。3人も下水流に負けないように、2軍でしっかりと練習して早く1軍キャンプに召集されるようになってほしいですね。

ルイスが練習に復帰

　キャンプ初日にインフルエンザでリタイアしていた新外国人のルイスが、今日から練習に合流しました。まだ復帰初日ということで、チームとは別メニューでの練習で、キャッチボールや、ティー打撃など軽めのメニューをこなしました。
　4日間宿舎で静養していたので、体がなまっているかと思われましたが、思った以上に体が動いたと上々のスタートだったようです。
　明日は練習が休日ですが、遅れを取り戻すため休日返上でトレーニングを行う予定とことで、やる気も十分ですね。
　離脱がまだキャンプ序盤で良かったですね。これくらいの遅れなら十分に取り返せるはずです。ルイスにはかなり期待をしているので、これから状態が上がってきてからの動きに注目ですね。


　栗原がランチ特打を行いました。65スイングで柵越えは1本でしたが、コースによって上手く球を打ち分けるなど、鋭い打球を連発したようです。手術した右ひじの状態も問題なく、順調に調整が進んでいるようですね。
　上位進出には栗原の打撃が欠かせないことは昨季痛感しました。その栗原が順調な調整を続けているので、開幕には問題なさそうです。打線の芯がしっかりとすれば、前後の打者も引っ張られると思うので、今年は打線に期待できそうですね。


　

野村監督は運玉失敗

　今日は野村監督、東出選手会長、鈴木球団本部長らが日南市の鵜戸神宮で必勝祈願を行いました。祈願後には、がけ下にある巨大な「霊石亀石」の穴めがけて「運玉」を投げ入れる恒例行事に挑戦しましたが、野村監督は5回挑戦するも入らず、東出は成功しました。
　運玉が成功すれば願いが叶うとのことですが、失敗したということは…。しかし、東出が成功しているので、選手の願いは叶うということでしょう。
　野村監督は入りませんでしたが、ここで悪い流れを出し切ったということで、きっと最後には良い結果になることを願いましょう。
　でも失敗は気分が良くないので、野村監督には練習しておいてもらいたいですね。


　前田健と今村が早くもフリー打撃に登板しました。前田健は安部と庄司に対して変化球を交えて48球を投げて、安打性の当たりは6本に抑えました。一方の今村は菊池と堂林に対して変化球を交えて42球を投げて、安打性の当たりは6本でした。

　前田健は、打者を立たせた時の感覚を掴むためだったとのことで、調子は良くなかったようですが、バランスを考えてしっかりと投げていたようです。今村は直球が走っていて調子の良さを感じられたとのことです。
　今日はWBC日本代表の与田投手コーチが視察に訪れていたことで、2人とも気迫がこもっていたと思われます。特に今村は当落線上とのことで、少しでもアピールしたいという気持ちが強かったのでしょうね。
　2人とも代表合宿に向けて、順調に調整が進んでおり、与田コーチの評価も高かったようです。合宿では実力を出し切って、代表入りできるように頑張ってほしいですね。