8/3河北新報WEBで伝えておりました。
-学生が企業に新製品提案 青森の4大学-
青森県の学生が富士通の開放特許を基に新製品のアイデアを練り上げ、県内の中小企業に提案する県の「知財流通学生人財活用事業」が動きだした。学生の柔軟な発想を、県内企業の新たな事業展開につなげるのが狙い。県内4大学の学生チームが、どんな特許を使い、どんな商品・サービスを生み出すかイメージを膨らませている。
事業には青森公立大、青森大、青森中央学院大、八戸工大の各チームがエントリーした。富士通は開放特許として(1)炎のゆらぎを検知する出火検出技術(2)印刷画像へのコード埋め込み技術(3)電子郵便受け技術(4)光触媒チタンアパタイト技術-を提供。青森中央学院大が(2)、残る三つの大学は(4)の特許を選んだ。
青森市内で7月24日にあった第1回合同プレゼン・ブラッシュアップ会では、各チームが富士通の担当者や弁理士らを前にアイデアを披露した。
各チームは、光を受けて菌を分解するチタンアパタイトの特長を踏まえ「除菌や殺菌が必要となるのはどういった分野かを検討した」などと発表。生活用品へのチタンアパタイト技術の応用、説明書やゲームへのコード埋め込み技術の活用といった具体案を提示した。
専門家からは、製品化までのポイント、生産コスト管理、技術を生かす商品の絞り込み方、ネーミングなどに関するアドバイスを受けた。
各チームは提案内容を精査しながら8~9月、連携する中小企業を探し、製品化の可能性や技術的な課題などを検討する。10月の会合でさらにアイデアを磨き上げ、12月の地区大会で発表。最優秀チームは富士通が開く全国大会に出場する。
県新産業創造課は「学生の柔軟な発想力や感性を生かし、県内企業の事業化支援を図っていきたい」と説明する。
富士通は2012年に専修大、13年に埼玉大と特許活用の交流事業を実施した。今後、埼玉大の提案「二輪車盗難防止アラーム」を商品化する予定という。本年度は事業への参加要請があった青森、東京、千葉などの10大学が新製品のアイデアを練り上げている。
-引用終わり-
このような動きは大変良いと思います。アイデアの評価、社会貢献の視点、具体的事業化など本来の大学の柔軟性が発揮されることでしょう。
多分、経験だけがものを言う時代と違う時代が来ています。
-学生が企業に新製品提案 青森の4大学-
青森県の学生が富士通の開放特許を基に新製品のアイデアを練り上げ、県内の中小企業に提案する県の「知財流通学生人財活用事業」が動きだした。学生の柔軟な発想を、県内企業の新たな事業展開につなげるのが狙い。県内4大学の学生チームが、どんな特許を使い、どんな商品・サービスを生み出すかイメージを膨らませている。
事業には青森公立大、青森大、青森中央学院大、八戸工大の各チームがエントリーした。富士通は開放特許として(1)炎のゆらぎを検知する出火検出技術(2)印刷画像へのコード埋め込み技術(3)電子郵便受け技術(4)光触媒チタンアパタイト技術-を提供。青森中央学院大が(2)、残る三つの大学は(4)の特許を選んだ。
青森市内で7月24日にあった第1回合同プレゼン・ブラッシュアップ会では、各チームが富士通の担当者や弁理士らを前にアイデアを披露した。
各チームは、光を受けて菌を分解するチタンアパタイトの特長を踏まえ「除菌や殺菌が必要となるのはどういった分野かを検討した」などと発表。生活用品へのチタンアパタイト技術の応用、説明書やゲームへのコード埋め込み技術の活用といった具体案を提示した。
専門家からは、製品化までのポイント、生産コスト管理、技術を生かす商品の絞り込み方、ネーミングなどに関するアドバイスを受けた。
各チームは提案内容を精査しながら8~9月、連携する中小企業を探し、製品化の可能性や技術的な課題などを検討する。10月の会合でさらにアイデアを磨き上げ、12月の地区大会で発表。最優秀チームは富士通が開く全国大会に出場する。
県新産業創造課は「学生の柔軟な発想力や感性を生かし、県内企業の事業化支援を図っていきたい」と説明する。
富士通は2012年に専修大、13年に埼玉大と特許活用の交流事業を実施した。今後、埼玉大の提案「二輪車盗難防止アラーム」を商品化する予定という。本年度は事業への参加要請があった青森、東京、千葉などの10大学が新製品のアイデアを練り上げている。
-引用終わり-
このような動きは大変良いと思います。アイデアの評価、社会貢献の視点、具体的事業化など本来の大学の柔軟性が発揮されることでしょう。
多分、経験だけがものを言う時代と違う時代が来ています。