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新井の好走塁で流れを掴む

2015年09月02日 23時38分03秒 | 試合結果
広島 000 140 000 5
阪神 100 000 000 1
勝利投手:前田健11勝7敗
敗戦投手:岩田7勝8敗
本塁打:[広島]エルドレッド12号


 前田健は、初回に2塁打と犠打で1死3塁とされると、福留の犠飛で先制点を奪われましたが、2回以降は本領を発揮して、3回は2死から連打で1,3塁とされながらも福留をニゴロに打ち取り無失点で切り抜けました。
 
 打線は3回まで岩田に無安打に抑えられ、3回は1死2塁としながらも後続が倒れて得点を奪えませんでした。
 しかし、4回に安打と四球などで2死1,3塁とすると、岩田の1塁牽制球が少し逸れたのを三走の新井が見逃さず、本塁に突入にして同点に追い付きました。
 続く5回には安打と犠打で1死2塁とすると、2死後に菊池の適時2塁打で勝ち越すと、更に1,3塁からエルドレッドが3点本塁打を放ってリードを4点に広げました。

 前田健は、4回と5回はに三者凡退に抑えると、6回の1死1,2塁ではゴメスとマートンを凡打に抑え、7回の無死1,2塁は、代打狩野と代打新井を連続三振に斬り、鳥谷を遊飛に打ち取って、7回を6安打1失点に抑えました。

 打線は、6回以降は阪神の中継ぎ陣の前に、1安打に抑えられて追加点を奪えませんでしたが、8回は大瀬良が三者凡退に抑え、9回は中崎が1安打無失点に抑えて、阪神に快勝しました。借金は3となり、首位阪神まで3.5ゲーム差としました。


 エースを立てて臨んだ試合で、いきなり初回に先制点を奪われて追いかける展開となってしまい、更に打線も3回まで1安打無得点に抑えられる苦しい展開となりました。
 4回も2死1,3塁で一走の鈴木誠が飛び出しかけたところを牽制されてしまい、アウトになれば走塁ミスで完全に流れを失う可能性がありましたが、三走の新井は、牽制が少し高めに逸れたのを見逃さず、果敢に本塁を狙う好走塁で、ミスを帳消しにしただけでなく、同点に追い付き、試合の流れをグッと引き寄せるビッグプレーとなりました。
 これが5回の菊池の適時打とエルドレッドの3点本塁打に繋がったのは間違いないと思います。

 新井は、これまで打撃と守備でチームを引っ張ってきましたが、今日は走塁という以外なプレーでチームの勝利に貢献しました。
 打撃や守備だけでなく、走塁に対しても常に高い意識をもってプレーしている証拠です。他の選手にもぜひとも見習ってほしいですね。
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