宮応かつゆきの日本改革ブログ

●日本共産党
総選挙で市民と野党の共闘で政権交代を、共産党の躍進をめざします。

「日本国民の利益を代表する勢力に国の権力を移す」ことについてー日本共産党綱領から

2020年07月27日 | 野党連合政権への展望

 日本共産党綱領第4章第13節は、「現在、日本社会が必要とする民主的改革の主要な内容として、次の分野について具体的に述べています。以下、分野別の項目だけの紹介にとどめさせていただきます。

【国の独立・安全保障・外交の分野で】

【憲法と民主主義の分野で】

【経済的民主主義の分野で】

 次ぎに、「日本国民の利益を代表する勢力」について、「綱領」の考えを第14節から紹介させていただいます。

「(14)民主主義的な変革は、労働者、勤労市民、農漁民、中小企業家、知識人、女性、青年、学生など、独立、民主主義、平和、生活向上を求めるすべての人びとを結集した統一戦線によって、実現される」

「統一戦線は、反動的党派とたたかいながら、民主的党派、各分野の諸団体、民主的な人びととの共同と団結をかためることによってつくりあげられ、成長・発展する。当面のさしせまった任務にもとづく共同と団結は、世界観や歴史観、宗教的信条の違いをこえて、推進されなければならない」

「日本共産党は、国民的な共同と団結をめざすこの運動で、先頭にたって推進する役割を果たさなければならない。日本共産党が、高い政治的、理論的な力量と、労働者をはじめ国民諸階層と広く深く結びついた強大な組織力をもって発展することは、統一戦線の発展のための決定的な条件となる」

~中略~

「日本共産党と統一戦線の勢力が、国民多数の支持を得て、国会で安定した過半数を占めるならば、統一戦線の政府・民主連合政府をつくることができる。日本共産党は、『国民が主人公』を一貫した信条として活動してきた政党として、国会の多数の支持を得て民主連合政府をつくるために奮闘する」

【さしあたって一致できる目標の範囲での統一戦線政府】

「統一戦線の発展の過程では、民主的改革の内容の主要点のすべてではないが、いくつかの目標では一致しその一致点にもとづく統一戦線の条件が生まれるという場合も起こりうる。党は、その場合でも、その共同が国民の利益にこたえ、現在の反動支配を打破してゆくのに役立つかぎり、さしあたって一致できる目標の範囲で統一戦線を形成し、統一戦線の政府をつくるために力をつくす」

~中略~

「このたたかいは、政府の樹立をもって終わるものではない。引き続く前進のなかで、民主勢力の統一と国民的なたたかいを基礎に、統一戦線の政府が国の機構の全体を名実ともに掌握し、行政の諸機構が新しい国民的な諸政策の担い手となることが、重要な意義をもってくる」

「民主連合政府は、労働者、勤労市民、農漁民、中小企業家、知識人、女性、青年、学生など、国民諸階層・諸団体の民主連合に基盤をおき、日本の真の独立の回復と民主主義的変革を実行することによって、日本の新しい進路を開く任務をもった政権である」