5/22HOTNAMが伝えておりました。
-越中国防相会談で何が話されたのか――越国防大臣に聞く-
5月20日午後、第8回ASEAN国防相会議(ADMM-8)に出席していたPhung Quang Thanh国防大臣が、メディアの取材に応じた。
Q: 今回の会議にあわせ、中国国防相と会談されていますが、どのような内容だったのでしょうか?
A: 19日午後に、常万全国防相と会談し、これまで良好に発展してきた二国間の国防協力など幾つかの問題を話し合いました。
非常に残念なことに現在は、中国がベトナムの排他的経済水域・大陸棚に石油リグを設置し、地域を心配させ、ベトナム国民に憤りを呼んでいます。中国側には率直に、南シナ海の平和、安定、安全保障、航海・航空の安全のために、国連海洋法条約や南シナ海行動宣言(DOC)などを含む国際法を尊重し、平和的手段を用いて、主権防衛に闘うとベトナムの考えを伝えました。
中国側には、ベトナムは海洋警察また漁業監視隊の船舶しか使わず、この海域で活動する漁師達と連携して、主権を防衛すると伝えています。ベトナムは航空機やミサイル艦、砲艦、特殊部隊などを用いて、中国の石油リグを破壊するなど武力は使いません。
そのため中国側にも、極力自制し、砲艦やミサイル艦、航空機は用いず、任務に当たるベトナムの船舶に体当たりしたり、放水したりしないよう求めました。
また中国側には、ベトナムは主権、領土を守るが、平和的環境、国内の政治・社会的安定も守り、包括的戦略パートナーシップの精神に則り、引き続き中国と友好、団結していきたいとも伝えています。
Q: これに対し中国の反応は?
A: 中国はやはり、異なる考えを持っています。中国はあくまで、石油リグは中国海域に設置しているもので、ベトナムが妨害しているのだと。しかし私はこれに対し即座に、国連海洋法条約に照らしベトナムの排他的経済水域・大陸棚だと述べ、一方的な行動を慎み、ベトナムと話し合って解決することを求めました。
現在両国には、海上協力の問題を解決する交渉という重要な仕組みがあります。中国側には、早期に石油リグを撤退させ、この海で漁師達が安心して漁ができるような日常を取り戻すことを求めています。
-引用終わり-
下線の部分が重要です。ベトナムは軍部隊を使っていなかったのですね。
-越中国防相会談で何が話されたのか――越国防大臣に聞く-
5月20日午後、第8回ASEAN国防相会議(ADMM-8)に出席していたPhung Quang Thanh国防大臣が、メディアの取材に応じた。
Q: 今回の会議にあわせ、中国国防相と会談されていますが、どのような内容だったのでしょうか?
A: 19日午後に、常万全国防相と会談し、これまで良好に発展してきた二国間の国防協力など幾つかの問題を話し合いました。
非常に残念なことに現在は、中国がベトナムの排他的経済水域・大陸棚に石油リグを設置し、地域を心配させ、ベトナム国民に憤りを呼んでいます。中国側には率直に、南シナ海の平和、安定、安全保障、航海・航空の安全のために、国連海洋法条約や南シナ海行動宣言(DOC)などを含む国際法を尊重し、平和的手段を用いて、主権防衛に闘うとベトナムの考えを伝えました。
中国側には、ベトナムは海洋警察また漁業監視隊の船舶しか使わず、この海域で活動する漁師達と連携して、主権を防衛すると伝えています。ベトナムは航空機やミサイル艦、砲艦、特殊部隊などを用いて、中国の石油リグを破壊するなど武力は使いません。
そのため中国側にも、極力自制し、砲艦やミサイル艦、航空機は用いず、任務に当たるベトナムの船舶に体当たりしたり、放水したりしないよう求めました。
また中国側には、ベトナムは主権、領土を守るが、平和的環境、国内の政治・社会的安定も守り、包括的戦略パートナーシップの精神に則り、引き続き中国と友好、団結していきたいとも伝えています。
Q: これに対し中国の反応は?
A: 中国はやはり、異なる考えを持っています。中国はあくまで、石油リグは中国海域に設置しているもので、ベトナムが妨害しているのだと。しかし私はこれに対し即座に、国連海洋法条約に照らしベトナムの排他的経済水域・大陸棚だと述べ、一方的な行動を慎み、ベトナムと話し合って解決することを求めました。
現在両国には、海上協力の問題を解決する交渉という重要な仕組みがあります。中国側には、早期に石油リグを撤退させ、この海で漁師達が安心して漁ができるような日常を取り戻すことを求めています。
-引用終わり-
下線の部分が重要です。ベトナムは軍部隊を使っていなかったのですね。