i氏の海外生活体験記

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エネ計画のパブリックコメント隠蔽

2014-05-25 11:16:39 | 大間原発の中間貯蔵化
5/25朝日新聞WEBで伝えておりました。

-「脱原発」意見、9割超 エネ計画のパブリックコメント-

 安倍内閣が4月に閣議決定したエネルギー基本計画をつくる際、国民に意見を募った「パブリックコメント」で、脱原発を求める意見が9割を超えていた可能性があることがわかった。朝日新聞が経済産業省に情報公開を求め、開示された分について原発への賛否を集計した。経産省は、そうした意見をほとんど反映しないまま、基本計画で原発を「重要なベースロード電源」と位置づけた。

 経産省が昨年12月6日に示した基本計画の原案に対し、対象の1カ月間にメールやファクスなどで約1万9千件の意見が集まった。経産省は2月に代表的な意見を発表したが、原発への賛否は集計しなかった。

 朝日新聞はすべての意見の公開を求め、経産省は、個人情報保護のために名前を消す作業が終わった2109件分のメール(2301ページ)を開示した。受け付け順で開示したとしており、残りの開示の可否は9月までに決めるという。

-引用終わり-

朝日のカウンターパンチですね。大飯原発の判決の後で非常に効果がありましょう。

つまり「原発再稼働すべき」という理由に「貿易赤字」「環境配慮」「エネルギーの安定供給」が賛成コメントで挙げられていますが、結果的に裁判ではこの残り1割分も全否定した形です。

政府は先の「吉田調書」の開示の件といい、意図的誘導がバレてきましたね。それにしても残りの開示の可否も9月までに決める?という遅さは一体何なんでしょう。

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