楽天 000 300 210 6
広島 000 002 020 4
勝利投手:早川7勝2敗
敗戦投手:高橋昂2勝2敗
セーブ:松井1敗17S
本塁打:[楽天]茂木9号
先発した高橋昂は、1回と2回は四死球で先頭打者を出しながらも後続を断ち、3回には2死後に連打で1,2塁のピンチを迎えましたが、浅村を右飛に打ち取って無失点に抑えました。しかし、4回に連打で無死1,2塁から茂木に適時2塁打を浴びて1点を失うと、1死後には太田の三ゴロを林が野選として1点を失い、さらに、2死1,3塁から小深田に適時打を浴びてこの回3点を失い、4回を投げて6安打3四死球3失点で降板しました。
5回にはコルニエルが登板して、1死後に3連打で1死満塁のピンチを迎えましたが、辰己を遊ゴロ、太田を左飛に打ち取って無失点で凌ぐと、6回は高橋樹が無安打1四球無失点に抑えました。
鈴木誠が1軍復帰即3番右翼でスタメン復帰しましたが、早川に4回まで散発2安打に抑えられてしまいましたが、5回に連打で1死1,2塁とするも、代打中村奨が三振、菊池涼は三ゴロに倒れて得点を奪えませんでした。
しかし6回に短長打で2死1,3塁として林とクロンの連続適時打で2点を返して、なおも安打で満塁として早川を攻めたてましたが、代打坂倉が右飛に倒れてしまいました。
7回からは中田が登板して1死1塁から茂木に2点本塁打を浴びて、さらに安打と盗塁などで2死3塁のピンチを招いてマウンドを降りました。このピンチは菊池保が抑えるも、8回も続投して連打で無死1,2塁のピンチを招き、1死後島内に適時2塁打を浴びて1点を失いました。
それでも8回に連打で1死1,2塁として、クロンの適時2塁打と内野ゴロの間に2点を返しましたが、反撃もここまでで楽天に競り負けて、今季初の同一カード3連敗を喫して、借金は今季最多の8となりました。
高橋昂は、コロナ陽性者の濃厚接触者と判定され離脱していたことから23日ぶりの登板となりましたが、立ち上がりから制球が安定せず、苦しい投球ながら3回まで無失点に抑えました。しかし、4回に3連打を含む4短長打を浴びて3点を失い、この回限りでマウンドを降りました。
昨日の森下と同様に満足な調整ができず、2軍での登板もない状態での投球であることを考えれば仕方ないと思います。次戦では投球感覚も戻ると思うので、しっかりと調整して快投を期待したいですね。
今日は明らかに継投が失敗しました。4回で高橋昂を諦めて継投に切り替えたのは仕方ありませんが、2番手で7回に固定されているコルニエルを起用して楽天に傾いた流れを止めようとしたと思われます。コルニエルはピンチを招きながらも何とか無失点で凌いだことで、6回の味方の反撃を呼び込みましたが、1点差に追い上げた7回になぜ中田を起用したのか理解できません。
中田は今の中継ぎ陣では劣勢時に起用するべきであり、この大事な場面を託すことは厳しいと思われ、さらに楽天打線は左が続くところだったので森浦を起用することがベストだったはずです。
中田は痛恨の2点を失って追い上げムードが萎んでしまい、試合の流れも楽天に変わってしまいました。昨日も今日も勝機があっただけにもったいない試合でした。
明日は試合が無いので、ここで心機一転して来週のビジター6連戦に臨んでほしいですね。