遠い5割

ヤクルト 010 040 000 000 5
広島 311 000 000 000 5
本塁打：[広島]アレックス8号

　またしても5割に届きませんでした。序盤に5点を奪い楽勝ペースかと思いきや、5回にマエケンが4安打にミスも絡んで一気に4失点で試合は振り出しにもどってしまいました。
　その後は、両チームリリーフ陣が踏ん張って、あと1本がでずに、延長12回引き分けとなってしまいました。
　真夏日のデーゲームで延長12回を戦って、選手は疲れたことでしょう。しかし、今のカープはAクラス入りというしっかりとした目標をもって戦っているので、明日も良い試合を見せてくれるはずです。明日こそは5割の壁を破りたいですね。

　今日は打線が序盤に5得点をあげたものの、ダメを押せなかったことが最後まで響きました。ヤクルト先発の舘山を4回でKOしましたが、もっと早い回でKO出来たと思います。最大のポイントは3回の攻撃ですね。嶋、シーボル、梵の3連打で無死満塁でしたが、マエケンの犠飛による1点のみでした。ここでもう1点でも奪えていればと思いますね。石原が簡単に二飛に倒れたところが残念でした。
　また、7回に1死満塁を逸したのも痛かったです。打席には不振を極める梵でしたが、そのまま打席に立たせて二飛に倒れ、次の石原には代打前田を送りました。石原に代打を送るなら、その前の梵に代打前田を送って欲しかったですね。なぜ、梵を変えなかったのでしょうか疑問が残る采配でした。第1打席にタイムリーを放ってはいましたが、その後は凡退していましたから、代えるべきだったと思いますね。

　先発マエケンは立ち上がりこそ走者を背負いましたが、3,4回と三者凡退に抑えていたので調子が乗ってきたと思った直後の5回に一気に崩れてしまいました。もしかしたら勝ちを意識してしまったのかもしれませんね。宮本に四球を与えた辺りから球が高目に浮いていたことから、冷静さを失って投げ急いだかもしれませんね。この悔しさを次回登板に活かしてほしいですね。
　6回以降は、岸本、横山、シュルツ、永川、梅津、上野の投手リレーで無失点に抑えたことは、中継ぎ陣が充実している証拠です。これで先発陣が安定してくれれば、言うことなしですけどね。
　先発といえば、ルイスが登録抹消されました。見た瞬間、ビックリしました。どうやら、疲労が溜まっているため、少し休養を与えるようです。たぶん1回先発を飛ばすのでしょう。考えて見れば、これまでフル回転していましたから、当然ですね。万全の状態で戻ってきたください。